ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
0

東京行ってきます。

おでかけするので、ブログおやすみします。

東京で、結婚式です。
そして、パーティーです。
たのしみですねー。

はじめて会う方、よろしくおねがいします。
わたしとジャングルさんは、異常に小さいため、
見えないかもしれません。
目をこらして、さがしてください。

ひさしぶりに会う方、よろしくお願いします。
わたしとジャングルさんは、相変わらず小人です。

まだ準備何にもしてないです。
今夜は眠れません。

3

ナベアツにはなれない恋人。

毎日、自分に腹筋、背筋、腕立て伏せ、
それぞれ30回を課している。
肩こり腰痛対策と、太ったから。

30回ずつだったら、大したことないので、
毎日できるかな、と思って始めたが、
「毎日」というのは、なかなかにむずかしいね。

筋トレ時、いつも恋人に足を押さえてもらっているのだが、
今日は、カウントもお願いしてみた。

ただふつうに数えるだけではつまらないので、
「ナベアツになってよ」
と恋人に頼んだら、
「いいよ」
と快諾した。
3の倍数と3がつく数字のときだけ、
アホになりながら腹筋、スタートだ。

これは、誰にでもできる一発芸だと思っていたが、
どうやらそうではないらしい。

3、6あたりまではよかったが、
9で早速アホになり忘れた。
まだ1桁なのに…。

そして、その後も、12、13をスルーし、
15までスルーして、
なぜか、16でアホになった。
それは、4の倍数です。

ちょっと、あんなにあっさりいいよっって言ったのにさ、
もうちょっとやる気見せてくれよ。

と、思ったのだが、
どうやら本気でわからないらしい。
「これ、むずかしいよ。
 どこでアホになっていいのかわからない。」
と言っていた。
ジャングルさんには、ナベアツは高等技術だったか。

しかたがないので、アホになるポイントをおしえてあげながら、
再挑戦してみたのだが、
やっぱり自力ではアホポイントがわからないようだった。
九九がわからないのではなく、
「数を数える」
「3の倍数と3がつく数字をみつける」
という2つのことを同時にできない模様。
「1つのことに集中しちゃうの」
だそうだ。
いいんだか悪いんだか。

次に、背筋。
彼は、今度は英語でカウントし始めた。

「ワン、ツー、スリー…」

いい調子。

「エイト、ナイン、じゅう。」

ええええ。いきなりJapanese mixtureですか。
あまりに突然だったので、つい笑ってしまった。

「じゅういち、じゅうに、サーティーン」

お、戻った。
と思ったのもつかの間、

「フォーティーン、ファイブティーン」

と言ったので、わたしは背筋をしきれずに、布団につっぷした。
「いま、なんて言ったの?」
ときいたら、
「え、何が?」
と、まったくまちがいに気づかない様子。
そんなに自信満々にいわれたら、
いつかフィフティーンもファイブティーンに変わるかもしれない。

次にかたまったのは、20。
どうやら、20がわからないらしい。
すこし悩んでいる。
そして、ぱっとひらめいた顔をして、
「トゥーサウザンド!」
と叫んだ。
2桁とんだ。
もう一声。
「トゥーハンドレッド!!」

…わたしの教育に問題があるのかもしれない。

3

正直者。

ジムに通いたくて、近所のジムに見学に行った。
近所といっても、ちゃりんこで15分くらいあるのだけれど。

わたしは肩こりを解消したいし、
恋人はマシンでのトレーニングをたのしみにしている模様。
それに、あったかくなってきたし、
6月から、はじめようかしら、と思って。

笑顔のすてきなおねーさんが、丁寧に説明をしてくれ、
施設内を案内してくれた。

たくさんのマシン。
しかもテレビつき。
テレビ見ながらトレーニングできる。
プールもそれほど大きくないけれど、きれいで立派。
トレーナーのひとたちもみな感じがよい。

これはやる気が出る。
初めてのジム。
これで肩こり首痛腰痛の三重苦から抜けだせるかも!
わーーい。

入会申込書を持ってきてもらい、
ふたりでならんで記入しようとしたところ。

恋人が、かたまる。

「タトゥー、入ってます…」

なんと、入会申込書のいちばん上に、
「刺青をしている方は入会できません」
と、ばっちり書いてあるのだ。

正直なジャングルさんは、
うそをつくことができなかったらしい。
彼の肩には、小さないるかちゃんがのっている。

わたしと、ジムのおねーさんと、当事者のジャングルさんは、硬直した。
時がとまった。
あんなに強引に入会を迫り続けていたおねーさんも、

「あー…、タトゥーがあると、だめなんです…」

と、あっさりと引き下がった。

恋人はだめだと察したおねーさんは、
今度はわたしに強引にアタック!!
でも、わたしの意欲もしぼんでしまった。

確かに運動は必要だと思うし、
施設は魅力的だと思うけれども、
ひとりで通えるか、というと、心配だ。
ジャングルさんが家でごろごろしてたら、
わたしも同時にごろごろする自信がある。
きっと、
「ひとりでジムに行くのは申し訳ない」
とかなんとか言い訳しながら、行くのをやめるだろう。

というわけで、ふたりで笑いながらジムを後にした。
だって、笑うしかないじゃないか。
あんなに丁寧に説明してもらって、
わたしたちもおねーさんもやる気満々で、
みんなが盛り上がっていたのに。
がっかり。
何より、いちばんがっかりしてたのは、ジャングルさんですけれど。

タトゥーをいれると、さまざまな制約がつきまといます。
これからしようと思っている方は、慎重にね。

1

瓦そば PIN。

名古屋に来たばかりのころは、伏見ではたらいていました。

伏見って、ビジネスマンやOLがとっても多いので、
おいしいごはんやさんもたくさんあるのですが、
仕事を変えてからは、このあたりで食事をすることが
めっきり少なくなってしまいました。

というわけで、美容院後に、PINの瓦そばを食べる、
って決めてたんです。
みなこさんといっしょにランチをいただいたときに、
瓦そばのことをおしえてもらって、
そのときからずっと食べたいと思ってたんですが、
やっと、土曜のお昼に伏見にいくことができて、
挑戦することになったのです。

瓦そば、とは、その名の通り、
熱した瓦の上にそばをのせたもので、
ぱりぱり、さくさくの食感をたのしめます。
山口県の郷土料理なのだとか。

PINでは、夜の営業時間中か、
土曜と祝日のランチでしか食べることができません。
それもそのはず、
運ばれてきた瓦そばを見て、納得。
瓦が非常に、でかい。
2人用のテーブルの半分が、瓦でうめつくされてしまった。
こんなにでかいとは…。

