ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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おやつ。

授乳中のため、甘いものを控えなくてはならない。
けっこう大変なことになるらしい。

でもね、帯広で、おやつを我慢するなんて、
ムリなのよ!
毎日のように、六花亭のおやつをいただくのよ!
おかんが、ちょっとなら大丈夫って誘惑するのよ!

今日も、おとんが箱にたっぷりつまった六花亭のおやつをもらってきた。
大平原を食べたい…。
でも、がまんしたよ………。

あー、出産前に、もっとおやつ食べとくんだった。
ケーキとか、ミスドとか、
重たいもの、食べとくんだったわ。

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出産の記録 その3

よれよれの状態で分娩台に上がり、
ジャングルさんがすぐ横で立ち会った。

いきむ、ということが、どういうことなのか、
全然わかっていなかったのだけれど、
陣痛の一番痛いときに、思いっきりふんばって、
お尻をつきだす、とのこと。

とりあえず助産師さんの言う通りやってみるものの、
陣痛が弱くて、うまくいかない。
分娩台に上がっても、陣痛は5分間隔だった。

横になってみたり、
助産師さんに足をかけたりして、
大変なことになりながらいきむ。
足にかけてたタオルも全部とれちゃって、
ジャングルさんに丸見え。
苦しいし、恥ずかしいし、何がなんだかわからなくなる。

1時間経ってもお産は進まず、
わたしの体力は限界に達する。
ついに、陣痛促進剤を使うことに。
陣痛が強くなったら、すごくいきみやすくなった。
いきむとは、こういうことだったのか。
痛いけど、陣痛が弱かったときよりも、
断然ラクになった。


そこからは、怒涛のスピードでお産が進む。
ようやく頭が出たときには、とにかく必死。
早くでてきてくれーー、と祈るような気持ち。
どうしても力が入って内股になる足を
お医者さんとジャングルさんに片方ずつおさえられ、
ああ、もうどうにでもなれ…と思った頃、
15時半に赤ちゃんの泣き声が聞こえた。
やっと終わった……、と放心状態で、
うれしいというより、ほっとした。

赤ちゃんが胸元に運ばれて、
一番最初に思ったことは、
こんなのがおなかから出てきたのか!!
という衝撃。
体重は、2647グラムと小さいけど、
思ってたよりも大きく見えた。

両親が分娩室に入り、
気がつけば、ジャングルさんの両親も
はるばる小樽からかけつけてくれていた!
分娩室に入る時間がわかったころ、
ジャングルさんが連絡してくれていたらしい。
「最高の母の日のプレゼントだわ」
と声をかけてくれた。
ジャングルさんのおとーさんは、
休みが不規則な仕事をしているのだけれど、
12日は、たまたまお休みだったらしい。
こうして、東京からくるジャングルさんと、
小樽から来たジャングルさんの両親を待って、
最高のタイミングで生まれてきてくれたわけだ。

赤ちゃんは、生まれたてにもかかわらず、
ぱっちりした目を開けていた。
誰に似てるか、よくわからなかったけど、
みんなかわいいって言ってたから、よかった。

分娩台に横になったまま、初めての授乳をする。
たったいま、生まれたばっかりなのに、
赤ちゃんは、完璧に、ぱくっと吸い付いた。
本能で、飲み方を知ってるらしい。
一発目から、ものすごい食いつきでした。

落ち着いてから、ジャングルさんに
出産に立ち会ったことについてきいてみた。
文字にしてもエグいけど、
その一部始終を間近で見ていたジャングルさんは
大丈夫だったのか、心配だったから。
そしたら、立ち会って本当によかった、
と言っていたので、安心した。
血を見るのを怖がっていたジャングルさんは、
立ち会ったことで、父親スイッチが入ったようだ。


出産は、今までの経験がぶっ飛ぶような、
恥ずかしいことの繰り返しだった。
みんなが言うような、出産の感動を味わう余裕なんてなかった。
人間も動物なんだなって、割り切るしかなかった。
とにかく長かったけど、
わたしのような人間が母になるには、
これくらいのショックが必要だったってことだと思う。
ここまで苦しんだんだから、
赤ちゃん、ちゃんと育てないと、と思ったし、
その後のいろんなことも、
陣痛に比べたら、はるかにマシ!!
と思えるようになった。
前よりも、だいぶ強くなったかな。


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出産の記録 その2

5/12

陣痛がくると、背中をさすってもらいたいのだが、
ジャングルさんは、月曜から土曜まで働き続けて、かなりお疲れ。
申し訳ないと思いつつ、
とにかくさすってほしいとお願いしてしまう。

