ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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大人と飲む。

わたしの新生活一日目。
今日は仏滅ですが、わたしのうきうき気分は
そんなことにゃ負けません。

引越しも無事に完了し、
「実家に帰ってきたよー」
というメールを友人達へ送信。
地元だというのに、友人が少なく、驚いた…。

そのうちのひとりが、早速飲みにいこうと誘ってくれた。

屋台の飲み屋で、出張中のビジネスマン達とふれあい、
和んだあとに、友人の行きつけのバーへ行く。

バーのマスターの多くは、
人を惹きつけずにはいられないオーラを放っていて、
今日出会ったマスターも、それはそれは魅力的なひとだった。
見た目もかっこよく、人が好きなんだろうなーとわかる
すてきな笑顔で接してくれた。
わたしはお世辞でなく30代前半かと思っていたのだが、
実際は40歳を超えていて、
やはり、すきなことを仕事にしているひとは
きらきらしているものなのね…、としみじみと感じた。

初対面にもかかわらず、
ほかの常連さんにまでもいきなり人生相談を持ちかけ、
さぞや迷惑だったにちがいない。
けれど、自分の目標が低かったことを知るとともに、
わたしの目指す方向性が、曖昧ではあるけれど、間違ってはいないことも知った。
お客さんの年齢層が高いため、とてもためになる話を聞けた。
よかった、ありがたい、と思ったけれど、
自分の子供じみている部分に、ちょっと情けなくなった。

がんばらないとね。

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フランス料理フルコース。

前の会社の先輩のお誘いを受け、お食事に行った。
先輩のお家から、彼女曰く「15歩くらい」のところに、
すてきなフランス料理やさんがあり、
そこでフルコースをいただくことにした。

引越しも切羽詰まっていたため、
本当は行こうかどうしようか迷っていたのだけれど、
こんなにすてきなお店を知ることができて、
「やっぱり誘ってくれることはありがたい。
 きてよかった!」
と大満足だった。

料理はびっくりするくらいおいしかった。
前菜にフォアグラが出てきたり、
魚料理と肉料理の間に桜のシャーベットが出てきたり、
小粋な、こじゃれた、洗練されたディナーコースでした。
食べている間中ずっと
「おいしい、本当においしい、すごい、しあわせ」
この4つの言葉を連発してしまっていた。
食事において、ここまで満足感を得られた経験は、めったにない。
心底しあわせであった。

やはり、たべることはしあわせです。
もう一度あのレストランに行きたいなあ。

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引越し。

いま、わたしは引越し真っ最中である。
部屋は、日々殺風景になっていくのであるが、
対照的に、ダンボールとごみの山がたまっていく。
このごみの量には、本当に驚く。
こんなにもたくさんのごみとともに暮らしていたのか、と思うし、
自分の物欲の深さを知った。

「すきなものに囲まれて暮らしたい」
と日々願っていたため、
細部の雑貨まで、気に入っているものを集めていたのだが、
実家に戻るにあたり、不必要なものが多く、
それらを捨てなければならないのは、
なかなかに辛い作業なのだ。
精神的にも体力的にも消耗する作業だ。

最もへこんだのは、
冷蔵庫、洗濯機などの家電製品である。
まだ十分に使えるにも関わらず、
ちょうどぎりぎりの使用年数だったため、
大型ごみと化すことになった。
まだ使えるのに、こんなに大きいのに、
お金を払って捨ててもらわなくちゃならないなんて!
時間があればオークションなどに出品することも可能だったのだろうが、
何しろわたしは焦っている。
もったいないことをしてしまった…
いろんなひとに相談したところ、
知り合いのリサイクルショップを紹介してもらったり、
引き取ってくれる友人を見つけることができたり、
いくつかの解決方法を見つけることができた。
やっぱり人間関係、コネクションは大切だ。

明日からとうとう家電と台所まわりの片付けに入る。
「暮らし」がこの部屋から一掃されるのは、やや悲しいが、
新しい環境、新しいスタートに向けて、
わたしはわくわくしている。
きっと、なんとかなるでしょう。

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円山散策。

友人とともに、おでかけをした。
円山でゆったりと散策することにした。

ちなみに、札幌に住んでいないひとにはわからないと思うので、
円山という街を一言で言うと、「高級住宅街」です。
札幌中心部より、ちょっと西側で、動物園や、北海道神宮があるほか、
札幌の夜景を一望できる藻岩山があります。
そして、小さいけれど、とってもセンスのよいお店がたくさんあって、
閑静でおしゃれな憧れの街!というかんじです。

