ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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80年代ポップに戯れる夜。

もう日付は31日なんですね。
ぜんぜんそんな実感がわきませんよ、わたし。
いっぱい働いているので、
毎日、ただ、ひたすら流れていきます。
疲れているのに、むだにだらだらしてしまう。
眠ることすら、疲れる。

わたしは6日間までは連続で仕事をしてもいいことにしていて、
前後のスケジュールを計算して、大丈夫そうなときは、
お休みの日にアルバイトをしているのだ。

昨日のお休みは、回転すし屋で働いた。
とてもいそがしくって、わたしはすしよりも早くくるくるしていた。
6時間、休憩なしで働かされてしまい、
仕事のあとに、脱水症状みたいになってしまった。
あんなにのどが渇いて苦しかったのは初めてだった。

ふつうのひとにくらべて、けっこう悲惨な生活をしているなあ、
と、ようやく今になって気づいてしまったので、
今日は仕事のあとに不二家のカフェに寄り道して、
プリン・ア・ラ・モードを食べてから帰ってきた。
でも、それは、わたしに言わせれば、
プリン・ア・ラ・モードとはいえない代物だった。

そいつは、ものすごい大きなお皿の端に、
ぴょこっとすまなそうに存在していた。
お皿とのアンバランスが、奇妙だった。
プリンの上に、アイスクリームではなく、
ソフトクリームが乗っていた。

わたしの理想のプリン・ア・ラ・モードは、
小樽にある「あまとう」のやつ。
大学生のころ、ひまだったので、
そのときの仲間とよく行った。
わたしはいつもプリン・ア・ラ・モードを食べた。
そのころの仲間は、1歳年上の男の子ふたりだった。
彼らはいつもスーパーで買ってくる安い白ワインを飲んでいて、
いつもわたしを説教したがった。
たとえば、
わたしは感情を表に出しすぎる「恥ずかしい」人間で、
何も考えなさすぎで、お金を浪費しすぎているらしい。
いま考えてみても、どうして彼らとあんなになかよしだったか、
その理由をぜんぜん思い出せない。

がっかりプリン・ア・ラ・モードのあと、
とぼとぼと電車で帰ってきたら、
駅からの帰り道、自転車のチェーンが外れた。
前後がっぷりとはずれた。
チェーンが外れると、どうなるかというと、
自転車がまったく進まなくなります。
ペダル空回りです。
そりゃあ、いくらわたしが毎日空回ってるからって、
あなた、ちゃりんこまで空回らなくてもいいでしょうよ。
手を油で真っ黒にして格闘するも、
ぜんぜんはまらない。
結局駅からお家まで、40分以上もかかった。
田んぼしかない暗い道をよろよろと、
ぎしぎしする自転車を押して歩いた。
寒いけど、手が油まみれで真っ黒で、手袋もはけない。
かじかんで、感覚が麻痺した。
油は、どんなに洗っても完全には取れない。
今日のわたしは本当についてない。

帰ってきてから、昨日作った煮物と炒め物を食べた。
それでもあまったので、明日のお弁当になった。
わたしのごはんは、
昨日の夜、今日の昼、今日の夜、明日の昼、
と4回続けておなじメニューだ。
そりゃあ、プリン・ア・ラ・モードも食べたくなるさ。

そんなさえないわたしとは裏腹に、
世間は年末休暇に突入しているわけです。
恋人は、北海道で毎日たのしくあそんで、飲んでいるらしく、
メールも電話もよこさない。
こっちがかければ、出るけどさ。
わたしが求めてることを理解してくれなくちゃ、
意味がないからね。

テレビも映画とか、特番とかもたくさんやってるわけですが、
なぜか見たいものがひとつもないので、
Gyaoをクリックしてみると、
80年代の音楽クリップ80連発っていうのがあって、
クリックして見てみたのだけれど、
ぜんぜん連発じゃなくて、単発だったので、
わたしはますますいらいらしてしまった。
でも、ハデな80年代サウンドに少しいやされました。

Kool & The Gangの「Celebration」は、
文句なしにたのしくなっちゃうし、
INXSの「Need You Tonight」は、
ボーカルのマイケル・ハッチェンスの
「どう、おれかっこいいだろ?」
っていうビームにやられるし。

80年代の曲は、前はきらいだったけれど、
いまは、華やかな音の重なりの軽さをたのしめるようになりました。

いちばんぐっときたのは、やはりDaryl Hall & John Oates。
このひとたちの音楽は、とてもいい。
まっすぐなボーカルと、キレのよい音が心地よい。

彼らの名前を初めて知ったのは、
小樽のこみいった飲み屋街のなかでも、
さらにこみいったところにあるバーみたいなところで、
そこのスクリーンに彼らのライブが映し出されていて、
あまりのすてきさに、バーのひとに
「このひとたち、だれっ?!」
とすごい勢いで、なれなれしくきいてしまったのでした。

いまきいても、とても新鮮なかんじ。
Kiss On My Listとか、Private Eyesはきいたことあるはずよ。

今後の予定は、明日も仕事。
元旦だけお休みで、また2日からずっと仕事。
いまはわたしは働きマンにならなくてはいけないのだ。
そのごほうびに、1月2日は仕事前にバーゲン行って、
きれいな色とデザインの、いい下着を買ってくるって決めたの。
ひらっひらで、ふりっふりのやつ。

2

もしかしたら、治るのかも。

また頭痛の大きな波がやってきて、
頭痛薬で、痛みを抑えながら、なんとかやり過ごす日々です。
こういう大きな波が来ると、
あまりにも痛いし、長引くので(今日で4日目)、
そのたびに、自分がすこしづつ狂っていくのを感じます。

毎夜、
「明日になったら治っていてほしい」
と思いながら眠るも、
痛みとともに目覚め、朝からがっかりします。
まあ、夜は眠れてるだけ、まだいいか。

朝起きてから、夜、眠って意識を失うまで痛いので、
何もやる気が起きないし、くらくらします。
きっと肩がこりすぎなんでしょうが、
痛みがいどすぎて、
ストレッチや運動をする気も起きません。
ひたすら後ろ向きになってしまう。

毎日、きちんとした生活を送れない自分が許せなかったり、
痛みに対して異常に弱い自分が情けなかったり、
「頭痛」を言い訳に、すべきことから逃げてるんじゃないか、
と。
不安とあせりを感じながらも、
身体は思うように動かないので、苛立ってばかりです。
むきー。

頭痛って、命に別状はないし、
だれにでも起こりうる症状なので、
その苦しさを理解してもらえないのがつらい。
でも、吐き気を伴う強い頭痛が何日も続くって、
けっこう大変なことですよ。
治るまで、意識を失っていたいくらいなのだ。

まだ、頭痛とつきあいたてのころのこと。
頭痛と吐き気とめまいがひどく、
午前中はおやすみをもらって、
なんとか気力を奮い立たせて、午後から出社したら、
「どうせ、眠いから昼まで寝て、午後から出社すればいいや、
 とか思ってたんでしょ」
と先輩に言われた。
あー、そうか、そういうふうにしか見えないんだ、と思ったし、
そのひとのことは二度と信用しなくなった。

