ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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おかーさんがきた。

こっちに帰ってきてから、すっかり不安定になって、
毎日泣いていました。

イチゴさんのことで不安でいっぱいなのに、
話し相手がいない、という孤独感と、
あらゆることにおいて、自分の要領の悪さ、
しようと思うことが全然進まないので、疲れきってしまい、
とにかく実家に帰りたくて帰りたくて、仕方がありませんでした。

そんななか、おとといからおかーさんが来てくれました。
来月から忙しくなるので、今のうちに行くわ、
と言って、ぽいっと来てくれました。

駅まで迎えに行こうと思っていたら、
あっという間にアパートの前まで来ていたので、すごくびっくりした。
連絡してよ…。

ジャングルさんもいないし、とにかく不安で仕方がない、
と言ってみたけれど、
「子どもを育てて家事をする、それがアンタの仕事でしょ」
と、フツーに言われ、
そうですよねー、と思いました。

おかーさんが来てからは、世界が変わりました。
なんという安心感、ゆったり感。
以前は、
「ジャングルさんが帰ってくるまで、あと何時間…、
 イチゴさんが寝てるうちにこれとこれをして…」
と、とにかく時間を有効に使えるよう頭をフル回転させてたけど、
おかーさんがいる間は、そんなことを考えなくてもよかった。

ずっと子守をしてくれるので、
一気に料理や掃除ができる。
ゆったり昼寝ができる。
実家から送ったダンボールを片付けることができる。
荷物を持ってもらえるから、買い物にも病院にも余裕で行ける。
イチゴさんを、ちゃんとかまってあげられてるのかな、っていう
罪悪感がなくなる。

いっしょに駅前のデパートに行って、
ベビー休憩室の雰囲気を下見してきた。
家で息がつまりそうになったら、
これからは、そこを拠点にしておでかけできる。

おかーさんは、イチゴさんのこととなると、
とにかくサイフがゆるゆるになる。
GAPでイチゴさんのずぼんを買い、
雑貨屋さんでイチゴさんのための食器を買い、
「母乳がよく出るように」
と、食料品を大量に買ってくれた。

イチゴさんをみてくれるひとがいる、というだけで、
一気に心が満たされた。
おかーさんが来てくれて、本当によかった。

出産後は、実家でゆっくり休むのもだいじだけど、
自分の家に帰ったあと、生活の基礎をつくるのも大事。
赤ちゃんのために片付けたり、お買いものの練習したり。
でも、赤ちゃんがいると、それがなかなかできないから、
家に帰ったあとのサポートも必要なんだなって思った。
出産前にどんなに準備をしておいても、
やってみないとわからないことってたくさんあるし、
男のひとが一人で生活すると、どうしても家は汚くなるからね…。


おかーさんはもう帰ってしまうけれど、
お家がけっこう片付いてきたので、お友達にも来てもらえるし、
近所のこどもセンターも9月から再開されるし、
みんなやさしいメールをくれるので、
これからはなんとかなると思う、たぶん。
みんなあそびにきてね。

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Tシャツ。

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歯。

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愚痴とお知らせ。

イチゴさんが、5時間も昼寝した…。
何回か起こしたんだけど、すぐ寝ちゃう。

そして、夜はいつもどおり、21時半ごろ寝た。

暑くて、夜に眠れていないみたい。
以前は、7時間とか、まとめて眠ってくれていたのに、
こっちに帰ってきてからは、3時間おきに泣きます。
疲れてるんだね、きっと。

エアコンはつけているものの、
温度を下げると寒いし、上げると暑いしで、寝苦しい。
毎日頭痛に悩んでます。
どうしたらいいものか。
暑いのは、キライよーー。


イチゴさんがやってきてから、
家の汚さが気になって仕方がない。
ほこりがものすごく気になるようになった。
早くきれいな部屋にしてあげたいんだけど、
日々の洗濯やごはんや掃除機かけるだけで精一杯で、
全然進まない。

ジャングルさんは、朝6時に家を出て、帰りは22時。
そして、土曜日も出勤なので、全然頼れないから、
自分でなんとかしなきゃって気持ちが空回って、
心が休まらない。
やれやれ。

