ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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ついに。

ウィーンとプラハからただいま。

ひとりでも、ぜんぜん平気でした。
恋人は、すっごく心配してくれていたけど。

ついにわたし、
ひとりで世界中どこでも行けるようになっちゃった!

日本にいるときは、
英語しゃべれていいねって言われても、
べつに、使う機会ないし、って思ってたけど、
こうやって日本を飛び出してみると、
これってすごいアドバンテージだーって思った。

どんな国へも、自分であそびにいけるし、
国籍を問わずにたくさんのひとと
おともだちになれるのよ!
いろんなことをおしえてもらえて、
どんどん世界が広がっていくの。
すごいことですよ。

プラハ。
とってもすてきな街だったよーーー。
ほんとに魔女の宅急便みたいな街並みだったし、
みんないいひとだったし、
物価安いし、かわいいものがたーくさんあった。
チェコ人のおともだちもできたので、
(彼女に出会えたのはミラクルでした)
そのうち、きっと買い付けに行くわー。

そんなわけで、もう満足したので、
日本に帰ります。
28日の夜遅くに名古屋に到着します。
携帯ぶっこわれてるので、
ただいまメールはできませんが、
なおったら、ちゃんと連絡しますからね。
ラーメンとやきにく食べるんだもんねー。

ブログ記事のストックきれました。
My PCを使えず更新できないので、
すこしブログをおやすみします。
また気が向いたら、
湖水地方のつづきと、
ベルギー、オランダ、チェコ、オーストリア
の写真をお届けしますね。
おたのしみに。

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世界一のアイス。

バタミア湖のあたりで、ふたたび休憩。

ここで、ガイドのおぢさんが、
「ここのアイスクリームは、
 世界一おいしいぜー」
と言うので、試してみることにした。

これがそこの看板。
ひつじも、わんこも、若干気だるげな表情だ。

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あのね、世界一とか言ってるけどね、
あなた、北海道に来たことはないでしょうよ、
北海道のアイスだって、
それはそれはおいしいんだからねーーー。

というわけで。
究極のアイスクリーム「ダブルジャージー」にトライ。

それは、確かにおいしかったです。はい。
でも、世界一かなー、どうかなー。
北海道もおいしいからなー。

お店の外のベンチでアイスを食べていると、
にわとりが登場。

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ふつうに、
「ここ、わたしの庭よ。
 何か文句あって?」
みたいな顔して歩いてたので、
わたしはそいつに「みどりちゃん」という名前をつけました。

みどりちゃんは、まきさんに対してはわりとなついてましたが、
かづきさんには、そっぽむいてました。
みどりちゃんも、わたしと同様、
まだまだ未熟者のようです。

アイスを食べ終わったころ、まきさんが、
「わたし、ぶたを見に行ってくる。
 ちょっと待ってて」
と言ってダッシュしていったので、
わたしとかづきさんは、あわてておいかけた。

ぶたは、いた。

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黒いぶちのぶた。
日本では見たことなかった。
イギリスでは、ぶたまでおしゃれさんらしい。

まきさんがさわってやると、

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「おれもおれも」
みたいなかんじで、みんな集まってきて、
ぶたがぎゅうぎゅうし合っていた。
まきさんは動物のプロなので、
さすが、扱いがうまい。

ぶたとふれあったあとも、
ツアーはまだつづく。
このつづきは、またあした。

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いくつになっても。

このツアーで、同じバスに乗っているのは、
わたしたち3人のほかに、3組いました。

一組目は、アジア系のカップルでした。
中国とか、そのへんかな。
なんだかべったりしていたカップルでした。
新婚さんなのかしらね。
ふたりの世界をじゃましたくなかったので、
っていうか、入る隙間はなかったので、
特に何も話さずに、終わってしまいました。

二組目は、インド人の家族でした。
このひとたちとも、
その日はあまり話さずに終わってしまいました。

三組目は、イギリス国内から来たと思われる
老夫婦でした。
このひとたちが、ものすごくすてきだった!

おぢいちゃんは、ちょっとよぼよぼしていましたが、
バスを降りるとき、
必ず奥様をエスコートしていました。
ちゃんと、踏み台を用意してあげ、
手をとって、降りるのを手伝っていました。
すばらしい!

そして、こうやって手をつないで歩いていました。

CIMG2721.jpg

すてき!
こうやって、いくつになってもなかよしでいることは、
とてもうらやましいと思いました。

こっちのひとたちは、何歳になっても、
ふつうに街中でチュゥをしているし、
手をつないだりして歩いています。

でも、こんなふうにおぢいちゃんとおばあちゃんになっても、
こういうのは、とてもいいなあ、
と思いました。

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湖上クルーズ。

いよいよ、湖上クルーズ。

もう、あまりにもいっぱいの湖を見たので、
どこの湖をクルージングしたのか、
さっぱりうっかり忘れちゃったわよ。
あとで調べたら、
ダーウェント湖っていうところだったらしい。

ボートに乗る前に、ガイドのおぢさんが、
「なんとかかんとかっていうところで、
 ボートを降りるんだよ、
 そこで待ってるからね」
と言われたのだが、
そのなんとかかんとかってところが、
3人とも見事に聞き取れず、
わたしたちはボートが港に着くたびに、
ガイドのおぢさんを探さねばならなかった。
降りそびれたら、おいていかれちゃうので、
それは、なかなかにスリリングなクルージングとなりました。

ボートの前のほうに座ってみました。

CIMG2681.jpg

それが大失敗。
めっさ水がかかります。じゃばー、ってかんじに。
でも、窓越しに見ると、
景色のすてきさが減っちゃうような気がして、
そのまま、じゃばーってなりながら座ってました。

CIMG2686.jpg   CIMG2700.jpg

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もうあまりにも湖が多いので、
ボートは、交通手段のひとつです。
バスなどと同じ感覚みたいです。

30分ほど、ボートに乗っていたかしら、
おぢさんをみつけたので、
「いまだー」
と、ボートを降りる。

降りた先には、広大な野原が広がっていて、
ひつじちゃんが草をむしゃむしゃ食べていました。
のどかだなあ。

CIMG2710.jpg   CIMG2598.jpg

イギリスの郊外のほうに行くと、羊がいっぱいいます。
わたしは「ひつじばか」なので、
白いふわふわがたくさん散らばる野原を見て、
かなりわくわくしていました。
でも、かづきさんも、わたしとおなじくらいひつじ好きで、
ひつじを見るたびに写真を撮ってました。
わたしと同レベル、いや、それ以上にひつじ好きなひとを、
初めて発見して、わたしはよろこびました。
だって、わたしたちひつじ年だもんね。

残念ながら、湖水地方の話は、まだまだまだつづきます。
このつづきは、またあした。

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グラスミアにて。

グラスミアにも行きました。

ここで有名なのは、詩人ワーズワースのお家。

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ダヴ・コテージという名前で、
10年ほど暮らしていたらしい。

残念ながら、わたしはワーズワースの作品を
読んだことがありません。
詩には、あんまり興味を持てず。
だって、むずかしいんだもの。
でも、せっかくここに来たのだから、
帰国したら、読んでみようかしら、と思いました。

そして、もうひとつ有名なのが、
ジンジャーブレッドショップ。

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ブレッド、という名前ですが、クッキーにちかい。
行列ができていたので、買ってみた。
が、わたしは1枚すら食べられませんでした。
あまい、のにジンジャーのぴりり感。
あまいのか、ぴりりなのか、どっちかにしてよ、
ってかんじの味でした。
1枚から買うことができるので、
まずはちょっとだけお試ししてみることをおすすめします。

このグラスミアで、ランチをいただくことにしたのですが、
あんまりおなかもすいていなかったので、
スコーンと紅茶で、かんたんにすませることにしました。

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スコーン、ごつごつしてます。
そして、何もつけなくとも、こってりとあまい。
そこにさらに、バターやらクロテッドクリームやら、
ジャムやらをわっさりとつけて、
こってこてにいただきます。
名古屋もこてこて好きですが、
このスコーンには、負けます。

