わたしについて。
登場人物
1.ジャングルさん
配偶者。
髪が天然パーマでジャングルみたいだからこの名前。
2.イチゴさん
長女。2013年5月生まれ。
妊娠中にイチゴを毎日食べてたからこの名前。
3.リンゴさん
次女。2016年2月生まれ。
リンゴは好きじゃないらしい。
すきなもの
タオル
チョコレート
ぬるいカフェオレ
白い家具
赤い服
すきなこと
歌と音楽
デザインホテル
カフェ時間
本
宝塚
ダイビング(まだ2回しかやったことない)
すきな音楽
BONNIE PINK
SOUL'd OUT
orange pekoe
清竜人
氷川きよし
三山ひろし
Bruno Mars
欅坂46
すきなひと
江國香織
田口淳之介
美輪明宏
蜷川実花
ソフィア・コッポラ
スカーレット・ヨハンソン
行ったことのある国
アメリカ
カナダ
イギリス
フランス
オランダ
ベルギー
チェコ
オーストリア
偶然に。
こんばんわ。
夕食の席で、むせてしまい、
テーブルに思い切り味噌汁を吹いてしまったうさぎです。
いやー、びっくりした。
自分でも笑いが止まりませんでした。
今日は仕事がおやすみだったので、
洗濯をして、両親とインテリアショップへおでかけ。
田舎だし…とは思っていたものの、
まあまあすてきな家具屋さんを発見した。
「結婚したら、こういうテーブルと、こういう椅子をダイニングにおいて、
こういうふかふかのダブルベッドで眠りたいなあ」
などと妄想している間に、母が玄関用のマットを購入。
わたしは、はしごした激安インテリアショップでファブリックを購入した。
この後も、安い靴屋さんや、電気屋さんや、スーパーなどをうろうろ。
電気屋さんでは、父に
「おい、テレビを買ってくれ」
と言われ、母には
「掃除機がほしいんだよなー」
と言われた。
わたしはエステジェンヌのイオンスチーマーと、
ポータブルDVDプレイヤーが欲しくなった。
電化製品に恐ろしく誘惑される我が一家。
軽い気持ちで電器屋さんに行ってはいけないなと思った。
その後入った大型スーパーの入り口で、
キウイフルーツのプロモーションが行われていた。
キウイが食べ放題。
わーい、と思ったのだが、
おじさんやらおばさんやらが、じゅるじゅる言いながらキウイをすするのを見て、
ちょっと恐怖感を覚えたので、なんとなく遠巻きに見ていた。
一心不乱にキウイを貪る一般市民にまぎれ、
何人かのキャンペーンガールがいたのだが、
そのなかに見覚えのあるひとがいた。
彼女と目が合って、お互いに「あ!」と叫び、瞳孔が開いた(と思う)。
彼女は、わたしの前の職場に、インターンシップにやってきた学生だった。
わたしの卒業した大学からやってきたので、
2週間つきっきりで指導をすることになった。
指導カリキュラムのために、毎日かなり遅くまで働き、タフだったのと、
彼女のインパクトの強さのために、
わたしにとってその2週間は、かなり思い出深いものになっている。
インターンシップというのは、学生が、会社に研修にくることで、
実際にどのように働いているのかを学ぶ。
わたしは彼女に、ひととおりの仕事を指導した。
彼女は、わたしがいままでに出会ったひとのなかで、最も完璧なひとだった。
容姿はモデル並みで、背が高く、細いのに胸があって、
顔立ちも瞳が大きく、歯がきれいで、思わず見とれてしまうほど美しかった。
ふつう、そういうひとは、ちやほやされて
根性がねじまがってるんじゃないのー?
と思ってしまうのだが、彼女はまったくそういうところがなく、
謙虚で、気配りができ、頭の回転も速く、ものすごく感じがよかったため、
あっという間に、職場になじんでいた。
仕事もわたしが一度説明するとすぐに飲みこみ、要領がよく、
いつも笑顔であった。
誰も彼女のことを悪く言うひとはいなかった。
というか、悪いところが皆無だった。
夏のインターンシップから、約半年が過ぎ、今年のお正月、
彼女から
「あけましておめでとうございます。あのときはお世話になりました」
と年賀メールが届いた。
たった二週間のインターンシップだったのに。
世の中には、こんな完璧な人間がいていいのかと思った。
今日、キウイに埋もれながら
「どうしてこんなところにいるんですかーー?」
と聞かれ、少し言いにくかったけれど、
「前のところはやめて、実家に帰ってきたの」
と話した。
なんとなく、彼女をがっかりさせてしまったのではないかな、
とすこし申し訳ない気持ちになった。
彼女は相変わらずきらきらしていた。
とてもまぶしかった。
インターンシップの時、
偶然に出会った今日、
彼女はわたしをどんなふうに思っていたんだろう。
社会人の先輩として、
きらきらしているところを見せてあげられればよかったのに。
帰ってきてから、おかーさんといっしょにハンバーグを作った。
玉ねぎをあめ色になるまでいためて、パン粉も牛乳にふやかして、
丁寧に丁寧に作った。
とてもやわらかくできたけど、ちょっと味が足りなかった。