そのひとの痛みはそのひとにしかわからないものだけどさ、
せめて、わかってあげようとする心意気は見せよう、
とわたしは思ったのでした。

今日まで、「偏頭痛は一生治らないもの」だと思ってましたが、
どうやらそうじゃないらしい。
治ったひともたくさんいるみたい。
来年から、お金をかけてでも、がんばって治そう。
だって、健康がないと、何にもできないからね。
来年の抱負は、「頭痛とたたかう」、だな。
身体を本気で労わろうと思うなんて、
年齢には逆らえないなー。
でも、がんばるわ。

2

かっこ悪い恋人。

シャンパンランチで、はしゃいだあと、
わたしたちはお互いのプレゼントを買いに、
お買い物に出かけた。

わたしも、そして、恋人も、
「もの」に対してかなりのこだわりがあるので、
お互いのプレゼントはたいていいっしょに選んで買う。
そのほうが、確実だからだ。
わたしたちに、サプライズは必要ない。

恋人の希望していたプレゼントは、ピアス。
彼は、しばらくピアスをしていなかったので、
「穴、ふさがっちゃったんじゃないの?」
ときくと、彼は、
「だいじょうぶ。
 こないだ針さしたら、通ったから。」
と、さらりと恐ろしいことを言っていた。

カップルだらけでごったがえすロフトとパルコとラシックをめぐるが、
彼の気に入るシンプルで小ぶりなものは、なかなかない。
栄をぐるぐるとまわり、
最後にみつけたメンズのアクセサリーショップで、
ちょうどよいものをみつけたので、お買い上げ。
シンプルなシルバーのピアスだが、
中央にピンクゴールドのラインが入っていて、
なかなかにかわいいのです。

わたしの希望していたプレゼントは、ゴールドのお財布。
財布は常に、ゴールドの長財布って、決めてるんです、
美輪明宏がそう言っていたから。
ここのところ、美輪明宏が人気を博し、
街でもゴールド財布人口は増加中なので、
店頭にもゴールド財布が多くなってきましたが、
どぎつすぎたり、ぶ厚かったり、
なかなかちょうどいいものがなかった。

恋人とお買い物に行く前に、めぼしいものを下見しておくため、
名古屋中心部のデパートや、
財布を扱いそうなアパレルショップなどを多々めぐった結果、
名古屋駅の松坂屋の財布売場がいちばん品揃えが多く、
すてきなゴールドのお財布がみつかった。

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上品なきらきら具合、シンプルなデザイン、
スリムなかたち、お手ごろなお値段。
完璧だ。
発見した当日、在庫を確認すると、残り3こ。
苦労してみつけた財布なのだから、
がっかりすることのないよう、25日まで取り置きをお願いしていた。

カフェで休憩してから、
名古屋駅の松坂屋へ向かうことにした。
すてきカフェで、ココアとコーヒーを飲みながら、
お財布の取り置き票を恋人に見せると、
恋人は
「財布、12000円なの?
 おれ、一万円しか持ってないよ」
と言う。

……。

聞けば、てっきり一万円だと思い込み、
それ以外のお金はすべて使い切ったのだと言う。
確かに
「一万円台のお財布をさがしている」
とは言っていたが、
「一万円ぴったし」
とは言っていなかったはずだ。

それに、彼はいつもお金の使い方がヘタで、
給料日前にお金が足りなくなるので、
いっしょになって、お金の計画書を作ったというのに、
そこで、1万円はあまるように計画を立てたというのに、
また給料日前にすっからかんになった、と言うのだ。

わたしはキレた。

誕生日プレゼントを買ってもらうために、
お金を貸さなくちゃいけないなんて、
あまりにもひどすぎる。

「プレゼントを買ってもらえるだけでもありがたい」
と思わなくちゃいけないのはわかっていたし、
恋人がけちじゃないことも知っている。
ただ、これは、金銭的な問題ではなく、
恋人の「男レベル」の問題なのだ。
「あんた、かっこ悪すぎる」
と、なじらずにはいられなかった。

確かにわたしたちはおなじお家に住んでいるし、
つきあいたてでもないので、
お互いにたくさん油断している部分はある。
それにしても、というか、だからこそ、
特別な日くらいは、ちゃんとしてほしいのだ。

もし、わたしたちのつきあいがまだ浅かったのなら、
恋人はそんなふうに適当じゃなかっただろうと思う。
恋人の浅はかさは、
明らかに、わたしに慣れきっている証拠だった。
それは、わたしをとてもがっかりさせ、悲しくさせた。
そうやって油断した時間が何年間も蓄積されて、
お互いが空気みたいな存在になるのを避けて通れないのなら、
気を使い合うことができなくなるのなら、
わたしは一生結婚なんてしたくない。

結局、恋人はわたしに平謝りし、
なんとか財布を買ってくれ、
「来月、また有給とって、
 おれがすてきなおでかけを企画するから」
と言ってきげんをとってくれようとしたが、
そういう問題じゃないのだ。
わたしは筋の通らないことは大嫌いなのだ。
この日感じた情けなさは、もう消えない。

恋人に対して、怒ったり、がっかりしたりすることが、
今までとてもすくなかったので、
こういうとき、どうしたらいいのかわからなくなる。
不安の埋め方がわからないまま、
恋人は北海道に帰っていき、
わたしは名古屋に取り残されたのでした。

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20, AVENUE DE CHAMPAGNE

まだクリスマスネタをひっぱります。
ついてきてください。

さて。
お休みをいただいた25日、
恋人も有給を取ってくれたので、
お互いのプレゼントを買いに行きましょう、ということになった。

街へおでかけするには、当然すてきなごはんを食べなくては。
ディナーは、仕事のあとでもいただけますが、
すてきなランチは、休日の醍醐味。
そして、バースデーだし、昼間から、すてきにお酒、飲んじゃおうぜ。

というわけで、前から行ってみたかった
20, AVENUE DE CHAMPAGNE
というお店を予約してみた。
ここは、モエ・エ・シャンドンのオフィシャルレストラン。
しかも、内装は森田恭通氏が手がけています。

予約すれば、平日のランチでも、コースOK、
と書いてあったから予約したのに、
コースなし、と言われる。
やや、興ざめ。
でも、ま、いいか。
どうせ、ふたりとも、量を食べられないし。

店内は、こんなかんじ。

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通りに面したソファ席、カウンター席があるほか、
奥にもさらに席がありました。

平日のランチは、ふつうのパスタやオムライス。
メニューは、少ない。
でも、千円前後で、サラダ、パン、デザート、
最後にコーヒーか紅茶がつく。
それぞれの量は少なめなのだが、
どれも、お値段のわりには、とってーもおいしいのだ。
パンはかりっかりで、香ばしく、
パスタもちょうどよいゆで具合でおいしい。
デザートも本格的な味。
そのへんのカフェよりも、レベル高し。
これはコストパフォーマンスよし。

そして、いちばん気に入ったのは、
ランチタイムに、300円でモエ・エ・シャンドンを飲めること!
もちろんグラスは小さいですが、
それでも、わたしには十分だし、
2杯飲んでも600円だし。

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窓から太陽の光がさしこむレストランにて、
シャンパンでバースデーのお祝い。
ふたりで、かなり優雅な気分になり、
「たまにはこういうのも必要だね」
とはしゃぎあった、クリスマスの午後でした。