ジャムもバターもクリームも、単品でもおいしかった!
特にクロテッドクリームは、はまる味でした。
また食べたい。
帰国前に、買ってかえろうかしらね。

湖水地方の話は、まだまだつづきます。
このつづきは、またあした。

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ヒル・トップ。

今日から、ふたたび湖水地方のつづき。

ヒルトップは、ビアトリクス・ポターが購入した農場。
印税で購入したらしいですよ。
いい響きね、印税。

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残念ながら、こちらは木曜と金曜がお休み、
ということで、ポターのお家には、入れず。
まじかよー。
でも、無料でお庭やショップをたのしめたので、
ま、いいか。

お花が咲く庭を歩き、奥に入ると、
ポターのお家がある。

CIMG2614.jpg   CIMG2618.jpg

本当は5ポンドくらいで、ここに入れる。
でも、今日はおやすみ。
窓からなかをのぞくと、
ちょっとだけお部屋のなかが見えた。
が、すぐにシャーっとカーテンのようなものをしめられる。
ちょっとくらいのぞかせてくれてもいいじゃないの。

でも、ここのお花、とってもきれいでしたー。

CIMG2637.jpg   CIMG2617.jpg

ここのショップで、かづきさんが、
レザーのしおりを買っていました。
なかなかすてきな品でした。
レジの近くにあったらしいのですが、
わたしもまきさんもきづかなかったよ。
残念。

夏に来たら、もっときれいなのでしょうねー。

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今度はウィーンとプラハ。

ベルギーとオランダから、無事に帰ってきましたー。
トラブルもたくさんありましたが、
たのしい旅でしたよー。

ベルギーでは、チョコレートを毎日食べ、
本当に鼻血だしました。

オランダは、いままで行った国のなかで、
いちばんすきな国になった。
とにかくきれいな街で、わたしの理想そのもの。
でも、オランダ人は、大麻やマジックマッシュルームのせいか、
ばかばっかりで、びっくりしました。
イギリスとはくらべられないほど適当でした。

帰国後に、写真とともにくわしく紹介しますからね。

そして、
今日から、ひとりで、3泊4日で、
ウィーンとプラハに行ってきます。
ひとりで、です。

ちょっとがんばりすぎかもしれませんが、
日本から行くよりも、ロンドンからの方が、
はるかにお安く、簡単に行けるので、
将来を見通して考えると、いまがチャンスなのです。

タイ人のおともだちをさそってみたのですが、
タイのひとびとは、日本人とはちがい、
各国に入国するだけでビザが必要。
というわけで、断念。

それで、ウィーン、プラハ、ブダペストのツアーを探してたら、
すっごく理想的なのを発見!
これがいいわー、と思っていたら、
なんと、満員で、申し込めず。

……。

これは、
「自分で手配して、ひとり旅をしなさい」
という神様からのお告げなのだと思い、
ひとりで、旅してみることにしました。

ウィーンのカフェザッハーで、ザッハトルテ食べて、
プラハでミュシャの絵と中世の建築物を見てきます。

ひとりたびは、不安です。
でも、この旅で、何かしら得るものがあるから、
ひとりでも行かなくちゃって思ったのだと思います。
おとななんだし、英語使えるんだから、
だいじょうぶ、たぶん。

それでは、無事に帰ってこられるよう、祈っていてね。
いってきます。

ブログでは、明日以降も引き続き
湖水地方をおたのしみください。

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ツアーに参加してみた。

湖水地方2日目。
この日は、ツアーを申し込んでありました。

何しろこちらは田舎ですから、
交通手段があまりないんですね。
というわけで、ツアーを利用したほうが、
効率的に、いろんなところをまわれます。

わたしたちが申し込んだのは、
レイクススーパーツアーズ
という会社のツアー。
1日観光のコースで、ひとり、28ポンド。
ホテルまで、お迎えにきてくれます。
8人くらいで、こぢんまりとしたバスに乗り込み、
いろんな場所をまわるほか、
湖上クルーズも含まれています。
サイトは日本語ですが、ガイドさんは、イギリス人で、
日本語はありませんので、ご注意を。

結論から言うと、このツアー、かなりおとくでした。
ものすごくたくさんの観光スポットに連れてってくれる。
もし、自分たちでレンタカーを手配していたとしても、
ここまでたくさんの名所を、
ここまで効率的にまわることはできなかったでしょう。
3人で、「これ、かなり使えるね」とよろこびました。

ガイド兼ドライバーのおぢさんは、
なかなかすてきなひとで、
英語もわかりやすかったのですが、
難点がありました。
それは、運転が、はんぱじゃなく荒い。
笑っちゃうほどに荒いんですよ。
たまにふわって浮くかんじがするんですよ。
これは、ちょっとしたジェットコースターですよ。
細ーくうねった道でも、軽く80キロは出てたね。
かづきさんは、完全にダウンしてました。
シーバンド着用必須ですわ。

最初に行ったレイキャッスルというところで、
いい写真がいろいろ撮れたので、
アップしておきます。

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CIMG2602.jpg   CIMG2606.jpg   CIMG2604.jpg

このツアーは、まだまだつづくよ。
このつづきは、またあした。

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ビューポイント。

ホテルにチェックインしたとき、
ホテルのひとが、地図をくれました。

「いくつかビューポイントがあって、
 そこにいくと、とっても眺めがきれいよ」
とのこと。
それは行かなくちゃなんないね。

というわけで、1つめのビューポイントである
「BISKEY HOWE VIEW POINT」へ。

ボウネスの港から、ちょっとウィンダミア方面に歩き、
Helm Roadというなんてことない道路を右に曲がります。
そこから、10分くらい、坂をのぼる。

この時点で、すでに薄暗くなり始めていたので、
ちゃんとたどりつけるのか、
ちゃんと帰ってこられるのか、心配しつつ、
でも、女の子3人で旅、だなんて、
ひさしぶりすぎて、たのしくて、
はしゃぎつつ、さくさくと坂をのぼる。

坂をのぼり終え、ビューポイントのしるし発見。
ただ、その先は、森にけもの道程度の道があるだけ。
奥は暗い。なかなかに、こわい。
どうしよう。
でも、ここまで来たら、行くしかねぇ。

森のなかを進むと、すぐに広い場所に出た。

そのとき。
黒い、大きな犬が、ものすごく吠えながら、
こっちに走ってきた!
なんで、こんなところに犬が?!
わたしたちは固まる。
食べられちゃったらどうしよう。

そのとき、まきさんが、
「首輪してる!」
と言ったので、わたしは我に返った。
犬に、食べられるわけがない。
すぐに、飼い主が、「待てー」
みたいなかんじで犬をおいかけにきたので、
わたしたちの緊張は一瞬で解かれた。
どうやらおさんぽ中だったらしい。

でも、でも、こわかったんだよ!!
薄暗いなか、森を抜けたら、
黒い大きな犬が、一目散に走ってきて、
わしわし吠えてきたんだよ!
ちょっとパニックになりかけました。
わたし、小心者なんだから、おどかさないでよ…。

安心して、さらに奥に進むと、そこには、こんな夕焼けが。
絶景とは、このことだ。

CIMG2568.jpg   CIMG2584.jpg

左が高感度モード、右が夕焼けモード。
こっちに来て、写真をたくさん撮ってますが、
どうも光のつかみかたがわからないよ。
ちゃんとカメラを勉強するために、
えせDIGGYに弟子入りしようかしら。

CIMG2585.jpg

そこには、ベンチが置いてありました。
その背もたれの中央にラベルがついていて、
「愛する○○に捧ぐ」
みたいなことが書いてあるわけよ。
いいわね、こういうの。
わたしも自分に捧げられたベンチがほしい。
そしたら、自分が死んだあとも、帰ってこられる。
どこがいいかな。
やっぱ、小樽の天狗山かな。
むだにいっぱい行ったからな。
天狗となかよくできるかどうか、わからないけれど。

とにかく。
夕暮れどきには、かなりいい景色が見られます。
ほかにもいろいろまわったけど、
いちばんいいビュゥポイントでした。

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湖畔にて。

ピーターラビットに、さんざんはしゃいだあとは、
湖畔をおさんぽすることに。

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その道中、おやつやさんを発見し、おいしそうだなあ、
と見とれていたら、
そこに衝撃のおやつが!