料理も、わたし自身も、まだまだ修行が必要だな、と思った。
休日のおでかけ。
友人と「いい景色を見に行こう」、ということで、おでかけをした。
天気はそこそこでしたが、みてくださいな、この景色を。
見渡す限りの、平地。畑。緑。
写真を荒くしてしまったので、きれいにお見せできないのがとても残念。
これが、こちらの地方の特徴です。
日本一広大な牧場へ行くと、
道路のすぐ脇で、牛がえさを食べていたり、
キタキツネにでくわしたりして、
典型的北海道の景色が広がっていました。
これは、車のすぐ近くまでやってきたきつね。
かわいいでしょう。
車に慣れていて、とことこ近づいてきました。
超至近距離で撮影できたことに、よろこぶ。
展望台にたどりつくと、
その美しい景色をおかずに、
来る途中で買ってきたパンをたいらげた。
わたしは、自他共に認める「パンばか」なのですが、
音更町木野にある「くるみのランプ」というお店のパンは絶品でした。
友人が「おいしいところがあるの」と連れていってくれたのですが、
見た目もおいしそうなうえ、味もすばらしくおいしく、ものすごく気に入りました。
また食べたいなあ。
ばんごはんを食べたあとは、いまはやりの岩盤浴へ行く。
しかし、あまりに複雑なシステムに、わたしたちの脳は混乱した。
店員さんにメダパニを唱えられたかと思った。
(ドラクエにはまりすぎですね。)
特殊な温泉と、ゲルマニウムのなんとか、と、岩盤浴のセット。
サウナの苦手なわたしとしては、岩盤浴はサウナよりもらくちん。
アルカリイオン水も飲み放題で、
もう見るからに身体によさそうな施設であった。
わたしはものすごい量の汗をかき、ものすごい料の水を飲んだ。
肌はつるぴかになった。
今回はかなり動揺してしまったが、次回からは、ここを制してみせます。
身も心もすっきりと洗われた一日でした。
おしゃれさん。
それは、わたしがまだ引っ越すまえのこと。
友人とともに、札幌の街を歩いていたところ、
若いおんなのひとに、声をかけられた。
「すいませーん、○○っていう雑誌なんですが、
写真をとらせていただけますか?」
と言う。
わたしもきいたことのある、若い女性向の雑誌である。
その女性は、わたしといっしょにいた友人だけをみつめ、
友人だけにアンケートを渡し、
友人だけの写真を撮った。
たしかにそのときのわたしは、
赤毛で、赤いバレエシューズをはき、
ひらひらのアジアンブラウスを着ていて、
ちょっと珍妙な格好をしていたし、
自分は決しておしゃれさんではないと思っていたのだけれど、
その事実によって、「わたしは正真正銘おしゃれさんではない」、ということを
さらにはっきりと自覚させられてしまった。
「わたしの写真、撮ってくんなかったよゥ」
と、帰ってから恋人に泣きついた。
友人は、身長、体重がほぼわたしと同じなので、
きっと洋服選びにも苦労するんだろうなあ
(わたしたちは、身長150cm未満)、
と思うのであるが、
どうしてか、おしゃれさんである。
派手ではないのに、地味ではない。
まさに「洗練された」ということばがぴったりしっくりくる。
何かがちがう。
でも、その何かがわからない。
おしゃれさんと、そうでないわたしとの境目は、一体何なんだろうか。
いくらファッション雑誌を読んでも、
いろんな洋服を買っても、
わたしの容姿、センスについて、
「これでよし」
という満足感を味わえない。
いったいどうしてなんだろう。
でも、おしゃれには、ルールはないので、
その理由は、自分で見つけなければならないのだけれど。
「だって、わたしはミクロなんだもん、かっこ悪く見えて当然よ」
と、一瞬思ったのだが、
やはりそれは言い訳にしかすぎなくて、
おしゃれさんかどうか、ということについては、体型は関係ない。
どんな体型であっても、自分をきちんと
「すてきだな」
と見せてしまうのが、真のおしゃれさんだから。
どんな体型であっても、それをすてきに見せるファッションがあるはずなのだ。
昨夜遅く、その友人からメールが届いた。
ほんとうに載っていた、という報告であった。
あの苦い思い出を呼び起こしてしまった。
おしゃれさんになることが、
いまのわたしの最大の目標です。
ドラゴンクエストⅢ
仕事を始めるのと同時に、わたしはドラゴンクエストⅢを始めた。
わたしはゲーム全般にとても弱い。
何をやっても、ド下手。
始めてから、1週間ほどだったころ、行き詰まってしまったので、
恋人に、
「わたしねー、ドラクエ始めたんだけどねー、
この先どうしたらいいのかわかんないさーー」
と報告すると、
「わかった、おれ、すぐ追いつくから。」
と言って、本当に1日で追いつかれた。
わたしの労力の7分の1で、彼はゲームを攻略していた。
恋人に、どうしたら先に進めるのか、ときいたところ、
「えーとねー、街で情報を集めてー、気になるところに行くの」
と、言う。
わたしもそうしてるんですけど?