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お鍋いただきました。

今年のクリスマスイブは、働いていました。

いまは、すてきな雑貨やさんに勤めているので、
こういうイベントのときが書き入れ時なのです。
お客さんはみな、「えいやっ」というかんじで、
大物を買っていきます。
その買いっぷりのよさには、清清しさすら感じますが、
まだまだ半人前のわたしは、
何もできずにおろおろするばかりです。

この雑貨やさんは、全国各地にぱらぱらとあるので、
高校生くらいのときから名前は知っていて、
東京に行ったときには、いつも見に行ってました。
お店の所在地は違えど、
まさか、自分がそのお店で働けることになるなんてー。
人生って、何が起こるかわからないものね。

ここで学べることは、たくさんあります。

まずは、商品知識。

以前のお仕事は、硝子食器専門でしたが、
今のお仕事では陶器も扱うため、勉強中なのです。
陶器って、硝子よりも、奥が深い!
扱い方や、技法や、産地などなど、
いろんな特色があるのだね。
お客さんも、知識やこだわりを持ってるひとが多くて、
ぜんぜん歯が立たない。
日々悔しい思いをしております。
今後、すこしづつ知識を増やして、ブログにもまとめようと思っています。

それから、ラッピングの方法。

「商品をいかに美しくみせるか」
ということについて、ものすごくこだわりがある。
前のお店とは、客層や購買目的がちがうせいもありますが、
わたしはとっても適当だったので、
いつも考えさせられます。
リボンもちゃんと結べるようになったもんねー。

そんなわけで、日々勉強させていただいております。

お客さんも、少なくなってきた夜、
お店の裏側から、何かを企んだ顔でわたしを見つめる店長さんが見えた。
と、思ったら、

「うさぎさん、お誕生日おめでとうー」

なんと、バースデープレゼントを用意してくれていたのだ!
まだ、入って1ヶ月ちょっとなのに、だ!!

ずっしりとした重みと、大きな真っ赤な箱、
すてきなバースデーカード、
そして、小さな花束もくれた。
こんなに大きなプレゼントって、ひさしぶりだわーー。

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あまりにもきれいに包んであるので、
お家まで開けずに持って帰った。
中に入っていたのは、なんと、お鍋!

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まるくて、白くて、
ずっと前からかわいいなあ、と思っていたやつだった。
これは、ごはんも炊けるおひつ鍋。
これで、炊き込みごはんとか作ったら、おいしいだろうなーーー。
あと、シチューとかも、きっとおいしくなるだろう。
早く使いたいのですが、
家のキッチンは、電磁調理器なので、
カセットコンロを早急に買ってこなくては。
ずーっと大切に使います。
ありがとうございます。
毎日なでています。

いっしょに入っていたカードには、
共に働くみなさんからのメッセージが。
そのなかに、
「うさぎさんは、わたしがこのお店に来て出会ったなかで、
 いちばんおもしろいです」
と書いてあった。
これは、よろこんでいいのだろうか。
どんなふうにおもしろいのだろうか。
今度彼女を問いつめたいと思っています。

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「ノン、アルコール」なもの。

ある日、お店が閉店したあと、
社員さんにエクセルの使い方の講習会を開いてあげた。
あまりに非効率的な仕事の進め方をしていたから。
その子は、とっても素直なので、
わたしが見せる技、ひとつひとつに感動してくれ、
「今、入社してから、いちばん感動しているかもしれません!」
とまで言ってくれた。

なので、調子をぶっこいていたら、最寄駅に帰ってきたのが、
夜中近くになってしまったのだった。

この日は大雨。
でも、恋人はちゃりんこで、駅までお迎えにきてくれる。
その日一日何も食べていないという恋人が不憫だったので、
「ラーメン食べて帰るか」
と、近所のラーメン屋につれていくことにした。

このラーメン屋は、駅から家までの途中にも関わらず、
今年の夏まで行ったことがなかった。
見た目的に、ちょっとさびれたかんじがするので、
勇気が必要だったのだ。

でも、前回、あまりの空腹に堪えかね、入ってみると、
これが、なかなか素朴な味で、悪くないのだった。
夜遅くまで開いているから、いつもお客さんが入っているし、
お店のおばちゃんが、とても愛想がよい。

ただ、たまに、「おや?」という部分もあるが、
それもこの店の味なのだ。
たとえば、和風ラーメンには、かつお節がふよふよと浮いている。
(のっかってるんじゃなくて、スープに浮いてる。)
春巻きを頼むと、ケチャップが添えられている。
店に入ると、一番入り口に近い席で、
おぢいちゃんがテレビを見て、
おばあちゃんがスポーツ新聞を読んでいる。
そういうのも含めて、この店をつくっている、というかんじがする。

テレビを見ているおぢいちゃんは、
やたらとチャンネル変えたがりなひとのようで、
ぴこぴことリモコンをいじっていたのだが、
結局「恋のから騒ぎ」に落ち着き、
「ぢぃちゃんも、からさわぎしたいのかあ。」
と思ったら、笑いを堪えるのに大変だった。

いつもはふつうの醤油ラーメンのくせに、
その日の恋人は相当空腹だったらしく、
チャーシューメンと、小ライスと、鳥のからあげも頼んだ。
肉祭りですね。
そんな恋人の肩越しに、とあるメニューが飛び込んできた。

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ノン、アルコール。

ビールなのか、カクテルなのか。
というか、マーボナスのとなりに貼ってあるので、
そもそも飲み物なのかどうかも定かでない。
なんだろう、このふしぎなメニューは。

ひとしきり考えたが、結論が出なかったので、
恋人と「冬のラーメンは、いいね」
と言い合って、帰路につきましたとさ。

11

28歳の誕生日のクリスマス。

ついにクリスマスです。
つまり、わたしの誕生日です。
28歳になりました。

27歳の年は、挑戦の年でした。
名古屋での生活に慣れるようがんばり、
イギリスに行く準備にがんばり、
実際に行ってみてがんばり、
帰ってきてからも仕事をがんばっています。

28歳になった今年は、
そのがんばった成果をうまく活用できるようにしたいです。
名古屋の地域特性、
世界各国に広げてきた人脈、
すこし自信が持てるようになった英語、
お金の使い方、
ライフワークの第一歩、
知力と体力をフルに使って、
それぞれをもっと深く掘り下げて、
なんとか結果につながるように。

わたし、やぎ座なんですけれども。
今年は12年に1度の幸運期なんです。
「わたしは、無敵なの!」
と心から信じて、今年はつっぱしるしかないんです。

みなさま、今年もついてきてください。
そして、メリークリスマス。

今日は職場の店長さんがおやすみをくれ、
恋人も有給をとってくれたので、
すてきなレストランでランチをいただき、
お買い物にいってきます。
昼間から、シャンパン。たのしみ。
お誕生日におやすみって、うれしいね。

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コルゲートハウスに学ぶ。

昨日書いた、Soup Stock Tokyoに置いてあった雑誌、
クウネル」に、とっても興味深い記事があった。
それは、コルゲートハウスに住んでいる、川合花子さんのインタビュー。