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これは、キャンディーでできている模様。

キャンディーブラ、キャンディーTバックは、
まあ、下着と同じ感覚で使うのだとして。
(それでも、理解し難いが。)

その左の、乳首につけるらしきものは、
一体なんなのかしら?
何のためにつけるのかしら?
どうやってつけるのかしら?
そして、男のひとはこれをよろこぶのかしら??

下着やさんで働いてたから、勉強したつもりでしたが、
残念ながら、乳首からぴょろりってやつは、
勉強したことないし、見たこともないや。
これは、男のひとを誘惑するために使うものなのか、
それとも自己満足のためなのか。
自分で使う可能性は限りなくゼロだが、
知識として、知っておきたいの。
だれか、おしえてくれ。

そんなふうにくだらない妄想をしたあと、いよいよ湖へ。
水辺にいると、心が癒される。
あのあやしげなキャンディーたちのことなんて、
一気に吹っ飛びました。

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そりゃあ、あなた、女3人ですもの、
そりゃあ、話がとまらないわけよ。
ずーっと、ずーっとしゃべってたら、
気がついたら夕方になっちゃいましたよ。
あらやだ。

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というわけで、1つ目のビューポイントへ急ぐ。
このつづきは、またあした。

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ピーターラビットの世界。

ホテルで荷物から解放されたあと、
早速、
The World of Beatrix Potter
という、博物館らしきところへ行くことに。

そこは、ホテルから歩いて10分ほど、
ボウネスに近い場所にあります。
メインストリートからの入り口が、
ちょっとわかりにくいので、
ちゃんと地図でチェックしておく必要があります。

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入場料は、大人6ポンドです。
ここは、わたしにとって、まさに夢の世界でした。
湖水地方で、いちばんすきな場所でした。
ちいさいころ、絵本でたくさん読んでいた
ピーターラビットと、そのなかまたちが、
こんなふうに、リアルに、動きそうに、
たくさーんいたからです。

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この展示の横に、タッチパネルの小さなディスプレイがあり、
それぞれのキャラクターの説明や、
それぞれの本が生み出された背景などが、
きちんと日本語で紹介されています。
それだけ日本人に人気があるってことね。

もーう、あまりにかわいくって、
写真をばっしゃばっしゃとりまくりましたよ。
ひさしぶりに、こどものころを思い出して
わくわくしてしまいました。
ディズニーランド並みにわくわくしました。

ちゃんと、階段のところにも、ねずみさんが。

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そして、こちらがビアトリクス・ポター。
もちろん本物ではなく、お人形ですわ。

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ショップも併設されており、
いろんなピーターラビットグッズがいっぱい。
わたしは、こねこのモペットちゃんにたまらなく魅了され、
モペットちゃんシールを買ってきました。
日本に帰ったら、鏡にはるの。

いつか、こどもができたら、
ピーターラビットの絵本をいーっぱい買って、
いっしょに読むんだー、
という新たな野望ができました。

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湖水地方のホテル。

今日は、ホテルマニアのわたしにとって、
旅のいちばんの醍醐味である、ホテルのお話を。

湖水地方の観光の拠点になるのは、
WindermereとBownessです。
このあたりに、いろんなホテルやお店が集まります。

地図で見ると、すこし離れているかと思ったのですが、
ウィンダミアからボウネスまでは、
30分くらいあれば歩けます。
そして、その道なりに、たくさーんのホテルがあります。
観光がメインの街のようなので、
ほんと、泊まるところは、よりどりみどり。

ただし、わたしたちは直前にホテルを予約し、
しかも、3人で1部屋を希望していたので、
かなり選択肢が少なかったのですが、
その中で、いちばんお手ごろ価格だった、
Woodlans Hotel
というところに2泊することにしました。

このホテルを予約するのが、なかなかにむずかしかったんです。

ふつう、日本のサイトは、空室状況をチェックしてから、
予約をすることができるようになっているんですが、
海外のサイトは、そういうふうになってないみたい。
とあるサイトで予約をして、
「ふー、よかったよかった」
と思っていたら、2日後くらいに、
「やっぱり満室だわー」
とかいうメールが来たりする!
なんじゃそりゃー!と思って、
今度は、オペレーターとチャットができるサイトを発見し、
(とっても画期的よねー)
そこで予約をしたい旨を告げると、
「ホテルに連絡をとってみないと、
 空室状況がわからないので、
 予約が確定するまで、2、3日かかる」
と言われる。

おいおい、わたしはそんなに気が長くないですよ。

というわけで、
booking.com
という、サイトを発見し、
そこから予約をすることにしました。
これはあっさりと予約ができました。
けれど、ここは、イギリス。油断は禁物。
翌日、わたしはホテルに直接電話をして、
ちゃんと予約ができているかどうか、確認した。

すてきなかんじのおねーさんが出た。
「だいじょうぶよー、ちゃんと予約受け付けたわよー」
というすてきな返事。
「そっち行くの、まじでたのしみにしてっから!」
と言うと、なぜかすてきに笑われました。
どうやら調子に乗りすぎてしまった模様。

このサイトは、とても便利で、これ以来、フル活用しています。
世界中のホテルを、日本語で予約できるし、
確認メールの送信がすばやくて安心。
海外のホテル予約サイトは、
予約手数料を取るところもあるんですが、ここは無料。
そして、なんと言ってもうれしいのは、
実際に泊まった日本人のレビューがあります。
全部のホテルにあるわけじゃないですが、
とても参考になります。
ぜひ使ってみてね。

さて。
わたしたちの泊まったホテルは、
ウィンダミアの駅から徒歩20分くらいの場所。
本当は、ホテルのひとがお迎えに来てくれる、
って書いてあったんだけど、
「ごめんねー、その日はお葬式があって、行けないのー」
と言われる。縁起悪いな。
でも、タクシーでも3ポンドくらいだっていうので、
駅からタクシーでホテルに向かった。

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ここのホテルのいいところは、
みんな、とってもいいひとだったことです。
すごく親切だし、英語がききとりやすいです。

わくわくしながら部屋を開けると。

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お部屋にベッドが2つしかない。
トリプルじゃない。
なぜだーーー。

どうやら、海外では、ダブルベッド1ことシングルベッド1こ、
っていうものが、トリプルルームになるみたいです。
そんなの、知らなかったよぅ。
今後、ツインとか、トリプルとかを予約するときは、
必ずベッドの台数を確かめることにしよう。

ま、いいけどね、かづきさんとラブラブに眠っちゃったから。

お部屋は、狭いです。
ベッド2個と、いすが1個でいっぱいいっぱい。
バスルームも、シャワーブースのみで、
バスタブはありません。

窓の外は、こんなふうに、森。

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朝食をいただくダイニングは、窓が大きく、明るい。

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朝食は、もちろん、フルイングリッシュブレックファスト。
イギリスの代表的な料理の1つです。

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焼いたトマト、たまご、ソーセージ、それに、甘く煮た豆。
イギリスのごはんやさんでは、
一日中こういう朝ごはんが食べられるのですよ。

これに、パンや、シリアルやヨーグルト食べ放題。
ホテルの朝ごはんマニアのわたしにとって、
ここの朝ごはんは合格。

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全体的に古めかしい印象があるし、
もう一度泊まりたい、と思えるホテルではありませんが、
ホテルのひとたちがみんな、本当に親切でいいひと!
なので、泊まってよかったな、と思いました。

このつづきは、またあした。

4

湖水地方に行ってきました。

クラスメイトのまきさんと、かづきさんと、
湖水地方に行ってきました。
2泊3日の行程で、自分たちで計画を立てて行きましたよ。
とってもすてきなところでした。

英語では、「Lake District」といいます。
湖が本当にいっぱいあります。

この地方は、景色の美しさもさることながら、
絵本「ピーターラビットのおはなし」を書いた、
ビアトリクス・ポターが、
農場やお家をたくさん購入し、住んでいたことで有名です。