ドラクエは、わかりやすいほうなのだそうだが、
わたしには難しい。
最近のわたしと恋人の会話は、
「いまね、ラーのかがみをとったとこだよ」
とか、
「へんげのつえって、どこにあるの?」
とか、
「オリビアの岬って、どうやったらすすめるの?」
などなど、まるで小学生の昼休みのようであり、
いい歳こいて、こんな会話をしていることがさむい。
が、これはこれでたのしい。
仕事をしていると、
ゲームでちがう世界へとぶことが、とてもよい気分転換になる。
だれかわたしにすごーく簡単なゲームをおしえてください。
父のこと。
一般的に、
男の子は母親に似て、女の子は父親に似る、
といわれることが多い。
恋人は、彼の母親にびっくりするほどよく似ている。
初めて彼のおかあさんに会ったとき、
あまりに似すぎていて、笑いがとまらなかったくらいだ。
↑とっても失礼だ。
わたしは顔はそれほど両親に似ているわけではないのだが、
人間的性質は、父によく似ている。
胃が弱いところとか、
やたら調子に乗りやすいところとか、
偏食がちなところとか、
気まぐれなところとか。
考えるとしょうもないところばかり似ている。
父は、本当にしかたのないひとである。
家にいると、眠るか、食べるかしかしなく、
おでかけをしても、眠るか、食べるかしかしない。
その気まぐれさは、父の体型に如実に表れており、
わたしが、実家を出てからの7年間で、
父は、別人かと思うほどみるみる太った。
父は、いつも母に怒られている。
こないだは、アイスクリームを1日に4個も食べたことで怒られていた。
わたしは父の満腹中枢について心配したが、
「4個じゃない、3個半だ。」
と無駄な反論をしていたので、ますます心配になった。
先週末は、めずらしく、父と母がふたりで出かけた。
はるばる九州からやってきた親戚を見送るため、空港に行くというのだ。
小2時間ほどたってから、ものすごくふてくされた母が帰ってきた。
話を聞くと、父は、親戚の乗る飛行機の時間を調べておらず、
自分で勝手に予想した時間で空港に行ったので、
親戚には会うことができず、ただ飛行場に行っただけだというのだ。
しかも、帰りに父がぼーっとしていたために
ガードレールに衝突しそうになったらしく、
母の怒りは倍増であった。
怒っている母を尻目に、父はパチンコ屋に出かけた。
あまりの気まぐれっぷりに、母もあきれるしかなかった。
夕食の席で、母の話をきいたあと、わたしは父に
「わたしだったら、ぜったいおとーさんとは結婚しないよ。
むしろ、説教してやるね」
というと、母はますます怒った。
夕食後、となりの居間でくつろぐ父に、
「ふつうはね、親はこどもに尊敬されるものなんだよ。
”絶対結婚したくない”って言われて、はずかしくないのかね!
運動しな!」(←??)
と怒っていた。
母の怒りをうるさく思ったのか、
父はテレビを見ながらステッパーで運度を始めたのだが、
猫背で運動する姿のやる気のなさが、あまりにおかしくって、
わたしはひとりで虫のように笑っていた。
おもしろすぎて、どうしても止まらなかった。
父は、しばらくして、ステッパーから降りた。
そんな父の最近のおきにいりは、「鼻パック」。
小さな毛穴から、角栓がとれるのが、とてもふしぎなのだそうだ。
お風呂上がりに、鼻パックをはり、
パック中の自分の顔を鏡で見ていた父は、
いったいどんなことを考えていたのだろうか。
母には、
「そんなことしなくても、毎朝ちゃんと顔を洗えばいいのに」
と怒られていた。
顔、洗っていないの…?
うちは、こんな家庭です。
わたしが描く未来の家族は、ついつい理想が高くなってしまいます。
Ray 2004年 アメリカ
試写会があたったので、
ただで見ることができました。ラッキー。
アカデミー主演男優賞をとったことは
知っていたのですが、
あんまり期待せずに見たのがよかったのでしょうか、
感動の嵐でした。
すごく、すごくいい映画でした。
見終わった後、すごくいい気分になりました。
これは、レイ・チャールズという偉大なミュージシャンの生涯を描いた物語です。
レイ・チャールズ、といっても、名前は知っているものの、
どんなひとなのか、あまり知りませんでした。
サザンの愛しのエリーをカバーしてたよなー、ってなくらいでした。
けれど、現実は、フィクションにはかなわないほどドラマチックですね、
彼の生き様に吸い込まれました。
レイは子供のころに目の病気で失明してしまうのですが、
盲目というハンディキャップと闘う姿には、心を打たれます。
もちろんレイ自身の努力もあると思うのですが、
やっぱり彼のおかあさんの影響は絶大だったんだなあ、と思いました。
わたしは、このレイのおかあさんが、かなり印象に残りました。
ものすごく一生懸命生きていることが伝わってきました。
この役を演じていたシャロン・ウォレンというひとは、
これがスクリーンデビュー作なのだそうです。
とてもいい演技をしています。
そして、わたしはドラッグについても考えさせられました。
ミュージシャンの間ではふつうのことだって言われてるし、
何が恐ろしいのか、あんまりよくわかっていなかったけれど、
この映画を見て、よくわかった。
この映画はPG12に指定されているけれど、こどもにも見てもらいたい。
そしたら、ドラッグがどんなに恐ろしいものなのか、絶対にわかるはずだから。
レイ・チャールズ本人は、この映画の完成をみることなく、
亡くなってしまったけれど、
彼がもし生きていたら、ものすごく喜んだにちがいない。
ジェイミー・フォックスは、とにかくすばらしいし、映画の完成度も高いと思った。
見て損はしない映画です。
みんなにおすすめしていきます。
社会人復帰一日目。
今日からわたしの、社会人生活リターンマッチがスタートした。
あまりいけすかないこの「社会人」という響き。
でも、現実は、わたしを濁流の如く押し流していくのです。
仕事はびっくりするくらいひまだった。
いままで接客業しかしたことがなかったのだけれど、
今回は、初めての専門職、つまり裏方作業。
周囲のあまりのマイペースさに、逆についていけない。
みんなやさしそうなひとで、鬼ボスみたいなひとがいなくてよかった。
職場は和気あいあいといったかんじなのですが、
このゆるりだらりとした環境になじめるかどうか、不安です。
でも、わたしは肩の力を抜くって決めたし、できるようになったはず。
焦らず、ひとの気持ちを考え、
きちんとコミュニケーションをとっていこうと思います。
仕事が終わったあと、友人からお誘いがあったので、
とあるお食事やさんで、友人たちの歌とピアノを聞く。
彼女らの歌&ピアノは、筋金入りにうまい。
わたしもそれなりの音楽の心得があるのですが、
どうひっくりかえっても、「うまい!」としか言いようがない。