ほりいさんに、
「家事はしないで、こどもを最優先にするのがコツだよ」
っておしえてもらって、
そっかーって納得したんだけど、
けっこうむずかしいね。


さて、イチゴさんの写真につきまして、
いろんなリスクを考慮して、
今後ブログに載せるときには限定公開にすることにします。
面識のある方にのみ、パスワードをお知らせするようにしたいと思います。

お手数ですが、わたしにご連絡いただければ、
折り返しパスワードをご連絡します。
メールアドレスは、このブログの左上に記載しています。
また、携帯電話のアドレスでも、ミクシィのメッセージでも、
skypeのテキストメッセージでもかまいません。

そんな手間をかけてまで見たくないわという方が大半だと思いますが、
いっしょに成長を見守っていただける優しい方がいらっしゃいましたら、
ぜひご連絡ください。
よろしくお願いします。

-

おもちゃ。

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新生活スタート。

帰ってきてから、数日が経過しました。

暑さと、エアコンの不自然な寒さ、
片付いていないホコリだらけの部屋、
大量の荷物、
ベビー用品の山、
壁の薄いアパートに響くイチゴさんのなき声と、
イチゴさんの様子を見ながらの家事。

なんか、もう、カオスです。
大混乱中です。

ジャングルさんは帰ってくるのが遅く、土曜日も仕事。
さらに、イチゴさんは、
「おかーさんじゃないとダメ!」
な時期に入ったらしく、
ジャングルさんが抱っこしても泣くので、
腰痛が一気に悪化してしまいました。

イチゴさんと二人っきりの1日を送ったあと、
浅い眠りのなかで、実家に帰った夢を何度も見ました。

実家が遠いのがとにかく不安。
もし、具合が悪くなったらどうしよう、
イチゴさんをかわいくなくなっちゃったらどうしよう、
イチゴさんになんかあったらどうしよう。
一人暮らしを始めたときよりも、ずっと不安。
どうしよう。

さすがに実家にいたときのようにかまってあげることはできないので、
テレビとベッドメリーと、ベビーラックにだいぶお世話になってます。
ますますオッサンみたいになってきている。

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里帰り終了。

ついに、イチゴさんは3ヶ月に突入します。
そして、里帰り終了…。

あっちでの生活は不安しかない。

暑さで体調崩すだろうし、
育児に疲れて、うつっぽくなるんだろうし、
いろんなトラブル発生しまくるんだろうな…。

………。

8月16日に羽田に到着し、
イチゴさんの都会生活スタートです。
お片づけ終わったら、みんなあそびにきてね。ね。


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寝起きを良くする方法の研究。

以前から、朝起きられないことについて、
深刻に悩んでました。

月に数回、目が覚めても、身体が金縛りのように動かなくて、
布団から起き上がれない日があります。
死ぬ気で起き上がって会社に行っても、
午前中は、全然仕事にならないし、
会話もできず、笑顔も作れず、かなり感じが悪いので、
そういう日は、あきらめて会社を遅刻してました。
その度に、自分はダメな人間だと落ち込んでいました。

本を読んでも、
「毎日同じ時間に起きる」
「早く寝る」
「起きたら光を浴びる」
とか、ふつうのことばかりで、
朝目が覚めても身体がうごかないときにどうすればよいのか、
なぜ寝起きが悪くなるのか、
ということの答えは出なかった。

温灸に出会って、冷えを改善したら、だいぶ調子がよくなり、
毎日欠かさずやっていたんですが、
妊娠してからは、できなくなってしまい、
出産後は、温灸をする時間もないので、
また、新たな方法を探さなくてはならない。

今度は赤ちゃんがいるので、
「身体が動かないから、午前中はあきらめて寝る!」
というわけにもいかない。
イチゴさんのために、
毎朝さわやかに起きるお手本にならなくてはならない。
これは、わたしにとってはかなりの大仕事。
どうしたらよいものか。
光目覚ましを試すという手段もあるけれど、
かなりいいお値段なので、最終手段にキープしておくこととして、
なるべくお金をかけずに改善できる方法を探したい。

再び図書館に通い、寝起きを良くする方法の研究を始めたところ、
この本に出会った。



早起きの本じゃなくて、骨盤の本。
この本は、あたらしい発見をたくさんくれました。

寝起きが悪いのは、眠りが浅いからであること、
眠りの深さは、骨盤が広がったり縮んだりする弾力性につながっていること、
そして、深い呼吸が、骨盤を動かすということ。