日本では、ピーター・ラビットも、湖水地方も、
ある程度知名度がありますよね。
が、
他の国のひとたちは、ピーター・ラビットも、
湖水地方も全然知らないのだー。
なぜだー。

そんなわけで、日本人ばかり3人で行ってきました。

湖水地方に行く前に、ぜひ見ておくべき映画があります。
レニー・ゼルウィガーと、ユアン・マクレガーの
ミス・ポター
という映画です。
これは、ビアトリクス・ポターの半生を描いたもので、
日本では、9月15日から公開されています。

映画そのものについては、
うーん、わたしはあまりすきではありませんでしたけれど、
(レニー・ゼルウィガーのキャラが濃すぎるような)
でも、景色はやっぱりきれいでしたねー。
それが、実際に見てみると、
もっともっと、きれいなわけですよ。

そして、ポターのお家や映画のロケを行った場所などが、
いくつか観光地になっているので、
「あー、これが、あれねー。」
ってわかりやすいと思います。

さて。
いよいよ出発の日。

ロンドンから湖水地方までは、電車で3時間半。
Euston駅から電車が出ています。
3時間ほど電車に揺られると、Oxenholme Lake District
という駅に着くので、
そこからWinderemere行きの電車に乗り換えます。

わたしたちは、直前に予約をしたので、
往復で、70ポンドくらいかかってしまいましたが、
早めに予約すると、半額くらいで行けるらしいです。

Eustonから乗った電車は、こんなの。

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なんか、みつばちみたい。
その後、Windermere行きの電車に乗り換えると、
こんなの。

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ピンクと紫と青のグラデーション!
日本にも、こういうきれいな色の電車が走ってほしいなあ。

というわけで、到着後のお話は、また明日。

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ベルギーとオランダ行ってきます。

こんにちは。

再び1週間ほどブログを放置します。
今日からおともだちのかづきさんとふたりで、
ベルギーとオランダに行ってきます。
それぞれ3日間ずつ、合計6日間の予定です。

安さ重視でスケジュールを組んだので、
かなりの強行突破ですが、
「わたしたちは、若いから大丈夫なのだ」
と信じて、がんばってきます。

ベルギーとオランダは、イギリスに近く、
ロンドンからブリュッセルまでは、
ユーロスターでも行けてしまいます。

ただし。
今回はライアンエアーとeasyjetを使いますよーー。
(どちらも、ばかみたいに安い航空会社です)
どうなるんだろ。
本気で、かなりどきどきしています。
搭乗方法、乗り心地など、
帰ってきたら、こまかくレポートしますね。

ベルギーでは、チョコレート三昧な日々を送ります。
ゴディバ、ヴィタメール、ピエール・マルコリーニ、
毎日鼻血が出るまで食べます。

あと、「きみはペット」で
モモとすみれちゃんが待ち合わせをしていた
グラン・プラスという広場へ行き、
小便小僧を見てきます。

オランダでは、うさこちゃんと風車を見てきます。
そして、レンブラントとゴッホを見てきます。
レンブラントは、かなり気に入っているし、
ゴッホの絵を見るのは初めてなので、
とてもわくわくしています。

旅のあいだも、記事は自動的に投稿されますが、
帰ってきたら、それぞれの国の様子を写真とともに報告しますね。

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無事に。

恋人がイギリスを出国し、無事にお家に到着した模様です。
7日間でしたが、あっという間でした。
同じロンドンなのに、ちがう世界になりました。

恋人は数々の伝説を残しました。

入国審査で審査官を激怒させ、
ロンドンアイに乗ったら、
10分経過後に、飽きた、と言いだし、
ミュージカルのシカゴを見に行ったら、
かなりいい席だったのに半分以上眠りこけ、
パリでは、凱旋門を見るのだと意気込んでいたのに、
一目見ただけで満足し、
食事のたびにビールを飲みまくり、
パリから帰国後は、ボンジュールボクー、などと
でたらめのフランス語を覚え、
あげくのはてには、
サンキューべリマッチってどういう意味?
などという質問をくりだす始末。

それでも、
旅のあいだ、彼はずっと目をきらきらさせていたので、
いい経験になったことはまちがいないでしょう。
よかったよかった。

この旅行記は、日本に帰国したらアップしますね。
おたのしみに。

2

カナリーワーフ。

グリニッジからの帰り道、
カナリーワーフというところで地下鉄に乗り換えました。

ここは、銀行などの高層ビルが立ち並ぶビジネス街。
近代的なエリアです。
東京から来たおともだちは、
「新宿みたい」
と言っていましたが、
わたしとしては、新宿よりも、
凝ったデザインのビルがたくさんあって、
とってもおもしろかった。

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それぞれの社名のディスプレイがおもしろいんです。
HSBCがいちばん印象的だったな。
バスのなかから見ていたので、
うまく写真を撮れなかったことを後悔。

あと、こんな時計広場もありました。

CIMG2440.jpg

なぜに、こんなにいっぱいの時計?

このカナリーワーフには、
ジュビリーラインという地下鉄の路線が乗り入れています。
これは、とても新しい路線で、
駅そのものもぴっかぴか。

CIMG2443.jpg

特に、エスカレーターの下から見上げた窓は、
とってもきれいでした。

CIMG2446.jpg

このエリア、わたしにとっては、とても興味深い場所でした。
観光地ではありませんが、一見の価値ありです。
見事に銀行の高層ビルばっかりです。
よくもまあ、これだけ集めたものだわね、ってかんじです。
バスで通りすぎるだけでもたのしいです。
グリニッジからの帰りにぜひどうぞ。

2

グリニッジへ行く。

台湾人のおともだちのニッキーが、一時帰国するとき、
「帰国前にグリニッジに行こう」
と誘ってくれた。
なんでも、彼女のまわりでは、
帰国前にグリニッジに行くことになっているのだとか。

グリニッジは、言わずと知れた時間の基準点です。
ここを基準として、各国の経度によって時間が決まるのよ。
こんなえらそうに言ってるけど、
ニッキーにおしえてもらうまで知らなかったけど。

TUBEとDLRを乗り継いで、やっとグリニッジに到着。
この日は、DLRがとまってたんですよー。
ロンドンでは、交通機関がストップするのは、よくあることですが。

ここは、マーケットも盛んです。
カムデンやポートベローなどとはちがい、
もっと庶民的なマーケットで、味があります。
なかなかに興味深いです。

さて。
ニッキーが案内してくれたのは、ひろーい公園。
ほんと、ロンドンには広大な公園がいっぱい。

CIMG2422.jpg

この公園を抜け、丘をのぼると、そこに時計はあります。

CIMG2424.jpg

これが、世界の時間の基準になっている時計です。
この日は週末だったこともあり、
おじさんが、
「どうやって時間が決まったか」
っていうことを説明してくれる。

CIMG2426.jpg

この衣装、なかなかすてきですね。

こども向けの、かなり親切な説明だったにもかかわらず、
わたしはほとんど理解できず、
ニッキーに日本語で説明を求める始末。

そして、基準の経度のところには、直線がひいてあり、
緯度に合わせて、各国の名前が刻まれています。
TOKYOを発見しましたよ。

CIMG2428.jpg

そのほかにも、時に関する博物館のようなものがあり、
そこで、おぢさんたちが、いろんな説明をしてくれる。
時計を発明したひとの話、
航海をしていたころ、どうやって自分の位置を把握していたか、
などなど。