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わたしはてんぷらをトッピングしましたが、
ちょっと失敗だったかな。
いや、てんぷらの味そのものは非常においしかったのですが、
すごく、食べにくくて、えびやらなすやらをころがしました。
というのは、下のほうのおそばを取るときに、
ちょっと焼かれてくっついてるものですから、
取るときに、「えいやっ」と力がいるんですけれども、
そうすると、上にふわっとのせられてるてんぷらがころがるんですね。

それはさておき。
ものすごーくおいしかったです。
かりっかりーで、ぱりっぱりーです。
これはやみつきになります。
いままで食べていなかったなんて、もったいないわー。

つゆは、つめたいふつうのつゆ、
あったかいふつうのつゆ、
ごまだれ、
と3種類をえらべるのですが、
店員さんのおすすめがふつうのだったので、
ふつうで食べてみたんです。
つゆにレモンが浮かんでいて、あれ、と思いましたが、
これがなかなかおいしいのですよ。

またリピートする、と決めた。
つぎは、ごまだれでためしてみよう。

Wikipediaによれば、
山口県の家庭では、フライパンやホットプレートで調理するとのこと。
こんど、ためしてみようかしら。自家製鉄板そば。

4

読みまつがい。

恋人と、髪を切りにでかけた。
いつも、ふたりで同時に予約して、おなじひとに切ってもらう。
そのひとは、写真などを持っていかなくても、
イメージを伝えるだけで、ちゃんと思ったとおりの髪形にしてくれる。
このひとにおまかせすると、絶対にはずれることがない。
わたしと恋人は、絶大な信頼をよせている。

その美容院は、伏見にある。
地下鉄を降りて、歩いていると、
突然恋人が叫んだ。

「半ケツ!!」

なにを言ってるんだろうこのひとは、
と思ったら。

「お仕事ハッケン!」
という看板が目に飛び込んできた。

ハツケン → ハンケツ
なるほどね。読みまつがったわけですね。

それにしても、
「お仕事半ケツ!!」
じゃ、意味がわかんないだろう。
そこを、そう読めてしまうのが、ジャングルさんの才能。

その他、みなさまの言いまつがいは、こちらから。

その後、そばランチにでかけました。
そのつづきは、またあした。

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ジャングルさんの夢。

ジャングルさん、風呂につかった。
いつもはシャワーのみ。
なまけものだから、お風呂に入ることすら面倒らしい。

湯につかったことが、相当気持ちよかったらしい。
この日の彼は、ぶっこわれていた。

お風呂でジャングルさんは、必ず歌をうたう。
必ず、毎日だ。
その日は、EXILEの「Together」を歌っていて、
その曲は、
「きっとShinin' days」
という歌いだしなのだが、その英語の意味がわからなかったらしい。
「しゃいにんでい、って、どういう意味?」
ってきくから、
「輝ける日々、っていう意味だよ」
っておしえてあげたら、
「何言ってっか、全然わかんない」
という表情をした。
もはや、日本語すら通じなくなってしまったのか。

わたしがばかにした態度をとったために、
ジャングルさんは、反撃に出た。

「早くエラがほしーい!!ふいふい。」

と、突然叫んだのだ。

エラがほしいと思っているのは、知ってる。
3年くらい前から言ってるから。
でも、「ふいふい」は、初めてきいたからよくわからない。
「ふいふい」の意味について、しつこく追求したが、

「意味はない。2時間くらいしたらもう言わなくなるから、
 それまでがまんして」

と言われた。
わたしが知りたかったのは、「ふいふい」の意味だったのに。

納得のいかないわたしを無視して、
恋人はうっとりと語り始めた。

「あのね、陸にいるときは、耳の下にちっちゃくしまわれてて、
海に入ると、がばーって広がるの。
陸では人間なんだけど、海では魚人なの。
つまりは半魚人ってこと!」

とうれしそうに語るので、わたしは恐ろしくなった。
半魚人を夢見る成人男子なんて、気持ち悪いじゃないか。

わたしがひいたのがわかったのか、
今度は、体を前後に大きく揺らし
「なんまんだぶ、なんまんだぶ」
と言いながら、おおげさに祈り始めた。
何かがとりついたのかと思ったが、
どうやら彼のおばーちゃんの真似をしているらしい。
突然そういうことされたら本気でこわいから、やめてほしい。

彼がわたしの恋人になって4年になろうとしているが、
いまだにこういう奇行についての対応がわからない。
どうしたらいいんだろうか。
ほっといてもいいのか、それともこれは何かのサインなのか。
もしかして、うつ病だったりするんだろうか。
心配になってきた。

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「人間の一日」。

わたしの帰宅は早く、恋人の帰宅は遅い。
でも、ばんごはんは同時に食べる。
2回も準備と後片付けをするのが面倒だし、
ひとりの食事は、おいしくないから。

でも、恋人の帰宅までの数時間もの空腹に耐えられないので、
帰ってきてから、パンなどの軽いものを食べ、
恋人が帰宅するころを見計らって料理を始め、
夜10時過ぎにばんごはんを食べる、という食生活をしていたら、
激太りしてしまった。

ばんごはんのときには、それほど空腹ではないのだけれど、
ちゃんとしたものを食べないと栄養が偏るから、
と思って、無理やり食べる。
毎晩食べすぎで苦しい。
太るのは当然の結果だ。

洋服がきついし、腹の肉がじゃま。
大惨事。

ばんごはんは、これから別々にしよう、
と決意したが、すでに遅く、
わたしの腹の脂肪は、かつてないほどに成長してしまった。
恐ろしいほどにふくれた腹をたたくと、いい音がする。

太ったことに落胆するわたしに、恋人が歌を歌ってくれた。
恋人は、よくオリジナルの歌をつくっていて、
それがこの世のものとは思えないほどくだらない。

今日のは、こういう歌だった。

「食べてー、だしてー、ねるーー。
 そしてまた食べてー、ねるー。」

恋人は、わたしを元気づけようと歌ったようだけれど、
わたしはくだらなさすぎてますます落胆しました。
食べて寝たら、ますます太るんじゃないだろうか。
もしかして、もっと太れ、ということなんだろうか。
一応、その曲のタイトルをたずねると、

「人間の一日。」

という答えが返ってきた。
なるほどね。
ちゃんと食べて、ちゃんとだして、ちゃんと眠れたら、
それだけで、立派に「人間の一日」なのかもしれないね。

しばらくしてから、
「人間の一日、もっかい歌って」
とリクエストすると、
今度は別のメロディで始まり、挙句、
「忘れたー」
と言った。
名曲「人間の一日」は、すでに幻の曲になってしまった。

2

舞妓Haaaan!!!

