きつねにつままれる。
昨日の夜から、なんだかのどがおかしい。
のどがつまっているようなかんじで、
すごく苦しい。
眠れば治るかと思い、眠ってみたが、
朝になっても状態は変わらない。
朝ごはんを食べれば治るかと思ったのだが、
パンを丸呑みしても治らない。
午前中からおでかけをして、昼寝をしようと思ったら、
とうとう苦しすぎて、吐き気がおそってきた。
けれど、わたしははくことがとってもこわいので、
うーん、どうしたものか、とうろうろしていたところ、
母親に見つかった。
事情を説明すると、
「咽喉科に行きなさい」
と強く言われ、
わたしも明日の仕事に支障をきたすことは避けたかったので、
しぶしぶ病院へ行った。
医師の診断は、たったひとこと。
「扁桃腺がはれてますね」
えー、ちょっとまってまって。
この苦しさはそういうんじゃないと思うよ、おいおい。
でも、押しの弱いわたしは、その場で医師に反論することができず、
結局のどをやかれて診察は終了してしまった。
苦しさに、痛みがプラスされた。
待合室で母に会ってから、わたしは地団駄をふんで、悔しがった。
「ちがうよぅ、そういう苦しさとはちがうもん、
ぜったい何かが喉にひっかかってるんだよぅ」
熱もなく、かぜ特有ののどの痛みでもないのに、
かぜ薬まで処方されてしまった。
こんなに納得のいかない診療は初めてであった。
これでいいのか?ほんとうに治るのか??
わたしの脳内には、多数の疑問符が浮かんでいたが、
それでも、食後に処方された薬を服用してしまう律儀な部分は
弱さではなく、素直さのあらわれだと信じたい。
「きつねにつままれる」というのは、
まさしくこういう状況をいうのだなァ、と、
しみじみと感じた。
わたしののどには、まだ何かがひっかかっている。
- 関連記事
-
- はじめてしたこと4連発。 (2005/06/14)
- お弁当のこと。 (2005/06/12)
- きつねにつままれる。 (2005/06/10)
- ツイてないけど、ツイてた一日。 (2005/06/09)
- しゅうまいとみのもんたの逆襲。 (2005/06/02)