ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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今月欠かさず更新してましたが。
ちょっとおやすみします。来月まで。

いろいろおでかけ予定があるのと、
風邪をひいたっぽいのと、
膝が痛むのと、(おばーちゃんみたい…)
勉強をしなくちゃいけないからです。

この「勉強」が、曲者でして。
記憶力の衰えが激しくて、
同じことをくりかえし勉強しても、すっぽり忘れるんですね。
若いころもそういうことはありましたが、
「すっぽり度」が、明らかにちがいます。

そのたびに、悲しくなるのですが、
老化は、努力でカバーするしかないと思っているので、
その分、時間をかけて、じっくり取り組むしかないのよね。
なので、ブログで現実逃避してる場合じゃないんですよ。
と、自分に言い聞かせてみることにしました。

勉強することに、意味があるのか、と聞かれると、正直自信はないし、
なんのためにやってるのか、何度も自問自答してますが、
いつでも、挑戦しつづける姿勢は保っていたいと思います。

また来月、みにきてね。


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GABANのあらびきブラックペパー。

ふわっと、ひとふりするだけで、
料理の香りと味を引き立てるすばらしいつぶつぶ、
それが、ブラックペッパー。

ほかのスパイスとおそろいにしようと思って、
GABANのを買ってきました。
ラベルと、ふたのデザインがすきだから、
だーっと、このびんをキッチンに並べていきたいなと思いまして。

ジャングル家GABAN2号。
要するに2つめのGABANスパイスってこと。
味よりも、デザインでチョイス。
それがわたしの生きる道。




そしたらね、このブラックペッパー、すごいの。
香りが全然ちがうの。
「あー、これが、本当のブラックペッパーの香りなのねー」
って思いました。
いままで食べてたやつは、バランス重視で協調性のあるタイプだけど、
これは、「俺は、生粋の黒胡椒だぜー!」っていう自己主張が強い。
とってもあらびきなので、刺激も若干強め。
でも、これくらいがちょうどよいです。くせになります。

野菜スープにふりかけて食べてみましたが、
これがね、おいしいんですよ。
コンソメ味のスープをつくると、いつも
「なんか足りないな…」って思いながら食べてたけど、解決しました。
わたしが求めていたのは、これだったんだな。

調味料って、だいじですね。
すべての味の根幹を成すものだから。
これからは、スパイスにもこだわってみることにします。

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東野圭吾「仮面山荘殺人事件」

これも、借りた本。
「殺人事件もの」は、まったく読まないので、
「最後まで読めるかなー」と思ったけれど、
そんな心配ご無用でした。
あっという間に読みきりました。




本当に、このひとの書くストーリーには、どうしても引き込まれます。
とめられなくなります。
いつも、本は通勤時間にしか読まないことにしているのですが、
このひとの本にかぎっては、続きが気になって、家でも読んでしまいます。
綿密に練り上げられたストーリーに、無意識のうちに巻き込まれているのです。

これはミステリーなので、ストーリーには触れませんが、
小説にびくっとさせられたのは初めてでした。
「うはー」、と思いました。
「やられたー」、と。

ミステリーものに殺人はつきもので、
わたしはそういう作品をあえて避けていました。
たとえ、フィクションだとしても、人が殺されるなんて、いやだー、
と思っているからです。
だれかが殺されるなんて物語を読むのは、いい気分じゃないもの。

けれど、殺人事件を題材にした作品があまりに多いし、
みんなそういうのを好んで読んでいるようなので、
それがどうしてなのか、不思議に思っていました。

でも、これを読んで、ほかのひとたちの気持ちがわかった。
登場人物の心理状態の駆け引きを描写するのに、
殺人事件がいちばん妥当なんですね。
殺人は、あくまでも、物語のきっかけであって、
読者がひきつけられるのは、
それぞれの登場人物の心理を読むことなのだと。

この本には、ミステリー小説の原点をおしえてもらいました。
とにかく、おもしろい本でした。とっても。

それでも、わたしはやっぱり殺人や犯罪がきらいなので、
自分から、進んで読むことはないでしょう。

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DOUBLE 「10 YEARS BEST WE R&B」

SOULHEADをきいていたら、DOUBLEもききたくなって、
ベストをききました。
もう10周年なのですね。




「shake」がとても気に入って、よくきいていたので、
SACHIKOが亡くなったと知ったとき、
かなりショックだったのを覚えています。
だって、これから花が咲く!というところだったのに。

ただのリスナーだったわたしでさえショックだったのだから、
TAKAKOの辛さは計り知れない。
だから、ひとりでも「DOUBLE」という名前を背負って生きてきた彼女は、
すごくかっこいいなと思う。