この「呼吸の深さ」というのは、
今までほとんど意識していませんでした。
呼吸を深くというのは、「ゆっくりと息を吐く」ということ。
わたしは大体いつも息をつめていて、
しっかり吐くということは、考えたこともありませんでした。

息を吐くことで、身体はゆるみます。
それができていないということは、
常に身体に力が入っているということ。
だから、首と肩のコリが尋常じゃなくひどかったのね。

早速、本に書いてあった脚上げと、腰椎3番をゆるめるストレッチを
1週間ほど続けました。
そして、日常生活でも、ゆっくりと息を吐くことを常に意識して、
特に、パソコンを使ったあと、使っている最中は、
ふーーっと大きめに息を吐くように気をつけました。

すると、確かに、朝すっきり起きられるようになりました。
眠くて眠くてどうしようもない、という日は、
今のところありません。

そして、以前は毎日必ず昼寝をしないと、頭がぼーっとしてましたが、
このストレッチをしてからは、昼寝がいらなくなりました。
睡眠時間が短くなった分、時間を有効に使えるようになったので、
できることが増えたのがうれしい。

これで、本当に動けない日がなくなるのかどうかは、
もう少し継続してみないとわかりませんが、
とにかく、この本のストレッチが効果があったことは確かです。

ほかにも、生理前に、パートナーと2人で行う脚上げのやり方もあって、
これは生理がきたら、ぜひやってみたいと思った。
いろんな身体の悩みについても書かれているので、
「特に悪いところはないんだけど、なんとなく調子が悪い」
っていうひとは、ぜひ読んでみてください。

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音楽の好み。

イチゴさん、おもちゃをにぎれるようになりました。

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ちょっとずつ、成長している。

このごろは、何かするとリアクションが返ってくるので、
だいぶおもしろくなってきました。

だれもいないときに、こっそり歌を聴かせてます。
歌うと、ハイテンションになり、
笑って喜んでくれます。
今までは、ひとりカラオケばかりでしたが、
イチゴさんは、最高のオーディエンスです。

童謡は歌っててもおもしろくないので、
自分が歌いたい歌を、you tubeの再生リストに入れて、
ジャンルごちゃまぜで歌ってるのですが、
Michael Jacksonの「Rock with you」を歌うと、ごきげんになり、
Kylie Minogueの「I Should Be So Lucky」は無反応。
Bette Midlerの「Rose」を歌うと、おちつくようですが、
Eric Claptonの「Change the world」は無反応。
一応好みがあるみたいです。

でも、もう少ししゃべれるようになったら、
いっしょに歌えるような童謡歌ってあげなきゃね…。

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母乳が出ないときにしたこと。

出産後、最大の悩みは、母乳のことでした。
こんなに悩むとは、思ってもみなかった。

どうしてこんなに悩むかというと、
助産師さんたちは、それぞれちがうことを言うので、
何が正しいか、わからなくなるのです。
そして、赤ちゃんのことを思えば思うほど、
「なんとか母乳を飲ませてあげたい!」
と、さらに悩んでしまうのです。

同じように悩むひとが他にもいるかもしれないので、
まとめておきます。

最初の頃は、母乳が出るかどうか以前に、
乳首が痛くてたまりませんでした。
両方とも、皮がむけて、出血していました。

これを改善するためには、保湿が必要とのことで、
助産師さんにランシノーという薬をすすめられました。



授乳後に毎回塗っていました。
授乳前にふき取る必要がないので、傷を治す軟膏を塗るよりもラクでした。

また、乳首が下着に触れるだけで、ものすごく痛かったので、
乳首にラップをはっていましたが、
助産師さんに、衛生的でないのでやめるよう言われ、
ガーゼで乳首用の円座を作ってくれました。
ガーゼをくるくる巻いて、太めのドーナツを作ります。
それを乳首にあてて、下着があたらないようにしていました。
これがいちばん痛みが和らぎました。