まずは、イタリアンレストランで食事。
レ・マドリというレストランは以前からわたしのお気に入り。
イタリア料理を食べると、
「おいしく、すてきな食事をした!」
という満足感が味わえますね。
わたしはすきです。

その後、すてきなお店を探しながら、
車でくるくるしていたのですが、
それにしても円山にはおしゃれな家がありすぎます。
「これ、民家?!」
ってびっくりするような家がたくさん立ち並んでるのです。
民家を見るだけでたのしかったです。
憧れの街だなー。

食べた直後に、こぢんまりとしたすてきなパン屋さんを発見。
小さな店内には、おいしそうなパンがたくさん。
わたしはパン屋さんがだいすきだー。
おいしそうなパンに囲まれてしあわせ…。
帰ってから食べたのだけれど、ものすごくおいしかった!
とてもよい発見だった。

その後は車をとめて、地下鉄駅周辺をお散歩。
そんな中、裏参道ですてきな雑貨屋さんを見つけた!
お店の方もとてもすてきで、気さくに商品の説明をしてくれた。
ひとつひとつが、品質がよく、デザインも洗練されているので、
セールストークに説得力があった。
友人は、デザインがめずらしい腕時計を購入。
かなりかっこいいデザインだった。
わたしは以前の職業が食器を取り扱うものだったため、
ディスプレイや、商品のセレクトについて、
どうしても職業的観点から検証してしまうのだけれど、
とにかくこのお店のセンスはよかった。
また来たいなあ。
それからふらっと入ったバリ雑貨店では、041802.jpg
貝殻で作ったスプーンを発見。
わたし、七色に色が変わるものに弱いのです。
貝殻ものは、以前から欲しいと思っていたので、
スプーンを購入。
意外に使いやすかったです。

ほかにも、シュー生地にキーマカレーをはさんだ
おいしそうな食べ物を発見し、衝動買い。
食べてばっかり。
意外に合っていて、へー、こんなものもあるのかーと、おもしろかった。
とってもわかりにくい場所にあったお店だったのだけれど、
とてもインパクトのある食べ物だった。

最後に「アニバーサーリー」というケーキ屋へ。041801.jpg
ここは、とてもケーキがおいしいのです。
店内も、乙女チックな雰囲気で女性でいっぱい。
久しぶりに食べた甘いものに感動しながら、
仕事や、今後についての真面目な話をする。
職種がちがう友人なので、はなしをきいて、
勉強になった。

ほかにも陶器屋さんや、家具屋さんなど、たくさんすてきなお店を見つけました。
どれも穴場的なお店だったので、
もっと円山に詳しくなって、「円山通」になりたいです。

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函館へ行く。

12日から13日にかけて、恋人と函館へ行った。

函館は、北海道で最も人気の高い街であるし、
今月末に引っ越してしまうと、函館からかなり遠くなってしまうので、
もうしばらく来られないだろうなー、と思ったからだ。

今年の抱負を守るべく、
わたしはきっちりと行きたいところを下調べし、準備は万全であった。

一日目の目的は、朝市、立待岬、函館の夜景と、元町の散策。

立待岬、朝市、元町は何度も行ったことがあるため、
特に新しい発見はなかったけれど、
元町公園にひっそりと佇む観光案内所はかなり使えます。
地図をくれたり、いろんな優待券があります。
わたしはここで、西波止場美術館を知るとともに、
函館山ロープウェイと、道立美術館の優待券をゲットしました。
あとは、カールレイモンでソーセージをいただく。
何年か前に、ひとりで元町散策をしたときに発見して以来、ファンです。
おいしいよ。

散策のあとは「茶房ひし伊」というお店でお茶。041702.jpg
ここは、すばらしいところでした。
古い建物をカフェとして使用していて、
お店の雰囲気が最高。
そして、珈琲も深煎りで、香りが豊か。
酸味が少なく、飲みやすく、
おいしかったです。
フルーツ白玉も、ほどよい甘さで、絶品。
高倉健も、函館にロケにきていたとき、
ここに通っていたそうです。
とにかくすてきで、おすすめです。