彼女の声や歌い方が、ものすごくすきです。
日本のアーティストのなかでは、
このひとと、LISAの声がストライクです。
どこまでも透き通っているのに、力強い声質に惹かれます。

トップアーティストとしての地位を築いた原動力を、
過去のインタビューのなかでみつけました。

「大事なのは忍耐と努力。」

どんなに才能に恵まれたひとも、
忍耐と努力を惜しまないからこそ、輝けるのね。
自分の道を貫き通す前に、
まず、この2つを常に受け入れるのが必然なのだ、
ということに気づかされました。

それを知ったあとで、曲をきくと、もっと心に響きました。






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ジャングル画伯の世界。動物編。

昨日に引き続き、ジャングル画伯の世界をご案内します。
もういらないかもしれませんが、
せっかく描いてもらったので、記念に残しておきます。

あえて言いますが、
すべて、27歳男性が描いてます。
こどもの絵ではありません。





作品№3 ひつじ。


ひつじ


雑。
ジャングルさんのテキトーさが、いかんなく発揮されています。
つぶらな瞳が愛らしくないこともない、かな。



最後です。




作品№4。うし。


うし


超丸顔。
眉が極太。
舌が出ているのは、
ジャングルさんが、牛タンをこよなく愛していることの表れと分析されます。
この絵をずっと見ていると、なんだかバカにされているような気がしてきます。



いやー、ひどいですねー。
わたしも相当ひどいので、絵を描くのはきらいなのですが、
ジャングルさんは、お絵かき、すきなのだそうです。

うまい、へたは他人が判断することであって、
自分で判断すべきことは、それがすきかきらいか、ってことだけだよね。
自分の内部の声に、もっと耳を傾けてみよう、
と思いました。


それにしても、ヒドい。
器用であることと絵心は、必ずしも連動しないということね。

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ジャングル画伯の世界。

先日、ジャングルさんの切り絵の写真を載せましたが、
あれは、ジャングルさんがバラの花の絵を描いたわけではないんです。
もともと、ああいう絵があって、それを切り抜いただけ。

実は、ジャングルさんは、天才的に絵がヘタです。

わたしも相当ヘタなんですが、
ジャングルさんみたいな「笑いのつぼ」を押すセンスがないので、
ジャングルさんには負けます。

おもしろそうだから、描いてもらうことにしました。

スケッチブックを開いて、ジャングルさんの目の前に置く。
すると、なんの疑問も持たず、するする絵を描きだしました。



作品№1。イカ。

イカ

これは、まあ、特徴をよくとらえてますね。
でも、イカって、10本足じゃなかったっけ?
画伯によりますと、
「知ってたけど、10本も6本も、そんなに変わんないよ。」
ということですが、10本と6本は、4本もちがいます。

海の生物は、ふつうだってことがわかったので、
ちょうどそのときテレビに出ていたアッキーナを描いてもらうことに。







作品№2。アッキーナ(南明奈)


アッキーナ

ひどい。
これはひどすぎる。
ドナルドダックに続き、アッキーナファンまでも敵にまわしてしまった。
ここまで似てないのはすごいね。
どこも似てないもんね。
髪型さえも似てないもんね。


また、明日に続きます。
こんどは、動物編。

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朝ショッピング。

朝から、ひとりで、栄に行くことにしました。

栄は、名古屋でいちばんにぎわうショッピングエリア。
とにかく混んでる。
2時間くらい歩いただけでも、人の多さにぐったりしてしまうので、
あまり行かないようにしているのですが、
やっぱり、すてきなお店は、名古屋駅周辺よりも多いような気がします。

というわけで、10時、デパートの開店と同時にお買い物を開始することに。

週末なのに、人がすくないので、おどろきました。
すごい。とても買い物がしやすい。

いつもは大行列のユニクロからお買い物スタート。
さすがにお客さんはいたけれど、
レジは並ぶことなく超スムーズ。
ストレスなしでお買い物ができた。
とても気分のよいお買い物だった。

残念ながら、ほとんどのお店は11時から開店のようなので、
まだ開いていないお店がほとんど。

松坂屋のパンやさんで、フレンチトーストを食べることに。
ここもとても空いてる。
人がすくなくて、おちつくー。

その後、BEAMSとNolley'sにて、じっくりと物色。
お客さんが少なくて、とても満足なお買い物ができました。
たのしいショッピングだったー。

きれいなオレンジ色の手袋と、
仕事用カーディガンを手に入れることができたので、
お昼で、さくっとお買い物終了。
13時には、お家に着きました。

朝時間を有効に使えると、なんか、とってもトクした気分。
いつもは、ひととおり、家事をこなしてから、おでかけしてたけど、
これからは、お買い物は朝に行くことにしよう。

