きらいになったもの。
毎日満員電車に乗るようになってから、
だいっきらいになったもの、3つ。
ひとつめ。
新聞紙。
おっさんは、どうして混んだ電車のなかで新聞を読むのか。
一応まわりを気にしてるのか、半分くらいにたたんで読んでるけど、
次の面をめくる、あの「ばささっ、ばさささっっ」っていう音を
耳元でたてられると、相当不快です。
それに、わたしの顔に、新聞、刺さってます。
本人は気づいてないんでしょうけれど。
ふたつめ。
ファー。
ファーがついたフードつきのコートを着て、満員電車に乗るひとは、
一体何を考えているんだろう、と思う。
そのフードをかぶるならともかく、
背中にファーがふわふわしてても、あったかくないじゃないか。
ふさふさした毛が、わたしの顔を直撃するので、
その不快感に身の毛がよだち、呼吸困難になります。
わたしはあれでパニックを起こしました。
みっつめ。
長い傘。
あいつで何度刺されたことか。
しかも、雨の日は、他人の傘でずぼんをびしょびしょにされる。
…密着せざるをえない状況に、あのびしょびしょした傘を持ち込むとは。
わたしには理解できない。
この3つだけじゃなく、
本当は、きらいなものがすごくすごく多くて、
ありとあらゆる些細なものにぐったりして生きています。
恋人が同情するくらい、いろんなものに疲れます。
自分でも、こんなにきらいなものが多いと、
生きているうえで、かなり損をしていると思います。
こんなにくだらないものたちさえも本気で嫌悪できる自分は、
もしかしたら、超ウルトラ級のマゾヒストかもしれません。
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