ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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くずもちと、渡月橋。

天龍寺の前を通る、大きめの通りを右手に進むと、
そこには、おみやげやさんや、お食事やさんなど、
様々な店舗がならぶ観光ストリート。
なかでも、わたしが気に入ったのは、つぎの2つ。

1つめは、「ちりめん細工館」。
ちりめんを使って、いろんなものが作られていて、
華やかだし、とてもかわいいものがたくさん。
かわいいうさぎさんとか、くま、とか、
恋人にとめられなかったら、無意味に買ってしまうところだった。
あー、かわいい。
わたしも以前は観光地で働いていたのですが、
お客さんの気持ちを味わうことができ、新鮮でした。

その、ちりめん細工館の2階には、アクセサリー売場があります。
これが、どれもこれもかわいい。
うさぎちゃんとくまさんをがまんしたわたしは、
お花のピアスを発見。
どうしてもがまんできず、購入して、旅の間中、ずっとそれをつけていた。

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花柄のワンピース、花柄のかばん、花のピアス。
わたしは、けっこう変な格好をしていた。

しばらく歩いたので、ひとやすみすることに。
そこでみつけたのが、通りから、ちょっと奥まったところにある、
嵐山のむら」という甘味処へ。
なかなか新しめのお店のようで、店内はきれいでした。

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オーダーしたのは、コーヒーと、くずもちのセット。

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くずもちって、初めて食べました。
全然くどくないのに、ほのかな甘味があって、
ぷるぷるした弾力があって、おいしい。
甘いものが苦手な恋人も、おいしいと言っていたので、
男性でもいけると思います。

おいしいものを味わったあとは、渡月橋までおさんぽ。
なぜここに来たかったか、というと、
後藤純男という画家の美術展に行ったときに、
この渡月橋を描いた絵が、とてもすばらしかったからです。
わたしは、その絵葉書を買って、いつも眺めていました。
残念ながら、今年は暖冬のせいもあってか、
全く雪がなく、花もなく、ふつうの橋、というかんじで、ちょっと残念。

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雨の降る中、わたしと恋人は、ふたりでばしゃばしゃと写真を撮りまくり、
その中の1枚のわたしの顔が、「となりのトトロ」の大トトロにそっくりで、
これは、新たな発見だった。
わたしは、トトロに似ている。

そんなふうにおおさわぎをしたあと、
せっかくだから、渡ってみようじゃないか、ということで、
橋の上をあるくことに。
渡月橋は、長い。そして、けっこう高い。いいながめ。
ハイシーズンは、人々でごった返すらしいその橋も、
今回は、ほとんどひとがいなく、
わたしと恋人は昔のアニメソングを歌いながらさんぽした。
キャプテン翼、とか、キン肉マンGo Fightとか、聖闘士星矢とか。
恐らく、この橋のうえで、こんな歌を歌ったのは、
わたしたちくらいのものであろう。

嵐山、なかなかいいところでした。
というわけで、続いては、京都でのメインイベントです。
乞うご期待。

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天龍寺をおさんぽ。

うどんと闘った後に、嵐山方面へ向かう。

嵐山は、京都の中心部からはちょっと離れているが、
文化遺産である天龍寺や、渡月橋などで人気の景勝地です。

JRにゆられること20分ほどで、嵯峨嵐山駅に着き、
そこから10分ほど歩くと、天龍寺にたどりつきます。

2月は、桜も紅葉もないし、
お寺で何をする、というわけでもないのですが、
あの静寂に包まれるかんじは、なんとも言えず爽快です。

この日は雨。
それでも、11月から来たかった京都に来られたので、
かなり気分は高揚している。

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お寺に入ろうと思ったところ、こんなひとが、こちらを睨みつけていた。

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だ、だるま?
なんていぢわるそうなだるまなんでしょ。
でも、これがこのお寺のシンボルらしい。
なんとなく、気が進まなかったので、お寺の中には入らずに、
お庭をさんぽすることにした。

わたしは日本庭園がとてもすき。
だからここのお庭がとても気に入って、写真をとりまくってしまった。


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いちばん気に入っているのは、これ。
文化遺産をたべる恋人。

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その後、天井画「雲龍図」を見るため、法堂に入る。
売店で売られていたその絵が、とてもかっこよかったからだ。
土日祝日しか公開されていないらしい。ラッキー。

薄暗く、ひんやりとした法堂に入り、天井を見上げると、
そこには、大きく力強い龍の絵が!
その迫力に、わたしはためいきをつきながら見入った。
青みがかったグレーの龍の目は、八方睨みといって、
どの場所から見ても、いつもこちらを見つめていた。
京都で見たもののなかで、いちばん印象に残った。
すごいねー。この龍に呼ばれて、天龍寺まできたんだね、わたしたち。
ちなみに、こちらから絵が見られますが、
実物は、もっと大きくて、もっとすばらしいです。

そんなふうに、絵に感動していたわたしの横で、
「ぷぅ」という音がした。
奴だ。奴がやってしまったのだ。

法堂を出てから、
「おい!」と恋人を責めると、
「上見て、はーって思ったら、ぷぅって出た」
という、言い訳にはほど遠い言い訳をしたので、
そうか、それなら仕方がないなー、と思ってしまった。
恐らく、この雲龍図の下で放屁する男は、
後にも先にも彼しかいないであろう。

うどんネタから、おならネタに話を変え、おさんぽは、まだ続く。

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うどんに完敗。

京都に着くと、いたるところにおみやげ屋さんが点在している。
そこでは、当然のごとく八つ橋が、所狭しと並べられ、
幅をきかせていた。
そして、お店のよこには、こんなひとが。

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お。舞妓さんだ。
こんなところで出会えるなんて。
(もちろんつくりものです。)
けっこういろんなところにたくさんいたので、
めずらしくて、写真をとってしまいました。

さて。
京都駅は、でかかったー。

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天井が高く、ガラス張りになっているので、明るい。
この日は、あいにくの雨模様でしたが、
それでも、鈍い光が差し込んで、明るいわー、という印象を受けました。

ちょうどお昼時についたので、まずは腹ごしらえ。
この後行く予定の嵐山方面では、あまり食べ物やさんがないよ、
と、知り合いからアドバイスを受けたので、
このへんで食べてから行くことにしようと思い、
ごはんやさんを探す。
「うどんを食べたい」という恋人のリクエストを採用し、
地下街のうどんを食べることにした。
店頭で、おにーさんが、うどんを実演していたし、活気がよかったのだ。

どうしようか、さんざん迷ったあげく、
とにかくいろんなものがのっかった「七福うどん」というやつに決定。
うすいだしのうどんへの期待に胸をふくらませていたわたしに、
重たい現実がつきつけられた。

とにかく、ばかでかいうどんがやってきたのだ!