全然期待してなかったのに、とってもおもしろかった。
阿部サダヲが、かわいすぎる。



なぜか、恋人が
「見たい、これ見たい」
と主張した。
彼も舞妓さんがすきなんだろうか。

舞妓マニアの鬼塚公彦は、京都支社に転勤が決まり大喜び。
早速舞妓さんに会うため、お茶屋へ行くのだが、
そこは、
「一見さんお断り」
の世界。
なんとか舞妓さんと遊ぼうと、
社長に連れて行ってくれるよう必死に頼むのですが。

阿部サダヲのあの見た目、
阿部サダヲのあのハイテンション、
がっちりと引き込まれて、夢中になってしまいました。
男前というわけでもないのに、
人をひきつけるあの個性、すばらしい。
魅力とは、ただ与えられた姿かたちだけではなく、
いかに自分らしくセルフプロデュースできるか、
ということなのだね。

公彦は、社長に
「結果を出せ」
と言われ、がむしゃらに突っ走ります。
もちろんこれは映画なわけで、フィクションなわけですが、
それでも、たったひとつの明確な目標に向かって、
なりふりかまわず突き進む姿を見ていると、
こっちまで元気になってしまいます。
たとえそれが、絶対にありえないような設定だったとしてもね。

柴咲コウは、とても華がある顔立ちなのに、
この映画では地味な役どころをさせられて、
もったいないなー、というかんじがしました。
舞妓さん姿もかわいいけれど、
あの化粧は、純日本的な顔の方が映える。

元気がなくなっちゃったときには、リピートして、
エネルギー補給ができます。
そんな栄養たっぷりの映画でした。
見てよかった。

4

靴を買いました。

またもや、靴をさがしにでかける。

だって、あんなに探してもないなんて、
もしかして、わたしの足って、人間のサイズじゃないかもしれない。
もしかして、わたしが履ける靴なんて、
人間用のお店には売ってないのかもしれない。
そしたら、小人用の靴屋に行かなくちゃいけないし、
そもそも小人用の靴屋なんて、どこにあるかわかんないし!

という妄想はさておき、
準備は何でも早め早めがいいのです。

今日は雨でした。
穴あきパンプスを無理しゃり履いていきましたので、
右足だけ浸水。
そんな状態で靴を選びに行くなんて、最悪な客。
わたしだったら、絶対接客したくない。

これはわたしの被害妄想なんですが、
身に着けるものを買いに行くとき、
なんとなく、自分自身を品定めされているような気がして、
とっても落ち着かない。
たとえば、オサレ服屋さんに行ったとしたら、
店員さんは、わたしの服装を見て、
「うっわー、ぶっさいくなうえに、
 ひどいみっともない服を着てるわー。
 あんなひと、うちのお店のものを着る資格なんてないわー」
って思われているような気がするし、
わたし自身も
「こんなだっさい服を着た分際で、
 こんなオサレなお店の敷地に足を踏み入れてしまい、
 誠に申し訳ございません!」
っていう気分になる。
完全に被害妄想ですけれど。

いろいろ見たけど、やっぱりモード・エ・ジャコモの靴がすてきで、
このなかからえらぶ、と決めた。
今日買ったるわ、と決めた。
それで、ゴールドの靴をかたっぱしから指差し、
「22.5センチはありますかっ、ありますかっっ」
と聞きまくり、履きまくった。

店員さんに持ってきてもらっては、合わず、
そのくりかえし。
一体何足はいたのでしょう。
王子様のシンデレラさがしのひとりコントをしているみたいな気分。
残念ながら、パンプスは、全滅。
すべて、かかとが宙に浮く。
パンプスを履く資格がないってことか…。
もうここまでくると、さすがにいやんなっちゃうな。

仕方がないので、サンダルにシフト。
もうすぐ夏だし、夏はサンダルの季節だし、
とりあえず、おでかけ用の靴が必要なんだから、
この際もうどっちでもいいべ。
サンダルはストラップがついている分、わりと安定するのです。

結局、デザインそっちのけで、歩けるかどうかで選んだら、
これになりました。

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上品なゴールドだし、ヒール低めで歩きやすいし、
何より、初めてのぴったりくる靴!
このひらっひらのお花たちにちょっと戸惑いましたが、
小人足のわたしには、選択の余地はないのだ。
でも、予算よりもかなり安くおさまって、よかったー。

そのとき、店内には、わたしともうひとりのお客さんがいて、
同時に二人で同じ形、同じ色のサンダルを購入したので、
けっこう気まずかった。
しかも、わたしが後を追う形になってしまったので、
ますます気まずかった。

靴に安心したのもつかのま、
お家に帰ってくると、きちんとした洋服が、ない。
しかも、激太りしたので、スカートが恐ろしいほどにきつくなっていた。
恋人がわたしの腹の肉をつかみながら、
「これはおれのせいだ、おれがいつもおやつ買って、
 いっぱいえさあげたせいだ…」
と言っていた。
知らない間に、恋人に餌付けされ、太らされていた。
屈辱的だった。

今度は着る服がないよ、どうしよう。
おしゃれって、終わりがないのね…。

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ジャングル語録の新たな1ページ。

恋人が、テレビを見ながら、

「あ、きっかわ教授だっ」

と言ったので、
だれだろうと思ってみてみたら、
氷川きよしでした。

ここまできたら、羞恥心の三人をお手本にして、
おばかキャラで売り出してみようか。
波に乗るなら、今しかないよ。

それはさておき。
きよしは、わたしのヒーロー。
歌うますぎです。

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音楽を聴きたい気分

わたしには5つの大きすぎる野望があって、
それを達成すべく、毎日いろいろ考えているんだけど、
計画を立てるのは簡単でも、実行するのがむずかしい。

時間はあるし、
パソコンにずっとかじりついてはいるのだけれど、
やる気が出ないので、
現実逃避ばかりしてしまうよ。

というわけで、久々にCDを買ってみた。

一枚目。



このCDが売れに売れた一要因は、
ジャケットがかわいいことだと思う。
もちろん音楽もすてきだけどさ。
ボーカルのニーナの歌声のゆるい感じがセクシィ。
きいてて、うっとりする。
このアルバムが発売されてから、13年が経ったなんて、
信じられません。
わたしの青春の一ページを思い起こさせる一枚。

二枚目。



ニーナとは対照的に、
コリーンのすごく意思の強そうな、まっすぐな歌声がすき。
こないだのSMAP×SMAP見たけどさ、
彼女、もうすぐ50歳だよ。
すごいわねー、かっこいいわねー。
こんなかっこよい大人になりたいです。

三枚目。



声がきれいすぎる。
きいてて、清清しい気持ちになります。
13曲目の「LET HER GO」は、鳥肌がたつほどに声がきれいです。
全体的にミディアムなテンポの曲ばかりなので、
眠る前にきくのに最適。