退院後も、母乳が増えないので、母乳外来をおしえてもらい、
おっぱいの状態を見てもらいました。
母乳も出てるし、乳首の形も問題ないので、
必ず出るようになります、と太鼓判をもらいました。
でも、母乳が十分に出るまで、2ヶ月くらいかかりました。
大体1ヶ月くらいで母乳が出るようになる、とネットで読んでいたので、
「1ヶ月過ぎても母乳が足りないのはなんで!?」
って思ってましたが、個人差があります。
乳首に問題がないなら、気長に母乳が出るようになるのを待ちます。

待ってる間は、いろんなことをしてました。

・おっぱいのマッサージ
 胸からおっぱいをはがすようにして、
 いろんな角度からぎゅうぎゅう押します。

・おっぱいをあっためる
 レンジで温める湯たんぽを胸にあてて、あっためました。

・肩こりを解消するためのストレッチ
 肩がこってると、母乳は出にくくなるようです。
 
・いっぱい食べて、いっぱい寝る
 母乳が出るようになると、自然に体重がおちていくらしいので、
 何も考えずにいっぱい食べて、たくさん昼寝してました。

・脂っこいもの、甘いものをやめる
 乳腺がつまることがあるそうなので、和食ばかり食べ、
 お菓子は控えていました。

・たんぽぽ茶を飲む
 母乳を出すためには、水分をたっぷりとる必要があるので、
 常にそばにおいて、こまめに飲んでいました。
 ティーライフのお茶は、飲みやすかったです。

 

 
とことん調べて、やることやったら、
あとは赤ちゃんにたくさんすってもらうしかありません。
泣くたびに、痛みをこらえて5分ずつ授乳してから、ミルクをあげました。
赤ちゃんは、そんなに長いこと吸いつづけられないので、
授乳の時間は、片方5分ずつでいいそうです。
イチゴさんは、5分ずつだと泣き叫んでいたので、
5分ずつを2セットくらい授乳してました。


世の中は、
「完全に母乳で育てないと!」
みたいな風潮があって、
「母乳オンリーじゃないといけないのかな…」
と、洗脳されかけましたが、
「ミルクと混合でいいやー」
と、考えるようになったころ、
ちゃんとおっぱいが張ってくるようになりました。
ときどき搾乳して、以前より出るようになったことを確認してから、
徐々にミルクの量を減らしていきました。

母乳については、
「いつか出るようになるさー」
とか、
「混合だったら、だんなさんに預けるときにラクだなー」
とか、
ゆったり考えるのがいいみたい。
おかーさんがストレスなく赤ちゃんをかわいがれることが、
いちばん大事みたいです。

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他人と比較しない考え方。

図書館でみつけて、気になったので、
この本も読みました。



「こんな女がいる、あんな女もいる」
という、極端な女の事例がたくさん載っています。

「どうしたらくらべないで幸せでいられるのか」
という結論については、
「今あるもので満足するしかない」
という、なんとも普通な答えで終わっていて、
その書き方も、かなりあっさりしていたので拍子抜けしてしまったのだけれど、
それなりに、考えさせられる本ではありました。

わたしは人と自分を比較して、思いっきり落ち込むことが得意です。
これは自信があります。
もう、ありとあらゆることをくらべて、
死にたくなるほど落ち込むことができます。
特技といってもいいくらい。

そんなわたしがこの本を読んで気がついたのは、
自分を他人をくらべるときに、
モノや経験など、目に見えるものだけを基準にしていたな、
ということ。
本当に自分がそうしたいのかどうか、っていう、
「自分の意思」を無視してたんじゃないかってこと。 

そのひとが持っているものは、自分も選択することはできたけど、
自分なりに考えて、ちがうほうを選んだ。
ほかのひとは、自分が選択しなかったほうを選んだ。
選んだときの考え方がちがっただけ。
ただ、それだけ。


たとえば。

妊娠する前は、
ともだちが妊娠したり、こどもが生まれたってきくと、
人生を追い越されたような気がしていた。
「こどもを産もう!」
って思ったことがなかったのに、なんとなく焦っていた。

ともだちが旅行に行った話をきくと、
「わたしはしばらく海外旅行に行ってないのに、うらやましい」
と思っていたけど、
海外に行くくらいなら、日本の高級レストランで食事をして、
高級ホテルに泊まったほうが何倍も有意義だ、
と思って、近場で贅沢することを選んでいたのは自分。