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で、でかい。でかすぎる。これは、洗面器…?
一瞬で、テーブルがどんぶりに占有された。
奥にある湯のみと比較していただきたい。
若干の遠近効果はあるが、いかに大きいかがおわかりいただけるだろう。
あまりのでかさに、恋人とわたしは苦笑するほかなかった。
食べきれないよ、こんなのー。
結局わたしはほとんど食べられず、恋人がたいらげた。

一発目で、早速失敗してしまったが、
「おもしろかったからいいじゃないの」
と恋人になぐさめられ、気をとりなおした。
そうだ。わたしには、おもしろさがすべてなのだ。
その大きさは、その後わたしと恋人のあいだで笑いのネタになったし、
ブログのネタにもなったので、よしとしよう。

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京都へ行ってきました。

恋人とともに、前からどうしても行きたかった京都に行ってきました。
1泊2日の短い旅ではありましたが、
かなり凝縮された、濃い旅でありましたので、
しばらくは、京都ネタが続きます。
どうぞおつきあいください。

さて。
京都は、やはり、憧れの地だ。
歴史が深くて、昔懐かしい美しい街並みが残っている。
いろんな宗教的建築物があって、
古からの人々の切ない願いが具現化されていて、興味深い。
お花もたくさんあって、季節の移り変わりをはっきりと感じられる。
食べ物もおいしい。
そして、中心部には、おしゃれなお店がいっぱいある。
「日本」の原点と、今現在を、同時にたのしむことができる街だ。

北海道にいたころは、飛行機に乗らなければいけなかったが、
名古屋から京都は、かなり近い。
新幹線に乗れば、1時間足らずで到着するし、
バスを使っても、2時間半ほどでいける。
わたしが遠距離をしていた札幌⇔帯広よりも、断然近い。

もちろん、バスの方が金額的には安価なのだけれど、
わたしは生まれてこのかた新幹線に乗ったことがなかったし、
新幹線でのツアーを利用すれば、かなりお手ごろにいけることから、
新幹線を選ぶことにした。

飛行機はもちろん、ユーロスターにも乗ったことがあるのだが、
新幹線は生まれて初めての経験。

まずは、運行本数の多さにびびった。
数分おきに新幹線はやってくる。
わたしの地元のJRなんて、1時間に1本とかなのに!
そして、車両が長い!!
1つの新幹線に、16両もの車両がついている。
すごい!わたしの地元のJRは1両だよ。
そんなふうにおおさわぎなわたしの横を、
「こだま」は、びゅーん、と走り抜けていく。

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車内に入ってからも、わたしは大騒ぎだった。
「すごいね、座席が3列なんだね、飛行機みたい」
「やっぱり早いね。すごいね」
などなど。
いい歳こいて、みっともない。

眠る暇もないほどに、あっという間に京都に到着してしまった。
京都は7年ぶりくらい。わくわくする。

そんなわけで、この続きは、またあした。

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「青木商店」でお食事。

なばなの里をあきらめた後、
「おいしいものでも食べないと、帰れねーよ、このまままじゃー。」
ということになり、
名古屋駅周辺で、お食事をすることにした。

そこで、前から気になっていた「青木商店
というお店へ。

京都のおばんざいをメインにしており、
レストランよりも、もっと気軽に入れるお店。
床や、テーブルも、落ち着いた色合いの木の素材が取り入れられていて、
とても落ち着く雰囲気です。
メニューには、
「初春の献立」と書いてあって、
季節感を大切にしているんだな、というところにも好感をもてました。

こちらはお通し。

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お通しの時点でとてもおいしかったので、お料理への期待が高まる。
他にも「水菜と京アゲのサラダ」や出し巻たまごなどをオーダーしましたが、
どれもこれも、やさしい味わいでおいしかったです。
わたしがいちばん気に入ったのは、こちら。

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春野菜の天ぷら。
野菜の甘みと、添えられた塩のやわらかな甘みが広がって、
ほんとうに美味しい一品でした。

最後にデザートのティラミスをいただく。

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ココアパウダーの量が多くて、ちょっとむせましたが、
これまたおいしかったです。

全体的には、またリピートしてもいいかな、と思うのですが、
やはり、サービスには不満が残ります。
その日は、土曜だったため、お客さんが多かったにも関わらず、
ホール係はたったの1名。
オーダーもしずらいし、お会計もかなり待たされ、
ストレスを感じました。

名古屋でのおきにいりごはんやさんジプシーは、
まだまだ続きそうです。

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マダム・アルデンテ。

パスタセットをいただいた。
スパゲティと、ソースのセット。
これが、おそろしく美味い。

スパゲティのパッケージには、こんな絵が描かれていた。
ちょっと写真をクリックして、拡大してみてくださいな。

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「おーほほほほほー、こーんなにたくさん作ったのよー、
 どうー、おいしそうでしょー、ほっぺたおっこちそうでしょー。
 たーんとお食べー。」

みたいな。

あまりに突っ込みどころ満載な「マダム・アルデンテ」に、
わたしと恋人は、はまった。

イヤリング、でかすぎね?
胸元、あきすぎじゃね?
スパゲッティ、つくりすぎじゃね?
力持ちすぎね?