3枚あわせて、1250円也。
いいお買い物でした。

4

靴を買いに。

ずっと愛用していた白いパンプスの底に、
ついに、穴があいてしまった。

購入してから約4年。
何度もお直ししてはいてきたけど、
さすがに大往生のようです。

代わりの靴は、ぼろぼろ、よれよれのスニーカーしかない。
再来週の銀座パーティーには、こんなの履いていかれない。
これは、緊急事態だ。
靴を買いにでかけなければ。

今日の恋人は、絶好調だった。

電車内で話をしていたら、
わたしの発言を聞き取れなかったらしく、

「え?何?出島?」

と聞き返された。
出島って、何さ。

「鎖国時代に貿易を許されたところだよ。」

…わたしたち、絶対そんな話してなかったと思うし、
そんな冷静な返しがくるとは思わなかったよ。

今年の靴は、ウェッジソールのものが多い。
わたしは、これがすきじゃない。
ヒールは細くないと、足がきれいに見えないじゃないか。

「こういうのは、あんまりすきじゃないんだよね」
と恋人に話しかけながら、靴を見せた。
すると、彼は、ウェッジソールの靴に向かって、

「ねずみがえし!」

と言った。
それは、高床式倉庫にあるやつですね?
確かにその靴は、横から見ると、ゆるやかな曲線をえがいていたので、
ねずみはのぼれないだろうけれど、
靴には必要ないと思います。

デパートを3つもはしごしたうえ、靴屋さんもたくさーんまわって、
いろいろはいてみたけれど、
いいものはなかった。
デザインが気に入ったとしても、わたしの足に合うものがない。
ほんと、ふつうじゃないと、生きにくい世の中だ。

いいなと思ったのは、モード・エ・ジャコモのブランドのHer's
上品なデザインのものが多かった。
今度から、靴を買うときには必ず見ることにします。

3

朝のあそび。

恋人は、寝起きが悪い。

本人に「起きよう」という意思はあれど、
体がついていかないらしい。
体を起こしたものの、立ちあがることができず、
どさりとふとんに崩れ落ちる場面を何度も目撃している。
ぱたん、と、二つ折りになっているので、たまに感心する。

今朝、食パンを食べていたわたしは、
「そうだ、朝ごはんをあげたら、目が覚めるかも」
と思いついた。
焼かずに、ジャムも何もつけない状態で、
眠っている恋人の口元に差し出してみた。

「ほらー、あさごはんだよー」
と言うと、
恋人は、パンのにおいで目が覚めたのか、
ぱくりと一口かみついた。
よかったよかった、起きたんだね。

恋人がパンに食いついたことに安心して、
めざましテレビに気をとられていて、
恋人にパンを与えたことを、しばし、忘れる。

1分後、振り返ってみると、恋人は、
食パンを顔にのせたまま、眠っていた。
どうしてその状態でねむれるのだろうか。
ふしぎだ。

顔を覆っている食パンには、二口ほどかみついたあとがあった。
食べる気はあるんだね。
もう一度、口元につきつけてみる。
すると、今度は、食べない。
「どうしたの、いらないの?」
ときくと、何かごにょごにょ言ったので、耳をすましてみたら

「…味がない…」

と、怒り、布団のうえに、パンを「ぽい」っとした。
眠りながら怒れるなんて、器用だなあ、
と、わたしは再び感心した。

でも、食べ物を粗末にするのはよくない。
「かじったんだから、最後までお食べ。」
と説教したら、世にもつらそうな声で
「マヨネーズ。」
と言った。
バターでも、ジャムでもなく?
食パンにマヨネーズ?

わたしが目を離した、ほんのわずかなすきに、
恋人は食パンを完食していた。
なんだ。やればできるじゃん。

朝から恋人であそんだ。
そして、これは、神々のあそび。

2

みたらしとろとろ。

今日で大阪の旅は終了です。

万博公園から、なんばに戻ってきて、
電車まではあと1時間くらい。

やり残したことはないか、確認したら、
そうだ、お買い物だ。
わたし、太陽の塔のストラップしか買ってないよ。

というわけで、自分へのお土産のおやつを買うことにしました。

改札周辺のみやげもの屋を物色して、すてきなものを発見。
それは、「みたらしとろとろ」。
いい名前でしょ。
以前、会社でごちそうになり、おいしかったので名前を覚えておいたの。

帰ってから食べようと思っていたけれど、
待ちきれずに、電車内で開封。
恋人に
「もう食べるのかっ」
と、おどろかれる。
いいじゃないか。くしんぼう万歳だ。

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見た目はふつうのおだんごなのですが、
中にとろとろの醤油味のたれが入っているのです。
一口で食べないと、中のたれが、ぴゅる、と出てきてしまいます。
このおやつのポイントはそこで、
それを知っているか知らないか、で、
すききらいが変わってくるでしょう。

もちもちです。
一気に5個食べました。
恋人に
「もう食べたのっ?!」
と、再びおどろかれました。
もちろん、恋人にはあげませんでした。
おなかがいっぱいになりました。
また食べたい。

それにしても。
ふつうのお店よりも、ネットショップのほうが安くなってるってのは、
いったいどういうことか。
冷凍だからなのでしょうか。

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太陽の塔。

大阪、2日目。

堂島ホテルのチェックアウトが12時だったので、
朝食のあとも、バスタブにつかったり、
ふかふかベッドで二度寝をしたりしていたら、
あっという間に昼過ぎになってしまった。

夕方には、また近鉄に乗らなくてはいけない。
時間がない。

でも、わたしには、どうしても行きたいところがあった。
それは、万博記念公園だ。
どうしても、太陽の塔が見たかったのだ。

昨日、ねぎ焼きを食べながらそのことをぐるぐるさんに伝えたら、
「え?太陽の塔?なんで?え?」
と、何度も聞き返された。
マニアックでごめんなさい。

公園で食べるために、
堂島ホテルのパン屋さんで、
メロンパンと、フレンチトーストと、カレーパンを買った。
どこまでも堂島ホテルがすきだ。

万博記念公園は、梅田から、遠い。
40分くらいかかってしまう。
時間がないからどうしようか。
でも、太陽さんが、わたしを待ってるの。
行かなくちゃ。

梅田から地下鉄で新大阪に行って、
新大阪で北大阪急行線ってやつに乗り換えて、
千里中央で、モノレールに乗り換えて、
やっところさ、万博記念公園に着く。

遠。

遠すぎて不安になってきたわたしたちの目の前に、
神は現れた。

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え?
まだモノレールに乗ってるのに、
もう森から飛び出ちゃってるんですか。