コルゲートハウスとは、土木工事などに使われる
「コルゲートパイプ」という鉄材を、住宅に使用したもの。
川合健二というひとが設計し、彼の自宅もコルゲートハウスです。
これが、すごいデザインのお家。
40年も前に、こんな斬新なお家があったなんて、
純粋にすごいなあ、と思う。
外観もさることながら、お家のなかも
情緒あふれるすてきな空間です。
こればかりは、文章でお伝えすることができないので、
こちらから、お家のすてきな写真たちを見てみてね。

鉄という素材の性質上、熱伝導がよいため、
夏は暑く、冬は寒いという厳しい条件の居住空間。
そこに、川合氏の奥さんの川合花子さんが、40年以上暮らしている。

きっと、こだわりの強い川合氏とずっと連れ添った花子さんは、
すばらしい精神的柔軟性を持ち合わせていたのだろうと思うのだが、
それが、インタビューの端々からにじみ出て、
納得させられることばが、たくさん書いてあった。

たとえば。

「冷暖房完備の部屋に住み、食料を無駄にする生活、
 そんな王様みたいな生活を、
 誰もが当然にやっている今の時代って、ちょっと変じゃないかしら」

いままで、そんなこと考えたこともなかったけれど、
たしかに、わたしたちはみな、王様気取りで、
「利便性」という観念において、限りなく貪欲だ。
だから世の中は歪んでいく。

いちばん印象的だったのは、
「不幸を感じるのは、
 ”幸せであるためには、こうでなければいけない”
 という決めつけで、自分を追いこんでいるから。
 思い込みやとらわれから自由になったら、
 人生ってけっこうおもしろい」
ということば。

納得、です。

久々に
「あ、なるほどね」
と心にしみこんだ言葉に出会った気がします。

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ルーセントタワーのSoup Stock Tokyo。

わたしの趣味は外食だ。
これは、誰になんと言おうとやめられない。
おいしいものを食べることが生きがいだが、
料理は下手だし、あんまりすきじゃない。
なので、ひとりの休日は、時間があれば、どこかでランチをいただく。
そんなに豪華じゃなくてもいい。
カフェやレストランでひとりで雑誌を読みながら、
ゆっくりと食事をするのがすきなのだ。

何しろ、名古屋市外に住んでいるものですから、
どうしても、拠点が名古屋駅になる。
そこから地下鉄に乗るのは億劫だし、
すべての用事はたいてい名古屋駅周辺で事足りるので、
必然的に、名古屋駅付近のお店でランチをいただくことが多くなる。

ただ、この名古屋駅周辺には、あまりすてきなカフェはない。
昔ながらの喫茶店、とか、
マクドナルド、スターバックス、とか。
ミッドランドスクエアの地下には、こじゃれたカフェもあれど、
何しろ高いし、混雑している。

というわけで、名古屋駅周辺でおちついた時間を過ごすのは、
なかなか至難の業なのだ。

でも、ようやくおきにいりをみつけた。
雰囲気、混雑度、価格、すべて秀逸な場所。

それは、ルーセントタワーの「Soup Stack Tokyo Cafe」。

ルーセントタワー、というのは、約1年前にできたオフィスビル。
でも、レストランやカフェも豊富に入っているし、
最上階の40階には、バーも入っている。

名古屋駅からは、「ルーセントアヴェニュー」という地下道でつながっている。
名鉄の改札口から歩くと、大体10分くらいかかる。
でも、このルーセントアヴェニューは、とてもかわいい。
2007年度のグッドデザイン賞を受賞したほどだ。

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真っ白な壁面に、モノトーンの動物たちが描かれ、
七色のライトがあてられている。
外は見えないけれど、おさんぽには最適。
写真スポットとしても最適らしく、
いつも、カメラを携えた中年男女に出くわす。
特に、アジア各国からの観光客にとっては、
格好の撮影スポットらしい。

さて。
そうしてたどり着いたルーセントタワーの地下1階に、そこは、ある。
(正確には、ルーセントアヴェニューの終点で、
 エスカレータにのって、上階へ行くのだが。)

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本当は、セントラルタワーズにもあるのだけれど、
わざわざ歩いてここまで来るには、わけがある。
お店がひろーくて、内装がすてきなうえ、
平日はいつも空いていて、盛りのついた騒々しい若者もおらず、
平穏な日々をぐちり合うおばさまたちもおらず、
とってもおちつくのだ。
オフィスビルのなかにあるので、ほとんどのお客はビジネスマンが中心。
彼らは孤独にパソコンに向かい仕事をするか、
ひそひそと打ち合わせを行っている。
そんななかで、のびのびランチをいただくのは、
優越感も味わわせてくれる。

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しかも、奥の席のいすには、クッションがついていて、
すわり心地もふわふわ。
そのへんのかたい椅子とは、リラックス度がちがうのよ。

そして、置いてある雑誌のチョイスもいい。
クウネルとか、SWITCHとか、上質な雑誌がセレクトされている。
これも、すてきカフェの大事なファクター。

流行を追いたいわけではないのだけれど、
やっぱりここのスープは、コクがあって、おいしい。
いちばんすきなのは、「東京クラムチャウダー」。
濃厚なシーフードの香りがたまりません。
それに、パンとごはんもおいしい。
パンは、ふわふわしていて、しょうどよい塩加減。
ごはんは、ただの白いごはんじゃなくて、
ごまが混ぜられているので、ふつうのごはんよりも香りがよい。

この日、スモールサイズのスープ2種類と、
ごはんのセット(900円)をオーダーしたら、
予想外に量が多くて、満腹をとおりこしてしまった。
スープもりっぱなごちそうです。

食べたくなったでしょ。
でも、「Soup Stock Tokyo」は、関東方面と、名古屋にしかないのです。
みんな名古屋にくるがよい。

3

おきにいりたくさんみつけました。

このごろYou Tubeがおもしろい。
おもしろい動画にたくさん出会えるのだ。
オタク万歳だ。

それで、わたしが気に入った動画をセレクトしました。
携帯から閲覧しているひとにはつらいと思いますが、
ご了承ください。

まずは、山寺宏一の巻。

わたしは、彼はものすごいひとだと思う。
声質がすばらしいうえに、
あんなにたくさんの声色を使いわけられるなんて!
そして、彼はものまねもうまい。
歌声だけでなく、見た目、しぐさもそっくりなので、ますますすごい。

最初に見て、あまりのすばらしさに感動した
ルイ・アームストロング
ここまでうまいひとは初めて見た。
しかも、トランペットまで自演。

次にみて、やっぱりこのひとはすごいと思った、尾崎豊
似ている。すばらしく似ている。

最後にきわめつけのスティービー・ワンダー
歌も、その歌い方も、ものすごく似ていたが、
すべての楽器のパートをボイス・パーカッションで演奏していた。
すごい。神業だー。

では、山寺氏に感動していただいたあとは、
ジブリもので心を和ませてください。

まず、ひとつめは、声変わり
最後のオチがすごくすき。
っていうか、「つよし」って、だれ。

2つめは、「となりのトトロ2」。
こどもに見せたら、相当怯えることでしょう。

3つ目は、「耳をすませばトゥルトゥルDADADA」。
微妙に映像と音楽が合っているのがおもしろいし、
トゥルトゥルDADADAが、耳からはなれなくなってしまい、困る。

とどめは、「大阪弁のハイジ」。
かわいすぎる。やばいやん。

6

ワンダージョック。

先日、用があって、ドコモショップへ行った。
たいしたことないことだったのに、案の定待たされた。

待っているあいだ、「日経トレンディ」があったので、
それを読んでみた。
その号の特集は、2007年のヒット商品と、
2008年のヒット商品の予測。

もちろん、わたしは「予測」の方を目を皿のようにして読んだ。
それを自分が取り入れるかどうかは別として、
ひとびとが何を求めているのか、
ということを知るのは興味深い。

ランキング形式で紹介されている商品たちのなかに、
衝撃的なものがあった。
それは、「ワンダージョック」だ。

これは、男性用のぱんつなのだが、ただのぱんつではない。
「男性の股間を大きく見せるための下着」
なのだ!