CIMG2434.jpg

あのね、まったく理解できなかった。悲しいくらいに。
あまりにわからなさすぎて、何度か気が遠くなりました。
むおー。

しゃべれても、聞けないのでは意味がない。
心の叫びのうたができたよ…。

せっかくそんなだいじな場所に行ったのに、
わからないのでは意味がないので、
日本語で勉強するもんね。

2

学校で習った英語 その1。

12週間語学学校に通いましたが、
わたしは決していい生徒ではありませんでした。

3回くらい、朝起きられなくてずる休みをし、
2回くらい遅刻しました。
宿題は毎日必ずやりましたが、
とっても適当にこなしていたので、
be動詞をまちがえたり、定冠詞を忘れたり、
いつも小さなことを間違えてばかりでした。

わたしの先生は、グレントンという黒人の先生で、
女の子がとてもすきで、
明らかに、女の子にだけは甘かったように思いますが、
教え方はとてもよかったので、
わたしはこの先生に習ってよかったと思っています。

学校ではテキストを使い、それにそって文法を習ったほか、
先生がわたしたちに必要だと判断した教材をコピーし、
くりかえし練習させてくれました。
また、ときどき、作文をさせられました。
そのお題が
「人間は、ひとりでは生きていけない」
みたいな、とっても抽象的なものだったので、
わたしたちは、いつも困っていました。

授業の内容は、文法が中心で、
スピーキングの練習がなく、
何人かの生徒は、それに不満を抱いていましたが、
わたしの考えとしては、
文法を知らないと、正しい英語を話せないので、
特に不満はありませんでした。
授業の内容は、先生によってちがいます。

そんなふうにして、英語を習ってました。

こちらに来て、とてもびっくりしたことは、
語学学校で習った内容が、
日本の学校で習ってきたことと、全然違うということです。

まず、日本でおしえられているのは、アメリカ英語だから。
アメリカ英語とイギリス英語は、
ちがう部分がかなりたくさんあります。

たとえば、発音について。
イギリス人は、rをほとんど発音しません。
rを発音するときに、舌を巻くと、
「あなた、アメリカ行ってたわね」
と笑われます。
(イギリス人は、アメリカ英語を見下しているので)

また、can'tは、「キャント」ではなく「カント」
tomatoは、「トメィトゥ」ではなく「トマァトゥ」
など、発音がちがう単語もたくさんあります。

また、単語の意味がちがうものもたくさんあります。
たとえば、わたしは日本で、
「外国でトイレっていうと、便器っていう意味なのよ。
 日本でいうトイレは、バスルームとかレストルームっていうのよ」
っておしえられてましたが、
イギリスではふつうにトイレっていいます。
そういう根本的なちがいが多くあるので、戸惑います。

まあ、アメリカ英語とイギリス英語がちがってるのは、
前から知ってましたけど、
日本でおしえられた文法と、イギリスでおしえられる文法が
全然ちがうことには、正直、おどろきました。
日本でおしえられている文法は、表面上だけのもので、
本当の英語の文法は、とっても奥が深いんですよ。

たとえば、willと、be going to do は、
どちらも
「~するつもりです」
っていう意味って習ったじゃない?
でも、ちゃんとそれぞれ、使われるシチュエーションがちがうんです。
そして、現在形も、
「現在の状態を表すときに使います」
って習うじゃない?
でも、ちがうのよ。
もっともっと深い文法があるんですよー。

日本式英語に、15年も浸かっていたわたしは、
根本的な考え方を本当の英語にシフトするのに、頭を悩ませました。
頭硬いんですから、今さら
「ちがう」
といわれても、困ります。

このほかにもいろいろ習ったことがあるので、
気が向いたときに、残していきたいと思います。

2

くどい。

こっちに来てから、
どうやってお店やさんを始めたらいいか、
ずっと考えていました。
日本にいたときは、仕事と家事で精一杯で、
考える余裕がなかったけれど、
こっちでは、とにかくたくさん時間があるから。

はじめのうちは、いろんなことを調べてました。
そしたら、プライマークとかH&Mとかの安ーい洋服が、
日本のオークションでは、3倍くらいの値段で落札されていて、
それを見たら、
「行動を起こさないと、何も始まらない」
って思って、いろんなお店やマーケットを見てまわって、
「ぴん」ときたものをいくつか買ってみました。
ビジネス的要素は、すべて無視して、
(つまりは、利益とか、効率とか考えずに)
「どんなものに興味を持ってくれるのか」
というのを知るために。

わたしなりに、いろいろ考えたつもりでした。
日本にはなさそうなデザインかどうか、
色使いがきれいであるかどうか、
ほんとうに使えるものかどうか、
値段は高すぎないか。
などなど。

そしたら、うっかり、
花柄とか、プリントものとか、
似通ったものばかりを集めてしまいました…。
きっと、
「いっつも花柄ばっかり」
と思われていたことでしょう。
今、自分の買ったものリストを見直しても、
くどいなあと思う。

シンプルなものは、その品質を見極めなくてはならないので、
柄物のほうが、簡単だったわけですね。
わたしの考えは、浅はかでした。
いま、全体を見直してみて、初めてわかりました。
やっぱり、実際にやってみないと、わからないものね。
選んでるときは、こんなにくどいラインナップだなんて、
考えてもみなかったわ。

このくどい祭りはしばらく続きますが、
次回からは、シンプルなものにシフトしたいと思います。

こんなかんじで、何もかもが手探りですよ。
わからないことだらけですよ。
でも、いつか、りっぱになるから、待っててね。

2

あまいのがいい。

クラスメイトのまきさんのお家に遊びに行った。

まきさんは、ボーイフレンドと、彼のおともだちと、
3人でフラットをシェアしていて、
ボーイフレンドはなんとブリティッシュなのだ!

というわけで、
「それは会いにいかないとね」
という話になり、
同じくクラスメイトのかづきさんとともに、
彼女のお家にあそびに行かせていただいた。

そのフラットは、それはそれはすてきなお部屋。
広ーーいキッチンには、すてきな電化製品がそろい、
広ーーいリビングルームには、
ふっかふかの大きなソファが2つもあり、
間接照明でムード満点。
「今からドラマの撮影でもしましょうか」
みたいなかんじのお部屋だったのだー。

わたしとかづきさんは、おみやげにお花を買ってきていて、
それは、けっこうボリュームのあるお花たちだったのだが、
そのすてきなお部屋には、ちょっと物足りなかったかもなあ。

CIMG2419.jpg

スーパーで大量の食材を買い込み、
その広ーいキッチンで、3人でわさわさ料理をする。

いくら日本で料理をしていたとはいえ、
ひとのお家のキッチンは、何かと勝手がちがう。
わたしはおろおろするばかりで、
結局何もしていなかったような気がするな。

そんななか、まきさんのダーリンがお仕事から帰ってきたー。
彼は、笑顔がすてきなナイスガイだった。
彼の英語はとてもききとりやすく、とても話しやすいひとでした。
もちろんふたりの会話は英語だ。
ますますすてきだわ。
わたしと恋人が、おもしろがって
「ナマステー」
とか言い合ってるのとは、わけがちがうのだ。

彼は、料理中のわたしたち3人に、飲み物を用意してくれた。
まきさんにはビールを、
かづきさんとわたしには、
白ワインをオレンジジュースで割ったものを。
うおーー。すごい。さっそくすてきだ。
飲みながら料理だなんて、すてきよーーー。

その日のメニューは、とてもちぐはぐだった。

・北京ダック
・生春巻き
・カプレーゼ
・野菜スープ
・和風パスタ
・トマトソースのパスタ

食べたいもの、作れるものを合わせたら、こうなったの。
今思い出しても笑える。
わたしたちの嗜好と柔軟性は芸術の域に達する。
これらを、ふたりのブリティッシュメンズと、
3人のジャパニーズガールズ、合計5人でいただきました。
インターナショナル合コンみたいだぜ。
とにかく、すきなものをすきなだけ食べられて、とても満足。

まきさんが、トイレに行った隙に、
彼女のボーイフレンドが
「みんなで隠れて、マキをびっくりさせようぜー」
と、こどもみたいなことを言い出した。
なにそれ、すっごくおもしろそうよ!!
わたしたちは、こっそりとソファの裏やドアの裏に隠れ、
息をひそめて、まきさんを待った。