こんなにでかいなんて、全然知らなかった。
トーテムポールくらいのサイズかと思ってたのに。
超でかい。

公園という名なのに、入場料がいる。
大人250円。
安いけどさ、大都会は、公園も有料か。

でも、正門をくぐると、太陽さんが目の前に立ちはだかる。

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でかーい。
はしゃぎすぎて、写真をとりまくるわたし。
こんなにでかくて、わけのわからないものを作るなんて、
芸術家ってのは、すごい職業だとつくづく思う。
わたしだったら、
「こんなへんてこりんなものを本気で作っていいんだろうか」
って、悩んじゃって、前に進めないと思う。

近寄ってみました。

横から。

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うしろから。

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うしろにも顔があるんだー。

そして、真下から。どーん。

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わたしがあまりにも長いこと、太陽さんをみつめ続けていたので、
恋人は、あきれはてていました。
だって、これを見てたら、いろんなこと考えちゃうじゃない。
すっごく気に入った。これ。
遠かったけど、見に来てよかった。

その後、水辺で、ぱんをかじりながら、ぼんやりする。
手抜きピクニックでしたが、パンは極上の味でした。
公園は、いい。

太陽さんにとても衝撃を受けたので、
携帯電話につけるためのストラップを買ってきました。
早速電話につけたのですが、
両手(?)がすごく鋭くて、ささります。
でも、そんな自己主張の強さが気に入っていたりします。

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ねぎ焼きのやまもと。

ホテルを堪能したあとは、
ジャングルさんの弟さんに会うことに。

ジャングルさんに、
「弟の名前は何にする?」
ときいたら、
「じゃー、"ぐるぐる"で。あいつも天パだから。」
ということだったので、ジャングルさんの弟は、ぐるぐるさんに決定です。

ぐるぐるさんは、大阪の中心部に住んでいた。
田んぼに囲まれているわたしたちとはちがう。
超都会人だ。

ぐるぐるさんは、ものすごく仕事が忙しいらしく、
ずっと連絡がつかなかったのだが、
なんと、偶然この日は、ぐるぐるさんは、オフだったので、
いっしょにごはんを食べることになり、
「うまいお好み焼き屋に連れてって」
とおねだりしてみたのだ。

ぐるぐるさんは、ジャングルさんの弟とは思えないほどに、
しっかりしており、きちんとしている。
期待を裏切らず、すばらしいお店に連れて行ってくれた。
それが、十三というところにある、ねぎ焼きのお店「やまもと」だ。
ジャングルブラザーズのための店ですね。

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後で知ったのだが、このお店、超有名店らしい。
十三に2つも店があるのに、どちらもものすごい行列だ。

わたしは待つのがきらいなので、待っているあいだ、
ひとりでぷらぷらしてみたのだが、
そこは、ものすごくいかがわしい街で、
どこを見てもいかがわしい店しかない。
わたしは、いかがわしい店の看板を見るのがすきなので、
じっくりとお店をながめながら歩いていたら、
ひげ、はげ、蝶ネクタイ、といういでたちの
「いかがわしい店の経営者の典型!」
としか言いようのないおっさんに声をかけられてしまったので、
ぷらぷらするのをやめて、
おとなしく列に並ぶことにしたのだった。

20分ほどたって、やっと席に着く。
並んでいるときに、すでにオーダーをすませてあるので、
席に着くなり、もうねぎ焼きとお好み焼きが出てきた。

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目の前に並べられる、たくさんの金色のまんまる!
おいしそう。

ねぎ焼きは、ねぎがいーっぱい入っていて、
出汁などで、生地そのものに味がついている。
ソースをつけずにそのまま食べる。
初めて食べたのですが、ふわっふわー、でした。ふわっふわー。

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もちろんお好み焼きもおいしくって、
「大阪、よいところー」
と、うっとりしたのでした。

おいしさもさることながら、
お店のひとも感じがよかったなー。
あんなに混んでたのに。
大阪といえば、このお店を思い出すだろうし、
また大阪に行く機会があれば、きっと訪ねることでしょう。

ぐるぐるさんがいなければ、出会えない味でした。
ありがとう、ぐるぐるさん。

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堂島ホテル。

新世界をめぐった後は、おまちかねの堂島ホテルにチェックイン。
今回大阪に来ることにしたのは、
この堂島ホテルに泊まるため、なのでした。

ずっとあこがれていたんです、このホテルに。

場所は、西梅田という駅の近く。
地下街を出たら、すぐに見えるグレーの建物。

中を入ると、いきなり洋書のディスプレイ。

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おしゃれーですねー。

フロントの対応は、まずまず。
よくも悪くもない。

お部屋は10階の角部屋。
グランドルームなので。

部屋に入って、わたしと恋人は、文字通り
「わーーー」
って言いました。
あんまりにもお部屋がすてきだったものですから。

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バスルームとお部屋を仕切る壁が、開き戸になっていて、
そこを開けると、ものすごい開放感。
お部屋がとっても広く感じる。
そして、バスルームが広ーい。
こんなにすてきなバスルーム、はじめてです。
こんなすてきなお家に住みたいーーーー。

ふつうのホテルとちがっているところは、
CDプレイヤーがあること。

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FPMが堂島ホテルのためにセレクトした音楽のCDが入っていて、
それがまた、かっこよいのです。
お部屋で、ずっと聴いてました。

そして、アメニティのシャンプーとリンスは、Agronatura

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ふつうのシャンプーとはちがい、
ハーブのようなすーっとした香りで、洗い心地がとてもよかった。

ちなみに、写真では、バスタブしかないんですが、
ちゃんと隣にシャワーブースがあります。

さて。
ぐっすり眠ったあとは、朝食です。
わたしはホテルの朝食が、だいすき。
とてもたのしみにしていました。

今回は洋食を選択しましたが、
和食もあるし、ルームサービスでもOKみたいです。

洋食のレストランは、ちょっと暗くて、ムーディーなかんじ。
朝はもうちょっと明るいほうがよかったかな。

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バイキングではなく、ちゃんとテーブルに持ってきてくれました。
パンはさくさくでおいしいし、
オレンジジュースはしぼりたてのようにフレッシュで、
ベーコンはジューシーで、
オムレツは、これ以上ないくらいにふわふわでした。
おいしかった。

ここはもう一度泊まってみたい。
こんなに広いバスルーム、すばらしすぎます。
ただ、通常価格だと、やや高い、と感じてしまうかも。
次回はグランドルームでなく、ふつうのお部屋にステイしてみたい。

そして、いつかはこういうお部屋に住めるようになりたいです。
やる気出ました。

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A whole new world.