でも、帰ってきてから、4時間も昼寝してしまった。
どうしよう。もったいない。反省。

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いいわけ。風呂場編。

その日、ジャングルさんは、帰ってくるなりシャワーをあびました。
おなかいっぱいになったら、そのまま寝ちゃうから。
ばんごはんの前に、おっさんくささを流しておかなくっちゃね。

ジャングルさんがシャワーでごしごし全身を洗っている間、
わたしはキッチンでばんごはんを作っていました。
ジャングルさんが、いっぱい米粒を食べるよう、
脂肪たっぷり、濃いいー味のいためものをつくってました。

すると。
風呂場から爆音が。

「ぶぁっぶぶぅーぶぁっ!!」

何事かと思うような大音量で、オナラが部屋中に響いたので、
わたしはジャングルさんの尻が無事かどうかを確かめるために、
風呂場の戸を開けた。

ジャングルさんは、勢いよく放屁して、すっきりした顔をしていた。
まぎれもなくオナラだと知ってたけど、一応
「いまの、なに?」
たずねてみた。
そしたら、ジャングルさんは、はにかみながら、

「ドナルドダックがいたよ。」

と言った。

…。……。

つまり、今のはドナルドダックの泣き声だと?
ドナルドダック愛好家に狙われると思います。

シャワーが終わってから、
「どうしてあんな言い訳をしたのか」
と、問い詰めると、

「どうして?ふつうじゃない?そう聞こえたの。」

ですって。
わたしはジャングルさんがふつうだと思ったことはないのだが、
ジャングルさんにとっては、これがふつうなんですね。
ジャングルさんの尻には、ディズニーランドがあるのかもしれない。

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ギリーは首ったけ。

「メリーに首ったけ」が、すごくすきなので、
これも見てみたかったのです。



ファレリー兄弟は監督ではなく、製作にたずさわっているようですが、
彼らのワールドが炸裂していました。
テンポがよくて、カラフルで。

ギリー(クリス・クライン)は、美容院で働いていたジョー(へザー・グラハム)に
完全にひとめぼれ。
2人は結婚まで約束するのですが、
予想もしなかったトラブルに見舞われます。
その後もどんどん、どつぼにはまってくギリー。
かわいそう。でも笑える。

結論から言うと、あんまりおもしろくないです。
メリーをこえようという気負いのせいなのか、
下品だし、やりすぎだな、という感は否めない。
ストーリーは、まあ、おもしろいところもあったのですが。

そして、主人公ギリーを演じていたクリス・クライン。
彼は、正統派美形なので、コメディにはあわないんじゃないかしら。
なんとなく、彼にはコメディセンスが感じられませんでした。
きれいな顔立ちだからかな。
この映画を見て、コメディに向き不向きがあるんだな、
ということがはっきりとわかりました。

へザー・グラハムは、かわいかったし、
オーランド・ジョーンズも、すごいインパクトで、
ギリー、完全に食われてたな、という印象です。

ただねー、最後のオチが、すごくよかったです。
超下品なんだけど、
「うまいなー」
と思ってしまった。
わたしは女なので、ギリーの気持ちが全然わからないんだけど。
ぜひ、男性の気持ちをきいてみたいです。

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パンを買いに、有松へ。

週末、ひさしぶりにジャングルさんと、
「行ったことのないところに行ってみよう」
と決めました。

いろいろ調べていたら、
有松においしいパン屋さんがあるとのこと。
有松なら、名鉄で、すいーっと行けるし、
前から一度行ってみたいと思っていたので、行くことにしました。

有松は、旧東海道の古い町並みが残る、情緒あふれる場所。
有松絞り、という伝統工芸でも有名です。
一応、観光地にもなっているので、
たまに、ガイドブックにも載っています。
古い建物を激写しようと、デジカメを持っておさんぽすることにしました。

駅前には、イオンがあったりして、本当にふつうの、閑静な住宅街。
でも、ひとつ奥の通りに入ると、すてきな建物がたくさんあるんですよー。

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タイムスリップしたみたいよね。
わくわくしながら、おさんぽ。

お店にかかっている「ありまつ」という文字は、
有松絞りで染められていて、
たくさんのお店やお家にかけられていました。
どこのお家も「ありまつ」「ありまつ」「ありまつ」。
これだけ連発されると、なんだかかわいく思えてしまう。