…残念ながら、わたしは男ではないので、
この商品にまったく魅力を感じないし、
ジャングルさんにはいてほしい、ともまったく思わないのだが、
これがかなり売れているらしい。

記事には、
「女性のブラジャーのような機能を果たす」
というようなことが書いてあったが、
わたしは全然ちがうと思うぞ。

女性の場合、どうしてブラジャーをつけるかというと、
胸に高さを出すことによって、
ウェストが細く見える効果があり、
全身のバランスがよくなるからなのだ。
だが、男性の股間がもっこりしているからといって、
「あらー、あのひと、スタイルいいわねー」
ということにはならないと思うのだ。
それに、女どうしで話していても、
「あのひと、股間がもっこりしてて、すてきよね。」
なんて話題には、決してならない。
だから、どうして男のひとが、
股間を大きく見せたがるのか、
わたしにはまったく理解ができない。

恋人に、
「やっぱり、おとこのひとって、大きく見せたいものなのか」
と問うと、
「いや、べつに。
 だって、脱いだらいっしょでしょ」
と、見せることを前提としているかのような発言をし、
ナチュラルに下品だと思った。

ワンダージョックを発売するオージーバムのHPには、
商品の写真がたくさんあるのだが、
クリックしていきなり男の股間が出てきたら、
困ってしまうひともいるかもしれないので、
ここには写真をのせていません。
興味があるひとだけ、こちらをクリック。
リンク先の「ビデオ」をクリックすると、
ぱんつ一丁でかっこつけまくるサングラス男の奇妙な動きを見られます。
なかなか笑えるので、おすすめです。

4

村上春樹風に語ってみる。

ちょっと古いものですが、
わたしにとっては新鮮だったので、書いておきます。
知らない人もいるかもしれないし。

村上春樹風に語るスレジェネレータ

たしかに、彼の文章は、独特なものがありますね。
わかるようで、わからない。
具体的なようで、ものすごく抽象的。
このツールを使って、文章を作ってみると、
その特徴が、うきぼりになるね。
結局、なんだかわからないってことよ。

たぶん、ここで使われているフレーズは、
ノルウェイの森」のものがほとんどでしょうが、
わたしには、この物語は何が言いたいのか、さっぱり理解できず、
ひたすらに文体を脳にしみこませるように読んだので、
それぞれの表現を克明に覚えています。

数ある名言のなかから、
よくぞ、こんなに応用できるものを、ピンポイントに抽出したな、
というかんじで、感心しました。

いちばんすきなのは、
「世界中の○○がみんな溶けて、バターになってしまうくらい好きだ」
っていうフレーズがいいなあ。
あなたなら、○○に何をあてはめますか?

0

エアギタープロ。

はらくんとゆかちゃんにジャスコに連れて行ってもらったとき、
そこには「といざらす」があって、
わたしたちはそこで、かなりの時間を費やした。
はらくんとゆかちゃんは、ジグソーパズルコーナーで、
「ラッセンにしようか、それとも世界遺産にしようか」
と相当長い間悩んでおり、
恋人は、ガンダムコーナーで、
「プラモデルを買おうか買うまいか」
と相当長い時間悩んでいた。

おもちゃやさんは、大人になってから行く方がおもしろい。

もちろん、わたしだって、相当長い時間
手打ちそばマシーン「いえそば
にみとれていた。



自宅で手打ちそば、よ!
ちょっとたのしそうじゃないか。
これから年末にかけて、大活躍まちがいなし。
レビューを見たところ、なかなか好評のようなので、
本気でほしくなってしまった。

でも、今年のお正月ひとりだし…、
ひとりでそば打っても、ねえ…。

しかし、この日、わたしがいちばん長い時間を費やしたのは、
いえそばではない。
もっと強敵がいたのだ。

それは、こいつだ。



その名も、
AIR GUITAR PRO」。

見た目は、ネックの部分のみで、とっても間抜けだ。
しかし、こいつはすごい。
なんと、赤外線が出ていて、
ギターを弾くまねをすると、「じゃーん」と音が出る、というのだ。
残念ながら、サンプルがなく、実際に試すことができなかったので、
わたしはダイノジが出演する、
この商品のプロモーションビデオにくぎづけになってしまった。
もちろん、大地氏は大絶賛していた。
「すげーよー、これー」
と言っていた。
確かに、すごいおもちゃだと思った。
もうおもちゃの域を超えているかもしれないね。
忘年会、新年会、結婚式の余興とかにもいいかもね。

実際に売れているのかどうか、
そこまでリサーチできていないのだが、
この商品のほかにも、同じようなものがたくさん発売されているらしい。
わたしがぼんやりと、
「大地、すげーなー」
と思っていた間に、
おもちゃメーカーは、それをビジネスとして考えていたわけだ。
流行は、ただぼんやりとのっかるものではなく、
消費者の購買心理を読み取るためのものだったんだなあ、
と、新鮮な気持ちになったのでありました。

2

スシロー。

はらくんとゆかちゃんといっしょにイオンに行く途中、
スシロー
という、世にも奇妙な名前の回転寿司屋を発見した。

CIMG4101.jpg


はらくんとゆかちゃんに聞けば、
とても有名かつ人気の回転寿司屋なのだそうだ。
「帰りに食べていこうかー」
「もうおなかが寿司の準備をしているよ」
という話をしながら、帰り道に寄ってみた。

店に入ろうとして、おどろいた。
店からひとがあふれるほどに、大勢の人々が待っているのだ。
わたしたちが入った時点で、
「14組待ち」
という驚異の待ち人数であったが、
そのとなりの待ち時間目安は、たったの20分。
そんな、まさか。
でも、ここの店舗のオペレーションを見てみたい。
わたしたちは待つことにした。

待っているそばから、どんどんお客さんが呼ばれていく。
結局14組目のわたしたちは、20分も待つことなく、着席することができた。
驚きの客の回転スピードだ。

そして、席について、わたしたちはまた驚いた。
なんと、全皿105円なのだ!
すべてのお皿が、なのだ!
さすがに高いネタは、1皿に1貫だったりするのだが、
それにしても、値段を気にせずにどんどん食べられるのはすばらしい。

