東京直撃の台風、すごかったですねー。
これだけ勢力の強い台風が首都圏を直撃するのは、
観測史上初、だそうです。
わたしはベリーダンスもおやすみして、
ずっと家にこもっていました。
丘の上にあるアパートに住んでいるので、
もともと、風は強めの場所だと思うんですが、
それでも、こんなに風が強かったことはなかった。
雨戸はガシャガシャ音を立て、たまにアパートもゆれていました。
風と雨の音がとにかくすごくて、
テレビの音量をいつもよりもかなり上げないときこえないほどでした。
向かいのお家の雨樋が半分落ちかけ、さらにテレビ用と思われるアンテナも飛んでました。
ぬくぬくと、家のなかにいたわけですが、
それでも、けっこうこわかったです。
何かが飛んできて、窓が割れたりしたら困るワー、とか思って、
お昼からカーテンをしめきったり、
いつでも外に出られるよう、動きやすいスウェットの上下を着たり、
荷物をかばんに入れたりして、
心の準備だけはしてました。
この状態で、もし、余震がきたらどうしようかな、とか、
ネガティブなことばっかり考えてました…。
(夜に地震がきましたね…)
今までの人生において、ここまで「自然災害」について考えさせられたことはなかったです。
そりゃあ、今までそれなりに生きてきたから、
実家で震度5の地震を経験したこともあるし、
びっくりするような大雪もあったし、
それなりの経験値はあるけれど。
でも、こないだの大地震、こないだの豪雨の被害、そして、今日の台風。
たとえ、自分に被害はなかったとしても、
ここまで重なると、さすがに、いろいろ考えてしまいます。
これって、地球からの、何らかのサインなのかしら、とか。
そして、今も避難しているひとたちや、
お家に住めなくなってしまったひとたちの不安な気持ちを思うと、
ものすごく胸が痛みます。
どうしても、他人事とは思えないのです。
もし、自分がこういう立場だったらどうしよう、って、考えこんでしまいます。
テレビやネットから、いろんなニュースを取り入れすぎているのかもしれません。
経済のニュースも、国内のニュースも、海外のニュースも
悲観的なものばっかりだから、それも影響があるのかもしれません。
地震のとき、スピッツの草野さんが、精神的に調子を崩したというニュースをきいて、
「なんて繊細なひとなんだろう…」
って思ったものですが、
いまは、その気持ちが、ちょっとだけわかる。
わたしも、あかるい未来を描くのには、もう少し時間が必要みたいです。