そして、お目当てのパン屋さんは、こちら。
緑と風のダーシェンカ・蔵

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とてもちいさなパンやさん。
でも、お客さんは多くて、お店はぎゅうぎゅうです。
お昼どきだったしね。

が、恋人がだいすきなカレーパンは売り切れ。
がっかりするジャングルさん。
ジャングルさんは、めったにがっかりすることがないのに、
この日はさすがにちょっとへこんでいました。
なので、また買いにこようと決めました。

中庭にベンチがあって、そこで買ったパンを食べることができます。
オレンジジュースとパンを買ったら、
なぜか、プレゼントでパンをいただきました。
こういうサービスは、うれしいよね。

中庭は緑がたくさん。
こうやって、外で、太陽の光と緑に囲まれながら、
おいしいパンを食べられるなんて、ちょっとしあわせ。

パンは、ものすごーくやわらかくて、ふわっふわー。
いままで食べたことのないようなふわふわパンでしたー。
オーガニック素材で作られたパンは、とっても香りが豊かなのです。
カレーパンがあったら、さぞおいしかったことでしょう。
また来よう。

腹ごしらえをしたあとは、お買い物。
だって、有松へきたのですから、
有松絞りを買わなくちゃ。

というわけで入ったのが、こちらのお店。

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中にはいろんな小物や、有松絞りの洋服などがいろいろ置いてあります。
どれも、色がとってもきれい。
ハンカチにもひかれましたが、いっぱい持ってるので、
ティッシュケースを買うことにしました。

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ひとつひとつ、色合いや柄がちがうので、さんざん迷い、
いちばん色味のきれいだったこちらを選択。
毎日持ち歩いています。


確かに、すてきな街並みでしたが、ものすごーく地味な印象で、
15分も歩けば、満足してしまいました。
本当に、「ふつうの住宅街」で、けっこうひっそりしたかんじなのです。
お店やさんで売っているものにしても、せっかくすてきなものが多いのに、
実際に使えそうなものがとても少なくて、
もっといろいろ実用的なものがあればなあ、
と、ちょっと残念です。

探してみれば、おいしいごはんやさんとか、カフェとか、
穴場があるのかもしれないので、
次回はカレーパンと、さらにすてきな穴場を探して、
また来たいと思います。

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器用なジャングルさん。

ジャングルさんが切り抜いた、切絵。


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よくもまあ、こんなに繊細な作業ができるわね、
と感心します。
でも、ジャングルさんにとっては、これがたのしい作業なんですって。

小さいおっさんのジャングルさんが、
こんな乙女なものをつくるなんて…。

そのギャップがおもしろかったので、
せっかくなので、テレビの上にかざることにしました。

でも、ジャングルさんの「切り絵ブーム」はあっという間に終焉を向かえ、
ガンダム制作へとシフトしてしまったので、
わたしはすこしさみしい。

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BEST OF SOULHEAD

同じ北海道出身だし、歌もうまいし、曲もすごくいいので、
応援してます、SOULHEAD

このごろあまり目立ってないですが、
去年ベストアルバムが出てたのですね。
きいてみました。



さすが、ベスト。
すごくノリのよい曲ばっかり。
テンションがあがってしまいます。
あそびにいきたくなってしまいます。
エネルギーわいてきます。

最近こればかりきいているのですが、
テンションがあがって、おでかけしたくなっても、
まわりには、田んぼしかないので、
ジャングルさんにそのエネルギーをぶつけています。
ジャングルさんの目の前でおどってみたりします。
すると、いっしょにおどってくれます。
こういうとき、ジャングルさんが同居人でよかったと思います。
「なんでおどってるの。」とか、「それはなんなの」とか、
疑問を持たずに、何も言わずにいっしょにおどってくれるからです。

ダンスの話はさておき、
このアルバムは、ほんとにかっこよい曲ばかりです。
「At The Party」は最高だし、
「Sparkle☆Train」もすてき。

このひとたちは、いつまでたっても素朴なかんじで、
全然派手にならないので、そこも、好感が持てます。
ほら、たまに、
「このひと、日本人でしたよね?」
と思うほどに、見た目ががらりと変わってしまうひとがいるではないですか。

2回ライヴに行きましたが、トークも全然気取ってなくて、
「もうちょっとアーティストっぽくかっこつけたほうがいいんじゃ…」
と、こちらが心配になるほどの素朴さでした。
いまはもうすこし変わっているのかもしれませんが。

「Get Up!」
元気がでます。

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奥田英朗 「イン・ザ・プール」と「空中ブランコ」

会社で、あけみさんにいっぱい本を借りました。

このひとの本、初めて読みました。
なかなかにおもしろかった!