道頓堀を堪能した後、新世界へ行く。
どうしても、通天閣のビリケンに会いたかったからだ。

地下鉄の動物園前駅に着いたら、すぐにジャンジャン横丁に出る。
勢いのある名前です、ジャンジャン。
こういうかんじです。

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通天閣が、三味線弾いちゃうような、そんなノリのよさです。

このジャンジャン横丁、なかなかおもしろかったです。
細い通りに、ぎゅうぎゅうに興味深い店たちが並ぶ。

特に興味深かったのが、囲碁や将棋をするお店。
おっさんたちが、ぎゅうぎゅうに肩を寄せ合って、
囲碁と将棋に熱中していた。
本当にあるんだねー、こういう場所が。

そんな小粋な横丁を抜けると、新世界は広がった。

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おお、またしても、づぼらやのふぐ。
そして、横綱。
そしてそして、串カツ屋の看板のオンパレードなのだ。

とりあえず、そんなにおなかはすいていなかったので、
いざ、通天閣にのぼってやろうじゃないか、
と意気込んでいたのだが。

予想通り、そこには長蛇の列。
なんと、1時間半待ち、と書いてあるではないか。

待つのも、待たされるのも大嫌いなこのわたしが、
1時間半も待てるわけがない。
仕方がない。
通天閣は、外観だけで満足することにした。
いつか、きっと、また来るよ。

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しかし、これだけでは帰ったんじゃあ、女がすたる。
というわけで、串カツを食べていくことにしました。
お昼時ということもあり、どの店も並ぶ。ぎゅうぎゅうづめ。
そんななか、割と大きめで、割ときれいで、割とすいているお店を見つけ
そこで串カツに挑戦してみることにした。

串カツをちょっぴりと、焼きそばをオーダー。
どの串カツ屋にも、
「ソース二度づけ禁止」」
とでかでかと書いてあるので、
ちょっと緊張しながら店員さんに食べ方をきいてみたが、
どうやらヘルプさんだったらしく、わたしたち以上に緊張していて、
何を言っているのかよくわからなかった。
要するに、銀色のふたつき容器のなかにソースが入っていて、
そこに串カツを浸してから食べるのだが、
一度口をつけた串カツをソースの容器に入れてはいけない、
ということだ。
なるほどね。

お味のほうは、特にうまい!というわけではなかったけれど、
ビールを飲みながらだと、何本もいけちゃうね、
というかんじでした。
探せばおいしいところもあるんだろうな。

通天閣に未練を残して駅に戻る途中にて。

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ビリケン、こんなところにもいたよ。

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道頓堀アドバンスト。

道頓堀周辺を歩いていてみつけた、おもしろいものたち。

基本の名所を一通りまわったあと、
商店街へ足を踏み入れる。
ものすごいにぎわい。
そして、相変わらず、派手な看板たち。

ふと見上げると、気になるものが。

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なんだ、これは。
まねきんさんたちが、あんなに高いところにいるよ。

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しかも、優雅にブランコ乗っちゃってるよ。
高所恐怖症とは無縁な美女3名。
キャンディカラーの春らしい装い。

大阪は、派手な店も多いが、いかがわしい店も多い。
にぎわっている道路の一本となりの道路は、
大人の夜の街になっている。
バブリーなものを多くみつけた。

残念なドラえもん。

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かっこいいバギーに乗っているのだが、
ハンドル部分に残念なお知らせがはためいていた。

空中に浮かぶコイン。

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100円です。
インパクト勝負には勝っているけれど、
何をアピールしたいのかはミステリー。

ビジネスホテルの入り口にて。

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ひたすら衝撃を受けましたよ、これには。
だって、ホテルの玄関の柱に、これを設置するって、どうさ。
まあ、目印には最適よね、目立つから。
それにしても、どうなのさ。

というわけで、道頓堀の観光はこれくらいにして、
わたしたちは新世界へ向かったのでした。

つづく。

2

道頓堀ベーシック。

大阪のつづき。

大阪は、地下街が広い。
名古屋の地下街も、かなり大きいが、
大阪は、それに勝っていたように思う。
迷路のごとく、入り組んだ地下街に、翻弄されながらも、
道頓堀をめがけて、歩きまわった。

なんばから道頓堀までは、すぐ。
おそらく歩いて10分ほどだろう。
しかし、その日はゴールデンウィーク真っ只中。
人の波にもまれ、なかなか前に進めない。
ものすごい人の量。

すると、もっと混雑しているエリアに迷い込んだ。
おそらく、これぞ、道頓堀なのだろう。
ド派手な看板の密林地帯。

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ちなみに、右側に見えるのが、づぼらやのふぐ。
いい名前だよね、づぼらや。

大阪のお店の看板たちは、
「目だってなんぼ」的なものが非常に多く、
立体的、動的、挑発的なものが多い。
思わず目をひきつけられるため、
ついつい口をあけたまま、上を見ながら歩いてしまう。

とにかく大人気だったのが、このひと。

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このひとは、異常な数のカメラに取り囲まれていた。
見納め、って思ってるひとが多いのかしらね。
でも、たろうちゃんを新世界へ!っていう署名運動が起こっているらしい。
(新世界でそういう貼紙をいっぱい見た)
たしかに、たろうちゃんは残しておくべきだと思うわ。
だって、こんなに人気者だし、ポップでシュールで、すてきだと思う。

そこからちょっと歩くと、ぐりこさんがいる。

PICT0010_20080508223723.jpg

これもあこがれだった。
巨大なぐりこさん。
まわりの看板とのちぐはぐ感が、なにわ気分をさらにもりあげる。
ぐりこさんと同じポーズで写真をとっているひとたちが多かった。
どうしてなんだろうか。

最後に、ドンキホーテの観覧車。

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道頓堀のドンキホーテには、観覧車があるのですよ。
写真の撮り方が悪く申し訳ないのですが、
黄色い背の高い建物が、観覧車。
どまんなかにドンペンくんがいらっしゃいます。
なぜ、どうしてドンキホーテで観覧車?
大阪には、謎が多すぎる。

今日は道頓堀のベーシックな場所をレポートしましたが、
明日は、アドバンスト編です。
マニアックな道頓堀。おたのしみに。

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大阪いってきました。

ゴールデンウィークが終わってしまいましたねー。
あっという間でしたねー。
始まる前は、「お休み、いっぱいあるー」って思っていたのに。

わたしとジャングルさんは、1泊2日で、大阪に行ってきました。
目的は、3つ。

1.堂島ホテルに泊まる。

2.たこやきと、おこのみやきを食べる。

3.太陽の塔を見る。

もちろん、全部制覇しました。
とてもしあわせな旅で、もう一度やりなおしたいくらい。

名古屋から大阪は、けっこう近い。
新幹線なら、1時間くらい、
近鉄なら、2時間、
バスなら3時間くらい。

お値段も、所要時間が長いほどお安くなり、
それぞれ往復で、
バスなら5000円ほど、
近鉄なら、6500円くらい、
新幹線なら、1万円近くになります。

バスでもよかったのだけれど、
何しろ、ゴールデンウィークの渋滞がこわい。
というわけで、乗ったことのない近鉄を選択。
チケットショップでデラックスシートのチケットを購入しました。
チケットショップを使えば、デラックスシートでも、7000円くらいです。