次は、ベイエリアにある「西波止場美術館」へ。
ここは、テディベアの展示がメインになっています。
ノーマークだったのですが、
パンフレットやポスターの写真が、あまりにもかわいかったため、
急遽コースに組み込みました。
穴場的な雰囲気があり、なかなかすてきでした。
著名人がデザインしたテディベアは、個性豊かでおもしろかったです。
B'z、中村獅童などがデザインしたものもありました。
それから、世界的に有名なテディベアアーティストの作品もあり、
それらはまるで命が吹き込まれているかのように表情が豊か。
愛くるしい瞳は、まだ強く印象に残っています。
かわいいもの好きな方にはおすすめです。

一度湯の川の旅館に戻って、函館山に上ろうとしたら、
なんと、まだ通行止めでした…。
北海道はこれだからいやー。
仕方なくロープウェイでのぼることにしました。
まあ、夜景はきれいだったんですが、
修学旅行生とアジア系外国人の騒音にびびった。
やっぱり有名なだけあって、本当にきれいです。
見る価値はあります。

今回の宿は、海に面した渚亭いうところ。
函館ではいちばんメジャーな宿ではないでしょうか。
客室に露天風呂がついてます。
小さいけれど、天然温泉なので、肌がつるつるになり、
身体の芯からあったまります。
料理も個室でいただけて、味はまあまあ。
スタッフのサービスもよかったです。
大浴場は、広大なオーシャンビューが広がり、眺め最高です。
一泊二食付で、ひとりあたり12,000円くらいで泊まれました。
この値段にしては、大満足な宿でした。
恋人は子犬のように大はしゃぎをしておりました。

二日目は、あいにくの雨模様。
この日の予定は、トラピスチヌ修道院と、五稜郭、
それから、道立美術館でロートレックの絵を見て、
函館塩ラーメンを食べること。

わたしは、二日目の方が、いろんな発見がありました。041703.jpg
まず、トラピスチヌ修道院。
あんまり期待していなかったんですが、
とってもきれいなところでした。
何があるってわけじゃないけれど、
建物や彫像がすてき。
絵になるところなので、
たくさん写真をとりました。
景色以外は特に見るところがありませんからね。
修道女たちが作るマダレナケーキも、なんだかぱさぱさしていて、
「いったい、彼女らはここで何をしているのだ???」
と、ちょっとおもしろくなっちゃいました。

その後、道立函館美術館へ。
ロートレックの絵は、まさにわたしのパリのイメージそのものでした。
鮮やかな色彩と力強くなめらかな描線。
版画というジャンルも、わたしにとっては興味深いものでした。
平日なので、人がすくなく、ほぼ貸切状態でみることができました。

すぐ隣に五稜郭があったので、ついでに立ち寄る。
単なる公園でしょー、と思っていたのだけれど、
五稜郭タワー一階にある展示がおもしろかった!
五稜郭が作られた歴史が、詳しく、わかりやすくて、
あっという間にわたしは明治時代へタイムスリップ。
この星型が、当時の最高技術の結晶で、
外国人からの攻撃を防ぐものだったのに、
日本人同士の戦争の舞台になってしまった、
という悲しい過去を知って、わたしはこの五稜郭に対して俄然興味がわいた。
思わずタワーにのぼってしまった。
美しい星型にみとれた。
そして、土方歳三の銅像に「よくがんばったよ、あんた」と労いの言葉をかけた。

最後に函館ラーメンでしめようと思ったら、
なんと行きたいところが定休日だったで、第二候補のラッキーピエロへ。
わたしはオムライスを食べたかったのに、
オムライスは限られたお店にしかないのねー。
チャイニーズチキンバーガーで満腹。

というわけで、大満足な旅だったのだけれど、
最後の最後で、スピード違反でパトカーにつかまってしまった。
こんなオチはいや。

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ダイエット。

わたしはダイエットにあまり興味がない。
自分自身がやせているから、というわけではない。決してない。
周囲から、「やせてるね」と言われることはまずない。
自慢にはなりませんけどねー。

わたしの目指す理想の体型は、
雑誌を飾っているモデルのようながりがり体型ではないのだ。
ああいうのは、満足にごはんを食べられないかわいそうなひと、
みたいな、やや貧しいかんじがするので、すきではない。
ヨーロッパの絵画に出てくるような、
ふっくらとした、女性らしさあふれる柔らかなボディラインがわたしの理想なのだ。
思わず触れたくなるような、適度に肉感的なからだのほうが、
よっぽどやらしいし、見ていて安心する。
一般的観念とは異なっているが、これがわたしの理想の身体論である。

