紅白歌合戦。
わたしの大晦日は、必ず実家で家族と過ごすことにしている。
おかーさんの作ったそばや煮物などを、
おとーさんと、おばーちゃんといっしょに食べたあと、
おかーさんとふたりで紅白歌合戦を見る。
おとーさんは、裏番組を見る。
おばーちゃんは、おばーちゃんのお家で、ゆっくりと歌合戦を堪能する。
ちいさいころからずっと、そういう過ごし方をしている。
だから、わたしにとって、紅白歌合戦は、毎年注目すべきイベントだ。
日本人は皆、あの番組を見るべきだとすら思っている。
家族みんなでたのしめるし、
今年はだれが出るのだろうと予想するのもたのしいし、
一年を振り返ることができるし、大晦日を実感できる。
視聴率がおちてきている、とは言え、42.9%もの視聴率を稼げる番組は、
ほかにはないでしょう。
低い、というのは、昔と比べているからであって、
それぞれの個性や嗜好が多様化している今とは、時代がちがうのだから、
そういう推移は自然現象だとわたしは思う。
それに、出場する歌手たちは、たった数分の自分の出番のために、
莫大な月日とお金を費やしているうえ、
しかも生放送だから、緊張度はMAX!!だ。
スタッフ&出演者のプロ意識と、日頃の行いの良し悪しが垣間見え、
なかなかに興味深い。
NHKも世論も、あの紅白歌合戦を、ただのお祭だと思っているようだけれど、
わたしはそうじゃないと思う。
あれこそ、日本の伝統的文化なのだから、格調高くあるべきだと思う。
視聴率なんかよりも、歌の本質をいかに伝えられるか、ということの方が、
ずっとずっとだいじなのに。
本当にいい歌を、特別な演出で見せてくれるだけでいいのにな。
わたしにとって、今年は特別な紅白になりそうです。
ついに、ボニィちゃんが、紅白初出場ですから。
紅白でボニィちゃんを見られるなんて、なんかすごい。
でも、生放送でちゃんと歌えるかどうか、心配だわー。
ライブできくと、すっごくうまいのに、
テレビできくと、「あららー?」って思うことが多いからな。
わたしもどきどきするわ。
あと、アンジェラ・アキも出ますね。
彼女は出場間違いないと思ってましたけど、
ちゃんとした衣装を着てくれるのかどうか、心配なの。
あのNHKホールでジーンズはだめよー。
今年の紅白は、歌の魅力を最大限に引き出す方針なのだそうだ。
こちらで、プロデューサーのインタビューが読めます。
これを読むと、ちょっとたのしみだけど、
うーん、どうなるんだろうなー。