ジャングルさんは朦朧としており、背中をさすりながら、
わたしに激突してきたりして、限界に近づいていた。
申し訳ないと思いつつ、
「イターイ!」
と絶叫してしまった。
ふたりとも、もうボロボロ。

痛みから意識をそらすために、
ペットボトルに書いてある文字を数えたり、
リモコンのボタンの数を数えたりして深呼吸する。
そんな無意味な行動をしないと、
痛みをこらえられない。

3時ごろになって、ようやく2、3センチ子宮口が開いたとのこと。
10センチまで、ほど遠い。
陣痛の間隔も、5分おきのまま。
相当がっかりして、気力がなくなり、
助産師さんに慰められる。


4時ごろ、おかんが到着。
ジャングルさんと交代。
ジャングルさんはベッドわきで眠り、
おかんが背中をさすってくれる。
おかんはさすが、出産を経験しているので、
背中のさすりかたが、ジャングルさんと全然ちがう。
痛みはおさまらないが、だいぶラクになる。

この時点で、まる1日以上横になれていないので、
足がむくんでパンパンになる。
横になってみるものの、やはり痛みに耐えられなくて、
元の姿勢に戻る。

朝7時ごろになって、子宮口が5、6センチ。
陣痛がひどくて、トイレに行くのが大変。
手すりにつかまらないと歩けない。
いよいよ陣痛室に移動する。

このころは痛みがMAXで、
「イターイ…」
と、ついつい声に出てしまう。
あまりに長い陣痛に消耗しきっていて、
「もう、産めないんじゃないか」
と、ものすごく弱気になっていた。

10時ごろ、子宮口が8センチくらいになり、
お昼ごろに分娩室に移動できるというめどがついた。
今までの助産師さんは、みな、優しいひとばかりだったのに、
このときの助産師さんは、すごく動作がすばやくて、手荒い。
陣痛より内診のほうが痛くて、悲鳴をあげてしまった。


13時半ごろ、子宮口が9センチまで開き、
高位破水したため、
やっと分娩室に入る。
この続きは、さらにまた明日。

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出産の記録 その1

5/10

予定日2日前の新月の日。
新月と満月は、出産が多いときいて、
もしかしたら…、と、心の準備をする。

妊婦検診の日だったので、診察を受けるが、
子宮口の開きは1センチで、まだまだ。
次回の検診でも変わりなければ、
21日に入院することになった。

その後、何もなく過ごしたが、
夜10時ごろ、おなかが痛くなり始める。
最初は、みぞおちのあたりが、しくしく痛むかんじ。
まさか、陣痛ではないだろう、と思うものの、
トイレに行っても、痛みが全然おさまらない。

トイレに行きやすい1階に布団をしいてもらい、
横になってみるものの、
痛みは徐々に強くなる。
かなり強い生理痛のような痛み。



5/11

0時をまわり、だんだん痛む場所が下の方になる。
布団に入っても眠れないほどの痛み。
でも、陣痛はこんなもんじゃないだろ、
と、まだ前駆陣痛だと思っていた。

午前3時頃、おしるしに気付く。
ここで、これは本陣痛かもしれない、と思う。
まだ、我慢できる痛み。
5時頃にも、さらにおしるし。
陣痛の間隔をはかってみると、
10分以内だけれど、規則的ではない。

ジャングルさんに連絡して、
仕事を早退して、帯広にきてもらうことになった。


7時半頃、病院に電話するが、
痛みもまだ弱く、家が近いので、
5分間隔になってから来てください、とのこと。

入院グッズを準備し、シャワーを浴びて、
ほんのちょっぴりおにぎり食べて、入院に備える。
このころは、陣痛の合間に普通に動ける。
でも、食欲は、ない。

ソファに座って、さらに陣痛の間隔をはかるが、
8分だったり、5分だったりバラバラで、規則的にならない。
ただ、間隔は短くなってきたので、
一応病院に電話し、午後1時頃入院する。

診察を受けると、子宮口の開きは1センチ。
がっかり。

きっと、ベビーは、ジャングルさんの到着を待ってるんだ、
と、言い聞かせて、ジャングルさんを待つ。
22時まで、ひたすら陣痛と闘う。
長い。
ベッドに横になると、痛みか強まるので、
眠れず、食事もとれない。


22時ごろ、ジャングルさん到着。
痛みはさらに強くなり、
陣痛がきたら、ジャングルさんに背中をさすってもらわないと、耐えられない。
ベッドに腰掛け、テーブルにバスタオルを置き、 
そこに突っ伏して痛みにひたすら耐える。

ベビーの心拍を確認する機械をつけているので、
おなかの張りメーターがふれて、
陣痛の気配がわかる。
メーターを振り切って、痛みもかなり強い。
呼吸をはいて、リラックスしようと試みるも、
痛すぎて、うまくいかない。