  


これは、短編集で、それぞれの登場人物が、
何らかの症状を抱えて、精神病院に行くのですが、
そこで、とんでもない医師に出会います。
でも、彼との出会いを通じて、精神的呪縛から解き放たれる、というもの。

このお医者さん、太っていて、さえなくて、大人気ないのですが、
なぜか、彼と出会うことによって、みんな症状が改善していくわけです。
この医師は、自分の気持ちに正直すぎる生き方をしているので、
「自分も、これでいいのか」
と安心できるのでしょうね。
貸してくれたあけみさんとも、
「こんな医者がいたら、診てもらいたいよねー」
と話していました。

それぞれの主人公が訴える症状は、
誰もが陥りそうなものなので、
「もしかしたら、自分にもそういう部分はあるのかもしれないなあ」
と思いながら読んでいました。
そういうところも、このひとのうまさなのでしょう。

本来、人はみな、自由な生き物なのです。
それなのに、自分で自分の世界を「ここまで」と決めて、
自分で自分を閉じ込めているのです。
本当にそういうひとは多いです。
わたしは、ふつうのひとよりもはるかに多く転職&引越しをして、
いろんなひとを見てきましたが、
何も行動を起こさずに、現状に不満をもらすひとがとにかく多かった。
動いてみれば、意外とかんたんなことだったりするし、
大変なことも、そのうちすぐ忘れちゃうんだから、
自分の思うとおりに生きてみればいいのに。

わたしはそういうひとたちに、この2つの本をおすすめしたいです。
きっと、読んだらすっきりするはず。

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セクシーコマンドー。

ジャングルさんとカラオケへ行きました。
定期的に歌をうたって発散しないと、息苦しくなってくるため、
たまに、ジャングルさんを無理やりカラオケやさんへ連れて行きます。

ジャングルさんは、キャラに似合わず、ネクラなバラードばかり歌うので、
なんかはじけた歌を歌わせたくなって、
PENICILLINのロマンスを勝手にエントリー。

ジャングルさんが、
「おれ、この歌、1回も歌ったことねえ」
と言うので、
「だって、10年前の曲だもん」
とおしえてあげたのですが、
いざ、曲が始まってみると。

完璧。パーーフェクト。歌えてる。

ジャングルさんも、なぜ、自分がこんなに完全なるペニシリンを歌えるのか、
そのふしぎさに、笑っていました。

確かに、中高生くらいの間に覚えた曲は、未だにちゃんと歌えるものが多い。
それに引き換え、社会人になってから覚えた歌は、すーぐ忘れる。
っていうか、歌を覚えられない。

また、「ロマンス」の話に戻りますが、
これがヒットしたのは、マサルさんの影響だと、わたしは信じています。
あんなふざけた、シュールな、意味不明な、珍妙なアニメに、
こんなに情熱的なヴィジュアル系ミュージックが合わされば、
その組み合わせだけで、もう、相当おもしろいとわたしは思うのです。

一生懸命に歌う彼らを見ても、わたしの脳内では、
「これがセクシーコマンドーなんだろうか…」
とか思ってしまったりするのだ。

ペニシリンバージョン。
ボーカルの彼の首が心配。





マサルさん。字幕つき。
第一話。マサルとヒゲ。


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ふんじゃった。

部屋にて。

布団をふみしめたら、
「ぼりっ」
と、音がした。

いやな予感。

ひらりと布団をめくってみたら。

↓↓↓

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へなちょこMP3プレーヤーの、画面に、ヒビが…。
あーーーー。

なぜ、どうやって、布団の下へもぐりこんだ?
わたしの扱いが悪いから、家出しようとしたんだろうか。



これは、わたしが去年、ジャングルさんに買い与えたものでした。
ちゃりんこ通勤時に、音楽を聴けたらたのしいかな、と思って。
超激安のおもちゃみたいなものですが、ちゃんと音楽は聴けます。

しかし、音楽を聴いて、ゴキゲンになってしまったジャングルさんは、
大声を張り上げて歌いながら通勤していたために、
周囲の人々に白い目で見られ、指をさされて笑われ、
思い切り怪しまれてしまったらしい。

というわけで、ジャングルさんが「危険物」として捕獲される前に、
わたしがこれを奪い取り、通勤中に英語のラジオをきいていたのでしたー。

つまり、借り物をこわしてしまったわけです。

画面は割れたものの、再生には問題ないので、
手先の器用なジャングルさんにおねだりして、
画面にテープ貼ってもらいました。
これで、使える。見た目は悪いけど。
わたしゃ、まだ使うよ、これを。だって、まだ生きているものー。


