富良野&美瑛の絶景ドライビン。
恋人とともに、富良野と美瑛と旭川に行ってきた。
わたしが、とても美瑛に行きたかったからだ。
それはわたしが偏頭痛を患うようになり、脳神経外科へかかったときのこと、
待合室で、とある写真集に出会った。
それは、前田真三というひとの美瑛の丘を写した写真集であった。
あまりにすてきな風景に感動した。
それ以来、ずっと美瑛に行ってみたいと思っていたのだ。
美瑛は、カメラマンにとって、非常に魅力的な街です。
なだらかな丘陵が描き出す、広大なパッチワークの大地は、
見るものを魅了します。すごく、すごく美しいのです。
まさに、北海道の象徴とも言うべきところです。
心が洗われるような景色がずーーぅっと広がっています。最初にわたしたちが向かったのは、
その写真集を撮影した
前田真三氏の写真館
「拓真館」です。
小学校を改築した写真館には、
美しい写真で飾られていました。
自然は、こんなに美しいものだったんだ、と改めて実感。
となりの庭には、小さなお花畑があり、建物の後ろには、
美瑛の美しい丘陵が広がっていました。
その後は、CMで使われたという木々たちをながめるため、街中をぐるぐる。
車のCMやら、たばこのCMやらに使われた風景が、観光地になっているんです。
この木は、たばこのCMに使われていたそうです。
木のたもとで家族がたわむれていて、ほほえましい光景でした。
さんざん自然を満喫した後は、
北海道第2の都市、旭川でショッピング。
駅前にひろーい遊歩道があり、
そこがショッピングゾーンになっているのです。
ここでは、大道芸人フェスティバルが開かれており、
至るところで大道芸が繰り広げられていた。特にすてきだったのが、このおぢさん。
背中にたいことシンバルを背負い、
ひとりでバンド演奏をするのです!
このおぢさん、日本語ぺらぺらで、
トークはおもしろいし、
パフォーマンスは本格的だし、
まさに、「エンターテイナー」と呼ぶにふさわしい
すばらしいひとでした。
そして、もうひとり、すばらしいひとに出会いました。
出会いはSUPER HAKKAでわたしが花柄のTシャツに心を奪われていたとき。
さりげなく声をかけてくれたのが、その店員さんでした。
しつこすぎず、的確なおすすめ、そして、すごくフレンドリー。
わたしはそのひとの接客に引き込まれてしまいました。
もう、とにかく、スーパーハイテンション。
思わずおすすめを買わずにいられないほど、おねーさんはおもしろかった!!
おねーさんのマシンガントーク、わたしと恋人は腹を抱えて笑った。
恋人も
「こんなにたのしいお買い物は初めてだー」
と言っており、このおねーさんに会うために旭川へきたんだなあ、
と2人で納得した。
旭川のSUPER HAKKAはすごいです。
おねーさんにまた会いたいなあ。
さて、次の日。
今度は富良野へ向かう。
道すがら、ラベンダーが見られるかなあ、と思っていましたが、
今年は寒かったせいか、まっっったく咲いておらず、全滅。ぎゃふん。
まずは、上富良野町にある、後藤純男美術館へ。
日本風景画の巨匠で、迫力満点の大きな風景画が有名です。
数年前、札幌の美術館でこのひとの絵を見て感激し、
美術館に通うようになったので、
わたしにとっては思い出深いひとなのです。
久々に見ると、あのときの感動がよみがえってきました。
まるで浮き上がってくるような、
立体的かつ叙情的な絵の世界に引き込まれました。
恋人も、とても感動していました。
とってもよいものを見ました。
富良野といえば、「北の国から」が有名ですが、
わたしは一度も見たことがありません。
富良野の最大の目的は、「アンパンマンショップ」!
その名の通り、アンパンマングッズがたくさん売っているお店です。
うじゃうじゃいるこどもたちに混じり、
わたしもおおはしゃぎしました。
お庭に石のキャラクターが
いっぱいいるんですよー。かわいーい。
これは、どきんちゃんを捕らえるの図。
いい歳こいて、こんなことしてきました。
ただのお店なのかと思いきや、
二階は、作者やなせたかし氏のギャラリーになってて、
大人もたのしめます。
色使いがとってもきれいで、
夢のある絵がたっくさんありました。
すてきーーー。
後藤純男美術館とは対照的でした。
ここでわたしは、ロールパンナちゃんが気に入って、
かぎにつけるためのキーホルダーを買ってきました。
ロールパンナちゃんだけが、
際立ってスタイリッシュでかっこよかったんです。
ちなみに、メロンパンナちゃんの妹なのだそうです。
ひとめぼれ。
あと、おみやげに、ふらのジャムを買いました。
ジャムの工房が隣接されているんですね。
コクがあって、まろやかで美味です。
このジャムをかけたアイスクリームも食べることができます。
すごくおいしかったですよ。
最後に新得でそばを食べ、この旅は終了。
北海道って、やっぱりスバラシイ。
つくづく、北海道で生まれ、育ち、住んでてよかったなあ、と思いました。
かなりの長旅で疲れたけれど、よい思い出になりました。
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