いいなーあ、とうらやましく思いながらも、「すてき」と思える自分もいて、
前ほど自分と他人を比べることがなくなったなー、と、自分の成長を感じた。
わたしの憧れの海外生活を経験した友人がいたので、
その詳細をきいていたら、
あっというまにいい時間になってしまった。
彼女はわたしのこの先の師匠だ。
いっぱい話をきいて、知識を蓄えておこうと思う。
お家にこもっているだけでは、何も始まりません。
多少の犠牲を払っても、外へ出て、ひとに会うことは、
必ず自分への糧になるはずだと思いました。
モラトリアムの終了。
恋人に2週間ぶりくらいに会った。
たった2週間なので、特に寂しいとは思わなかったのだけれど、
それでも、彼を見ると、顔がどうしても緩んでしまい、それは彼も同じだった。
お茶をして、お花見をして(北海道はやっと桜が満開…)いる間、
わたしたちは、異様にテンションが高かった。
やたらお互いに声が大きくなっていたし、公園では犬みたいに走り回った。
何をしていても、時間があっという間に過ぎていった。
彼がいると、明らかに時間の流れのはやさがちがう。
彼の住んでいる街(わたしが4月末まで7年間暮らした街)から、
わたしの住んでいる街までは、車で5時間ほどかかる。
ばんごはんを食べながら、
「よくこんなところまでひとりで来たね。
そんなにひまだったの?遊んでくれるともだちはいないの?」
ときくと(冷たすぎ?)、彼は
「ともだちじゃだめだから、ここまで来たんだよ」
と言った。
わたしは生きている価値があるんだと思った。
夜になって、先日面接を受けた会社から、採用の連絡が入った。
一社目にして、もう採用されてしまった。
わたしの就職活動は、実質3日で終了した。
あまりにあっさり決まってしまったので、まだ心の準備ができていない。
恋人に仕事が決まったことを告げると、彼も喜んでくれ、
絶妙なタイミングで会えたことに感謝したのだけれど、
一ヵ月半のモラトリアムが終了することを、2人ですこし悲しんだ。
わたしが以前の会社を退職してからいままで、
わたしと恋人はともに無職だった。
時間が無限にあり、お金もあった(恋人にはなかったけど…)。
一ヶ月ものあいだ、毎日深夜までくだらない話をして、昼まで眠り、
いっしょにごはんをたべて、どこへでもおでかけをした。
ずっといっしょにいたけれど、お互いに、まったく飽きることがなかった。
まともな大人なら、仕事ですれちがいの生活があたりまえで、
こんな時間は持てない。
お互いにろくでなしで、本当によかった。
とにかく内容の濃い日々を送ることができ、
人生でいちばんしあわせな生活だった。
離れたとはいえ、無職であれば、いつでも会えるし、
いつでも電話ができるけれど、
仕事を持てば、休みは重ならないので、会うのが難しくなるし、
次の日のことを考えると、気軽に電話もできない。
これがあたりまえのこと。
そうはわかっていても、一度味わったしあわせの味は、
なかなか忘れられないものだ。
「お互いに無職って、本当にすごいことだったよね」
と、改めていままでのぐたぐたな生活を思い返し、賞賛した。
モラトリアムというのは「きみはペット」というまんがで使われていた言葉。
辞書で調べると、3つめにこんな意味が書いてあった。
3 肉体的には成人しているが、社会的義務や責任を課せられない猶予の期間。
また、そこにとどまっている心理状態。
まさに、わたしたちの生活はモラトリアムの模範例とも言える状態だった。
「きみはペット」は、わたしがいちばんすきなまんが。
すみれちゃんとモモは、わたしと恋人の関係にとてもよく似ている。
もちろん、わたしはすみれちゃんほど有能且つ美人ではなく、
彼はモモみたいに踊れるわけではない。
けれど、これを読んだとき、すみれちゃんのモモに対する気持ちが、
わたしの恋人に対する気持ちとシンクロしていて、
買わずにはいられなかった。
本当ははすみくんのようなひとがいてくれれば、
もっとすみれちゃんにシンクロできるのですけれど。
彼は、また、5時間かけて帰っていった。
わたしは明日から初仕事。
どうしよう。
NHK教育テレビ フランス語会話
突然ですが、わたしはフランスがすきです。
っていうか、女性はみんな、フランスすきですよ。
「パリ症候群」っていう言葉もあるみたいだし。
ちなみに、これは、パリに憧れて行ってみたけれど、
言葉の壁やらなんやらで、鬱っぽくなってしまう
若い女性のことをさすらしい。
この言葉、見た瞬間、どきっとしました。
だって、わたし、もろ「パリ症候群候補生」だったんですもの。
フランスに憧れてはいるけれど、フランス語が話せるわけでなく、
鬱の気がある…。
初めてフランスに行ったのは、大学の卒業旅行のときでした。
わたしは、大学在学中に二度ほど、アメリカ、カナダに行ったことがあり、
小さな頃からアメリカ英語を習っていたこともあって、
「海外といえば、アメリカ文化!」という固定観念があったのですが、
初めてイギリスとフランスを訪れたときに、
「あー、これこれ、わたしが求めていたものは。」
と、文字通りカルチャーショックを受けました。
「北米とは、全然ちがう。わたしが目指してたのは、ここ。」
という強い思いがありました。
フランスのバラ色にどっぷり染まりたいと思った。
それ以来、フランスについて興味を持つようになったのですが、
その大きな理由が、フランスには、すてきな文化がたくさんあることです。
ファッション、アート、香水、料理、そして、アムール(愛)の国。
すべての文化のツボがつまっているといっても過言ではないでしょう。
だから、わたしのいまのところの生きる目標は、
「フランスで生活をする」ということなのです。
そして、そのフランスのすてきエッセンスを、日本に持ち込みたいのです。
どんなジャンルのエッセンスを選ぶか、
っていうことを、いま探している最中。
そんなわけで、
「渡航費用を貯めるには、ひとり暮らしなんてもったいない!」
と、実家へ帰ってきたわけなんですね。
とにかく。その「パリ症候群」という言葉を知って、
「やっぱフランス語を勉強してみようか…」と、しぶしぶ勉強を始めました。
「語学学習は、やっぱりNHK教育テレビでしょ」
ということで、月曜の深夜、わたしは教育テレビに釘付けです。
この「フランス語会話」と言う番組、なかなかどうしておもしろいんですよ。
語学だけではなくって、フランスの文化をたくさん紹介してくれるんです。
生きているフランスに触れることができて、
この番組がわたしにくれる時間は、とっても有意義です。
と、基本は、とってもスバラシイ番組なんですけれど、
笑えるポイントがいっぱいあるんです。
それが、また、さらにクセになるんですねー。
(わたしは変態か?)