さらに、お店のオーダーシステムもふつうとはちょっとちがっていた。
それぞれの席に、色の名前がついたインターフォンがあり、
それを押すと、店員さんが、
「はいどうぞー」
とキッチンから応答する。
できあがると、インターフォンについている色の名前が書いた皿に、
注文した寿司がのっかって流れてくる、というシステムだ。
「うわー、赤の席のひと、ネギトロ4連発だよー」
みたいな気恥ずかしさもあるのだが、
非常に合理的なシステムだと思った。

また、メニュー(スシネタ)の種類も非常に豊富。
ふつうの魚介類だけでなく、
ハンバーグ巻き、牛塩寿司、生ハム寿司、
などなど、いろんな種類の寿司があって、選びたい放題。
恋人と、はらくんは
「いかめかぶ」
に夢中になり、
いかめかぶが流れてくるたびにそれを手に取り、
合計で4皿くらい食べていたんじゃなかろうか。
わたしのお気に入りは、かつおユッケ。
ちゃんとたまごものってたよ。

ただ、問題なのは、インターフォンで店員を呼び出してから
「はいどうぞー」
に至るまで、10分以上待たされる、ということだ。
ふつうのお店ではありえないぞ、このサービスの悪さ。
それでも、全皿105円だから、許してしまう。

それから、ネタは小さめ。
ごはんのまんなかにちょびっとのっかっているだけ。
それでも、全皿105円なのだから、許せてしまう。

本社は大阪にあり、関西、中部、関東方面を中心に
店舗数を増やしているお店らしい。
残念ながら、北海道にはまだありません。
でも、この調子で急成長を続ければ、
いつかは北海道に進出するかもしれないね。

おなかいっぱい4人で食べても、一人当たり千円以下。
激安。すごいぜスシロー。

前回はらくんとゆかちゃんとおでかけしたとき、
恋人が焼肉をおごったので、
「今回はおれらが払います!」
と言って、おごってくれた。
そういう律儀なところも、いいなあ、と思ったのでした。

0

「Black or White」な恋人。

久々に休みが重なった休日。
この日は、恋人のおともだちのはらくんと、ガールフレンドのゆかちゃんと、
4人でイオンのショッピングモールへ行った。
というか、正確には車に乗せてもらい、連れて行ってもらった。

はらくんとゆかちゃんは、とてもよいカップルで、
ふたりと遊ぶのはとてもたのしい。
彼らはわたしよりもずっと若いが、
ちゃんと人の話をきくことができ、
ちゃんとまわりに気を使うことができ、
どんなことでもたのしんでくれる。

そして、ゆかちゃんの方が完全にはらくんを支配しており、
その一方的パワーバランスの不均衡も
とてもおもしろくて好感が持てるうえ、
いまどきの若者カルチャーと名古屋カルチャーをおしえてもらえるのも興味深い。

ジェネレーションギャップはあれど、
彼らとあそぶのはとてもらくちんだし、
わたしも恋人も、ふたりをとてもかわいがっているのだ。

さて。

お家までお迎えにきてもらい、いざ出発。
イオンまでは大体1時間くらいの道のりでしたが、
しゃべっていたら、あっという間。
わたしたちの車のなかに、沈黙はありえない。

予想通り、週末はたくさんの車が、道路、駐車場などにあふれている。
やっと、とめられるスペースをみつけて、車を降りた。
イオンに向かって歩き始めたとたん、はらくんが、

「ジャングルさん、大変なことになってます!」
と、言う。
足元を見ると、本当に大変なことになっていた。

CIMG4097.jpg

なんと、
右足には白いくつ、
左足には、仕事用の黒い安全靴をはいていたのだ。

えええええええ。
ありえないよ。
だって、安全靴って、重いじゃん。
っていうか、それ、靴の履き心地がちがうじゃん。
なぜ、どうしてそれに気づけない?
っていうか、天然でそんなことしちゃうなんて、
ちょっと器用すぎるんじゃないか。

もちろん、わたしたちは、爆笑の渦に飲み込まれた。
だってさ、コントとかならありえるけどさ、
リアルにそんなことする奴なんて、いないだろうよ。

恋人は、まちがって履いてきたこと自体はそんなに気にしていないようだったが、
その靴でショッピングしなくてはいけないことを思うと、
とても恥ずかしくなってしまったらしく、
「おれ、靴を買う!」
と言い出し、早速靴屋さんへ飛び込んだ。

前から見たところ。

CIMG4099.jpg


うしろから見たところ。

CIMG4098.jpg


どっからどう見ても、まちがってます。
せめて、同系色ならいいものを、
真逆のコントラストですからね。

結局、白いコンバースのハイカットを見つけ、
それをお買い上げ。
その場ではきなおして、無事にお買い物を続けることができたとさ。

何がはずかしかったって、
靴屋さんで、はきなおしている瞬間がいちばん恥ずかしかったわよ。
しかも、ハイカットだから、靴紐を通すのに手間取っちゃって。

あー、びっくりした。
たぶんしばらく思い出し笑いができるな。
こんなひととなかよく暮らしてしまっている自分がこわい。

2

寝起きの恋人。

恋人はよく眠る。
お昼までたっぷりと眠ったあと、夕方にお昼寝し、
夜もふつうの日と同じく、12時あたりには眠り始める。
わたしもかなりよく眠るが、恋人には勝てないし、
恋人ほどよく眠るひとはいない。

今日も昼まで起きなかったので、
「おいこらー、起きろやー」
と起こしてみると、
突然

「タピオカ!!」

と言った。

なにそれ。なんでタピオカ。

「どうしたの?」
ときくと、
「めざめのひとこと」
と言う。
なんだ、それは。

なぜ、タピオカなのかと問うと、
「おきてすぐ頭に浮かんだことば。」
と言う。
寝起きで、タピオカ。
朝一で、タピオカ。

「おれでも、これはおかしいって、わかった」
といったあとに
「まめ?ピーナッツとかとかんちがいしたのかな」
と言っており、わたしはますます心配させられる。

念のため
「タピオカって、知ってる?」
ときくと、
「知ってるよ、食べたことある。
 かえるのたまごみたいなやつでしょ?」
と答えた。
そのコメントで、わたしはもう2度とタピオカを食べられなくなってしまった。

その後、突然歌いだし、
「おたまじゃーくしーー、おたまーじゃくしー、
 マジンガーーーゼェット!!」
と叫ぶので、わたしはますます混乱した。
おたまじゃくしで、どうしてマジンガーゼットなんだろう。

突然、超難問を出題された休日、
これからかわいいおとこのことおんなのこを引き連れて、
おでかけしてきます。たのしみー。

2

まちがいすぎる恋人。

先日、毛染めの集いを行って、
ふたりとも茶髪になり、
ちょっとちゃらちゃらしたかんじになったのですが、
お互いに、だれにも気づかれません。
全員に
「髪染めた?」
ってきかれるのは、それはそれでつらいものがありますが、
だれにも気づかれないのも、それはそれでいじけたくなっちゃいます。

さて。
恋人は、今日はよっぱらっていた。
会社の飲み会で、アメリカ人と話す機会があり、
テンションがあがっていた。
彼は、最近わたしから英語をならっており、
be動詞を理解し、疑問文が作れるようになったのだ。
それをなんとか生かそうと興奮し、
しかも以前よりもなんとなくわかるようになったらしく、
自分の成長ぶりに興奮していたらしい。