ずーっとひとつのところで、安定した仕事についているひとを
とても賢くてうらやましい、と思う。
でも。
いろんなところに引越しまくって、職歴が大変なことになったのも、
「会社でマジメに働くなんて、バカバカしい」
と思って、自分の都合だけを優先して仕事を選んだのも、
収入が減ってもいいから、勉強する時間がほしいと思って、
仕事をやめたのも、
全部、自分の意思だった。

おしゃれな子を見て、うらやましいって思ったけど、
おしゃれするよりも、もっと他のことにお金と時間を使いたい
って思ったから、わたしはおしゃれさんにならなかった。
本気で研究していたら、おしゃれさんになってたかもしれない。


たいていのことは、
「ほんとは自分もそうすることはできたけど、選ばなかっただけ」
なの。
もちろん、そうじゃないことだって、たくさんあるけど、
でも、こういうふうに考えれば、
比較のタネが、けっこう少なくなると思うの。

人と比較をするエネルギーを、
「自分の選択を後悔しないようにするには、どうしたらいいか」
ってことに費やせたら、
そこで初めて、くらべない幸せをみつけることができるのかもしれません。

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「大丈夫やで ~ばあちゃん助産師のお産と育児のはなし~」

図書館で、本を読む。

妊娠中、かなり図書館に通っていて、
妊娠に関する本を探していたんだけど、
なかなかみつけられなくて、
「妊娠、出産の本って、なかなかないんだな」
と思っていた。

が、育児書のコーナーに、そういう本がたーーーくさんあった。
わたしはどうやら探す棚を思いっきり間違えていたらしい。
やれやれ。

amazonでみつけて、読みたいと思ってたこの本を、
いまさらながら読んでみた。



日本最高齢、87歳の現役助産師さんが書いた本。
妊娠初期から出産後の育児のことまで、
幅広いアドバイスが書いてあって、
おばーちゃんのやさしい雰囲気が伝わってくる、
ほんわかしたエッセイのような本です。


なんかね、出産直後のことを思い出して、うるっときました。
妊娠中は、出産のこととか、本で読んでもよくわかんなかったし、
赤ちゃんが生まれてくることのすごさとか、全然わかんなかったけど、
今はわかるの。
胎動が激しかったこととか、
陣痛が弱くて長くて、しんどかったこととか、
全部、意味があって、
イチゴさんがおなかのなかから、わたしにメッセージを送ってたんだな、
っていうことが、
出産後にわかるようになった。
妊娠中は、自分のことしか考えてなかったけど、
出産後は、イチゴさんが世界の中心になったからだと思う。

陣痛が長すぎて、苦しすぎたことは忘れられないけど、
イチゴさんが元気に生まれて、ものすごく安心したこと、
イチゴさんのために、強くならないといけない、って思ったこと、
などなど、
生まれた直後に怒涛のように押し寄せてきた、
いろんな気持ちを思い出した。
大事なことって、すぐ見失っちゃうものですね。

「おかあさんは、手抜きしていい。
 赤ちゃんをかわいいと思うことが大事」

というようなことが書いてあって、
自分が思っていたことを肯定してもらったような気がして、
とても安心した。
家に帰って、切羽詰ったら、また読みたい。
妊娠中のひとにも、おすすめしたい本。

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デート。

本を読みに、モスバーガーに行った。
ライスバーガーの「海鮮かきあげ(塩だれ)」が、
発売からずーっとお気に入りです。

で、黙々と一人で読んでたら、
すぐ隣のテーブルに、高校生らしきカップルが着席した。
そういえば、もう夏休みだものね。

ラジオを聴くことにしたのだけれど、テーブルが近かったので、
聞きたくなくとも、二人の会話が耳に入ってきてしまう。

どうやら、2人はまだ、親しくなって日が浅いらしい。
そして、このあと映画を観にいくらしい。
さらに、男の子は、相当テンパっている模様。
やたら声が大きい。

「お、おれ、話したいこといろいろあるんだけど、
 女の子と話すとき、何しゃべったらいいのかわかんなんだよね。」

と言っている。
そんなこと、言わなくてもいいんじゃないか?
と、思ったが、女の子は大人でやさしい。

「えー、何でも話していいよー」

と答えていた。
わたしなら、
「何言ってんの!?」
と喝を入れてしまうところだが、
となりの女の子は、女神のようにやさしい。

わたしは男子を応援する気持ちになっていたのだが、
その後、あまり会話は盛り上がっていないっぽい。
そりゃそうだよね、男の子が思いっきりテンパってるんだもん。
と、思ったら。