イタリアには、ほんとにこういうひとがいるのかなあ。

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エージェントのえらびかた。

海外の学校に行くときは、自分で手配するのもいいのですが、
斡旋業者=エージェントを使うのが便利です。

メリットは、いろいろとあります。

1つめ。
自分ひとりで探すのよりも、効率がよいこと。
膨大な数の学校を選ぶのは、とっても大変だし、
実際に通ったひとの評判なども参考にできます。

2つめ。
エージェントを通して申し込んだ方が、学費が安くなる場合があるのです。
いろんな相談ができるうえ、安くなるなんて、おトク。

3つめ。
ホームステイをするなら、自分で探すよりも、
エージェントを通じて探したほうが、トラブルが少ないのだそうです。
たしかに。納得。
いきなり、全然知らないひとのお家に住み込むよりも、
仲介者がいた方が、何かと、安心。

さて。
エージェントも、ものすごくたくさんあります。
初めは、やっぱり大手のところを探してしまいますが、
そういうところは、学費が高いし、手数料も高いんです。
わたしのように予算を抑えたい者には、レベルがちがいすぎます。

そこで、わたしが重視したのは、そのエージェントのオフィスの所在地です。
つまり、わたしはイギリスに行きたい、と思ったので、
イギリスにオフィスがあるエージェントを探したというわけです。
実際にイギリスで生活しているひとがアドバイスしてくれるわけですから、
情報が新鮮ですよね。
遠く離れている分、Eメールでしかやりとりができないので、
直接面談、というわけにはいかないのですが、
それでも、今のところ、いろんな相談にしっかりと答えてくれています。

このほかにも、エージェントを選ぶ基準が2つあります。

1つめが、手数料無料のところを選ぶ、ということ。
高い手数料をとるところもありますが、無料のところもいろいろあります。
無料でやってくれるなら、その方がいいではないですか。

2つめは、学費を直接学校に送金するシステムをとっているところを選ぶ、
ということ。
直接学校に学費を払えば、
エージェントが倒産したり、持ち逃げされたりするリスクがない。

インターネットを使えば、いろんなエージェントを検索できます。
ちょっとでも、留学に興味があるなら、
調べてみると、いろいろやる気が起きるかもしれませんよ。

ちなみに、わたしが今お願いしているエージェントについては、
実際に申し込んでみて、最後まで好感触ならご紹介しますね。

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もう春なのかも。

通勤途中の道に、お花が咲いてます。

春がきた!

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「世界の山ちゃん」にはまる。

愛知に来る前から、「世界の山ちゃん」のことは知っていた。

「名古屋に行ったらね、世界の山ちゃんってお店があるからね、
 ぜひ行ってみて。」

といわれていたのだ。

世界の山ちゃん、って、なんじゃらほい。
山ちゃんってあたりが、全然ワールドスタンダードじゃないじゃないか。

でも、実際に名古屋を歩いてみると、
山ちゃんは、名古屋を制していた。
こちらを見て。
店舗数がはんぱじゃない。
ここにも、そこにも、あそこにも山ちゃんは、ある。
そこに書いてあるだけじゃなくて、デパ地下にもある。
さらに、北海道にもある。
山ちゃんが目指すのは、世界の一体どこなんだろうか。

さて。

メニューは、ふつうの居酒屋と同じようなかんじ。
かなり安いし、手羽先だけじゃなく、いろんな料理を食べられます。

早速手羽先を食べてみる。
1人前、5本。

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少食のわたしたちは、
「そんなに食べられるかなー」
とか言っていたのだが、一口食べて、そんな不安が吹き飛んだ。

うまい。
これは世界だ。
山ちゃんの世界だー。
胡椒がかなりきいてて、若干スパイシー、でもジューシー。
1人前は、秒殺された。
躊躇なく、2人前めをオーダー。
これも、秒殺だった。
3人前めは、このまま突き進むと、止まらなくなりそうだったので、
すんでのところでがまんした。
「やみつき」とは、こういう状態のことをいうのだなァ。

他にも、塩焼きそばとか、ビールとか、それなりのものを食べたが、
そのへんの居酒屋よりも、安い。かなり安い。
これは、サラリーマンの味方になるわ。

あー、いまだに忘れえぬあの手羽先。
また食べたいよ…。

この手羽先の味もさることながら、
キャラクターの「山ちゃん」のインパクトが絶大だ。
看板、メニューにも、うじゃうじゃいるのだが、
皿にも、醤油にも、ソースにも、いる。

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ややリアルで、ちょっと、こわい。
でも、一度見ると、忘れられない。
これぞ、名古屋の広告の特徴だ。
センスとか、関係なく、とにかくインパクト重視だ。
こういうところも含めて、名古屋名物と呼ぶにふさわしいお店でした。

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なばなの里に、たどりつけない。

冬、といえば、イルミネーション。
イルミネーション、といえば、北海道がいちばんきれいだわよ、
と思っていたのだが、甘かった。
日本は意外と広い。すごいところは、いろいろあるものだ。

愛知県のとなり、三重県に、長島温泉というところがあるのだが、
その近くに「なばなの里」という公園のようなところがあります。
そこのイルミネーションがすごいんです。
HPの写真や、テレビで見て、うわーって言ったくらい。
恐らく日本国内でも最大規模のイルミネーションでしょう。

これが2月28日までだということで、どうしても見たかったし、
近くの温泉やアウトレットでも遊べるし、
などと考えて、先日恋人と1時間以上もバスに乗って、
初めて三重県に足を踏み入れた。
久々の遠出に、わくわくしていた。

まずは、アウトレットモール「ジャズドリーム長島」に行ってみることに。
ユナイテッドアローズや、ボダム、フランフラン、
アーノルドパーマーなどのアウトレットショップを
見てみたかったのですよ。
が、ここは北海道じゃなく、東海地区中部地方。しかも週末。
そんなに甘くはありませんよ。

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人多すぎ。芋洗い状態。
ひとごみ大嫌いなわたしと恋人は、完全に辟易してしまった。
なんなんだ、これは。

