たまねぎ野郎。
ジャングルさんは、夏になり、ますます体重が減っている。
ジャングルさんの体重が減ると、わたしはとても悲しくなってしまう。
わたしは料理がきらいで、しかもヘタなので、
それが如実に反映されているような気がするし、
ジャングルさんのおかーさんに、申し訳ない気持ちでいっぱいになるから。
というわけで、ジャングルさんはおやつを食べることにしました。
太るために。体重を減らさないために。
太るために、寝る前におやつ食べるなんて、
なんてぜいたくな!
世の女性を敵にまわす行為ですよ。
その日のおやつは、プリングルスのサワークリーム&オニオン味。
ふとんのなかで、まんがを読みながら、かりかり食べています。
たまねぎのにおいがしたので、
「おい、たまねぎ野郎」
と呼びかけると、ジャングルさんは、若干悲しそうな目をして、
「おれ、むかしのあだ名が"たまねぎ野郎"だったんだ。」
というので、なぜなのか、問いただしたところ、
思いがけない答えが返ってきた。
「中学生くらいのころかなー。
友達に、
"たまねぎって、オニオンで何ていうの?"
ってきいちゃって、
"おいおい、自分で答え言ってるだろ"
って言われて、それからあだ名が"たまねぎ野郎"になったの」
すばらしく意味不明で支離滅裂すぎますね。
そりゃあ、たまねぎ野郎ですね。
「たぶんねー、そのとき寝ぼけてたんだと思うんだけど」
と言い訳していたが、
わたしにはわかる、それは寝ぼけていたせいじゃない。
覚醒時でも、そういうことを言う可能性を十二分に秘めているのが、
ジャングルさんというひとなのですよ、きみ。
というわけで、ジャングルさんは今日からたまねぎ野郎です。
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