帰ってきて、しばらくごろごろしたあと、
彼は、すっくと立ち上がり、
「カップラーメンを食べる」
と言い出した。
飲み会で食べてきたんじゃないのかね。

「おれねー、ラーメンすげーすきでねー、
 今日も帰ってくるときに名古屋駅のラーメンの屋台を見てね、
 すげー食べたくなってね、 屋台のおっちゃんに
 ”ラーメン1こ”
 って頼んだら、おっちゃんが”ウェーイ”って言ってね、
 でも、帰りたくなったから、
 ”やっぱいらなーい”
 って言ったらね、おっちゃんに
 ”どうしたの”ってきかれたから
 ”ばいばーい”って言って帰ってきたの。
 どうしたのって言われたって、しょうがないじゃんね」

ラーメンがすきなら、しかも注文までしたなら、食べてこなくちゃいけないだろうし、
ラーメンは1こではなく、1杯だし、
「どうしたの」という問いかけに対し「ばいばーい」は会話が成立していない。

その後、カップラーメンを作ろうとキッチンにたった恋人は、
わたしがお土産にもらった紅茶のティーバッグを発見した。
そのお茶は、「British Morning」という名前だったのだが、
恋人は、自信満々に
「ブリトニー!!」
と言っていた。
…スピアーズ?
わたしだったら、そんなお茶は飲みたくない。

さらに、
「おれは、今日はカップラーメンを菜箸で食べる」
と宣言しながら、割り箸を取り出しており、
「それは、わりばしだよ」
とおしえてあげると、
「だって、菜箸も割り箸も、おんなじ木だよ」
と言った。
恋人の言うことには、時々妙な説得力がある。

さらにそのカップラーメンは、相当しょっぱかったらしく、
その後、恋人は夏のあいだの犬のように、
舌を出したままゲームに熱中している。
その顔があまりにまぬけすぎて、かわいそうになってきたので、
わたしはウーロン茶をあげましたとさ。

0

よっぱらい。

CIMG0332.jpg

こんなときにはね、酒だね、酒。
飲まなきゃやってらんねーんだよ。
一升瓶なんて、朝飯前よ。
足りねーくらいだよ。
もっともってこいやー。






というのは、うそです。
写真を復元していたら、みつけた。
3年くらいまえ、社員旅行で、増毛町に行ったときに撮ったもの。
わたし的に、かなり気に入っている写真です。
自分で言うのもなんだけど、
はっぴが似合ってるし、
一升瓶わしづかみ、ってところも、なかなか堂に入ってるかんじだし。

リアルなわたしは、日本酒なんて飲めません。
今日も「ぎゅぎゅ」ピーチ250mlでべろんべろんです。

恋人も、わたしも、ここ数年ずっと黒髪だったのですが、
過去の写真を見直して、
「久々に茶色くして、ちょっといきがってみよう」
という話になったので、
明日はふたりで毛染めの集いです。
どんな茶色にしようかしらねー。

9

今日のできごと。

かなり長いこと、自分のふつうの日常について書いていないなー、
と思ったので、
ひさしぶりに、最近のできごとを書いてみる。

だって、わたしはふつうの毎日でも、
日々、すごくいろんな発見をしたり、
いろんなことを考えたりしてるんだよ。

このごろ、PMSに悩まされている。
1週間くらい前からずっと。
頭痛、腰痛、めまい、たちくらみ。ふらふらだ。
そういう肉体的なことは、まだいい。
耐えられないのは、精神的苦痛の方だ。
自分が生きる価値のない人間としか思えなくて、
生きていることそのものがしんどい。
でも、ほんとに死んじゃったら、そのほうがいろんなひとに迷惑をかけるので、
なんとか、毎月生きる。
昨日は、帰ってくると、ごはんも食べずに布団に倒れこみ、号泣。
恋人がなぐさめてくれればくれるほど、号泣。
今日は大丈夫だ、と自分に言い聞かせたけれど、
やっぱり仕事中に無意味に涙が出るので、
明日は精神安定剤を飲むことにしよう。

これは、いつも大体2週間は続く。
毎月死にたくなるのは、かなりしんどい。
もし、わたしがPMSを乗り越えることができたなら、
無敵なんだろうなと思う。
たしかに、わたしは意志が弱いが、
PMSも大きな障壁になっていることはまちがいない。
PMSのないひと、軽いひとがうらやましすぎる。
本格的に克服する方法をみつけなくてはならない。

いま、江國香織のエッセイを連続して読んでいる。
「泣かない子供」、「泣く大人」、「いくつもの週末」。
彼女の生活や観念は本当にすてきだ。

わたしも「行動力がある」といわれることはあるけれど、
江國香織ほどではない。
彼女は、夜だろうと、徹夜あけだろうと、
「行きたい」
と思った直感を大切にして、そのとおりに実行している。

北海道にいたころは、わたしもそうだったのだ。
夜にでかけることは多かったし、
思いつきで行動することも多かった。
でも、愛知に来てからは、車もないし、タクシーも少ないし、
動きたくても、動けない。
でも、たとえ、車がなかろうと、明日の仕事が早かろうと、
「そうしたい」という思いつきに抗わないことは、健全なことだ。

今日の仕事を終えて、最寄駅に着くと、もう夜11時だったので、
駅まで恋人に迎えにきてもらった。
そこで、
「ね、いまから、マクドナルドにシェイクを飲みにいかない?」
とお誘いしてみた。
もちろん、恋人が断るはずがない。
そこから10分くらいちゃりんこを飛ばして、
遠くのラーメン屋さんで、ラーメンを食べて、
マクドナルドで、ストロベリーシェイクを飲んだ。

あたらしくみつけたラーメンやさんは、
むかしなつかしい味がしたし、
お子様メニューが充実していて、好感がもてた。
わたしにはこどもはいないし、
こども用のメニューをたのみたいわけでもないのだが、
こども向けのメニューが充実していると、
なんとなくお客のニーズにこたえようとしている店の誠実さが伝わるような気がする。

そのあと、マクドナルドでだらだらとシェイクを飲みながら、
恋人が昔話を語りだした。
「おれさー、昔、いちごシェイクがすきでさー、
 1日にLサイズのシェイク4杯とか飲んでたんだけどさ、
 いまは、全然おいしいと思わない」
…それだけ飲んだら、きらいになってもおかしくないと思う。

行きは、わくわくしているから、特に苦にならないが、
帰りはつらい。
いくら愛知はあたたかいとはいえ、
12月の夜中12時は、なかなかに、寒い。
そんななかを30分もちゃりんこを走らせなくては、
家にたどりつけないのだ。
わたしたちは、突然のおでかけを後悔しないように、
うたを歌いながらちゃりんこをこぐ。

「明るい歌がいいよなー」
と言いながら、歌をさがす恋人。
1曲目は、「手のひらを太陽に」で、2曲目は、「ペガサスファンタジー」、
3曲目は、「1/2」。
川本真琴のうたで、最近しょこたんがカバーしたやつ。
それぞれ、カラオケなみの大音量で、歌いながら、
ちゃりんこをこぎたおし、ようやく家に着いた。