それにしても。

わたしはよくモノを踏んづけて、こわす。
ピアスとか、CDのケースとかさ。
それだけだらしがないってことよね。反省です。
もう床にモノは置きません。

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CAFE DU CIEL

以前、いっしょに働かせていただいた、Tさんとお食事へ。

それまで、おともだちとあそぶ機会がほとんどなかったのに、
久しぶりに、「毎週おでかけ」というたのしいことになって、
まるで若返ったような気分でした。
名古屋に来てからというもの、全然あそんでいなかったので、
必要以上にわくわくしていました。
たとえジャングルさんが毎日家にいようとも、
恋人とおともだちは、別ですからね。

どこでお食事しようか迷いましたが、
NAGONO SALONへ行くことにしました。
Tさんが、「歩くのOK」ということだったので、
名古屋駅から歩いて向かうことに。

場所がとってもわかりづらかったのですが、なんとか到着。
中に入ると、想像していたよりも狭い!
その日はたまたま平日だったのでよかったのですが、
テーブルの数もとても少ないので、
週末などは予約必須ですね。

リゾットとパスタ、そしてシーザーサラダをオーダーしました。
お手ごろなお値段の割にはおいしかったと思います。
でも、おしゃべりに夢中になりすぎてしまい、
あまりの料理に集中していなかったかも。
また来て、味をしっかりチェックしなくては。

でも、店内がとても暗くて、写真がとれませんでしたー。
ふつうのレストランのはずなのに、必要以上に暗かったような気がします。
もうちょっと明るくてもいいんじゃなかろうか。

さて。
Tさんのリクエストは、
「シメはスウィーツで。」
ということだったので、
ケーキを食べるために、JRタワーのCAFE DU CIELへ。

エレベーターで、まず12階へ上がり、
さらにエレベーターを乗り換えて、51階へ。
平日だったので、窓側にすぐに座ることができました。

いやーーー、すごーくいいながめ!でした!
夜に行って、よかった。
夜景を見ながらお酒を飲む場所は数あれど、
ケーキを食べられるところは、そんなにないでしょう。

すごく高いんだろうなと覚悟していきましたが、
ケーキと飲み物で、千円ちょっとでした。
お安くはないですが、この景色をながめながらお茶、
ってのは、かなり贅沢。
なんで今まで来ていなかったのかしら。
また来る!と思うくらい、かなり気に入りました。

残念ながら、こちらは店内が明るすぎたために、
夜景を写真におさめることはできず。
(明るすぎて、室内が窓に反射してしまっていたのです。)
そのかわり、Tさんのすてきカメラで撮影した写真をどうぞ。

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テーブルがガラスになっているので、
足元のほうまで、ちゃんと夜景をたのしめるのです。

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わたしがオーダーしたのは、ピンクのケーキ。
どんなケーキか、内容は忘れちゃったけど、
おいしいことだけはおぼえてます。

接客も、とても丁寧で、居心地がよすぎたので、
閉店まで居座ってしまいました。
週末の混雑時に行けば、また印象は変わるのでしょうが、
平日は、とてもいいです。かなり気に入りました。

Tさんは、わたしよりもとても若いので、
話していると、つい、自分の若いころを思い出します。
あのときの自分が必要としていた言葉を伝えたくて、
つい、説教じみたことばかりしゃべってしまいます。
家に帰ってから、大反省です。
自分がそれを必要としていたからといって、
そのひとにも必要とはかぎらないのにね。

でも、Tさんは、わたしの話をきらきらした目できいてくれるので、
きっと、何かを吸収してくれているのだと信じることにします。
もう、えらそうなことを言うのはやめます。

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無印良品のハンドクリーム。

そろそろ肌の乾燥が気になる季節です。

ちゃりんこ中は、歩行中よりもずっと寒いので、
手袋が恋しくなってきました。
でも、気に入ったものがみつからなくて、がまんしていたら、
もうはやしもやけ?あかぎれ??
なんか、手の甲が、痛い。

というわけで、オフィスでも使えるような
香りがよくて、伸びがよいハンドクリームを買うことに。

パッケージのかわいさから、
ジルスチュアートか、Florenaのものを買おうと思っていたのですが、
途中で立ち寄った無印良品で、すてきなものをみつけました。


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とてもかわいいお値段なのに、とってもいい香り!
のびもよく、すぐにさらさらになります。
マンゴー、ピーチなどがありましたが、わたしはざくろを選びました。
とてもいい香りです。

