何をいまさら。
実家から帰ってきて、しばらく調子が悪かったのですが、
ようやく元に戻ってきました。
仕事をやめて、バランスのよい食事をして、運動しても、
PMSはなくならないのだと実感して、ちょっと悲しくなりました。
この病気は厄介です。とても。
ニュースでは、毎日毎日放射性物質のことばかりですが、
「何をいまさら?」
と思ってしまいます。
放射性物質は、3月の時点ですでに大量に放出されていたわけです。
そのときに、土や草木には、たくさんの放射性物質がふりそそぎ、
こうやって、水や、食べ物に影響があることはわかっていたわけです。
あの地震から4ヶ月以上が経過して、
牛肉からセシウムが検出されたから、と大さわぎをして、
今ごろ出荷を停止しても、遅すぎるわーと思ってしまいます。
だって、みんな食べちゃってるじゃないの。
コンクリートの地面におちた放射性物質は、雨などで洗い流されますが、
土や草木にはしみこんでいくので、そうはいきません。
こんなことくらい、素人のわたしですら知っていることなのに、
農家のひとたち、政府のひとたちは知らないはずはないのです。
暫定規制値のことや、食品の放射性物質を測定結果などのニュースは、
正直どうでもいいと思っています。
日本で生活するしかないから、流通しているものを食べていくしかないので、
そのあたりは受け流すしかないんだろうなと思っています。
なるべく、関東より南の野菜を買うようにして、
よーく水洗いをして、厚めに皮をむいて、あとは神経質になりすぎないようにしています。
もう、内部被ばくは避けられない状況だと思っているためです。
それよりも、放射性物質を減らすことができる調理方法や、
建物や地表の除染の対策がどうなっているのかを知りたい。
そっちのほうが、汚染牛の流通よりもよっぽど重要だと思うのです。
表面上の安心よりも、根本的な安心がほしい。
徹底的に除染され、空気中の放射線量が少なくなって、
土もきちんと除染されて、安心して食品を食べられるような生活に向けて、
国がどんなことをしているのか、それが全然見えてこないから、
みんな不安だし、国やメディアを信用できなくなるのです。
早く安心した生活がしたいです。
そして、一日も早く東北が元気になりますように。