まずはこちらをご覧ください。
これが、この番組のキャストなんですが、女性はすごく普通なのに、
男性3人がなんとなくおもしろいひとが揃ってます。
この所長、なんとなく、話し方と笑顔がおもしろいんです。
表情と口調が一定で機械的です。おもちゃみたいです。
的確に表現できない、自分の文才のなさを呪います。
で、彼は、秘書のメリーといいかんじになっていて、
時々はさまれるアバンチュールが、ますます笑いを誘うのです。
とにかく見てくれ。
それから、パトリス研究員は、NHKらしからぬ、異常なテンションの高さで、
本気で勉強しようとしている視聴者には、ちょっと手強いです。
今日もテレビの向こう側から出てくるんじゃないかと、
ちょっとびびりました。
そして、日本語超うまい。ただものじゃないね。
最後に長髪&おばんしばりのフレデリック研究員。
アンガールズの3人目のメンバーになれそうな雰囲気。
しかも地味にピアニストだったりします。
このひとたちは、この研究所で仲良くやっていけるのかなあ、
と、無駄な心配をしてしまう今日この頃です。
というわけで、みどころいっぱいのフランス語会話は、
毎週月曜夜11時25分からの放送です。
人間の価値=仕事?
こないだ面接を受けてきたんですが、
「ちゃんと準備をしていこう」って考えて、
志望動機や、面接できかれるであろうメジャーな質問に対しての答えを
きちんと準備していったのだけれど、
それを深く考えている時間や、面接で詳しくきかれている間に、
わたしはなんだかよくわからなくなってきてしまいました。
わたしはいま、何がしたいのか、
この先、何をしていきたいのか、
さっぱりわからなくなりました。
「あらー、これじゃあ4年前とまったくいっしょじゃないの」
と、わたしは唖然としました。
大学3年生から4年生の就職活動でも、おんなじ気持ちを味わったんです。
「何もやりたいことがないやー。」って。
性格的にはそれなりに成長したのかもしれません。
でも、思考回路は4年前とまったく同じ。びびる。
就職活動っていうのは、自分の深い内面と直接対決しなくてはならないので、
なかなかにタフです。
でも、そういう「むずかしいーぃ」って思っているってことは、
ちゃんと前に進んでるってことなんだろうなー、と前向きに考えています。
もう一度自分自身をしっかり見つめなおすことができただけでも、
退職した意味はあったなーと思っています。
本当に、よくわからなくなっちゃったので、
友人とおでかけし、いろいろ話をきいてもらったり、
インターネットで、すてきなひとのインタビューを読んだりして、
じたばたしたら、答えは見えました。
結局は、毎日をたのしく、ここちよく、自分らしく生活することが、
夢に近づく最短ルートであるってこと。
具体的な「コレ!」っていうのが全然見つからなくて、
迷ったり、自身をなくしたりしても、
自分が「たのしいわぁ、すてきだわぁ」って思えるよう、努力をすること。
それはただ単に「たのしい」ことだけをするのではなくって、
未来を見据えたうえで、「たのしい」か、そうでないかを判断するってこと。
そうやって、自分が「たのしい」って思えることをしていないと、
ひとにエネルギーをわけてあげられない。
最近わかってきたのは、
どんな仕事も、「自分の力を他人に与える」
ってことで成り立っているわけだから、
自分が外に向かって、どんなエネルギーを発することができるか、
っていうのを試されているんだなー、ってこと。
今までは、「どんな仕事が向いてるんだろう」って思っていたけれど、
「世の中に何をあげよう」って考えるようになった。
内側に向いてたベクトルが、外側に向かうようになった。
というような、深いことを考えていると、
恋人から、こっちに来る、というメールがきた。
おいおい、ずいぶん急だなあ、と思いながら、
今は実家にいるわけだから、
一応両親にも来ることを言っておかなくちゃなー、と思い、
両親に彼が来ることを伝えたのだけれど、
2人ともまったく同じ質問をしてきた。
「仕事は何をしてるの?」
「親は何をしてるの?」
「結婚しようと思ってるの?」
な、なぜ・・・??