彼女がトイレから戻ってきたとき、
もちろん彼女はからっぽのお部屋にびっくりしていた。
そして、わたしたちを探し始めた。
まきさんには申し訳ないのだけれど、
これがおもしろくておもしろくて、
笑いをこらえるのに必死で、窒息するかと思った。
ひさしぶりに、いたずらしてしまったよ。

もちろん、しばらくして、わたしはドアの裏から顔を出し、
ほかのみんなも無事みつけだされた。
まきさんは、本気でびっくりしていたのだが、
わたしにとっては、ものすごくいい思い出になりました。

その後も飲み続けたわたしとかづきさんは、
まきさんのおともだちのブリティッシュメンに
「日本のラブホテル文化」について語ってしまった。
もちろん彼はおどろいていました。
「日本人は、シャイだと思っていたのに、
 カップル専用のお城みたいなとこに行くの?」
みたいな。
わたしは、いつも、いつでも、
まちがった日本の文化を伝えているような気がしてなりません。

その後、帰るのがめんどくさくなっちゃったので、
かづきさんとふたり、リビングで寝かせていただくことに。
ソファを分解し、いっぱいのふかふかクッションと、ごろごろ。
こんなのはじめてよ!
わたしとかづきさんと、
そのふかふかぐあいを存分に味わって眠った。

まきさんとダーリンを見ていて改めて思った。
「日本の男たちは、どうして外国人の男のように
 甘くないんだろうか」
と。
ただよう雰囲気や、話し方、ことば、しぐさ、
などなど、すべてが甘いのだ。
女のひとを、宝物のように扱う、というか。
心にゆとりがある、というか。
やさしい、というのとは、またちがう、
細やかな気配りがすばらしい。
やさしい男なら、日本にもたくさんいるけれど、
甘い男は、あまり見たことがない。
もちろん、わたしの恋人も、
やさしいし、強烈な天然だけれど、甘くはない。

女を甘やかすのが、はずかしいから?
それとも、どうすればいいのかわからないから?
甘やかされてうれしくない女はいないのに。

今度、いろんなひとにリサーチしてみることにしよう。

0

バッキンガム宮殿で、ジェントルマン講座。

バッキンガム宮殿に行ってみました。
こちらも、国会議事堂同様、
夏季限定で、内部が公開されるのです。
学校でツアーが企画されたので、
クラスメイトなどといっしょに参加。

通常見ることができる外観は、こんなかんじです。

CIMG1175.jpg   CIMG1179.jpg

写真では、とっても小さいですが、
建物の両端に衛兵さんが立っています。
この衛兵さんたち、どこからともなくいっぱいやってきて、
午前中に一斉に交替するんですね。
5年前に一度見たのですが、
たっくさんの衛兵さんたちが整列するところは、
なかなかにいいながめです。
ロンドンの観光のメインとも言えるでしょう。

この門の向かい側には、こんなかんじの像があります。

CIMG1183.jpg   CIMG1182.jpg

ここで、観光客は写真をとったり、休憩したり、
思い思いの時間を過ごしています。

そんな正面に向かって左側にずーーっと歩いていくと、
内部を観覧するための入り口があります。
そこから中に入ります。
学生で13ポンドくらいだったかな。
観光客を完全になめている金額ですね。
それでも、やっぱり見てみたい。

こちらは、入館料のなかにオーディオガイドが含まれていて、
日本語のガイドがありました。
やはり、英語とちがい、とてもわかりやすかったー。
ナレーターの日本語が、とてもノーブルな気がしたのは、
気持ち的に盛り上がっていたからでしょうか。

内部はやはり、写真撮影禁止だったのですが、
こちらもまたゴージャス!!
国会議事堂よりも、芸術的な要素が強かったですね、
絵画の間があったりして。
えらいひとたちは、こういうところで、
実際に社交的行事を行っているのかー、と思うと、
すすきののダイニングで社交的行事を行うわたしは、
「なんなのさー」
と、若干かなしい気持ちを味わいました。

もう公開期間は終わってしまったかもしれませんが、
もし、来夏、ロンドンへ行く機会があるのなら、
ぜひぜひ、見ていただきたい場所だなーと思いました。

宮殿内のツアーが終わると、中庭に出ます。
これがまた、広くて、きれいよー。
ちょうど天気もよかったので、ひなたぼっこ日和でした。

CIMG2407.jpg   CIMG2414.jpg

宮殿の外観は、こんなかんじなんですよ。

CIMG2403.jpg

宮殿の外にあるベンチにこしかけて、
他の友人たちを待っていると、
となりのイギリス人の老夫婦が話しかけてくれた。
「どこからきたの」
とか、
「何をしてるの?」
とか、ね。
ふつうなら、ここで話が終わるところなのだが、
このおぢいちゃんが、ものすごくたのしいひとだったのだ。
名前はエリックといって、ウェールズの方から来たらしい。
彼は、正真正銘のジェントルマンであった。

まず、ジェントルマンの服装についておしえてくれた。
ジェントルマンは、ジャケットの胸ポケットに、
常にハンカチを装備しておかなくてはならないのだ。
そんなエリックのその日のネクタイは、あひるちゃん柄で、
靴下は、真っ赤だった。
さすがはジェントルマン、
細かいところまでぬかりないな。

次に、ジェントルマンのテーブルマナーについて説明してもらった。
ジェントルマンはスープのすくい方ひとつをとっても、
細かいルールを遵守しなくてはならないのだ。
ジェントルマンへの道のりは、なかなかに険しい。
それを一生懸命力説するエリックは、
どう考えてもかわいらしくって仕方がなく、
動作ひとつひとつがわたしの笑いのつぼを刺激するので、
なかなかに困ってしまったのであった。

エリックのとなりにいた女性は、
てっきり彼の奥さんだと思っていたのだが、
どうやらガールフレンドらしい。
「親友なんだよー」
と言っていたが、とても親しげで、すっごくすてきなカップルだった。
ああいう年齢の重ね方は、いいな。

別れ際、
「いっしょに写真撮って撮ってー。」
と言うと、
「ここに座りなさい」
と言われ、ひざのうえに座らされることに!
「わたしゃ重いんだよーぅ」
と主張したが、彼はジェントルマンだったので、
わたしがひざのうえに乗っても、笑顔でした。

CIMG2410.jpg

旅というものは、
いろんなひとに出会って、
いろんな話をきくからおもしろいのよね、
ただ単に、観光地をまわるだけじゃなくってさ。
彼らとお話できたことは、
とてもすてきな思い出になりましたとさ。

0

学校終わりました。

12週間の語学学校での授業が終わりました。

今の自分と、最初のころの自分を比較すると、
人間は、どんなことにも慣れるものなんだなあ、
と思います。

初めの頃は、先生の言ってることがわからなくて、
全然ついていけなかったけれど、
今は、わからないときは
「わからないよぅ」
と主張できるようになったし、
まちがいを恐れずに発言できるようになりましたね。
だって、まちがっても、先生がちゃんと直してくれるし、
誰もまちがったことを気にしないですから。
もう、言いたい放題ですから。

ただ、ラテン系とのコミュニケーションについては、
まだちょっと慣れない部分があります。
常に自分の主張を押し通すひとが多いです。
わたしもそういうタイプの人間だと思いますが、
わたしなんてまだまだかわいいもんだわよ。
みんな、ほんとすごいんだから。
全然人の話聞かないんだからー。

とにかく。
こっちに来てからのわたしの目標は、
「英語圏でふつうに生活できるようになること」
と、
「外国人と円滑にコミュニケーションをとれるようになること」
そして、
「すてき雑貨をみつけること」
でした。

はじめから目標が低い分、他の人と比べると、
わたしのモチベーションは低かったと思います。
みんな、授業のほかにも、
毎日新聞読んだり、テレビを見たり、試験を受けたりと
一生懸命勉強してたからね。
みんな覚えてるボキャブラリーの量が、はんぱじゃなく多かった。
でも、わたしは特別なことは何もしませんでしたー。
みんなが電子辞書や英英辞典使ってるところ、
わたしはデイリーコンサイスっていう
すっごいちっさい携帯用の辞書しか持ってなかったし。
もうその時点で、みんなから一歩遅れてたんだけどさ。

