えんむすび。
ジャングルさんとは、かれこれ長いつきあいになります。
小樽で会って、
小樽と帯広で遠距離になって、
今度は名古屋と帯広で遠距離になって、
そのつぎは、名古屋とロンドンで、短期間だけ遠距離になって、
いま、やっとおちついたところです。ふー。
小樽と帯広は、同じ北海道内だけど、車で5時間の距離だし、
名古屋と帯広なんて、1日1便しか飛行機とんでないからさ、
札幌とか、東京とかで、無理やり会うしかなかったし、
名古屋とロンドンは、ものすごい時差があったから、電話も大変でした。
ふつう、そんだけ遠距離だったら、近くでいいひとさがすでしょ、
と、わたしは思います。
お金もかかるしさー。
お互いに、全然モテなかったことと、
ジャングルさんが、器の大きい男だったことが、
長く続いた理由だと思いますが、
もうひとつ、わたしが信じていることがあります。
それは、出雲大社のえんむすびのお守りです。
前の会社で同期だったたえちゃんが、島根県の出身で、
「ぜひ、島根県に行きたい!」
とわがままを言って、たえちゃんの実家に遊びに行かせてもらったことがありました。
たえちゃんのパパとママが、すばらしいプランを立ててくれたこともあり、
ものすごくいい旅だったので、
未だに島根は、すてきなところとしてインプットされています。
たえちゃんが、
「出雲大社のえんむすびのお守りは、とにかく効果がある。すごい。」
というので、
着いてからすぐに、出雲大社へ行き、お守りを買いました。
「アナタ、つきあってるひといるでしょ」
とつっこまれたのですが、
そのとき、ジャングルさんと遠距離になることが決定していたので、
「ほかのいいひととも、縁をむすびたいのです!」
とかなんとか、めちゃくちゃなことを言って、
たえちゃんとおかーさんに呆れられたことを覚えています。
それ以来、わたしは化粧品のポーチに入れて、何年も持ち歩いています。
帯広に行っても、名古屋に行っても、
ロンドンに行っても、東京にきても、ずっと。
正直なところ、おまもりって、買ったはいいけど、
その後どうしたらいいのかわからなくて、
ただ、入れっぱなしになっていただけなのですが、
ある日、
「もしかしたら、ジャングルさんと続いているのは、
このおまもりの効果なのかもしれない…」
と気づいてからは、出雲大社のパワーをありがたく思うようになりました。
またいつか、出雲大社に行って、2代目えんむすびお守りを買うまで、
初代を大事に持ち歩こうと思います。
もし、すてきなひととのえんむすびを望んでいるのなら、
出雲大社におまいりに行くといいかもね。
あ、でも、必ず出会いがある、っていう保証はできないけど…。
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