仕事は無職だし、親の仕事なんて関係ないし、
結婚もまだまだするつもりがありませんけど。
期待をばりばり裏切りっぱなしですけど。
とにかくうちの母親は、仕事をしていないというだけで、
彼について不信感をもってしまい、
「結婚する気がないなら、つきあっていてもしょうがない」
というようなことを言っていて
わたしは、うちの両親も、昭和のひとなんだなあ、と実感した。
たしかに、わたしだって、無職よりもお金持ちのほうがすきだけどさ、
結婚の挨拶にくるわけじゃないんですよ?
ただちょっとぷらっと遊びに来るだけなのに、
昔のひとは、そこまで思考回路が入り組んでいるようです。
とりあえず、わたしの両親に彼を会わせることはできない…。
だって、恋人の両親には、あんなに優しくしてもらってたのに、
家の親ったら…。
不景気のこのご時世、
「無職」のポジションには、情状酌量の余地があると思うし、
「仕事」で、そのひとをレベル分けすることはできないと思うし、
必ずしも「結婚」が正しいゴールではないと思うのだけれど。
答えは持っているけど、強気な固定観念にぶつかると、ちょっと揺らぎます。
乙女心は繊細なのですよ。
だんだん世の中が生きづらい年頃になってきました。
桜。
北海道は今頃さくらが満開です。
今週末が、お花見まっさかり、なのだそうです。
早速おともだちに電話をして、お花見の約束をとりつけました。
日曜がたのしみだぜーー。
五月とはいえ、北海道はまだまだ寒いです。
風がまだつめたい。
ゴールデンウィークなんて、雪が降って、積もってましたから。
ありえない…。
さて。
今日からわたしは本格的な就職活動を始めました。
ハローワークでの初めての求職活動である
「雇用保険説明会」に参加してきたのです。
それにしても、雇用保険やら、国民健康保険やら、年金やら、
国が定める制度というものは、厄介です。
わたしたちを守るためのものなのに、
ぜーんぜんわたしたちに優しくないんだもんね。
あらゆる制度がとっても複雑で、
「もうぅぅっ!」ってなります。(←わたしだけかも)
退職や転職を考えている方、相談にのりますよ。
というわけで、ハローワークのひとが、説明会を開いてくれるのだけれど、
イベントホールがいっぱいになるほどのひとが来ていて、
こんな小さな街だけでも、いま、これだけの人数が失業しているんだなー、
と思うと、ちょっと恐くなった。
若いひとも、おぢいさんも、
まだまだはたらきざかりのおぢさんたちも、いっぱいいました。
きびしい世の中ですね。
もういいかげんこのひまひま生活にもうんざりしてきたので、
即求職活動開始。
さっそく明日面接することになったのだけれど、
履歴書はないわ、スーツはしわしわだわ、
面接の準備もしなくちゃならなくて、
はたらくって、たいへーーん、と改めて実感。
志望動機とか、前の仕事の退職理由とか、考えるだけでいっぱいいっぱい…。
面接官をうならせるだけのこじつけ、はったりが出てこないよぅ。
そういうしゃべりのうまいひとがうらやましーいぜ。
とりあえず、できるかぎりのことはしてみようと思います。
フジモトマサル 「長めのいい部屋」
相変わらず毎日ひまです。
いつもかまってくれてた恋人はいないし、
ともだちは仕事が忙しいだろうから、じゃましたくないし、
おとーさんもおかーさんも仕事でかまってもらえないし、
部屋の片付けは、あんまり気が向かないし、
車がないからおでかけできないし。
(↑田舎なので、車がないととっても不便…)
ってなわけで、最近は、
家事と、読書と、ブログ更新と、お風呂と、睡眠が、
わたしの生活リズムのすべてです。
(↑引越しの片付けはしていない…)
でも、こないだ数日間に渡る頭痛に見舞われたことで、
「こんなんじゃいけない!運動して血行をよくしなくては!!」
と、運動に目覚め、3日くらい前から
毎日約1時間のストレッチと、おさんぽを義務とすることにしました。
銀行やハローワークなどの用事があるところや、本屋さんなどを
徹底的に歩き回ります。
なかなかにいい運動になります。
今日はおさんぽコースに図書館を取り入れることにしました。
将来的に海外へ飛ぶことを目標としているので、
日本文化と歴史に関する本を読もうと思ったのです。
いろいろと有用な資料を抱えつつ、ぐるぐるしていると、
フジモトマサルというひとの「長めのいい部屋」という本を発見しました。
このひとは、ほんわかとした雰囲気の絵をかくイラストレーターで、
動物を擬人化しているところが特徴的です。
高校時代に「おもしろいよー」と友人にすすめられたことを思い出し、
「なーつかしーいなーあ」
と思いながらページをめくっていったのですが、
改めてこのひとの才能にときめきました。
キャラクターの見た目、個性、ストーリー、本の雰囲気、すべてが
とてもかわいらしくって、読むだけで癒されます。
閲覧室で、ひとりでにやにやしながら読んでいました。
残念ながら、この本は絶版になってしまったらしいのですが、
近日中に文庫で発売されるらしいので、ぜひ買いに行こうと思います。
とってもおすすめの作品です。
左側が文庫版、右側が絶版になってしまった絵本です。
フジモトマサル氏のHPもマメに日記が更新されており、興味深い内容です。
ぜひとんでみてください。
家族でおでかけ。その2。
さて、今日は昨日の続き。第2弾です。
池田町~本別町~足寄町と、今度は十勝の北の方をめぐりました。