店はすべて人でごった返し、動くことすらままならない。
商品は嵐の後のようにぐちゃぐちゃで、見る気も失せる。
ファーストフード屋も、トイレも長蛇の列。
ふたりで、どん引き。

わざわざ足を伸ばして、疲労困憊しにきてしまった。

いや、こんなんじゃ帰れない。
次は、温泉だ。
きっと混んでるだろうけれど、せっかくきたんだし、行ってみようぜー。
ということになった。

アウトレットモールから温泉への途中、遊園地を横切るのだが、
おそろしく高いジェットコースターの足が、天高くまで伸びていて、
巨神兵のようであった。

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これが、夜には変身するんですねー。
変身後の様子は、のちほど。

さて。
温泉は、アウトレットよりもひどかった。
脱衣所のほかに、更衣室がある。
え?どこで脱げばいいの?どうすればいいの?
システムが複雑すぎて、わからない。

そして、いよいよ浴場へ。
かなり広いし、しかもものすごくたくさんの湯壷があるのだが、
どれも、人で埋めつくされており、入るスペースを探すのに困惑した。
それは、まさに地獄絵図だ。
こんなに広い温泉に来たのは初めてだったのだが、
こんなに窮屈な思いをしたのも初めてだった。
まったく落ち着かないし、まったくくつろげない。
なんのために温泉に入ったのか、わからなくなってしまった。

一体なんなのかしら、これは。
これは夢?それともイリュージョン??

その後恋人にきくと、男湯は、あまりのひとの多さに、
入浴規制がかけられていたらしい。
温泉に規制って、癒しもなにもありゃしないよ。

疲れ切ってお風呂から上がり、いよいよイルミネーションだわ。
来る途中に通り過ぎた、なばなの里までは、バスで20分ほどだったので、
バス乗り場へ向かう。
乗り場がいろいろあったので、バス会社のひとに尋ねてみると、
「なばなの里へは、3時間くらいかかりますよ、
 それでも行きますか?」
といわれた。
え?なばなの里、だよ?さっきバスで通ってきたんだもん。
すぐ近くだったじゃないのー。
「ひどい渋滞で、駐車場に入れないんですよ。」
ふつうに言うけど、ひどいじゃないか。
わたしたちはそれを見るために、はるばる1時間以上かけてやってきたのに、
アウトレットではもみくちゃにされ、
温泉では、芋洗い状態を味わい、
さらにそのうえ、メイン目的のイルミネーションが見られないとは…。
わたしたちは絶句するしかなかった。

…北海道へ帰りたい…。

バスが来るまでの間中、わたしたちが考えていたのはそればかりだった。

名古屋ゆきのバスは、時刻表よりも30分ほど遅れてやってきた。
やっとのことで乗り込んだものの、
なばなの里の渋滞のために、バスは、進まない。
もう、疲れ果てて、いらいらすることも忘れた。

そんなころ、窓の外がやけに明るい。
ふとみると、ジェットコースターの巨神兵がライトアップされていた。

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おー、きれいだ。
わたしたち、これを見るためにここにきたのかも。
と思いこませようとしたが、やはり、無念な思いに変わりはなかった。

結局、行きは1時間半ほどだった道のりは、
帰りは渋滞のせいで2時間半ほどかかった。
(なばなの里を通っていないのに!)
都会の恐ろしさを「これでもか!」ってな具合に体感した一日だった。

あー、びっくりした。
ほんとなんなのかしら、あれは。
たとえ田舎モノとばかにされようとも、
不便でも、ださくても、
わたしは、田舎に帰りたいんです。

週末に、車で、遠出はしないと、心に決めました。

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「ムーディー勝山」

「爆笑レッドカーペット」というお笑い番組を見た。
ここで、すごいひとをみつけてしまった。

その名も、「ムーディー勝山」。

ムード歌謡芸人。
アカペラで伴奏、歌を歌うのだが、これが意味不明でおもしろすぎるのだ。

その番組で歌ったのは、
「右から来たものを左へ受け流すの歌」。
こんな歌、きいたことないぞ。
歌詞にあまりに意味がないので、気になって気になって仕方がない。

さらに、アンコールみたいなかんじで、
「上から下に落ちてくるの歌」を歌ったのだが、
やはり、右から左へ受け流すの歌の方がおもしろかったなあ。

それでも足りずに、You Tubeでも動画を探し、
「後頭部に違和感を感じている男の歌」を見た。
これもおもしろかった。

どの歌にも共通しているのは、
「意味のわからない歌を、いい声でムーディーに歌う」
ということだ。
右からきたものを左へ受け流す、って、
たとえば、どんなものがきて、どんなふうに受け流せばいいの?
でも、ムーディーは、我々に答えをくれない。
気になって気になって仕方がないよ、眠れないよ。

こういうタイプの笑いは、けっこうすきです、わたし。
彼は、きっと、売れる。
いや、売れなくても、わたしは応援します。

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TIFFIN-Centralpark

恋人と、TIFFINでお茶をすることに。

セントラルパークにある、なんだかすてきな雰囲気のケーキやさん。
地下街に入っているカフェのわりには、凝ったインテリア。
客席の仕切りの上には、クールなシルバーの造花の壁、
そして、天井にはきらきらひかるシャンデリア。

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中央にも大きなシャンデリアがあって、すてきでした。
さらに、こんなすてきなものも飾ってあって、
ちょっとヨーロッパみたいな雰囲気。

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わたしはミルフィーユと紅茶のセットをオーダーしたのですが、
これがおいしかったー。
見た目もすごいの。みてみて。

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細い、さくさくのパイが、幾重にも重なって、
そこにいちごのソースと、カスタードクリームと、
ソフトクリームが添えられています。
ひとつひとつがちゃんとおいしかった!
パイは、さくさくしていて、でも、ぱさぱさしてないし、
ほのかな甘さがありながら、香ばしい。すごくおいしかった。
カスタードクリームは、バニラビーンズの香りが豊かで、
どっしりとした重みがありました。
安っぽい味に慣れていたわたしは、
「これぞ、本物のカスタードクリームだー」と興奮しました。
いちごソースも甘すぎず、ほどよい酸味がきいてて、美味。
一皿で、おなかいっぱいです。

恋人がオーダーしたのは、カレー風味のサンドイッチ。
これまたおいしい。

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カレー味なのに、とても上品な味わい。パンもおいしい。
あーん、こっちもいっぱい食べたいよ。

伝票がテーブルにのせられたとき、わたしはそのクリップにくぎづけ。

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こういう細かい小技に弱いんです。

ひさしぶりに、名古屋のおきにいりのお店を見つけました。
リピート決定。

4

緊急告知!!