すてき雑貨については、
もうすこし修行の余地がありますが、
ほかの2つの目標を達成するには、12週間で十分でした。
(あくまでもこれはわたしの場合で、個人差がありますよ)

1ヶ月経ったころ、
ロンドン市内なら、ひとりでどこでもいけるようになり、
買い物などにもだいぶ慣れ、
ともだちともスムーズに話ができるようになり、
生活には困らなくなりました。

2ヶ月経ったころ、
英語の雑誌やインターネットなどで情報収集ができるようになり、
電話にもだいぶ慣れたので、
自分で計画立てて、どこにでも行けるようになったし、
いろんなことができるようになりました。

いまでは、
日本人と同じ感覚で話せる外国人の友人が何人かできたし、
イギリスの生活も、だいたいわかった。
まだ完璧なわけではないんですが、
自分自身で、英語が自然になったことを感じられるので、
わたしとしては、これで満足です。
通じりゃいいです。
ただ、これを維持するために、
帰国後も勉強は続けますけれども。

雑貨については、
すてきなイギリスのメーカーを、
いくつかみつけることはできました。
ただ、イギリスは物価が高いうえ、
現在はポンドが高すぎるので、
価格的な面で、思ったような買い付けができませんでした。
でも、自分の時間をたっぷり持てたことで、
たくさんのことを考えたり調べることができ、
大きく前進したのだ、と信じています。

半年くらい滞在したいかも、とか初めは思ってましたが、
ロンドンは、もう十分満喫したし、
しばらく恋人に会ってないから、元気なくなってきちゃったし、
何より、日本でやりたいことがいっぱいできたので、
興味のあるヨーロッパの国々をまわったあとに、
28日に帰国することにしました。

いまは、早く日本に帰って、ラーメンと焼肉を食べたい。
やっぱ日本がいちばんいいって、来る前から知ってたけど。

7

ジャングルさんの日記。

恋人のブログ未遂について、
ずずさんが残念がってくれたので、
わたしも何となく見てみたいと思い、
書いてもらうことにしてみました。

全体的に、全然おもしろくなかったけど、
これを書くのに1時間半もかかったらしいし、
恋人が毎日、
「まだアップしないのか?コメントはきてないのか?」
と、気にしているようなので、
せっかくだから、アップしておくことにします。

原文は、誤字脱字の嵐で句読点がなく、
激しく読みにくいものだったので、
大幅に修正、加筆しています。



はじめまして。
うさぎのペット兼恋人のジャングルです。
(ペット、と知っているところが、謙虚でいい)

土曜日10/29
来週うさぎに会いに行くのだけど、
うさぎから
「友達に会わせるから、かっこよくしてきてね」
という指令が出ました。
でも、かっこよくってどうすればいいの?
自分のことはかなり好きなのだが、
自分のことをかっこいいと思ったことは一度もない。
(わたしもない)
かなり考えた。
で、とりあえず美容室と買い物に行きました。

美容室に行くのは、3ヶ月ぶり。
いつも切ってもらう美容師さんに、いきなり
「かっこよくしてください」
と言うと、美容師さんの答えは、

「え?」

そりゃそうですよね、
3ヶ月ぶりにきていきなり「かっこよく」って言われても。
沈黙が1分ぐらい続きましたよ。
で、サラサラとうねうねを楽しみたっかたので、
前髪はストレートパーマ、後ろ髪はふつうのパーマをかけました。
まずはシャンプーをしてもらうのだが、
「きもちいー」と思いながら、寝てしまいました。
美容師さんに「やっぱり寝るんですね」と言われて、
(彼は、美容院で髪をいじってもらう間、いつも眠っているのです)
カットでまた昼寝の続きで、
気がついたら2時間半寝てましたよ。
(寝すぎだろ)
「終わりましたよ」と起こされ鏡を見たら、
前髪がまっすぐで、見慣れない髪型だったので、
すかさず
「キモッ」
と言ってしまいました。
(失礼すぎます)
そのあとの会計1万8千円を払ったとき、
久しぶりにお金を使うので
ちょっと気持ちが大きくなったんです。
そしたら「あっ、飼い主は今海外だ」ということは?
(ちなみに、飼い主とはわたしのことです)
お金使う→止められない→今がチャーンスとなりました。
(一体何のチャンスなのかは不明。)

この後、服を買い、ロンドンへのお土産を買い、
ユニクロでパンツと靴下を買い、帰って来たけど、
1つ忘れてました。
「俺自転車だ!」
(いや、きみはジャングルさんだと思うよ)
自転車の前のカゴを満載にしたうえ、
両肩に袋をさげ、ヒーヒーいいながら帰宅。

その後はもちろんうさぎと電話して、
ひととおり怒られたあと、
(1日で10万使ったって言われたら、そりゃ怒ります。)
一人ファションショーをするために、
とりあえず全裸になり、
(いや、全裸にならなくても。)
服を着ては鏡の前に立ち、へこみ、
また着替えて鏡の前に立ち、へこみ、
この間下はなぜかパンツ一枚だったことは後で気づきました。
(ぱんつをはいていたなら、全裸じゃないですね)
で、10へこみぐらいしてから寝ました。




10へこみ、って、新しい単位だな。
でも、何にへこんでたのか、まったく不明だ。

とりあえず、ロンドンに来るのがたのしみなんだ、
ってことはわかったけれど、
これを解読するのに、かなりの時間を要しました。
これはある種のミステリィですよ。

万が一おもしろかったらコメントください。
コメントをたのしみにしているそうです。

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はじめてのお客さん。

いつものように寝坊して、学校をさぼったある日、
メールをあけてみると、
なんと、Buymaから、初めての注文が入っていましたー。

とってもうれしかった。
「わあー」って思いました。

ちゃんと日本に届きますように、
気に入ってもらえますように、
と思いを込めて、梱包して、発送しました。
それはそれはたのしい作業でした。

そのあと、いつもは素通りしていたケーキやさんに行って、
自分へのお祝いにケーキを買って、食べました。
それはそれはおいしかった。

こうやって、わたしが「いい!」と思ったものが、
いろんなひとに、しあわせな気持ちをもたらしたら、
それはそれはすてきなことだろうなあ、
と、思いました。

でも、残念なことに、来週から忙しくなって、
メールをこまめにチェックできなくなってしまうので、
とりあえず、Buymaでの出品はお休みすることにしました。

来週1週間は、恋人のガイドになり、
その次の週は、おともだちとベルギーとオランダへ行き、
その次の週は、ひとりでオーストリアとチェコに行き、
28日に帰国します。
他国のネット事情がどうなってるのか、
ちょっと不安なので、帰国したら、また再開します。

ベルギーでは、レースの雑貨を見てきます。
オランダでは、うさこちゃんもの(ミッフィー)を見てきます。
うさこちゃんものは、オランダ限定品もあるらしいです。
写真でいくつか見ましたが、相当かわいいです。
リクエストがあれば、いまのうちにどうぞ。

6

おしらせ。

1週間ほど、ブログを放置します。

なんと、恋人がロンドンに来るのです。
彼にとっては、初めての海外です。
わたしは彼のために、ガイドさん兼通訳にならなくてはなりません。
これは非常に重要な任務です。
彼が、外国を気に入るかどうか、
わたしが舵をにぎっているわけですからね。

彼にとっては絶好の機会です。
フリーのガイドさんと、フリーの通訳と、
フリーの旅行会社さんがいるわけですからね。
わたしのホストファミリーが泊まることを許してくれたので、
飛行機のチケット代だけで、ロンドンをたのしめてしまうのです。
なんて、ラッキーな!!