やっぱり無印良品には、
「こういうのほしいなあ」
というつぼを押さえたものが、ちゃんとある。
企業努力の賜物ですね。
すばらしい。

肌はみんなお手入れしているけれど、
手は入念なお手入れをしているひとは少ないそうで、
年齢があらわれてしまうそうなので、
まめに塗って、保湿したいと思います。

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「シュレック3」

シュレックも、もう3作目なのですね。



何も考えずにたのしめるので、とてもすきです。
わかりやすいストーリーと、シンプルなメッセージ。
それなのに、笑いどころもあって、
何回でもリピートしたい作品です。

いちばんすきなのは、長靴をはいたネコです。
あのかわいらしい見た目と、アントニオ・バンデラスのシブい声、
そのギャップが最高です。

今回は、新たな国王となる少年アーサーをさがす、
というストーリーなのですが、
はじめは消極的なアーサーが成長していく様子や、
シュレックたちとのあいだに生まれる絆が、とてもいいです。
王道的ストーリー展開なんですが、
ところどころに笑いがちりばめられているので、よし。

このアーサーをジャスティン・ティンバーレイクが演じていたそうです。
エンドロールを見て初めてきづいた。
すごくふつうでしたー。
まわりのキャストが濃すぎるので、仕方がないのかもしれません。

いちばんのみどころは、
ベビーシュレックがわっさり出てくるところ!
あそこはぜひ、見ていただきたい。
かわいいけど、不気味です。
今でも脳裏にやきついてます。

見終わったあと、純粋に
「あー、おもしろかった」
と思える映画です。

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山岡家と元町珈琲。

わたしが常日頃、
「北海道のラーメンが恋しい」
と言っていたら、
T子さんが、なんと、山岡家に連れて行ってくれることになった。

おお、なんと、愛知県にもあったのか、山岡家!

北海道のラーメンは、スープが脂多めで、かなりこってり、
麺は、太めと決まっているのだが、
愛知県は、そういうところはすくないので、
いつも
「北海道とはちがうな」
と思いながらラーメンを食べていたのだ。

山岡家は、本店は北海道じゃないのだけれど、
究極にこってりなラーメン屋で、北海道にも多数出展しており、
あまりにこってりすぎるために、1杯を食べるころには、
ちょっと疲れてしまうという、すごいラーメンなのだ。

お店のメニューを見ると、塩とんこつというメニューがあって、
それが期間限定だったので頼んでみたら、
すごくおいしかった。
麺は太すぎず、細すぎず、スープもちょうどよいこってり加減で、
久々に、
「ラーメンって、いいなあー」
と、心から思ったのでした。

ラーメン屋で、話が盛り上がったので、カフェに場所を移すことに。
それが、元町珈琲というお店。

このカフェ、すごいんですよ。
わたしは、「さすが、名古屋」と、ちょっとおどろいてしまいました。

まず、店内がものすごーく広い。
ふつうのテーブル席もけっこうたくさんあるのに、
座敷の席や、掘りごたつもあって、
カフェとは思えない広さ。
これは、愛知県民が、喫茶店をこよなく愛しているからこそでしょう。

そして、お店は新しくてとてもきれしだし、照明もおとしてあって、
とてもくつろげる雰囲気でした。

メニューも、多彩で妥当なお値段。
デザートも、お食事も、ドリンクメニューも豊富で、すばらしい。
全部ためしてみるには、相当の回数通わなくてはいけないね。

わたしがご近所さんだったら、相当な頻度で通うこと必至。
でも、車がないと行けないので、残念です。

さて、今回わたしがオーダーしたのは、
オレンジアイスティーと、コーヒーゼリー。
紅茶かコーヒーか、どっちかにすればいいのに、
と、わたしは思いました。

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あたたかいコーヒーを、アイスのうえからかけて、いただきます。
コーヒー、アイス、ゼリーの3種を同時に味わえるという、
よくばりなデザートでした。
そして、わたしにはちょっとボリューム多め。
もうちょっと少なくてもいいかも。
感動するほどのおいしさではなかったけれど、ふつうにおいしかったー。



T子さんには、いろいろな話をすることができました。
特に、わたしにはない考え方を持っている部分があって、
話をきいているのがおもしろい。
そして、すきなひとを「すき」と言い切る潔さがすてきだと思いました。
わたしも見習いたいです。
またあそびにいきたいです。

2

美輪明宏 「乙女の教室」

美輪明宏は、いままで一度も会ったことがないけれど、
自分のなかで、勝手に
「人生の師匠」
だと思ってます。
このひとの言葉で、わたしの人生は動かされています。
このひとの本を、読んでいなかったら、今のわたしはありません。