池田町といえば、ドリカム吉田美和のふるさとで有名です。
わたしが高校時代お世話になった先生が、
吉田美和の担任だったそうで、彼女は高校時代から
「わたしは歌手になります」
という強い決意があったのだそうです。
余談はさておき、池田町のシンボルとも言うべきワイン城に攻め込みました。
城と呼ぶにふさわしく、たのしいところでしたよ。
上左は、ワインの樽。
こんなかに、ワインがいっぱいつまってます。
おいしそう…。
上右は、ワイン城の両端にある螺旋階段です。
上から下をのぞくと、なかなかに恐い。
その階段の途中に飾ってある絵が、←の写真。
このセンスに脱帽。→は、ワイン城の公衆トイレに飾ってあった
ステンドグラス。
ステンドグラスがとてもすきなので、思わず激写。
ワインの製造過程をみることができたり、
池田町でワイン作りが盛んになった歴史が
わかりやすくパネルで展示されていたり、
ワインの試飲ができたりと、充実した内容でした。
池田町で、わたしたち家族が必ず立ち寄るところが、
「ハピネスデイリー」というアイスクリーム工場です。
ここでは、手作りのアイスクリームや、
海外の製法を取り入れた珍しいチーズやパンが手に入ります。
うちの家族は、無類のアイスクリーム好きなので、
ここのアイスクリームをかなり気に入っている模様。
いろんなフレーバーがあって、二種類選んで250円と、
値段もお手ごろです。
次に向かったのは、本別町。
この街の名産品は「豆」らしい。
「岡女堂」という豆やさんでよりみち。
膨大な数のおかめさんに睨まれ、わたしは萎縮した。
日曜だというのに、恐るべし客数の少なさであった…。
今回のドライブの最終的な目的地は、足寄町にある化石動物博物館。
足寄で発見された海の動物の化石を中心に
迫力満点のディスプレイが展開されております。
入館料は、たったの300円。
展示フロアはひろーい1室だけなのだけれど、
もとの形に復元された化石たちのあまりのでかさに驚き、
とっても見ごたえのあるところでした。
下の写真をみてみてーー。
レプリカでもものすごい迫力が伝わってきましたよ。
小学生が来たら、きっとわくわくするでしょう。
こんな小さい街で、ものすごく深い研究が
しっかりと行われていたなんて、わたしにとっては大発見でした。
写真を掲載してよいのかどうか、わかりませんが、
でも、これを写真だけで満足するのはもったいない!
ぜひぜひ足を運んで間近で見てみてください。
さて、おまけです。
5000万年前のクジラの想像図!
うぎゃーっ、足が生えてるぜー。
オオカミみたいだぜーーー。
なんかおっかないよーー、と、
けっこう笑えました。
これが、どうやってクジラになったんだろう。
時の流れとは、偉大だなあ。
家族でゴールデンウィーク その1。
今年のゴールデンウィークは、7年ぶりに両親と過ごす連休となった。
いろいろ写真も撮ってきたので、それをアップしていくと同時に、
わたしの地元近辺をご紹介していきたいと思います。
わたしの地元は、北海道のまんなかより少し下のあたり、
「十勝」という地方です。
とにかく広大な平野が特徴で、農業と酪農が行われています。
乳製品や、お菓子や、豚丼が有名ですよ。
というわけで、第一弾は、中札内村~広尾町~襟裳岬までのドライブです。中札内村の道の駅へ立ち寄ったところ、
こんなものを見つけてしまいました。
も、もっこりしいたけ…。
すごい名前ですね。
ほかにも、じゃがいもとか、アイスクリームとか、
いろいろおいしそうなものがたくさんありました。
でも、わたしはもっこりしいたけに
会心の一撃を浴びてしまい、
これが強烈に頭に残っています。さて、しいたけとたわむれた後は、
中札内美術村というところへ。
ここは、ひろーい柏林の中に、
4つの美術館が点在しており、
その隣には公園もあります。
家族連れでもたのしめるアートな場所です。
柏林をかきわけて、美術館を回ると、
芸術家になったような気分を味わえます。
坂本直行という方の絵を見たのですが、
絵を見た瞬間、これがわたしの色彩感覚の原点なのだと感じました。
とある有名なお菓子やさんの包装紙を手がけているので、
小さな頃から日常的にこのひとの絵を目にしてきたのですが、
その色使いのあまりに美しさに感動しました。
美術館のほかにも、地元の食材にこだわった食べ物やさんがあり、
わたしはとても気に入りました。すてきな場所です。
さて、その後広尾町のシーサイドパークのひなびた食堂で休憩した後、
襟裳岬へ向かう。
あの北海道の下のとがったところですよ。
なかなかよいながめでした。
階段を下りていくと、岬の先端まで降りることができます。
ちなみに、わたしは灯台がとてもすきです。
見つけると、ついついばしゃばしゃ写真を撮ってしまいます。
なんとなく、異国の香りがするではないですか。
あの目玉の部分のぎらぎらしているところがすき。
ちょっとマニアックですね…。
灯台の横にある、この丸いアンテナみたいのは、
風を受けてくるくるまわるオブジェ。粋ですね。
地下から見上げることもできました。
ここのお土産やさんは、とってもおもしろかったです。
威勢はよいし、ずっと森進一の「襟裳岬」が流れ続けているし、古臭い土産ものばかりを売っていて、
典型的な「観光地!!」っていうかんじで、
それが逆に新鮮に感じられました。
いちばんすてきだったのは、こちら!
