NHK教育テレビ フランス語会話
突然ですが、わたしはフランスがすきです。
っていうか、女性はみんな、フランスすきですよ。
「パリ症候群」っていう言葉もあるみたいだし。
ちなみに、これは、パリに憧れて行ってみたけれど、
言葉の壁やらなんやらで、鬱っぽくなってしまう
若い女性のことをさすらしい。
この言葉、見た瞬間、どきっとしました。
だって、わたし、もろ「パリ症候群候補生」だったんですもの。
フランスに憧れてはいるけれど、フランス語が話せるわけでなく、
鬱の気がある…。
初めてフランスに行ったのは、大学の卒業旅行のときでした。
わたしは、大学在学中に二度ほど、アメリカ、カナダに行ったことがあり、
小さな頃からアメリカ英語を習っていたこともあって、
「海外といえば、アメリカ文化!」という固定観念があったのですが、
初めてイギリスとフランスを訪れたときに、
「あー、これこれ、わたしが求めていたものは。」
と、文字通りカルチャーショックを受けました。
「北米とは、全然ちがう。わたしが目指してたのは、ここ。」
という強い思いがありました。
フランスのバラ色にどっぷり染まりたいと思った。
それ以来、フランスについて興味を持つようになったのですが、
その大きな理由が、フランスには、すてきな文化がたくさんあることです。
ファッション、アート、香水、料理、そして、アムール(愛)の国。
すべての文化のツボがつまっているといっても過言ではないでしょう。
だから、わたしのいまのところの生きる目標は、
「フランスで生活をする」ということなのです。
そして、そのフランスのすてきエッセンスを、日本に持ち込みたいのです。
どんなジャンルのエッセンスを選ぶか、
っていうことを、いま探している最中。
そんなわけで、
「渡航費用を貯めるには、ひとり暮らしなんてもったいない!」
と、実家へ帰ってきたわけなんですね。
とにかく。その「パリ症候群」という言葉を知って、
「やっぱフランス語を勉強してみようか…」と、しぶしぶ勉強を始めました。
「語学学習は、やっぱりNHK教育テレビでしょ」
ということで、月曜の深夜、わたしは教育テレビに釘付けです。
この「フランス語会話」と言う番組、なかなかどうしておもしろいんですよ。
語学だけではなくって、フランスの文化をたくさん紹介してくれるんです。
生きているフランスに触れることができて、
この番組がわたしにくれる時間は、とっても有意義です。
と、基本は、とってもスバラシイ番組なんですけれど、
笑えるポイントがいっぱいあるんです。
それが、また、さらにクセになるんですねー。
(わたしは変態か?)
まずはこちらをご覧ください。
これが、この番組のキャストなんですが、女性はすごく普通なのに、
男性3人がなんとなくおもしろいひとが揃ってます。
この所長、なんとなく、話し方と笑顔がおもしろいんです。
表情と口調が一定で機械的です。おもちゃみたいです。
的確に表現できない、自分の文才のなさを呪います。
で、彼は、秘書のメリーといいかんじになっていて、
時々はさまれるアバンチュールが、ますます笑いを誘うのです。
とにかく見てくれ。
それから、パトリス研究員は、NHKらしからぬ、異常なテンションの高さで、
本気で勉強しようとしている視聴者には、ちょっと手強いです。
今日もテレビの向こう側から出てくるんじゃないかと、
ちょっとびびりました。
そして、日本語超うまい。ただものじゃないね。
最後に長髪&おばんしばりのフレデリック研究員。
アンガールズの3人目のメンバーになれそうな雰囲気。
しかも地味にピアニストだったりします。
このひとたちは、この研究所で仲良くやっていけるのかなあ、
と、無駄な心配をしてしまう今日この頃です。
というわけで、みどころいっぱいのフランス語会話は、
毎週月曜夜11時25分からの放送です。
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