めがね
お正月、ゆきちゃんに会って、このDVDをもらった。
ゆきちゃんは、以前、わたしにかもめ食堂のDVDをくれたひと。
かもめ食堂のときも、
「これ、すごくいいからー」
と強力にpushしながら手渡してくれたものですが、
この作品のときも同様で、
「すごーくいいからーー」
と絶賛していた。
結論は、かなりよかった、です。
かもめ食堂と比較すると、こっちのほうが、圧倒的にのんびりしてて、
おもしろい、というよりも、和む。とことん和む。
タエコは、ふらりとやってきた与論島で、ハマダという宿に泊まります。
そこで出会ったのが、
宿の主人のゆうじさん、
春になったらやってきて、かき氷のお店を出すさくらさん、
生物の先生のハルナさん。
みんな超個性的。
初めは、このメンバーになじめずにいるのですが、
タエコを追いかけてやってきたヨモギくんも加わって、
徐々に、「たそがれ」が上手になってくるのです。
美しい海辺、
おいしそうなハマダのごはん。
これを見て、リラックスできないひとはいないでしょう。
たそがれたいときとか、
晴れた日の午後、お家でお昼寝するときとかにぴったり。
ジャングルさんに見せたら、
「これを見ながらお昼寝すると、よく眠れる」
だそうです。
わたしも、休日のたびに、見たくなってしまう。
この作品から影響を受けたことがいくつかあって、
そのうちのひとつが、梅干を食べるようになったことです。
「梅はその日の難逃れ」というセリフがあります。
梅干を朝に食べると、その日一日災難をまぬがれるのだそうです。
食べなかったタエコさんは、大変なことになっていたので、
見たあと、梅干を食べたくなって、買ってきました。
あとは、メルシー体操が最高です。
なんだろう、あの摩訶不思議な体操。
それを、もたいまさこが無表情にやってるので、おもしろさ倍増でした。
もたいまさこの存在感って、本当にすごいと思う。
このメルシー体操の伴奏を着うたにしようと目論んでいます。
いつか、与論島にたそがれに行くのが夢です。
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