ゴールデンウィークに、北海道に帰ります。
久しぶりに、札幌に行きます。
そして、5月下旬か、6月上旬あたりに、イギリスに飛びます。

というわけで。
イギリスへ飛ぶ前に、みなさんにどうしても会いたいので、
5月3日か、4日か、5日、(優柔不断すぎますが)
札幌すすきのにてパーティーしたいと思います。


ゴールデンウィーク真っ只中だから、みんな予定あるかもしれませんが、
行楽地は、どこ行ったって、混んでるぜ。
だから、みんなでパーティーしようぜ。ぜ。ぜ。

mikiちゃん、Dormyちゃん、えせDIGGYは、参加決定ね。(強制)
ほかにも、札幌近郊在住の方には、メールなり電話なりで、
直接お誘いします。
いまのところ、10人くらいリストアップしてます。
「もしかして…」
と、心当たりのあるあなた、おたのしみに。
もちろん、札幌近郊在住以外の方でも、
「ゴールデンウィーク、北海道に遊びに行くよ」
ってな方は、ぜひ!ぜひ!!連絡をくださいな。

みんなではじけましょうね。たのしみねーー。

8

山下達郎 「ソノリテ」

このごろのいちばんおきにいりの音楽は、山下達郎。
え?って、思うでしょ?
でも、すっっごくいいの。
なんでいままでスルーしてたのかしらー、っていうかんじ。

はじめにきいたのは、こちら。
ソノリテというアルバム。



何曲か、テレビなどで耳にしたメロディがあって、
無意識のうちに、達郎ミュゥジックが浸透していたことに驚く。

このひとの音楽は、
わたしのすきな音楽の原点、というかんじがします。
クリアな歌声、ポップなリズム、美しいメロディ、
もう、どれもがツボ。

ソノリテのなかで、MIDAS TOUCHという曲があるのですが、
そのリズムのあまりの気持ちよさに、からだが動いてしまう。
やさしいのにかっこよいギターの音も、心にしみる。
MIDASって、何なのかと思って調べたら、
ギリシア神話に出てくる、
手に触れるものをみな黄金に化する力を与えられたひとのことだった。
なんてロマンチックなのー。
細部ににじみでるセンスのよさに、鳥肌がたちます。

あと、車のCMですごく気になっていた「白いアンブレラ」も入ってて、満足。
この曲が、ものすごくすきで、
そのCMが流れるたびに、テレビのまえで固まってたほどだったので、
それをいつでもきけるようになって、とてもうれしかった。

あまりにこのアルバムがすてきだったので、
ちょっと昔に発売されたベストアルバム「TREASURES」もきいてみた。

これも、いいです。とても。



このなかの、「蒼氓(そうぼう)」という曲は、
きくたびに涙が出ます。あまりに壮大な曲なので。
ジャックスカードの伊藤歩が出演していたCMの歌。
すごくスケールの大きな曲です。

ほかにもたくさんいい曲があるんだろうなー。
これからもずっと、いろいろなアルバムをききたいと思っています。

2

バトン、もらった。

JJさんからバトンもらった。
久々にやってみよ。

1.次回す人を書いておく♪
むらさきさんにならって、そっとおいとく。

2.お名前は?
うさぎ。もちろん仮名。

3.何歳?
27歳。それにしては落ち着きがない。

4.職業は?
派遣。でも、そのうち自分で仕事つくるつもり。

5.趣味は?
本を読むことと、眠ることと、きれいなものを見ること。

6.好きな異性のタイプは?
おもしろいひと。
笑いのない人間とは、いっしょにいられない。

7.特技は?
はきはきしゃべること。

8.資格は?
販売士2級、英検2級。
中途半端。

9.今悩みある?
ローリスクかつたのしいビジネスモデルを模索中なり。

10.好きな食べ物と嫌いな食べ物は?
好きなもの:チョコレート。
嫌いなもの:あんこ。

11.あなたが愛する人へ一言!
もう、息もできないくらいに笑わしてくれよ。

12.回す5人を紹介しちゃうよ♪
紹介したいひとは5人におさまりきらないので、
紹介のかわりに、感謝を。
見に来てくれて、ありがとうございます。

13.今所属しているものは?
山本家。

14.今のテンションは?
今の自分が、いちばん自分らしい自分。

15.最近一番アツかった出来事は?
ぱちんこで、1週間ちょっとで、13万負けました。うふ。

16.昨日の晩ご飯は?
世界の山ちゃんで、手羽先をむさぼる。

17.好きな感触は?
ふかふか。すなわちタオル。

18.占い信じる?
たまにね。

19.自分を色で表すと?
赤。これしかない。

20.明日の予定を予想してください
明日は恋人が残業がないので、無理やり「Sex and The City」を見せます。

21.今までで一番強烈だった夢は?
最近見たばかりなのですが、わたしは王女になっていて、
怒り狂った国民が、わたしにおそいかかってきました。
マリー・アントワネットに期待しすぎ。

22.今一番行きたい国は?
近々行くのはロンドン。
ロンドン行ったら、ユーロスター乗ってフランスに行くでしょう。
あと、かもめ食堂見たから、フィンランドも行きたい。
ハネムーンはギリシャって決めてるし、
バリ島も行きそびれたので、死ぬまでに絶対に行く。

23.今日の服装は?
ジーンズに、黒タートル。完全に油断してました。

24.お薦めの映画は?
ソフィア・コッポラの映画すべてと、
スティーブン・ソダーバーグの映画。
オースティン・パワーズと、
ブリジット・ジョーンズの日記。
あと、かもめ食堂!