パリにも足を運ぼうと思っているのですが、
ことばがとても不安です。
彼らはフランス語にプライドを持っているので、
英語を受け付けてくれないのですよ。
英語を知っているのに、よ?!
ワン、ツー、スリー、すら受け付けないのよ!?
5年前にパリを訪れたとき、ひどい目にあいました。

まあ、そこは、恋人の天然にカバーしてもらおう。

ブログは自動的に更新されますが、
コメントのお返事ができなくなります。
でも、コメントをお待ちしています。
それが、このブログを続ける原動力なので。
みんなけっこう毎日見に来て、
細かいとこまで読んでるの、知ってるんだからねー。
わくわくしながら来週ブログを開こうと思います。うふ。

5

ブライトンその2。

さて。
海辺のブライトンのつづきね。

ブライトンは小さな街なので、
ガイドブックなどなしに、ぷらりと行ってもたのしめます。
わたしたちは、観光バスのリーフレットをみつけ、
それに載っていた地図をもとにぷらぷらしました。

海ぞいを歩いていると、
メリーゴーランドの向こうに、長い桟橋が。
「ぜひ、行ってみましょう」
ということになりました。

CIMG2074.jpg   CIMG2077.jpg

そこは、ブライトンピアという観光地。
ゲーセンやら遊園地やら、いろいろ。
つまりは、家族向けのレジャースポットですね。

わたしもまきさんもソンヒも、もう大人だし、
ゲームなどに興味はないので、
主に、風景をたのしませていただきました。

海の色が、とにかくきれいなの。

CIMG2083.jpg   CIMG2080.jpg

しばらくすると、ジェットスキー野郎たちを発見。

CIMG2089.jpg

きっと、金持ちにちがいない。
リッチマンは、こうやって休日を過ごすのかー。
かっこよすぎるな。
今から、玉の輿に向けて、がんばってみようかしら。

その後、ランチをいただくレストランを探すため、
街中を歩きまわる。
何しろイギリスは、世界一外食が高い場所ですから、
気軽にレストランなどに入れないのですよ。

レストランはなかなかみつからなかったが、
レインボーの旗がひらひらしたお店は、
ものすごーーくたくさん発見できました。
どこもかしこもレインボー。
さすがブライトン。
男性諸君は特に覚えておいた方がいいと思うのですが、
このレインボーの旗は、
「ゲイ、ウェルカム」
というしるしですからね。

さて。
さんざん歩きつかれて、限界に達するころ、
わたしたちはナイスなレストランを発見しました。
ピザとパスタが、3ポンドくらいだったはず。
じっくり探せばあるものね、ここだ!っていうお店が。

満足したわたしたちは、最後にロイヤルパビリオンを見てみる。
イギリスにぽつんとそびえる、異国情緒あふれる建物です。

CIMG2095.jpg

写真で見たときは、もっとどっしりしたかんじだったけど、
間近で見ると、そうでもなかったな…。
中にも入れるのですが、
到着した時間が遅すぎて、すでに閉館していたので、
外側をぐるりと見てまわりました。
次回、内側を見てみることにしよう。

当初、ロンドンに来る前、
ブライトンも滞在先として、いいかもなあ、
と思っていたのですが、
ロンドンにして大正解でした。
ロンドンと比較すると、ブライトンはあまりに小さすぎる。
きっと、午後の時間を完全にもてあましていたにちがいない。
友人フィリップのアドバイスは、ものすごく的確だったなあ、
と、しみじみ思ったのでした。

0

ブライトンに行く。

韓国人クラスメイトのソンヒが、
友人らとともにブライトンへ行く、というので、
いっしょに連れて行ってもらうことにした。

ブライトンは、ロンドンの南にある海辺の街。
イギリス人が、バケーションを過ごすのにやってくる場所らしい。
そして、ゲイの街でもあります。

さて。
日曜の朝に待ち合わせ。
当初の予定では、ソンヒとなかまたちと、
わたしと、わたしのクラスメイトのまきさんと、
合計6人で行くことになっていた。

だが。

ソンヒのなかまたちは、どたきゃんし、
結局ソンヒとまきさんとわたしの3人が集合した。
ラテン系は、時間にものすごーくルーズだ。

ソンヒに
「どうなってるんだ、電話しろ」
と言うと、
なんと、ほかの3人は、みな、まだ家にいるらしい。
しかも、
「天気も悪いし、
 ブライトンに行くにはもう遅すぎるから、
 行くのやーめた」
って言ってるらしい。

……。
何だ、それは。
日本だったら、おともだちをなくしてしまいますよ。

仕方がないので、3人でおでかけすることに。

ビクトリア駅からブライトンまでは、往復で11ポンド。
電車の本数も多くて、すぐにブライトン行きの列車に乗れた。
所要時間も1時間ちょっと。
あっという間に到着しましたよ。

駅はこんなかんじ。

CIMG2048.jpg

駅からまっすぐに伸びる道路を歩くと、
15分くらいで海辺に到着。

見てー、この海の色。
天気はあいにく曇り空でしたが、
それにもかかわらず、海の色はものすごくきれい!

CIMG2052.jpg   CIMG2070.jpg

海岸で、ソンヒとまきさんは、昼間からビールをいただく。
わたしはビールがなくてもハイなので、
そのままナチュラルにはしゃがせていただきました。
わーい。

しかしながら、この海辺、砂浜じゃありません。
写真をクリックして拡大していただくとわかると思いますが、
小岩がごろごろしてます。
はだしで歩くと、痛いです。
ビーチサンダル必須です。

長くなるので、このつづきは、またあした。

2

リバプールなめざまし。

日本から持ってきた携帯電話をぶっこわしたとき、
(変圧器なしで充電してしまった…)
まだ携帯電話を買っていなかったので、
仕方なく、めざまし時計を買いました。

なぜか、そのとき、
オックスフォードサーカスで目覚まし時計を見つけられず、
(今考えれば、ブーツで、
 旅行用のアラームを買えばよかったんだけど)
最終手段として、みやげもの屋に入り、見つけたのが、
このめざまし時計。

CIMG1153.jpg

みやげものにしては、なかなかかわいいと思うんですが。
サッカーのチーム「リバプール」のめざまし時計です。
リバプールのファンというわけではなく、
ただ、色合いがかわいかったんです。
みやげもののくせに、なかなかいいお値段でした。

ホストファザーのマイクに見せたら、
彼は、チェルシーのファンなので、
「ふっ」
と鼻で笑われましたけれど、
わたしにとっては、
ロンドン生活の時を刻んでくれた、たいせつな時計です。

0

カムデンタウン。

カムデンタウンは、とても興味深い場所です。
古着がすきなら、
パンクがすきなら、
ロンドンのナウなヤングを見たいなら、
一度は行っていただきたい。

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セントラルロンドンの、ちょっと北の方にあります。
週末は洋服のマーケットでにぎわいますが、
わたしにとって、マーケットよりも興味深かったのは、
若者たちのファッションでした。
奇妙な髪型、奇妙な服装の若者たちが、いっぱい。
もし、彼らが写真を撮らせてくれるなら、
1冊の写真集を作れるわね、
ってくらいの。
本当は彼らの写真を撮りたかったのだけれど、
怒られたらこわいので、
脳裏にがっちりとやきつけておきました。

ポートベローがアンティークがメインのマーケットならば、
カムデンタウンは、パンクな洋服&古着がメインです。
こっちの方が断然若者向きですね。
お店の看板も、こんなふうに、
ぴっちりパンツだったりします。

CIMG2211.jpg

アンティークも一応ありますが、
ポートベローの方が圧倒的に種類は豊富です。

ふつうの洋服やさんにはない、
ちょっとかわったテイストのものが多く手に入ります。
そして、どれもお手ごろ価格です。
セントラルロンドンよりも、かなり安く洋服が買えます。
ここで、わたしは背中にちょうちょのスパンコールが入った
ピンクのTシャツを購入。

CIMG2918.jpg

ちょうちょマニアにはたまらない代物です。

ブランドは気にせず、個性的な服がほしいの、
というひとには、とってもおすすめのマーケットです。
あと、ロンドンの若者観察にも最適な場所。
ぜひ、足を運んでみてください。

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