「スターベアー ランチセット」!!
なんてやる気のなさそうなクマ…。
ちゃんと、スプーンの頭にもくまさんが
ついてます。すてきですねー。
しかも名前つき!
安全性とデザイン性を兼ね備えた
すばらしいアイテムです。はい。
というわけで、家族ドライブ一日目は無事に終了しました。
二日目はまた明日。
おたのしみに。
贈り物と手紙。
ひとりでお買い物に出かけた。
恋人に、こっちの名産品を送ってあげようと思っていたのだ。
引越しについては、恋人にかなりお世話になった。
彼だけでなく、彼の家族にもお世話になり、
何度も晩ごはんをご馳走になったうえ、
引越し間際には、泊めてもらったりもした。
ありがとうございました。
贈り物、というのは、そのひとのセンスが如実にあらわれてしまうものである。
わたしは、だれかにプレゼントを贈るということがめったないので、
何かをあげようとするときは、いつも困ってしまう。
「これが本当に喜ばれるのかしら。」
「相手に迷惑にはならないかしら。」
などなど。
わたしが気をつけていることは、
「消えものをあげる」
ということ。
食べ物とか、お花とか、消耗品とか、
いつかなくなってしまうものをあげるようにしています。
恋人や仲の良い友人など、そのひとの嗜好がわかっていれば、
洋服や、身に付けるものをあげることもありますが、
そうでない場合には、できるだけ、消えものをあげるようにします。
やっぱり、自分の趣味とちがうものをもらうと、何かと困るものですからね。
特にわたしは、物に対する好みがかなりはっきりしているし、
自分の身の回りのものに対して、異常にこだわりがあるので、
たまに「どうしようかなー」ってときがあるのです。
もらい物って、捨てるに捨てられないんだよなー。
さらに、贈り物をただ贈るだけでは味気ないので、
お手紙も添えなくちゃならない。
このお手紙、というのが曲者で、
いざ、丁寧な手紙を書こうと思うと、なかなか書けないものなのですよ。
出だしの季節のあいさつや、結びの言葉とか、
突然書いてみて、って言われたら、わからないものです。
以前は接客をしていたので、
たまにお客さんから個人的にお手紙を書いたり、
クレームに向けて、お詫びのお手紙を送ったりしていたのだけれど、
そのたびに、いつも頭を悩ませていたものでした。
毎回ネットや本を見ながら書いていますが、
すらすらっと書けたらよいのになーと思います。
今日はこれからお世話になったひとたちに、
はがきとお手紙を書こうと思います。
いったいどれくらいの時間がかかるんだろう…。
もうすぐ母の日が近づいています。
何をあげようかな。
アンガールズ!
わたしはアンガールズがだいすきです。
なんか、あのなよなよひょろひょろしたかんじがとてもすきです。
最近とっても人気者になってしまったので、
追いかけるのが、とても大変です。
そんななか、彼らのオフィシャルHPを見てみると、
細かい出演情報が掲載されていて、かなり使えそうです。
リンクしておきましたので、まめにチェックしてわたしにおしえてください。
昨日も東京フレンドパークに出てましたよね。
わたしだけひとりで大爆笑でした。
なんであんなにふつうなのにおもしろいんだろう。
特におもしろいところなんてないはずなのに、なぜかおもしろい、
ってところが、つぼにはまりました。
今日いろいろ調べていたんですが、
田中が声で出演しているバブルマンのサイトで、
きもかわいい着ボイスを配信しているのを発見しました。
わたしは今日、ダウンロードしまくりました。
早速アンガールズ同盟の友人に送信したところ、
ドコモじゃないとだめらしい…。
興味のある方は、携帯でこちらにアクセス。
http://suntory.jp/BUBBLEMAN
おすすめです。
それから、キューピーの「たーらこー、たーらこー」
っていうたらこの着メロも発見しました。
とってもかわいいので、メールの着信音に設定しました。
こちらはほとんどの携帯で使えるはずです。
こちらからダウンロードできます。携帯でアクセス!
http://www.kewpie.co.jp/m/
お金をかけなくても、着メロのダウンロードはできます。
運転の練習。
ゴールデンウィークは、両親がかまってくれるので、
わたしは自動車の運転の練習をしている。
大学生のときに、
「学生時代でないと、免許をとるのは大変だよ、そうだよ」
ということで、自動車学校に通い、一発で合格した。
けれど、わたしのなかで、
「車は男のひとが運転するものであり、
女の人は、助手席に乗せてもらうものである。」
というモットー(?)があるため、まったく車を買う気にならず、
実家に帰ってくるたびに、近所をちょろちょろ走るのみであった。
なので、自動車学校で習ってきたことなんて、
さっぱり忘れてしまったのだ。
こちらは何しろ田舎ですので、地下鉄もなければ、バスも少ない。
車なしで生活するのは「無理」と全員が断言するような街である。
求人広告を見ても、ほとんどに「要普免」とあり、
車の運転は、必須スキルであるようだ。
そこで、母より
「これから毎日運転の練習をしなさい」
ということになり、
母を助手席に乗せて、
ご近所を無意味にうろうろぐるぐるする日々が始まった。
わたしは、カーブを曲がるのがへたで、
一時停止を見落とすなど、確認がとても足りないうえに、駐車もできない。
これ以上ないくらいの絶望的な鈍重さに、自分でもびびった。
いまのわたしの目標は、両親を車で送ったり、お迎えにいったりすることだ。
このささやかな目標を、自分でもけっこう気に入っている。