25.好きなアーティストは?
BONNIE PINKとorange pekoeと、SOUL'd OUTは、わたしのスペシャル。
あと、山下達郎とアンジェラ・アキと、Erykah Baduと、tahiti80。
ジャンルばらばら。

26.好きな季節は?
冬。夏はきらい。

27.Win?Mac?
I can use only Win.

28.生まれ変わるなら?
フェロモンは、スカーレット・ヨハンソン。
見た目は、黒木メイサ。
才能はソフィア・コッポラ。
ま、言うだけタダだから。

29.最近読んだ本は?
いっぱいありすぎて、書ききれないけど、強いていうなら
高橋歩の「自由への扉」。
今度トークライブ行ってくるの。

30.好きな天気は?
雪。初雪がふると、子犬のようにかけまわりたくなります。

31.今日一日過ごして学んだ事は?
社会生活において、精神的安定は必要最低限のマナーである、ということ。
気分屋さんはきらい。

32.今日コーヒー飲みましたか?
のんでない。今はみかんのお酒を飲んでます。

33.今ハマっている事は?
デザイン系の雑誌を読むことと、起業に向けての情報収集、
あとは名古屋開拓。

34.好きな芸人は?
麒麟の川島。いい声にうっとり。
次長課長のコントも、うまいからすき。
ハリセンボンの春菜。彼女のリアクションコメントは絶品。賢い。
応援してるのは、大輪教授。ライブ行きたいんだけどなー。

35.どんな人生を歩みたいですか?
くだらないことにしばりつけられない、自由な人生を歩みます、わたし。

36.座右の銘は?
美しいものが、ひとの心を豊かにして、世界を変えるの。

37.好きなブランドは?
ANNA SUI
JILL STUART
MILK FED

38.幸せを感じる瞬間は?
眠るまえに、恋人とおしゃべりをしているとき。
お昼寝しているとき。
ふかふかのタオルにさわっているとき。

39.自分の命と引き替えにどんな願いも叶うとすれば何を望む?
世界中のひとたちのしあわせ。

9

「マリー・アントワネット」

ついに、見てきましたよー。マリー・アントワネットを!
前売り券を買ったときから、ずーっとたのしみにしていたわりに、
なかなか見に行くことができず、もやもやしてたんですが。
ようやく、すっきりできました。

ミクシィのソフィア・コッポラコミュニティなどで、
賛否両論まっぷたつだったこの映画。
「つまらなかった!」という声がきこえたので、
うひょー、恋人が眠ってしまうかもしれぬ、
と心配をしていたんです。

結論から言うと、おもしろいかどうか、といわれると、
おもしろくない部類に入るのだと思います。
描写が、とても抽象的で、わかりにくいし、
歴史ものとしては、ストーリーの紆余曲折が、ない。
フランスで失笑をさらった、というのも、まあ、気持ちはわかる、かな。
恋人は、「つまらなかった!」と断言しておりましたしね。
ただ、その圧倒的な美しさと、音楽のかっこよさのおかげで、
眠るひまはなかった模様です。

わたしはすきでした。ものすごくすき。
ずーっと、美しい写真集を見ているようでした。
ソフィア・コッポラのこれまでの作品のなかで、最も美しく、
最もドラマチックな作品でしたよ。
そして、音楽のまあすてきなこと。
あの絢爛豪華な世界に響き渡るかっこよいギターの音、絶妙です。
この斬新さは、彼女にしか表現できない。すばらしかった。
いままでの映画の常識を打ち破ったのは、確かです。

そして、衣装や靴や、セットもすばらしかった。
ヴェルサイユ宮殿で撮影されただけあって、
何もかもにリアリティがありますね。重厚感があった。
わたしは実際にヴェルサイユ宮殿をおさんぽしたことがあるのですが、
なんとなく重たく、ものものしい雰囲気のあの建物を、
よくぞ見事にあそこまで蘇らせたわね、と、かなりおどろきました。
ヴェルサイユ宮殿に、命を吹き込んだのは、
美術スタッフの努力の賜物だわね。

そして、そこにシャーベットカラーのドレスがよく似合う。
ソフィア・コッポラは、色にもかなりこだわっていたようなのですが、
緻密に計算されたソフィア・ワールドは、
わたしにとって、夢の世界そのものでした。

主演のキルスティン・ダンストは、
これ以上ないくらいはまったキャスティングでした。
14歳のピュアな部分から、落ち着いた母マリーまで、
幅広い表情を見せてくれたと思います。
超美人、というわけではなく、かわいらしいマリーだったからこそ、
「マリーもふつうの女性だったの」
という、ソフィアのコンセプトがよく伝わってきましたね。

あと、キャストに関しては、フェルゼン伯爵を演じていた
ジェイミー・ドーナンにノックアウトされましたね。
すてきよー。かっこいいわよーー。
ふたりのラブシーンは、いちばん印象的でした。すばらしくよかった。

そして、賛否両論の嵐だった、ラストシーン。
わたしは、ほーぅ、なるほどね、と思いました。
ソフィアらしいまとめ方だったと思いますよ。
ただ、この映画を歴史ものとして分類したいひとにとっては、
「なんじゃこりゃー」
っていうかんじだったのかもしれないですね。

よくも悪くも、ソフィアワールド全開で、
彼女にしか作ることのできない映画になっていました。
この作品によって、彼女が唯一無二のアーティストであることを、
「これでもか」ってなくらいに証明している作品ですね。
いやー、夢の世界を堪能させていただきました。

本当は、アメリカで発売されている写真集がほしかったのですが、
かなりいいお値段がするので、パンフレットで妥協することにしました。
かなりきれいで、永久保存版です。
これで600円は、おトク。

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2

「間宮兄弟」

ずっと見たかった「間宮兄弟」を見た。
だってー、もうパッケージから、しあわせ感が漂ってくるじゃないか。
「かもめ食堂」に続き、ほんわか系の映画。
これも、かなり、かなり気に入ってしまった。