近鉄は、大阪駅ではなく、なんばが終点です。
なんばは、道頓堀や心斎橋のすぐ近くなので、
ばりばり観光したいわたしたちにとっては、とても便利でした。

では、明日から写真をまじえてお送りします。
おたのしみに。

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夏女の必需品。

夏になると、薄着になるので、下着にも気を使う。

白いTシャツに透けないように、ベージュを選ばないと、とか、
ノースリーブから肩ひもが見えないように、ストラップレスにしないと、
とか、いろいろ。

でも、ベージュはかわいくないし、
ストラップレスは、つけごこちがよくないので、すきじゃない。

と思っていたら、
下着屋さんで働いていたころ、
「ブラキャミはらくちんよー」
と、おしえてもらった。

「ブラキャミ」とは、
キャミソールに、カップがついているもの。
これを着れば、ブラジャーをしなくてもいい。
ということは、ブラジャーがすけることもなく、
明らかに、「それ、ブラジャーの肩ひもよね?」
っていうのが、はみでる心配がない。

さらに、わたしはいつも胸元があいた服をきているのだけれど、
ブラキャミなら、かがんでも、ブラジャーが見えない。
だって、してないんだもの。
これは便利だ。

以前は、らくちんさを求めて、
長時間フライト用に購入したのだけれど、
サイズを間違ってしまったらしく、けっこうきつめだったので、
お蔵入りになっていた。
でも、最近仕事で白シャツを着るため、
透けないように、と、久しぶりに着てみたら、
あらまあ、便利ー、と感動してしまったのだ。

ブラキャミにもいろいろあって、
ただカップがついただけのものもあれば、
アンダーにかっちりとゴムが入っていて、安定感のあるものもあるし、
すっごくシンプルで味気ないものもあれば、
胸元にレースがついた、かわいいものもある。

個人的なおすすめは、アンダーにちゃんとゴムが入っているもの。
そのほうが、胸を固定してくれるし、ちゃんとフィットする。
↓こういうやつね。



夏なら、コットンの素材のものを選べば、
さらにらくちんだと思う。
ブラジャーって、背中の部分はナイロンとかのものが多いから。

あと、「カップ入りキャミソール」的デザインのものは、
胸を大きくきれいに見せる機能は期待できません。
なので、とにかくボリューム重視の方は、
カップがしっかりしているものを選ぶか、
ブラジャーに頼るのが無難です。

わたしが愛用しているのは、無印良品のもので、
ひかえめなレースがついていて、見せてもかわいいので、
ワンピースやニットのインナーにしていますが、
色違いを買いに行ったら、もうなくなっていたので、
入れ替えになってしまったのかもしれないね。残念。
またいいのをみつけたら、報告します。

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佐藤多佳子「しゃべれども しゃべれども」

以前までの本を選ぶ基準は、
芥川賞や、直木賞だったのだけれど、
今は、断然「本屋大賞」だ。
さすが、本屋さんたちが選ぶだけあって、
ベスト10の作品は、どの年でもおもしろいものが多い。
この賞をつくってくれたひとに、拍手を贈りたい。



けっこう厚めの本だったのに、一気に読みました。
いろんな要素がつまって、おもしろかった。

たとえば、主人公は、熱い落語家、三つ葉。
彼のまわりに、落語を習おうと、4人が集まる。
かっこよいのに、プレッシャーに弱い男。
きれいなのに、意地っ張りな女。
孤独に戦う小学生。
過去の栄光を背負った、元プロ野球選手。
みんなてんでばらばらのキャラクター。
だけど、心を通わせていく。
その過程には、いろんな要素がつまっていて、
誰が読んでも、共感できる部分があるはずだ。

特に、小学生の村林は、すごくいいキャラクターだった。
クラスで孤立する村林が、
落語とふれあうことでどう変わっていくのか、
落語をどういうふうに利用して、クラスのボスに挑むのか、
ここは、読みごたえがあったなあ。
このキャラクターが小学生だったからこそ、
心があたたまるいい話になったんだろうと思う。

あと、三つ葉の熱い心意気もよかった。
それがこのストーリーの根底にあると思うんだけれど。
そういう熱さ、最近ちょっと忘れてたよ。
昔は、わたしも相当暑苦しい女だったのに。
今は一気に冷めきっちゃったからな。

読んだあと、やる気が出ました。
映画も見てみたい。

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TOFU。

とーふ。

食べ物じゃありません。
リキッドファンデーション用のスポンジです。
@コスメで、あまりにも評価が高いので、
どんなものなんだろう、と、おためし。

そしたら、手放せなくなってしまった。
ほかのスポンジでつけるのとは、ちがうし、
手でつけるのとも、ちがう。




ファンデーションを、極限まで薄づきにできます。
すごく薄くつくし、ぴたっとフィットするので、
化粧がくずれません。
ナチュラルメイクにしたいときに最適。
あと、夏にもいいと思います。

ふつうのスポンジとのちがいは、その密度。
しっとり、なめらかな肌ざわりで、ふかふか。
水をたっぷりと含ませてから、ぎゅーっとしぼって使います。
ファンデーションが、おもしろいようにするするのびます。

1個から売ってるから、気軽におためしできます。
きっと、気に入るはずよ。

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私的Diggy論。

今日、Diggyが出てくる夢を見た。

前日の夜、SOUL'd OUTの3人がスウィーツをいただく、
という、ふしぎな番組を見て、
Diggyの天然に悶絶しながら興奮しすぎたためだ。
そんなすてきな番組は、こちら

芸能人にこんなにはまっているのは、
高校生のときにすきだったレオナルド・ディカプリオ以来だ。
あのときのわたしも、なかなかにイカレていたが、
いまのDiggyへの傾倒にくらべたら、かわいいもんだ。
ディカプリオは、「タイタニック」を見て、急激に冷めたけれど、
Diggyについては、熱が冷める気がしない。

あの特徴的な声が、すごくすきなのだけれど、
それよりも、内面的な部分にあこがれる。
Diggyは、ものすごく男らしいのだ。
まさに、九州男児のロールモデルだ。

あれだけ高速なラップや、作っている曲や歌詞、トークの端々から、
相当ストイックな性格であることをうかがい知ることができる。
わたしは、中途半端にストイックなので、
ちゃんとストイックなDiggyにあこがれてしまう。

