部屋さがしの旅。
東京から帰ってきました。
これほどまでに、経済的にも精神的にもタイトな旅はなかったです。
遊ぶために行ったわけではないから、当然か。
名古屋と東京の往復には、高速バスを使いました。
片道、6時間です。ええ、6時間です。
それでも、新幹線の半額なので、がまんです。
6時間もバスに揺られるなんて、想像できないーと思ってましたが。
途中、2、3回休憩が入り、
その間に外の空気を吸うことができたり、
SAの名物や、みやげ物を物色できたりするたのしみもあったので、
それほど長くは感じませんでした。
ただし、週末の夕方などは、渋滞するので、
ひどいときには何時間も遅れたりするそうです。
というわけで、本当に時間がある方じゃないと、おすすめできないわね。
さて。
着いたら即、不動産屋さんをめぐります。
わたしたちには時間もないし、週末だったので、
あらかじめ、不動産屋さんを予約しておきました。
メールで、希望条件と、来店時間を伝えておくのです。
すると、スムーズに営業さんが話をしてくれ、
さらに希望通りの物件を用意しておいてくれます。
これだけで、待ち時間がぐっと短縮されます。
条件をかなり絞り込んでいたことと、
予算をがっちり決めていたこともよかったのですが、
かなりの量の物件をネットで予習していたことも
即決できたポイントだったと思います。
その街の大体の相場を把握しておき、相当数の物件情報を見たので、
内見しなくても、だいたい
「これはたくさんの不動産やさんで扱ってたから、人気ないやつだ」
とか、わかるわけです。
また、家賃だけではなく、
敷金・礼金は何か月分なのか、
クリーニング料や、保険料や、カギ交換費用がいくらかかるのか、
買い物、海、都心へ出る交通費はどのくらいかかるのか、
などなど、総体的な金額で考えました。
よく「敷金・礼金不要!」とか、「仲介手数料半額!」とか、
初期費用の安さをウリにしているところもありますが、
実際にそういうところで見積もりを出してもらうと、
意外と安くはありませんでした。
クリーニング代を請求されるうえ、さらに後で敷金の入金が必要らしく、
保険代も、ほかのところの倍以上高かった。
やっぱり、見えないところで、不動産屋さんは、ちゃんと儲けています。
部屋が決まったあとも、海を見に行ったくらいで、
豪華な食事をするでもなく、ショッピングをするでもなく、
日の当たらないウィークリーマンションの一室で休むか、
ネットカフェで引越し屋の見積もりをとったり、
仕事を探したりしていました。
これが、今年のわたしたちのバレンタインデー前後の過ごし方でした。
今の努力が来年実を結ぶことを期待して、
これからの生活が明るくなることを信じて、
荷造りしたいと思います。
「引き寄せる」と念じてたら、ほんとにいい部屋がみつかったので、
仕事も同様に、引き寄せたいと思います。
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