間宮兄弟を演じるのが、佐々木蔵之介と、ドランクドラゴン塚地武雅。
これ以上ないくらい、最高のキャスティング。
もう、かわいいったらありゃしない。
しかも、彼らのおかーさんを、中島みゆきが演じている。
これがまた、最高。
味のある大人たちばかりで、あこがれます。

ストーリーは、なかよしだけど、ちょっとおかしな間宮兄弟が、
同僚の女性や、ビデオやさんの女性を誘って、パーティーをしよう、
と計画を立て、そこからいろんな交流が始まる、というもの。

もうとにかく間宮兄弟がかわいいんですよ。
近所にいたら、ちょっとおっかないかもしれないけど。
いまだに、じゃんけんして、
「グリコ」とか「パイナツプル」って先に進むあそびをしてたり、
紙飛行機をたくさん持ってたり、
こどもっぽい遊びをたくさんしているんだけど、
それが似合うんだよー、かわいいんだよー。
こういう純粋さ、ふつうのひとは忘れてるかも。

おにーちゃんの佐々木蔵之介は、ビール工場で研究開発をしているんだけど、
ほんとにこういうひと、いそう。
そして、同僚に高嶋政弘が出演していて、
彼がまた、「声のでかい男」として、いいキャラクターなんですねー。

弟の塚地武雅は、学校の用務員。
いろんな講習を受けた努力家。
これがまた、似合う。
こういうひと、いそうだもん。

この映画が、とてもいい雰囲気をかもしだしているのは、
そういう細部のリアリティなのかも。

あと、塚地武雅の同僚の常盤貴子も、
「地味な性格なんだけど、カラダには自身がある教師」
っていう役どころを演じていて、これがまたおもしろかった。
控えめな性格なのに、カラダに自信ありって、どうよ、
って思いながらも、でも、こういうひと、いるかもな、って。

あと、沢尻エリカとか、北川景子とか、
旬な女優さんたちも、まだ初々しくて、よかったです。
もう、何もかもがよかったです。

家族って、人間って、いい!
と、かなりあたたかい気持ちになれる作品です。
江國香織の映画化された作品のなかで、いちばんすき。
モノポリーをしたくなりました。

0

におう。

仕事から帰ってきて、ごはんをたべ、
狭いワンルームのアパートで、恋人と向かい合って、話をしていた。

すると、突然恋人がアクロバティックに、自分の足のにおいをかいだ。
恋人が、ひとりでからまっているので、びっくりした。

「どうしたの?」
ときくと、
「なんか、においした。」
と言う。

…わたし、心当たりがある。

わたしも恋人と同じ格好をして、足のにおいをかいでみたら、
あまりのくささに、そのままひっくりかえった。
すごい。強烈だ。
この匂いを殺虫剤にしたら、虫が全滅するかもしれない。

おもしろいので、恋人にもかがせてみた。
恋人は、無言で笑っていた。
むかついたので、
「もっかい、かぐ?」
ときくと、
「ヤメテ。」
と言っていた。
これからは、むかついたら、足のにおい攻撃をしかけよう。
わたしはすでに、秘密兵器を手に入れていた。

悪いのは、わたしじゃないよ。
ブーツと、ストッキングだもん。
綿のくつしたなら、ちゃんと汗を吸収してくれるんだもん。

といったところで、わたし自身も納得できません。
これね、ほんとに悩んでます。
どうにかしたい。どうにかなんない?

0

くだものやさん。

恋人とわたしが同時に体調を崩したとき、
「わたしたちのあいだには、過剰なほどの精神的栄養があるが、
 物理的栄養が足りないのでは!」
と気づいたので、
それ以来、毎日果物を摂取することにした。
ばんごはんの食卓に、必ずフルーツをそえるのだ。

果物って、なんか元気が出るのですよ。
みずみずしいし、甘いし。
見た目にもうれしい。
くだものに、こんなにエネルギーがあったとは。
フレッシュ。フレッシュ!フレーーッシュ!!!
キウイやら、オレンジやら、りんごやらいちごやら、を買います。

わたしが帰りに立ち寄るスーパーには、
くだものやさんが入っているんですが。
そこの店員さんが、若いおんなのこたちなのです。
くだものやさんで働く若いおんなのこ。
くだもののイメージが「フレッシュ!!」(くどい)なので、
そこにいるおんなのこたちが、かわいく見えて仕方がありません。
特に
「このくだものは、なんとかかんとかがたくさん含まれてて、
 ほにゃららなので、あまいんですよー」
とか言われると、
「あー、このこ、かわいいー」
と、アドレナリンが分泌されてしまう。
わたしは、変態だ。

なりたい職業のひとつに
「くだものやさん」が加わりました。

4

夢をまくらにしのばせる。

以前、風水について勉強していたとき、
「まくらのなかに願い事を書いて入れると、
 睡眠中も、潜在意識でそれを認識するので、かなうのよ」
と書いてあったのを読んだので、
前に使っていた枕には、願い事を書いて、しのばせていた。

こないだのクリスマスに、恋人にあたらしいまくらを買ってもらったのだが、
ねがいごとを入れるのを忘れていたので、
新たに、かなえたいことを考え直すことにし、
「きみも書きなさいよ」
と、恋人にもおすすめしてみた。

わたしの夢は、

・お店を出す
・世界中をかけめぐる

などなど、非現実的なものから、

・こどもをうむ

など、超現実的なものまで、いろいろです。
だって、こども、うみたいじゃん。おんなに生まれた以上はさ。

さて。
恋人は、何を書くのかと思いきや、
一行目にこんなことを書いていた。

「かっこいいおぢぃちゃんになる」

ほほーう。
おぢいちゃんになるのは、自然現象だから、
生きている以上、絶対かなうよね、それ。

これは、青色のいろえんぴつで書かれ、
しかも、恋人の字は美しくないので、
わたしには、「夢」と呼ぶには程遠い事柄に見えてしまった。
でも、そういう夢も、ありなのかもね。
わたしの想像もつかないようなことを言い出すところが、
恋人とわたしをつなぐ部分でもあるのだね、
と、思った。

