ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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イチゴさんが遊具から落下した件(無傷)。

おひさしぶりです、こんばんは。
ちょっとどうにも心がザワザワするので、ひさしぶりにブログで吐き出そうと思います。

今日、天気もよくてあったかかったので、子供たちを公園に連れていきました。
イチゴさんの低身長が心配なので、
外遊びをすることで、なるべく成長ホルモンの分泌を促そうと思って、
限界まで公園につきあうことにしています。

ジャングルさんは日曜日の今日もお仕事なので、
わたし一人で2人の子どもたちを連れて行く。

イチゴさんはもう5歳なので、わりとなんでも大丈夫だと思って、
2歳の次女リンゴさんばかりを見てたんですね。

そのときは、イチゴさんがすべり台をすべろうとしていて、
リンゴさんは砂場で砂遊びをしていた。
それなのに、わたしはリンゴさんの近くにいました。
それが失敗だった。
イチゴさんのことも見ていたつもりだったけど、ちょっと離れたところにいたのです。


ざわっと声がして、遊具の方を振り向くと、
イチゴさんが地面に寝た状態になってました。
とっさに、落ちたんだと気がついて、
その瞬間に悲鳴を上げて、イチゴさんに駆け寄った。

遊具の高さはわたしよりも高いので、160センチ近くあります。
そこからいきなり落ちたんです。


最初はびっくりして声が出なかったみたいだけど、抱っこしたらイチゴさんもすぐに泣いた。
わたしはパニック状態になったけど、
意識がはっきりしているのかどうか確かめるため、
「名前言える?」
ときいたら、しっかり名前を言えた。

その時、頭上から
「すみません!」
って声が聞こえたから、見上げたら小さい子を連れた男性がいて、
もしかして誰かに突き落とされたのかもしれないと思って、
「何が起こったんですか!?」
って叫んでしまった。
「足を踏み外して落ちたようです」
と言われて、あっ、突き落とされたんじゃないんだなって思ったけど、
ついキツイ口調になってしまったことをとても反省している。


イチゴさんに
「どこが痛い?」
ってきいたら「頭」って言うから、やっぱり頭を打ったようだ。
でも、頭は無傷で、出血しているわけでもなく、たんこぶもない。
「立てる?」
ってきいたら、すっくと立ったので、ケガもなさそう。
とりあえず安心。
ひとつもケガしてない。
まさかの全身無傷。
でも、落下直後に立たせるなんて、ちょっと無理をさせてしまったなと反省している。

無傷ではあるものの、わたしはものすごく動揺してた。
160センチとはいえ、けっこうな高さから落ちて、確実に頭を打った。

自分が的確な判断ができているのかどうか心配だったので、
つい、仕事中のジャングルさんに電話をかけてしまった。
ジャングルさんは冷静に、病院に連れて行くべきと主張するので、
まずは病院に電話をかけて、きいてみることにした。

日曜日なので、当番病院の小児科を調べて、電話をかけると、
「頭のレントゲンを撮ったり、必要ならCTで検査もするが、先生の判断による」
と言われる。
万が一のことがあっても、きちんと検査ができそうだ。
しかも、その病院は、わたしが行き慣れている場所にあるため、すぐに車で行ける。
受付時間まであまり余裕がなかったので、急いで向かった。


受付をすませると、すぐに看護婦さんの問診。
「何でもないとは思うのですが、一応心配で…」
と言うと、先生のお話聞いたら、おかあさんも安心できるでしょと
とても優しい言葉をかけてもらった。

診察してくれた先生も優しかった。
元気そうで、問題なさそうだけど、念の為頭蓋骨のレントゲンを撮りましょうということになった。


レントゲンの付き添いの看護師さんも、これまたやさしいひとだった。
「わたしにも子供がいるのでわかります。
 何でもなければそれでよいので、おかあさんの判断は間違ってないと思いますよ」
と言われて、泣いた。

小学生がいっぱいいて、危ないなとは思ったけれど、
小さい頃から来ている公園だし、イチゴさんは慎重だから大丈夫だろうと油断してしまった。
イチゴさんに本当にごめんなさいと思ったし、
そして、この程度でものすごく動揺している自分が情けなかったから。


レントゲンを見ても、頭蓋骨はなんでもなかった。
本当に無傷だった。
でも、念の為3日間は様子を見て、なにかおかしいと思ったらすぐに脳神経外科へ行くように言われた。

イチゴさんはとても元気で、ごはんももりもり食べたし、
病院で大丈夫とのお墨付きをいただいたものの、
わたしはまだ動揺している。
イチゴさんが落ちたところがフラッシュバックしてきて、
その度に心臓をムギューと掴まれるように苦しくなる。

今まで何事もなかったのは、本当に奇跡なんだなということ。
(今回も何事もなかったけど)
子どもたちの命は、自分にかかってるんだな、ということ。
そして、これから先ずっと、何回もこんな思いをするのかなっていう不安。
大げさだなと自分でも思うけど、いろいろ考えてしまった。


イチゴさんから、よーく話を聞いてみると、
「あのね、すべりだいをすべろうとしたら、下からおにーさんが登ってきたの。
 だからよけようとしたの、そしたら落ちちゃったの」
ということで、やっぱり小学生がいるところでは、絶対に目を離してはいけなかった。
自分のことだったら、
「こういうことを乗り越えて、大きくなるんだ」
ってなったのかもしれないけど、
親になってみると、ただただ心配すぎて、なんだかパーン!て破裂してしまいそうです。
自分が生きることもなかなか大変だけれど、
「見守る」っていうのも、本当に大変なことだ。

自分の行動を後悔する気持ちと、
パニックになってたときの自分の行動が正しかったのかということと、
イチゴさんが明日と明後日と、何事もなく大丈夫かなっていう心配が、
もう自分のなかで処理しきれなかったのでブログを書きました。
オチのない話でごめんなさい。

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