この時点で、痛み始めてから丸一日。
明日に続く。



2

むっちり。

昨日退院しました。

いつも、いい子にしてたのに、
病院から家までの間にギャン泣き。

桜がたくさん咲いて、あったかくて、
とってもいい天気だったのに。


生まれたら、また、新しい課題が増える。
授乳の際、ベビーの吸いつく力が強すぎて、
毎回乳首から出血&激痛。
授乳のたびに、母乳とミルクのバランスに悩む。
産む前は、乳首から血が出るなんて、
考えられなかったわ。

でも、体重はちゃんと増えて、
むっちりしてきた。



今のところ、妊娠中より、出産より、
育児のほうが断然ラクでたのしい。
自分の家に帰ったら、
すごい大変になるのかもしれないけど。

近日中に、出産の記録をアップします。

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顔がかわってきた。

みなさま、コメントありがとうございます。

ベビーは、ちっちゃく生まれたのに、
ものすごくたくさんミルクを飲み、
ものすごくよく寝ます。





わたしは、気力はあるものの、
身体がついていきません。
退院まであと2日、もう少し休みます。

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うまれたー

ベビ子さん、先ほど誕生しました。




2日間、寝られず、食えず、3回心が折れかけました。
死ぬかと思った。

妊娠してから、8ヶ月、
色々心配し続けましたが、
予定日ぴったりに、元気な子が出てきて、
ようやく安心です。

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日本一。

スーパーでの豚丼のタレのラインナップ。


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出産前の兆候いろいろ。

妊娠してからというもの、
日々の体調が、めまぐるしく変わっていきますが、
予定日が近づくにつれて、
いろいろな兆候が出てきました。

まずは、股関節の痛み。
おなかの子がかなり下がってきて、
重みを支えてるのが明らかにわかります。
胡坐で座ってるときも痛くなってきました。

2つめが、膀胱への圧迫感。
これが意外ときついです。
歩いてると、「イタタ…」となるので、
散歩中、何度も立ち止まってしまいます。
そして、ものすごく頻繁にトイレに行きたくなります。
トコちゃんベルトをしてるからかもしれませんが、
これがないと、腰痛がひどくなるので、
悩ましいところ。

そして、前駆陣痛もありました。
ジャングルさんが帰る前日、1日中ずーっとおなかが張って、
生理痛のようなおなかの痛みと、腰の痛みがありました。
「陣痛はこんなもんじゃないだろ」
と思っていたので、ジャングルさんをほったらかしにして、
1日横になって休みました。

その日から、おりものが一気に増え、
トイレに行ったときも、なんとなくいつもとちがうな…と感じたので、
「破水なのかしら」
と思いつつ、そんなわけないと思って、しばらく様子を見ました。

わたしの最大の不安は、この破水で、
ばしゃっと一気にくるひともいれば、
ちょっとしか出ないひともいて、個人差があるとのこと。
でも、破水したらすぐに病院に行かなくてはいけなくて、
みんな判断に迷うらしい。

翌日になっても、やっぱり量が多く、
ジャングルさんが飛行機に乗ってすぐに陣痛がきたら困るので、
念のため、病院に行ってみましたが、なんでもなかった。
どうやら、まだまだらしい。

その日は祝日だったので、陣痛室や分娩室で診察してもらったけど、
やっぱり緊張してきてしまう。
テニスボールや、分娩台の取っ手?などを見て、
「うわあ…」
と思った。
「陣痛」が現実としてイメージできるようになって、
帰ってから、改めて入院グッズを見直したり、
陣痛のときの呼吸法なんかを調べたりしました。


明日は新月なので、もしかしたら、陣痛がくるのかも。
癒しの音楽、呼吸法、ソフロロジーの本を準備しました。
どきどき。

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地味なゴールデンウィーク。

あっという間に、ゴールデンウィーク終了。

毎日、まったりと、ぼんやり過ごしているので、
「おやすみー、ワーイ」みたいな感覚はナシ。

ただ、ジャングルさんが帯広にやってきたので、
ちょびちょびと、おでかけはして、
いろんなお店の食べ歩きをした。
体重が一気に増えたような気がして、
こわくて体重計に乗れない。

ジャングルさんは、今日帰っていったのだけれど、
まさかの5月の大雪。
さすが、引き寄せる男、ジャングルさんだ。
飛行機は無事に飛んだので、よかったけど、
やっぱり、ジャングルさんは何かを引き寄せている。



出産予定日まで1週間をきり、
わたしのおなかは、破裂寸前です。

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人間の腹って、ここまで大きくなれるものなのですね。
こわーい。

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