そんなわたしの身体論に反し、世の中の女性はみな痩せることを願っている。
医者に体重制限をかけられるまでは、
「太っている」とは言わない、とわたしは思うのに、
女性はみんな「やせたい、やせたい」と言う。
そして、巷の雑誌では、必ずどこかで「ダイエット特集」が組まれていて、
テレビでも、主婦たちがいろんな新しいダイエット法を生み出している。
わたしにはとても不思議なことです。

だって、やせたいのなら、食べるのを控えて、がっつり運動すればいいのです。
いろんなダイエット法があるかもしれないけれど、
結局確実なのはこれしかないと思う。
それが無理なのよ、っていうひとは、やせる必要がないんですよ。
自分を「これでいい」って認めることができているんだと思うし、
やせることよりも、そうやって自分を認めることのほうがよっぽど重要だと思う。

というわけで、ダイエットなんて、興味がなかったわたしですが。
この2週間、ストレスのまったくない、バラ色の日々を送っていた結果、
先日、とうとう恋人にあごをつままれ、
「なんかこのへんに肉ついたんじゃない?」
と言われてしまったのです。
く、くやしい…。
確かに今まで、毎日甘いもの食べ放題、ワイン飲み放題だったうえ、
寝て、食べて、寝て、ってな日々を送っていたんですもの、
太って当たり前なわけよ!

肥満というよりも、身体に悪そうなので、
昨日から、間食とお酒をぱったりとやめました。
すると、空腹な状態が続いていて、集中力が続かないのね…。
わたしったら、毎日一体どれだけ間食をしていたんだろう、
と、ちょっと恐くなりました。
意思の弱いわたしですが、恋人にあごをつままれたのは、かなりくやしい。
辛くならない程度に節酒、節チョコを続けてみようと思います。

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ハッピーフライト 2003年

ハッピー・フライト スペシャル・エディション タイトルで大体内容がわかってしまう映画です。
 こういうの、すきなんです。

 スチュワーデスって、
 どうして憧れの職業なんでしょうか。
 ミクロなわたしにとっては、
 最初から圏外の職業だったので、
少しも憧れを抱いたことはありません。
何時間も狭い飛行機のなかに閉じ込められっぱなしなんて、
わたしには耐えられないー。
それから、スチュワーデスさんたちの、
あの思い切った営業スマイルが恐い…。

というくだらない前置きはさておき。
ストーリーは「ありえねー」という展開の連続でしたね。
予想通りではありましたが。
でも、この映画を見て、とても前向きな気分になりました。
夢は努力すればいつか叶うのかも、って。
わたしに足りないのは、努力。

マイク・マイヤーズが出演しています。
ちょっとしたキャラなんですが、存在感はすごいです。
でも、この映画に本当に必要だったのか、
わたし的には、ちょっと疑問です。
彼のことは嫌いではないんですけど。
あとは、グウィネスの恋人テッドを演じていたマーク・ラファロ、
かなり濃いです。濃すぎです。
「死ぬまでにしたい10のこと」にも出演していたのですね。
あのときも「濃!!」と思っていたんだけれど、なるほど、彼だったのかー。
それから、脇役のクリスティーナ・アップルゲイト。
まさに「Bitch!!」ってかんじの役でした。
わたしはすきでした。

この映画で特筆すべきことは、
グウィネスが身にまとう衣装の洗練さと、
グウィネスがどんどん垢抜けていく様、
この2つにつきます。

衣装については、初めはちょっとありえないようなファッションなんですが、
彼女がキャリアアップするにつれ、
ものすごく洗練されていきます。
特に最後の彼女の制服は、わたしのストライクゾーンど真ん中でした。
鮮やかなブルーの生地に、グリーンのライン、
ジャケットのラインの美しいこと!
グリーンがかった靴も華奢できれいだったなー。
あと、最後の方に黄色いコートを着て、ベレー帽をかぶっているシーンがあるんですが、
これもすごーくすてきで、みとれてしまいました。
ぜひグウィネスのファッションに注目してください。

