ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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きつねにつままれる。

昨日の夜から、なんだかのどがおかしい。
のどがつまっているようなかんじで、
すごく苦しい。

眠れば治るかと思い、眠ってみたが、
朝になっても状態は変わらない。

朝ごはんを食べれば治るかと思ったのだが、
パンを丸呑みしても治らない。

午前中からおでかけをして、昼寝をしようと思ったら、
とうとう苦しすぎて、吐き気がおそってきた。
けれど、わたしははくことがとってもこわいので、
うーん、どうしたものか、とうろうろしていたところ、
母親に見つかった。

事情を説明すると、
「咽喉科に行きなさい」
と強く言われ、
わたしも明日の仕事に支障をきたすことは避けたかったので、
しぶしぶ病院へ行った。

医師の診断は、たったひとこと。
「扁桃腺がはれてますね」
えー、ちょっとまってまって。
この苦しさはそういうんじゃないと思うよ、おいおい。
でも、押しの弱いわたしは、その場で医師に反論することができず、
結局のどをやかれて診察は終了してしまった。
苦しさに、痛みがプラスされた。

待合室で母に会ってから、わたしは地団駄をふんで、悔しがった。
「ちがうよぅ、そういう苦しさとはちがうもん、
 ぜったい何かが喉にひっかかってるんだよぅ」
熱もなく、かぜ特有ののどの痛みでもないのに、
かぜ薬まで処方されてしまった。
こんなに納得のいかない診療は初めてであった。

これでいいのか?ほんとうに治るのか??
わたしの脳内には、多数の疑問符が浮かんでいたが、
それでも、食後に処方された薬を服用してしまう律儀な部分は
弱さではなく、素直さのあらわれだと信じたい。

「きつねにつままれる」というのは、
まさしくこういう状況をいうのだなァ、と、
しみじみと感じた。

わたしののどには、まだ何かがひっかかっている。

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