ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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おしゃれさん。

それは、わたしがまだ引っ越すまえのこと。
友人とともに、札幌の街を歩いていたところ、
若いおんなのひとに、声をかけられた。

「すいませーん、○○っていう雑誌なんですが、
 写真をとらせていただけますか?」
と言う。
わたしもきいたことのある、若い女性向の雑誌である。
その女性は、わたしといっしょにいた友人だけをみつめ、
友人だけにアンケートを渡し、
友人だけの写真を撮った。

たしかにそのときのわたしは、
赤毛で、赤いバレエシューズをはき、
ひらひらのアジアンブラウスを着ていて、
ちょっと珍妙な格好をしていたし、
自分は決しておしゃれさんではないと思っていたのだけれど、
その事実によって、「わたしは正真正銘おしゃれさんではない」、ということを
さらにはっきりと自覚させられてしまった。
「わたしの写真、撮ってくんなかったよゥ」
と、帰ってから恋人に泣きついた。

友人は、身長、体重がほぼわたしと同じなので、
きっと洋服選びにも苦労するんだろうなあ
(わたしたちは、身長150cm未満)、
と思うのであるが、
どうしてか、おしゃれさんである。
派手ではないのに、地味ではない。
まさに「洗練された」ということばがぴったりしっくりくる。
何かがちがう。
でも、その何かがわからない。
おしゃれさんと、そうでないわたしとの境目は、一体何なんだろうか。
いくらファッション雑誌を読んでも、
いろんな洋服を買っても、
わたしの容姿、センスについて、
「これでよし」
という満足感を味わえない。
いったいどうしてなんだろう。
でも、おしゃれには、ルールはないので、
その理由は、自分で見つけなければならないのだけれど。

「だって、わたしはミクロなんだもん、かっこ悪く見えて当然よ」
と、一瞬思ったのだが、
やはりそれは言い訳にしかすぎなくて、
おしゃれさんかどうか、ということについては、体型は関係ない。
どんな体型であっても、自分をきちんと
「すてきだな」
と見せてしまうのが、真のおしゃれさんだから。
どんな体型であっても、それをすてきに見せるファッションがあるはずなのだ。

昨夜遅く、その友人からメールが届いた。
ほんとうに載っていた、という報告であった。
あの苦い思い出を呼び起こしてしまった。

おしゃれさんになることが、
いまのわたしの最大の目標です。

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