ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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履歴書を書く。

あこがれの職種の求人のお知らせを発見したので、応募してみることにした。

早速履歴書と原稿用紙を買い込み、課題の作文に取り掛かった。
400字詰原稿用紙1枚という、超シンプルな作文ではあるのだが、
これにわたしの今後の人生がかかっていると思うと、
慎重にならざるを得ない。
学生時代はレポート用紙何十枚もの論文を書いていたこのわたしが、
「400字の作文」を書くのに約2時間を要した。

夜は我が家に会社の同僚を呼び、
チーズフォンデュパーティーを開いた。
節約して、あまりチーズの質はよくなかったが、
彼女らには「おいしいおいしい」と大好評だった。

そこには、恋人も参加していて、
久しぶりに別の女性と話している彼を客観的に見た。
そういえば、このひとは自分の所有物ではないんだよなー、
と、思い、とても新鮮な気持ちになった。
そのことを話すと、恋人は、
「ふつうはそういうとき、やきもちをやくものではないの?
 あなたはかわっているね」
と言った。
彼はなんにもわかっていない。

チーズフォンデュを解散したのは、1時半。
そこから履歴書との格闘が始まった。
一枚目は即失敗し、二枚目は最後の一行で漢字をまちがえた。
三枚目は、自宅の電話番号を書くべきところを、
会社の電話番号を書いてしまった。
履歴書は3枚しか入っていなかった。究極の選択だ。
結局は漢字をまちがえたものを同封するしかなかった。
とにかく、応募しないよりはした方が後悔はない。
深夜3時半。郵便局で速達をお願いし、長い一日は終わった。

ここのところ、わたしはとてもよい波動に包まれている。
それを履歴書を通じて伝えることができればよいなあ、と思う。
応募した、ということでわくわくできたので、
書類選考を通過してもしなくても、
応募したことそのものに意義があったのだと思う。
あまり期待せず、日々を地道に生活していきたいと思う。

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クリスマスケーキ

わたしの誕生日は、12月25日。
キリストと同じ誕生日である。
世間一般的には
「恋人たちが寄り添って過ごす日」
と認識されているあの日である。
子供のころならまだしも、大人になるにつれ、
クリスマスが誕生日であるということが
だんだん疎ましく思えてくるようになった。
世間一般的には「恋人たちの日」であるのに、
わたしにはそんな甘い思い出は皆無なのだ。

今年は、会社の同僚にパーティーを開いてもらうことになった。
会場はわたしの家だし、「パーチィしようぜー」
と言い出したのはわたしなので、
本当にひらいて「もらう」立場なのかどうかということは疑問に残るのだが。

最近のわたしのいちばんの心配事といえば、
「どこのクリスマスケーキを予約するか」ということである。
こんなにクリスマスケーキに胸を焦がしたのは、初めてのことだ。
わたしは日々そのことで頭がいっぱいである。
同僚をも巻きこんで、仕事中もケーキの話ばかりしている。
かなりの勢いで平和な日々を送っていることは言うまでもない。

近所のおいしいケーキ屋さんか、
大手ホテルのパティスリーか、
或いは近所のコンビニケーキですませるか。
このケーキの成否によって、パーティーの盛り上がり度がちがってくる。
と、思っているのはわたしだけだと思われる。
が、クリスマスケーキはパーティーの主役だ。
手を抜くわけにはいかない。
わたしにとっては、非常に重要な決断である。

たいていのクリスマスケーキの予約しめきりは19日だ。
もうすぐ決断を下さなければならない。
どうしよう。
どこかおいしいケーキやさんを紹介してください。

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桃太郎電鉄。

最近わたしと恋人のあいだではやっているのは、
「桃太郎電鉄」というすごろくゲームである。
しかもファミコン版である。
まだビンボー神などが登場していない、
正真正銘「初代」の桃太郎電鉄である。
20年とか、平気でやってたりする。
10年を過ぎると、もち金がおもしろいことになってくる。
「10おく」とか、平気でもてるようになる。
↑ちなみに、あくまでもファミコン版なので、漢字表記ができないのである。
ここまでくると、「スキー場」とか「ホテル」だけでなく、
「ももたろうランド」の購入も夢ではない。

わたしが個人的にとても気に入っているのは、
ホテルを購入することと、コンサートを開催することである。
ホテルはいろんなところで購入できるが、
コンサートの開催は、静岡のとなりのあの小さな町だけでしかできない。
しかもアーティストの名前も、ユーミソ(ユーミンのぱくり)
とかになっていて、
ちょっとだけおいしい上に、時代を感じることができる。
さらに、収益があがるかどうかは、神のみぞ知るところとなっており、
投資したのに儲からなかったということもあるので、
ちょっとしたスリルを味わうこともできるのだ。

わたしは小さい頃、これで日本の地理を覚えた。
だから、このゲームに対して、思い入れも強い。
こういうゲームは、粋であるなあと思う。

わたしと恋人は、今日もこれから桃太郎電鉄20年に突入する。

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二十五肩

いまものすごーーく肩をやられている。
腕を上げたり伸ばしたりすると、左の肩に激痛が走るのだ。
仕事中に何度も激痛を感じ、
週末でしばらく病院にいけなくなるのも不安なので、
金曜に会社を早退し、病院で診てもらった。

レントゲンは異常なく、筋が筋肉に触れたときに痛むらしい。
お医者さんには
「”五十肩”っていうのがありますが、若いひとでもなることはありますよ。
 ただ、本当の五十肩は腕をあげられないので、ごく軽い方でしょう」
といわれた。
ご、五十肩。。。。
わたしまだ24歳なんですけど?

あまりにおもしろかったので、会社の先輩にすぐメールした。
「おまえはまだ若いから二十五肩だ」
と彼は言い、なるほどうまいこというな、と思った。

その後わたしは会社を早退したにも関わらず、
すすきのへごはんを食べにでかけ、二十五肩を笑ってもらった。
その友人のうちのひとりに、
会う度にものすごい刺激を与えてくれるひとがいる。
彼女は元同僚で、2つ年下なのだけれど、
彼女の何もかもがわたしにとっては羨望の的だ。
誰かを羨んだって仕方がないことはわかっているのだけれど、
彼女に会うと、自分に対してどうしても劣等感を抱かずにはいられない。

彼女は、中学生の頃の英語の問題集をひっぱりだしてきて、
毎夜英語の勉強をしていた。
わたしは自分のために何も勉強をしていないなあと思ったけれど、
それを彼女に話すと、
「うたもお花もダンスも習ってるじゃない。ちゃんと勉強しているよ」
といわれ、なるほどそうだったー、と思った。
わたし、ちゃんとがんばってんじゃん、と思ったら、すこしらくになった。

でもわたしにはまだまだ勉強が足りない。
これからやろうと思っていることを実行に移すには、まだまだ足りない。
とりあえずわたしが勉強したいと思っていることを
1週間ごとの時間割にして、ちょっとずつ実行していこうと思った。
うさぎ流カリキュラムだ。
実行できるかわからないけれど、
未来の自分への準備というものはとてもたのしい。

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