とりたててすばらしい映画ではありませんが、
女の子はたのしめるのではないでしょうか。

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バースデーパーティー。

大学時代の友人から、お誕生日会のお誘いを受けた。
お誕生日会なんて、小学生以来、開いたことないよなあ、
と思っていると、主役の友人も
「この歳になってお誕生日会のお誘いをすると、結構引くひともいるよー」
って言っていたけれど、わたしはとてもいいなと思った。
わたしは誕生日がクリスマスだから、開きたくても開けない。

退職してからというもの、長時間外出するということが
まったくなくなってしまったので、
リハビリも兼ねて、前日から別の友人とクラブへ出かけた。
ちょうど入った時間が悪かったのかもしれないけれど、
土曜だというのに、プレシャスホールはとても空いていた。
この日の音楽は、とても心地よかった。
けれど、働いていたときの方が、もっともっと
大きな開放感を味わっていたように思う。
あの頃は、クラブにくると、「きゃーー!」
というときめきがあったのだけれど、
心身ともにリラックスしている現在は、そこまで高揚した気分ではなく、
じわじわとたのしくなってくるかんじで、
改めて、仕事のストレスの大きさを実感した。
朝5時半くらいまで思う存分楽しんだ。
久々に「遊んだ!」という満足感を得た。

さて、次の日。
ショッピングをした後に、パーティーへ向かう。
主役の同僚や高校時代の友人などに混じり、
なんと大学時代の先輩もやってきていた。
会うのは6年ぶりくらいだったので、わたしと先輩は、
お互いに相当びっくりした。
わたしが思いっきり調子こいていた頃のことをその先輩はすべて知っている。
恥ずかしさのあまり、
「穴があったら入りたい、というのは、こういう心境のことなのかあ…」
などと考えていた。
本当に恥ずかしかったけれど、
お世話になって、ありがたかったということと、
あの頃は本当の自分ではなかった、という言い訳をして(かっこわるい)、
少し気分がすっきりした。
とてもお世話になったひとだったのに、何の連絡もしないうえ、
わたしがひどいことをやらかして消えていったので、
申し訳ないなあ、という気持ちがあったからだ。
メールアドレスを交換し、いつでも連絡を取れるようになった。
うれしかった。

いろんなひとに出会えて、友人もわたしも大満足だった。
自分でもパーティーをたくさん開いて、
自分のともだちをみんなともだちどうしにしたらたのしいだろうなー。

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ビリヤード

恋人が、
「ビリヤードしようぜぃ、しようぜぃ」
とあんまり言うので、
友人カップルを連れて、4名でビリヤードをしに行った。

わたしは一度カナダでビリヤードをしたことがあるのだが、
何せ初挑戦だったため、
まともに玉を突くことができず、
それ以来まったく興味がなかった。

が、やってみると、以外におもしろい。
これをスマートにできるようになったら、
かなりかっこよい女なのではないか!
と思い、なかなかたのしいことに気づいた。
わたしも慣れてくると、ちゃんとできるようになってきた。
あとは、パワーとスピードだな。

本で理論を学んで、
がんばってうまくなるわよー。

男のひともたのしめるから、デートには最適だし、
何より、女がやってるのはかっこいい。
ぜひおすすめです。

わたしたちが行ったのは、マンガ喫茶のなかにあるビリヤードだったので、
しばらくして飽きたら、みんなで雑誌を読んだり漫画を読んだり、
インターネットをしたりして、超自由に遊んできた。
世の中は、便利にたのしくなってきていて、
すごいなーと思った。

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ドレスアップパーティー。

昨日、「ドレスアップパーティー」というタイトルのパーティーをした。
みんなめちゃくちゃにドレスアップして、
わたしの部屋でだらだらしようー、という企画でした。
わたしとおしゃれ好きな先輩とで企画して、
会社の仲間を何人かお家に呼びました。

わたしはうすいピンクがベースに
金色のリボンがついたワンピースと、白いカーディガン、黒いストール、
という完全なパーティースタイルで、
みんなのばんごはんを準備していたのですが、
来るひとは、みんなふつうの服…。
なによ!みんなドレスアップを恥ずかしいと思ってるの?!
ひとりでパーティー気分のわたしがいちばん恥ずかしいってのよ!!
と、まわりにあたりちらしながらも、
手巻き寿司とそうめんのお吸い物を作りました。