それに、確固たる自分のスタイルを持っているのも、とてもいい。
デビュー当時から貫いているビーズ&ブレイズとキャップとか、
(ついこないだ、ライブで、キャップとったらしいですぜ…)
白いシャツとか、赤い服、とか。
「これがオレのスタイルだぜ」
っていうのがある。
わたしも「オレスタイル」をつくろうとしているけれど、
まだ模索中なので、
いつもかっちり「オレスタイル」でいるDiggyがうらやましい。

だから、Diggyファンには、男の子も多い。
ライブ会場には、Diggyとおなじような格好をした男の子が、わさわさしている。
たぶんわたしが男だったら、Diggyスタイルをまねているんだろうな、
と思う。

Diggyのように、まわりに媚びることなく、
自分を貫き通す人間になってみたいと思う。
たとえ、まわりに敵をつくるのだとしてもね。

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漢方に期待してます。

またひどいPMSにおそわれている。

ひたすらめまいでふらふらする。
何にもする気がおきない。
ごはんをつくるなんて、もってのほか。
お風呂に入ったら、たおれてしまった。
生まれてはじめてだよ。
顔をひどくぶつけたうえに、足がアザだらけになった。
一体どんな転び方をしたんだか。

というわけで、寝てばかりいる。

眠くないのに眠っていると、悪夢ばかりを見る。
ものすごくグロい夢を見てしまった。
ここには書けないくらいの。

映画も見る気にならないし、
本を読む気にもならない。
ただ、座り込んで、途方にくれるしかできない。

それでも、会社には行っている。
派遣だから、休むとお給料に直に響く。
いつもは難なくこなせることも、
近頃は、ぼんやりしすぎて、
資料作成すらまともにできない。

それを会社のひとに告白したら、
「わかるー、
 わたしも、死にたくなっちゃうの」
というひとがいた。

そう!わたしも!死にたくなるの!
いろんなひとにその話をしても、
「そこまではならないよ」
っていうひとばかりだったのだけれど、
同じような思いをしているひとがいる、
共感してくれるひとがいる!って思っただけで、
すこし元気になった。

それから、会社のひとが、
体調を整えるために、漢方を処方してもらっているそうで、
よさそうなクリニックをおしえてもらった。

今までは、肩こりがひどすぎてつらいので、
高価なビタミン剤を飲んでいたの。
それは確かに効果があるんだけれど、
経済的につらいので、
肩こりとPMSの両方にきくような漢方を、
わたし用に処方してもらったらいいのかも、と思って、
行ってみることにしました。

実際に飲み始めたら、また感想をアップします。

どんなに大きな野望があっても、
そこに向かう計画を立てていても、
健康じゃなければ、何も始まらないからね。

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Lassiette de shibata。

その日、わたしは恋人を連れて、お買い物をしていた。
雑貨やさん、インテリアショップ、靴屋さんをめぐって、
わたしはとてもたのしかったのだが、
恋人は、歩きすぎて、疲労困憊していた。

その日、栄についたのは、12時で、
恋人が
「帰りたい」
と言い出したのは、まだ2時であった。

情けないし、物足りないので、
「すてきカフェでおやすみしてから帰りましょう。」
と、無理やりひきずりまわした。

本当は、S4カフェに行こうとしていたのに、
そこはなんとなくレストランっぽかったので、
入ろうかどうしようかと迷っていると、
ちょっとおしゃれっぽいお店を発見。
それは、前からちょっと気になっていた
L'assiette de shibataというレストランだった。

ちょうどカフェの時間だったようで、
メニューを見てみると、すごくおいしそう。
そこでお茶することにした。

中に入ってみると、
照明が暗くて、お昼なのに、バーみたい。
わたし、こういうお店ものすごくすきなんですけど。

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ものすごく都会的な雰囲気のなか、
上品でお金持ちそうなおばさまたちのグループが、
みんなでショートケーキを食べていた。

ソファの席に案内されて、やっとひといきつく。
深いえんじ色のソファ。すごく、おちつく。
前回ひどい顔だった恋人ですが、
本当は、ふつうの顔をしています。

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テーブルの上には、赤いうまのランプ。
バブリー。

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さて。
お茶するために入ったので、
コーヒーと、カプチーノと、デザートをオーダーしてみた。

そしたら。
やってきたのは、こーんなすてきなデセール。

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なにこれー。すごいー。
運んできてくれたのは、ながーいコック帽をかぶったパティシエさんで、
もしかすると、柴田氏だったのかも。
それぞれの素材の説明までしてくれるが、
見た目に感動しているわたしは、それどころじゃないので、
ほとんど覚えていない。

いちばん下にフォンダンショコラがあって、
そのうえにピスタチオのアイスクリームがのっかり、
そのうえにかりっかりのやつがのっていて、
そのうえにフランボワーズの実がのっかっている。
さらに、まわりにちりばめられているのは、
パッションフルーツのソース。
あまさと、ほどよい酸味が、ものすごく上品。

おいしーーーーーーい…。

わたし、完全にノックアウトです。

しかも、ここは、雰囲気がよく、デザートがおいしく、
見た目にも美しいだけじゃない。
スタッフのサービスがものすごーーく、よい。
いままで名古屋で行ったお店で、いちばん。
あまりに細やかな心配りに、感動した。

段差があるところには、
「段差がありますのでお気をつけください」
と、一言そえてくれる。

席を立っただけで、
「お手洗いですね、ご案内します」
と案内してくれる。

ランチメニューについてたずねると、
丁寧に内容を説明してくれたうえに、
お店のちらしをくれた。

言わなくても、こちらの要望をちゃんとわかってくれる。
そういうサービスをレストランで受けるのは、久々だった。

個室もあるみたいなので、
恋人のバースデーは、ここでお祝いすることに決めました。

本当にすてきなレストランでした。
名古屋でいちばん気に入りました。

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おしらせです。

5月末に、パーティーをしようと思います。東京で。
1月にも書いたのですけれど。
あれから、3ヶ月もたったのか…。

わたしの友人などをひっくるめて、
(といっても、10人にも満たないでしょう)
みんなで飲めたらなと思って。
知らないひとに会ってみるのも、
たまには刺激になるかもよ。

ミクシィからメールを送っていますが、
「おれ、東京近郊に住んでるのに、メールもらってない!」
っていう方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、メールを。

komari-lepus@hotmail.co.jp

深い意図はありません。
お誘いしてもよいのかどうか、迷っているか、
うっかりしていたかの二択です。

みんなで、「わー」ってできたらよいですね。
とてもたのしみです。

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