「お、おれ、女の子と話すの苦手なんだよね…」

って、また言ってる!
だからね、それは言わなくてもいいんだってば!
女の子は女神のようにやさしいじゃないか。
緊張せず、もっとリラックスして!!
と、わたしが一生懸命応援していたら、
女神様は、

「ねえ、時間大丈夫?」

と、問いかけた。
どうやら女の子はもう食べ終わって、
男の子はまだ食べてるらしい。

「ごめん、ごめんね、おれ、食べるの遅いんだよね」

って言い訳しながら、さらに焦りまくる男子。
女子より食べるの遅いって…、相当のんびりやさんなのか!
がんばれ、急いで食べるんだ!
がんばって映画に間に合わせるんだ!!

なんとか食べ終わり、映画館に急ぐ2人。
男子はトレーを持って、女神様の後ろを歩いていく。

モスバーガーは、そのままトレーを置いたままでいいんだよ!
片付けなくてもいいんだから、早く映画館に急いで!!

と、わたしが心のなかで激しくつっこんでいたところ、
女神様が気づいた。

「トレーは置いたままでいいんだよ」

と、教えてあげる女神様に対し、男子はびっくりして、
せっかくカウンターまで持っていったのに、
「あ、そうなの?」
と言って、また席まで持って帰ってきた。

トレーなんて、カウンターに置いておけばいいんだから!
急いで!映画館に急いで!!

と、歯がゆい気持ちで男子と女神様を見送った。
ここまで読んでもらったのに、オチがなくてすみません。
ただ高校生を見ていただけなのに、
わたしはとってもハラハラして、とっても疲れた。
昔の要領が悪い自分を思い出したからだと思う。

何もかも要領が悪かったくせに、
やたら自信満々だった自分を思い出して、
ものすごく恥ずかしい!と思うことが、今でもある。
男子がそんな頃の自分と重なって、なんとなく複雑な気分になった。

昔にくらべて、今は生きるのがとてもラクだと感じる。
うるさすぎず、テンパりすぎないジャングルさんがいるし、
ぷくぷくイチゴさんに癒されるし、
いろんなことを経験して、まるくなった。
大人になって本当によかった。

イチゴさんも、学校に通って、自分の要領の悪さを知り、
悩みながら大人にならなきゃなんないのか、
と思うと、今から心配になる。
ジャングルさんに似て、とにかく「ぽわーん」と、生きてほしい。

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おなら。

イチゴさんのおならが止まらない。

抱っこしてたら、わたしの手にブー。
お風呂に入れたら、太ももの上でブー。
寝かしつけててもブー。
おむつを替えててもブブブー。

あんまりげっぷをしないから、
おならで空気を出してるらしいのですが、
わたしの食べ物に問題あるのかな、
と、心配になるほど、
ずっとオナラが発射されている。

大人なみの豪快さで放たれるオナラは、
本格的にクサいよ。
イチゴさん、ねえ、わかってる?



まあ、この顔見たら、許しちゃうんだけどさ。

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関係なくない。

突然ですが。

「アンタに関係ない!」

って言われたら、
なんて言い返したらいいと思いますか?


なんかね、関係ないって言われたら、
何を言っても仕方がないなと思って、
つい、黙っちゃうんだけど、
あとで思い返すと、
「キィー、あのときなんで、何も言い返さなかったのかしら!」
って、悔しい思いをするのです。

ジャングルさんにこのことについてきいてみたら、
「突然どうしたの?!」
とびっくりされましたが、

「おれも言われたことあるよ。
 ムカついたから、お茶にぞうきんしぼって、
 鼻くそ入れて出してやった。
 相手は何にも知らないで、『うまいなー』って言って飲んでたよ。
 あのときは若かったからね。」

とおしえてくれ、
その極悪非道ぶりに、わたしのほうがびっくりしたよ。
そういう仕返しじゃなくて、
反論の仕方をききたかったんだけど。

半沢直樹みたいに、正当なやり方で倍返しにしてやったら、
相当気分がいいんだろうな、
と思う今日このごろ。
わたしの心は歪んでいます。

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