手巻き寿司は簡単かと思いきや、
甘酢を煮立てたり、たまごやきを作ったりして、
なかなかに手間のかかる料理でした。
お吸い物も、ちゃんと昆布とかつお節から出汁をとって、
本格的な味になりました。
みんな「おいしいおいしい」と言って食べてくれ、
よかったよかった。
いますぐお嫁さんになれるかしら。
でも、今回は自分でもおいしいものを作った、という実感がありました。

夜の12時くらいにみんなが解散したあとも、
わたしと先輩は飲み続け、
酔っ払いになりながら、先輩の武勇伝をきいた。
先輩は、若い頃、相当やんちゃだったらしく、
わたしの想像をはるかに超えた暴れっぷりだったようだ。
(危険すぎて、かけないくらいです)
世の中には、いろんなひとがいるんだなーと
改めて感じた。

みんなをお家に呼ぶと、
お家のお掃除もしなくちゃならないし、
お料理もしなくちゃならないし、
自分にとってプラスになります。
たくさんおともだちを呼んでパーティーしよう。

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死ぬまでにしたい10のこと 2002年 カナダ

死ぬまでにしたい10のこと こちらもペドロ・アルモドバルが製作総指揮として
 制作に参加したものです。
 トーク・トゥ・ハーを見た後、
 このひとが気になったので、選んでみました。

 結論から言いますと、わたし的には、
 全然納得がいきませんでした。
彼女の気持ちも理解できないではないですが、
家族は「裏切られたー」という気持ちが強いのではないでしょうか。
わたしがもし主人公の家族の立場なら
頼りにされないということは耐えがたいことだと思うのです。

それから、そのリストの内容も、美しいものではないと思います。
まあ、理解することはできます。
けれど、これから死ぬからといって、
何をしてもいいってわけじゃないですからね。
そこから学ぶことは多かったとしても、決して美しくはなかったですね。

そのかわり、といってはなんですが、
カメラワークや、セットはすてきだったと思います。
芸術性の高い作品だなーと思いました。
彼女のお家、トレーラーハウスにかかっているビーズののれんが、
彼女の視界のフィルターとなっていて、何度も映るのですが、
そのたびに、彼女の目に映る世界は、
とてもしあわせなものだったんだろうなあと感じました。

テーマがテーマなだけに、ラストに期待しすぎてしまったせいか、
最後はなんとなく拍子抜けな気がしました。
もったいないなーと感じました。

期待しないで見れば、それなりに楽しめる映画ではあると思います。

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一眼レフ。

ひたすらだらだらしています。
なんか、脳内溶けちゃってるみたいなかんじです。
でも、日々とてもフラットです。安定しています。
しあわせです。

一応いろんなことには手を出してみています。
たとえば・・・

・投資信託に挑戦。
種類とか、仕組みをひたすら勉強し、無職のくせにいくつかのファンドを購入…。
大丈夫か?

・歌手気取り。
カラオケで、自分の歌をMDに録音し、あまりのヘタさにへこむ…。
次の日から日々練習。

・英語教室
恋人に英語をおしえる。
お互い無職のため(まさにろくでなし)、時間は∞。

・退職関連のこと
市役所に行ってみたり、
会社への菓子折りを買うなどの細かな作業。

このほかは、映画をみるか、食べてるか、寝てるか。
なにしてたのか記憶がないぜー。
とにかく恋人と三年分くらい遊んでいます。

そんなわたしのぐうたら生活に、友人が一筋の光を差し込んだのです。
わたしの生活に登場したもの、
それは、「一眼レフ」。
フォトグラファー見習いの友人から、
一眼レフのカメラを格安で譲ってもらったのです。
それなりに写真は好きだったのですが、
所持しているカメラは、へっぽこな超薄型デジカメのみ。
「もうちょっと、なんか、こうしたいのになー」
って思ってたんだけど、
これはわたしの望みをすべてかなえてくれるのですよ!
なんて頼もしいのー。
レンズがちょっと壊れてるんですが、それでもわたしにとっては
すばらしい機械ですよ。
早速今日は恋人に港に連れて行ってもらい、
いろんな写真をとりました。
空を飛ぶかもめとか、鮮やかな色合いの網とか、遠くの景色とか。
あまりの熱中っぷりに、ドライバーの恋人は車のなかで眠りこけていたので、
そのまぬけな寝顔もいろいろ撮った。
一眼レフをかまえた自分の姿を見るだけでたのしかった。
早く使い方をマスターしたいなあ。