3

行きつけのカフェをみつける。

愛知にきて、早5ヶ月、
やっとこさ、会社帰りに立ち寄れる、いきつけカフェをみつけましたー。

やっぱりいきつけの店は、だいじですよ。とても。とても。

これからは、仕事で
「むぅうー」
ってなったときも、
そのカフェでひと息ついてから家路につくことができます。
あー、うれしいわ。

そのカフェは、照明をかなりおとしてあって、
置いてある雑誌は、すてきな男向けの雑誌で、
メニューもシンプル。
なんか、「男がつくった、男のためのカフェ」
みたいなかんじです。
そして、おにーさんが、おしゃれさんです。
コーヒーの味は、ふつうでしたが、
店内の雰囲気が、ものすごくストライクだった。
写真をとってこようかと思ったけど、
初めてだったので、はずかしくて、どきどきしたのでがまんしました。

わたしにとって、必要なものは、
すてきな音楽と、おいしいものと、洗練された空間、だー。
それがそろったときに、しあわせを感じます。
これからは、そういうものへの投資を惜しまず、
かっこよい大人になろうと思います。

2

荒らされてます。

このごろ、毎日毎日、エロサイトへのリンクのための、
荒らしコメントが投稿されている。
なによー。やめてよー。

初めはちくちく削除してたのだが、
面倒になり、IPとキーワードでブロックをかけた。

そしたら、奴ら、こんなコメント残していきやがったよ。

zjnrwtyc jzbgomf bksadt iofks pgyvxwln gsktoxpb slmwq

適当すぎるっつーの!!
誰がクリックするもんですかっての。(猫村風)

おもしろくて笑いました。
でも、これ、ずっと続くんだよね、きっと…。
ちょっと憂鬱。

0

ワークアウト。

あまりにも肩こりがひどくて、まいっちゃったので、
恋人とともに、ワークアウトを始めました。

腹筋、背筋、腕立てふせ、それぞれ最低20回以上。
そのほかに、ストレッチもプラス。
30分くらい運動します、寝る前に。

これがねー、メリットいっぱい。
有酸素運動って、効くね。やっぱり。

恋人といっしょにやるので、いろいろしゃべりながら運動する。
恋人と話すことが、わたしにとってのいちばんのストレス解消なので、
精神的にもリラックスできる。
奴は、たまに、背筋中に、おさえてる手を離しやがったりして、
「おぅっ」とかなって、むかついたりしてますが、
そういうときは、倍返ししてやります。

ちなみに、以前は、整体後、1週間で肩まわりが、がちがちになり、
「S.O.S--!」
なかんじだったのですが、今は、もうちょっと効果が持続してます。
腕立てふせと、背筋が、肩こりにかなり効果的な模様です。
そのへんの「肩こり解消体操」とかよりも、断然きくよ。
なんでいままで気づかなかったんだろ。

あと、うれしい効果が、眠りが深くなったこと。
朝、目覚めがよくなりました。
あんなに寝起きの悪かった恋人も、
一応ふつうの人並みに起きられるようになりましたねー。

がんばって、腹筋をわりたいです。
無理だけど。

2

すてきな遊び場、みつけました。

仕事でおつかいにでかけたとき、
こんなすてきな場所をみつけました。

2007020501.jpg

みんなで集まって、
5、7、5、7、7、ってなかんじで、
のりのりなんでしょうか。
なんかたのしそうね。

3

無敵モード。

今日から2月ですね。
信じられない、もう2月だなんて。
こっちに引っ越してきてから、もう5ヶ月も経ったなんて!
はー。時のたつのは、本当に早いですね。
いまさらながら、びっくりしちゃった。

なんでこんなにびっくりしているかというと、
わたしは5月くらいにロンドンへ出発する予定なのに、
何も準備ができていない(学校、航空券、語学力もろもろ)。
もちろん、心の準備もまったくできていないのだ。

何しろ、「英語を自分のものにしなくては!」
と思いついてから、早2年。
わたしなりに、すごくいろんなことを考えて、いろんながまんをしてきた。
引越しをしたり、仕事を変えたり、お金の勉強もした
それでも、金銭的にはずっと苦しいままなのだけれど。
でも、この2年間の努力の結果がもうすぐ出ようとしているので、
なかなかどうして緊張するものなのですよ。

それから、治安的な不安もあります。
やっぱり海外へ行くことは、それなりにリスキーですからね。
無事に帰ってこられるのかどうか、不安だわよ。とても。
海外で事件に巻き込まれた事例を調べるとさ、
背筋が凍るよね、あまりにもすごすぎて。

たまに、
「ねー、海外行くの、やめよーうかなー。」
と、恋人に弱音を吐いてみると、恋人はわたしを後押しする。
「ずっと何年も行く、って言ってたんだから、行かないと後悔する。
 行かないとだめ。」
という。
たぶん、わたしよりも取り残される者の方が不安は大きいはずなのに。

まあ、不安だ不安だと言っているだけでは仕方がないので、
もし、万が一そういうことがあったとき、
「あいつはりっぱな奴だった」
と言ってもらえるよう、今日から無敵に生きてくことにしました。
ほんと、わたしって、こうやって切羽つまらないと、
日常を、ぼろぼろこぼしてしまうから、ばかばか。
振り返ったときに、後悔しない日々を送るためには、
一日たりとも無駄にはできない。

いつか、そのうち、なんとかなる、
って思っていても、
自分の時間をプロデュースできるのは、自分しかいないんですよ。
だから、なりたい自分になったつもりで、
「無敵だぜー」
と思って、自分を信じるしかないのです。

そんなかんじで全力投球してたら、ものすごい空回りまくった。
無敵モードって、
心に余裕を持って、まわりをみんな味方にして、敵をつくらない、
ってことなんだな、と気づいたので、
明日からは穏やかな無敵モードを保って生きていきたいと思います。

あと3ヶ月で、自分を変えられるかな。変えたいな。

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