むかし、わたしが、雑誌「MORE」を読んでいたころ、
美輪さんは、そこでエッセイを連載していて、
わたしはそれがとてもすきでした。
MOREを買ったときには、そこから読み始めていました。
そして、その連載が1冊の本にまとまり、発売されたそうなので、
早速買いました。



この本のよいところは、とてもわかりやすい、ということ。
対象とするのが、20代女性と絞られているので、
ほかの本にくらべ、格段に取り入れやすいのです。
日本の全20代女子に読んでいただきたい本です。

わたしのこころに響いた言葉は、ものすごくたくさんあるのですが、
そのなかでもがつんときたのが、つぎの2つ。

ひとつめは、
「自分で自分をかっこいいと思えるのが”誇り”、
 他人から見てみっともない、かっこわるいことが、”恥”」
ということ。

電車のなかで化粧をしたり、みっともない服装で街を歩くひとたちは、
「だれにも迷惑かけてないからいいじゃないか。」
と、自分の行動を正当化しますが、
それは、他人から見て、みっともなくかっこ悪い行為なので、
はずかしいことなのです。

自分自身も、客観的に自分を見ることができていないので、
そういう基準で判断すればいいのか、
と、わかりました。


2つめ。

「人生で、いちばん邪魔なものは、”感情”、
 いちばん必要なのは、”冷静さと知性、理性”」

なるほどー、と、納得。
さらに、

「人間の感情は、すばらしいものですが、
 喜怒哀楽を垂れ流しにしていては、ケダモノと同じ。」

確かに、その通りです。
感情を爆発させれば、そのひと自身はすっきりするかもしれませんが、
まわりは大迷惑です。

昔は、わたしもそういうことがよくあって、
十代のころ、あるひとに、
「大人になってもそんな風だったら、いい歳こいて恥ずかしいぞ」
とまで言われたことがあります。
とても悔しく、根に持っていたためなのか、
今は、そんなことはあまり言われなくなりましたけれど。



そのほかにも、いろいろ心に残ることがあったので、
何度も何度もくりかえし読んで、
乙女に近づけるようがんばりたいと思います。

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5

MOLESKINのダイアリー。

手帳を、いつもそばに置いておくようにしています。

物忘れがひどいので、
すべきこと、買うべきものなどを細かくリストにして、
できるだけ効率よく生活することを心がけています。

頭のなかで考えていることも、
手帳に書いておけば、かなりクリアになります。
そして、手帳に書いたことは、目にする機会が増えるので、
ふとした瞬間に、タイミングよく思い出せたりします。
手帳は、セルフマネジメントツールなのです。

いままでは、適当に、千円前後で、うすくて小さいものを使ってましたが、
今年は、もうすこし高級な、ちゃんとしたものを使おうと思いました。
だって、自分を管理するためのものなのです。
自分が本当に使いたい、納得のいくものがよいと思って。

本当は、DELFONICSの手帳を買おうと決めていて、
いろいろ吟味したんですが、
結局、外側と中身のデザインともに気に入るものがなくて、
「これだー」と惹かれるものがなかったので、やめました。

結局、MOLESKINの赤いハードカバーの手帳に決めました。
お値段は、今まで使っていたものくらべると、ぐっとあがりましたが、
これを使えば、自分のレベルも上がると信じることにしました。

手帳は、もう何年も赤いものを使ってます。
わたしのテーマカラーなので。
MOLESKINの手帳は、黒と赤の2色。
さまざまなタイプのうち、赤があるのは、ほんの数種類だけ。

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とても鮮やかな赤です。

手帳のタイプは、左側がウィークリースケジュール、
右側がノートになっているものがいちばん使いやすいです。
右にはいろいろなことを書いておいて、
左のウィークリーにスケジュールをおとしこんでいきます。

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海外製のものは、祝日の表記がわかりづらいのが難点です。
MOLESKINのは、こんな表示になってて、
世界中の祝日が一気にわかります。
写真は、元旦。
世界中一斉に祝日。

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あと、このフォントも気に入りました。
わたしにとっては、フォントも重要なチェックポイントなのですが、
このへんは、あまりまわりに理解されないところです…。

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本当は、10月から使いたかったのですけれど、
これは、1月始まりなので、1月まで、がまん。
早く使いたくて、早く新年がきてほしいです。
願わなくてもあっという間にくるんですが。

自分をうまく管理することで、さらに成長していきたいと思う今日このごろです。

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