若気の至り。
Kさんと、飲みに行きました。
彼女は、高校のときの同級生で、
わたしの友人のなかで、最もすばらしい音楽的才能を持ったひとです。
いろいろ話していたら、あっという間に4時間が過ぎていて、
本当にびっくりしました。
こんなふうに、時間を忘れて酔っ払ってしまう、
ってことは、久しくなかったものですから。
やはり、飲み屋街から、歩いて帰れるっていうのは、すばらしいことだ。
「同級生」とか、「同期」という括りの友人は、なんとなく、特別です。
もちろん、名古屋にも、すきなひとはたくさんいるのですが、
歴史の深さがちがうし、
自分のいちばんはずかしいところを見られているからなのか、
安心感があります。
名古屋のひとたちからは、新しい刺激をもらっているのに対し、
古い友人とは、昔を振り返って、今の成長ぶりを確認する、
ということが多いような気がする。
どちらも自分にとっては、大切なことです。
特に、Kさんとは、10年前にいっしょにCDを作ったので、
真剣に向き合った分、いろんな思い出があります。
わたしは、記憶力が全然ないので、
いろんなことを忘れてしまっているのですが、
ななちゃんは、わたしが吐いた数々の暴言を覚えていて、
(もちろん、笑い話として、ね)
自分の傍若無人ぶりに、かなり驚きました。
いろんな言葉は、言ったほうより、言われたほうが、
しっかりくっきり覚えているものだということを再認識しました。
あの頃は、「一生懸命」と「協調性」のバランスがわからなかったのです。
本当にごめんなさい。
それにしても。
あのCDに収録されたKさんの曲は、
どれも美しい曲ばかりで、今でもしっかりと心に残っています。
それなのに、わたしの音痴でカタすぎる歌で、台無しです。
Kさん自身も気に入っているようなので、
もう一回、新たな気持ちで録りなおせたらよいね、
という話をしました。
今年、実現したいことが、また増えました。
- 関連記事