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シュレック2 2004年 アメリカ

時間がたくさんあるので、映画をたくさん見ることができています。
とてもうれしいです。

シュレック 2 スペシャル・エディション 恋人の熱烈プッシュにより、
 シュレック 2をセレクトしてきました。

 わたしはこのシリーズがとってもすきです。
 一作目はビデオも持ってます。
 何回見てもすてきです。
 キャラクターたちのなめらかな動き、
 強いメッセージ、
 ところどころに散らばるブラックジョーク。
どれをとっても最高です。

こんなに笑えて、最後にはしっかりと感動させてくれる、
とても貴重な映画だと思います。

二作目も、一作目に引けをとらない、完璧な作品でした。
決して飽きさせることなく、ジェットコースターの如く、
映画に引き込まれていきました。
特にわたしが気に入ったのが、「長靴をはいたネコ」!!
このキャラ、めちゃくちゃすきです。
アントニオ・バンデラスが声優として演じているので、
そのセクシィな声と、見た目のかわいらしさのギャップに、
もう、思いっきりノックアウト。
公式サイトから、壁紙ダウンロードしちゃう勢いです。

それから、フィオナ姫、人間ができていますね。
こんなふうな純真な心を、わたしも取り戻したいです…。

というわけで、かなりおきにいりな映画。
おすすめです!

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トーク・トゥ・ハー 2002年 スペイン

トーク・トゥ・ハー スタンダード・エディション 残酷、とか、恐いとか、
 いろんなマイナスな評判もありますが、
 わたしは素直に「おもしろい」と思った作品でした。

 脚本がとても凝っている、と思います。
 さすが、アカデミー賞の脚本賞をとっただけあります。
 外国語映画が、アカデミー賞をとるってのは、
なかなかむずかしいのでしょうが、
それだけの評価に値する脚本です。
わたしは夢中になって、引き込まれていきました。
こんなにストーリーそのものがおもしろいと思った映画は、
めったに出会えないと思います。

心が打たれるのは、ベニグノという青年が持つ、
アリシアという女性への無償の愛です。
たとえ彼女がずっと眠ったままだとしても、
彼はひたすら愛情を注いでいるのです。
それは、すこし、異常な方向へと向かっていきます。
わたしはそれを肯定はしませんが、否定もできないと思います。
心の底からの愛が引き金となっているのですから。

それから、アリシアの美しさ。完璧な美しさでした。
からだも、顔も、すべてが美しい存在でした。
セリフは少なくても、動きが少なくても、
彼女の「美しさ」という存在感は、圧巻です。
すばらしかった。

わたしの胸に深く刻み込まれた映画となりました。

2

退職。

3月30日、とうとう退職日がやってきた。
半年も前から待ち望んでいた日だった。
閉店後、会社のひとたちが、お別れのセレモニーを開いてくれた。
わたしはそこで、絶対に泣かないと思っていた。

けれど、わたしの上司は、まともに話せないくらい泣いていた。
つきっきりで指導をした後輩も、涙をこぼして泣いていた。
同期も目がうるうるしていたし、先輩も涙を流していた。
とても、ありがたかった。
この会社にとって、わたしは役に立っていたんだなー、と、
この三年間のうちで最も実感したひとときだった。

みんなにつられて泣くのは、とても簡単なことだった。
けれど、わたしはどうしても泣きたくなかった。
わたしにとって、退職はお別れではなくって、
あたらしい出発なのですから。
「ぜったいにがんばって、りっぱになってやる」
という決意をこめて、わたしは泣かなかった。

みんながお菓子やら、お花やら、いろんなものをくれた。
この会社にいて、よかったなーと心から思ったし、
こんなにあたたかく見送ってくれたひとたちのために、
何が何でもがんばってやると思った。
すごくやる気が出た。

さて。
そんな決意を胸に、わたしはこの二日間、
思いっきりだらだら過ごしています。
今までは、「せっかくのおやすみなんだから、何かしなくちゃ」
とアクティブに動き回っていたのだけれど、
いまは、明日も明後日もおやすみなので、
わたしはいま、心の底から自由で、とてもリラックスした状態です。
とてもしあわせなことです。
こんな貴重な時間をもつことができて、
わたしは心の底から退職してよかったなあ、と思いました。
あとわずかのこの自由な時間を、
ゆっくり、且つ有効に使っていこうと思います。

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