こないだ恋人とカラオケに行って、しょこたんの歌をうたった。
「ロマンティックあげるよ」と、「1/2」。
歌ってみて、
「あー、これは、若者の歌だわー」
と実感。
もう、わたしには、ひとにばらまけるほどのロマンティックなんて、ない。
でも、恋人が、1/2を気に入ってくれたので、
それ以来ひんぱんにふたりで歌っている。

そういえば、EXILEがカバーするまでは、
カラオケでよくZOOの
「Choo Choo Train」を歌っていた。
純粋に、リズムとメロディがいいから。
いい曲には、時代もなにも、関係ないんだね。
You Tubeで、Zooバージョンの画像を発見したの。
興味深いよ。こちら
あ、ちなみに、ペガサスファンタジーの動画はこちらね。
ジェローム25歳の今後の人生がちょっと心配。

ここのところ、結婚ラッシュ。
まわりのひとたちが次々と結婚していく。
わたしが前につきあっていたひとも結婚するらしい。
風のうわさできいた。

わたしがつきあったひとの人数は、多くはないが、少なくもない。
だけど、みんなわたしと別れたあとは、
結婚したり、別の女の子に強烈にアプローチされたりしていて、
きっともっとしあわせになっているんだろうなと思う。
ただ、ひとりだけ、「わたしが不幸にしてしまった」と思うひとがいる。
そのひとは、別れてから何年もたって、再会したのだが、
「別れたあと、あまりにショックで旅に出たんだよ」
と言っていた。

旅、かー。

そのひとは、もう何年もずっと、
かなり頻繁にわたしの夢に出てくる。
ロンドンにいても、恋人と眠っていても、いつでもおかまいなしだ。
もう、これは呪縛だ。
それは、別れた理由が、単純に物理的なことであり、
お互いの気持ちと関係のないところにあったからなんだろうと思う。
彼の夢を見て、目が覚めると、
いつになったら解けるのだろう、と思いながらも、
きっとこの先もずっと夢を見続けるだろうことを知ってる。

むだなことをだらだらと書いた。
3時近くになってしまった。
明日も仕事なのに。
でも書くことはいいことだ。
すっきりした。
恋人の長く伸びた髪(昔のきむたくみたい)を
わさわさかきまぜてから、寝ます。

3

ファイナルデータにて復旧作業中です。

みなさんのはげましをいただき、
「なんとかしなくっちゃ」
とやる気がでたので、
データ、復旧させることにしました。

結論から言うと、ファイナルデータというソフトを使いました。
お試し版でスキャンすると、データが発見できたので、それをダウンロードし、
いま、ちまちまとすこしづつ復旧しているところです。
圧縮されて、小さいサイズになってしまったものもありましたが、
ほとんどの写真を復旧することはできました。

はー。
ファイナルデータ、ありがたい。
この世の中に、こんなにすばらしいものがあったとは!
そして、お金はかかったけど、復旧してよかったなと実感。
写真は、だいじなんだよ。
プライスレスにだいじなんだよーー。

なんと、フォーマット&リカバリ済みの昔のPCからも、
データを復元することができて、
改めて、パソコンの記憶力のよさに脱帽しましたよ。
何があっても、あきらめちゃいけないね。

他にもこんな痛い目にあうひとがいるかもしれないので、
念のため、今回の事件簿を記録しておきます。

ことのはじまりは、CASIOのEXILIMに付属していたソフト、
「Photo Loader」において、
写真が表示されない、という不具合が発生したことでした。
アンインストールしても、写真は消えない、
と、HPに書いてあったので、アンインストールを試みたり、
Vista用の最新版をダウンロードして、インストールしてみたのだ。
しかし、どうもうまくいかない。

なんだよーーー。

これをやる前から、
「バックアップ、とっといたほうがいいだろうなー」
ってずっと思ってた。
でも、なぜか、「大丈夫だろう」っていう意味不明な自信があって、
結局バックアップを後回しにしてしまった。
ばかなわたし。

ふと、不安になり、
念のため、写真が保存されているフォルダをあけてみたら。

「このフォルダは、空です」
って、フォルダが言う。

うそだ。そんなの、冗談よ。

でも、何度クリックしても、フォルダはからっぽ。
パソコン全体のjpgファイルを検索しても、からっぽ。
どうしてもからっぽ。
何がなんでもからっぽ。
本当に、忽然と消えてしまったのだ、何千枚、っていう、写真が。

深夜、2時。
仕事で走り回ったあとのくたくたの状態だったから、
「これは夢だ。夢なんだ」
と思って、とりあえず、眠ることにした。

でも、夢じゃなかった…。
やはりフォルダは空っぽだった。
削除してないのに、消える、なんて、ありえるのか?
写真たちが神隠しにあってしまった…。

重たい気持ちを引きずりながら、翌日パソコンをあけるが、
やはり、からっぽ。

通常、データが消失してから復旧を試みるのであれば、
できるだけパソコンを使わないようにすることが大前提。
ちょっとでもいじると、消失したあとに新たなデータが書き込まれ、
復旧は不可能になってしまう。

でも、そこは、ばかなわたしのやることですから。
「システムの復元をしてみよう」
と思いついてしまったんですねー。
さらに、思いついただけでなく、実行してしまったんですね。

もちろん、システムの復元でファイルが元に戻るわけもなく。
本当は、そんなことしちゃいけません。

次に、無料の復元ソフトを使ってみたのですが、
「パラメータが間違っています」
というメッセージが出て、
クラスタスキャンすらできない。
だめだこりゃ。

いろんな情報を集めた結果、
有料ソフトでは「ファイナルデータ」がよし、
ということになった。
なぜなら、これは、お試し版がダウンロードでき、
それでスキャンして、復元ができるかどうか、確認してから購入できるからだ。

スキャンした結果、
写真のデータは、ちゃんとみつかった。
わーーい。よかった。
「お試し版」は、スキャンだけならできるのだが、復元はできない。
仕方がない。買うしかない。

クレジットカードを使って、ダウンロード版を購入すれば、
すぐに使うことができた。
インターネットは便利だなあ。
でも、楽天経由などで買うと、もっと安く買えるみたいよ。
ほしいひとは、こちらで最安値をチェック。

そんなわけで、無事、写真たちは、復旧できそうです。
あとは、わたしの根気次第だわ。

それにしても、本当に復旧してよかった。
若かりし頃の自分も、
たのしかったことも、つらかったことも、
しあわせな気持ちも、底なしに憂鬱だった気持ちも、
写真を見ればよみがえってくるのだ。
写真は、自分が生きた証であり、
その場の空気を運んできてくれるアナログなタイムマシンでもあり、
過去の記憶を鮮明に呼び起こす玉手箱でもあるのだ。

昔の写真たちを取り戻して、
わたし自身もやる気を取り戻した。
よかったよかった。

そんなわけで。

データが消えてしまっても、あきらめちゃいけない。
特別なソフトで消去しない限り、
フォーマットしたって、データは残っているんだから!
まずは、ファイナルデータのお試し版でスキャンしてみてくださいな。

ただ、完全復旧までの道のりは、
果てしなく、長い…。

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