ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
0

雪が降った。

とうとう今シーズン初の雪が降ってきた。

朝起きると、一面の雪景色で、
わたしはうきうきわくわくした。

わたしは冬生まれだからか、冬がとてもすきだ。
冬にはいい思い出が多いような気がする。
わたしは何でもすぐに忘れてしまうので、
多いような「気がする」だけなのだけれど。
でも、いろんな思い出も、真っ白な雪がデコレーションして、
美しく残るような気がするのだ。

それから、雪が降ると、空気が透き通るような気がするし、
灯かりがやわらかくあたたかいような気がするし、
すべてが、夢の世界のことのような気がします。
そのまま雪といっしょにとけてしまいたい今日この頃です。

0

新潟県中越地震。

大変なことが起こってしまった。
震度6の地震が集中して4度も起こるなんて、
新潟のひとたちは、いったいどんな恐怖を味わったんだろう。

幸運なことに、いままで生きてきたなかで、
自分の生命に危険が迫る恐怖というものをわたしは味わったことはない。
こういうニュースを見るたびに、
自分がそういう大変な事態に巻き込まれないことを、不思議に思う。
天災は他人事ではなく、いつ自分にふりかかってきてもおかしくない。
ニュースで、体育館で毛布にくるまっている被災者たちを見るたびに、
「自分も、ああいうふうになるかもしれない」と思うし、
そうなったら、いったいわたしはどうなるんだろう、と考える。
ニュースを見るたび、本当に深く考える。
何かしたいしたいと思いつつ、焦りだけがから回って、
パニック状態になるんだろうなあ、
というのが、いまのところいちばん有力なわたしの未来予想図だ。

だから、病院で毅然と働く看護婦さんの姿には胸を打たれる。
すごいよ、あんな状態でも、
自分のことより他人の命を優先して行動できるなんて、
さかだちができるほど頭が下がる。

わたしは今日もふつうの生活を送り、
ふつうにごはんをたべ、
ともだちとくだらない電話やメールをやりとりして、
あたたかい布団で眠ることができる。
だけど、同じ国のなかに、
ごはんを食べることさえままならないひとたちがたくさんいる。

「ふつう」であることこそが、
いちばんのしあわせなのかもしれない、と思う。
それでも、ふつうのなかに溺れていけば、
「ふつう」であることの地味なしあわせをすっかり忘れてしまうのだけれど。
こんなに悲しいことが起きなければ、
いちばん身近なしあわせをかみしめることができないなんて、
人間はさびしい生き物だ、とつくづく思う。

わたしにはいったい何ができるんだろう。
仕事がなければ、近くに住んでいればお手伝いにいけるのに。
力もないし、頭も弱いし、何にもできないかもしれないけれど、
でも何らかの役に立つにちがいないのに。
遠くにいてもできることって、いったいなんなんだろう。
この気持ちだけでも、新潟に届きますように。

0

タイムスリップ。

昨日朝まで飲んでいた友人と休みが重なり、
運転手になってくれるということで、
仕事の備品のお買い物につきあってもらった。

そのひとは、大学時代のアルバイトの仲間だった。
バイトをやめてからは、頻繁に会うことはなかったので、
久々に会って、昔のことをたくさん話して、いろいろ思い出した。

真冬に突然実家に遊びに来てくれたり
(真夜中の思いつきで、つるつるの雪道を5時間もかけてやってきた)、
いきあたりばったりで富良野に行ったりして、
若気の至りとしか言えないような無茶をしていたことや、
そのほか諸々の細かいエピソードについてずっと話していたら、
話題は尽きることがなく、
わたしの心は6年前へとタイムスリップした。

ちょうど彼らとともに働いていた頃は、まだ実家を出たばかりで、
本当に何も知らない世間知らずだったくせに、
たいていの学生がそうであるように、思いっきり調子こいていて、
今まで生きてきたなかで、最も恥ずかしい時期であり、
そのころに関わっていたひとたちの記憶の中から
自分の存在を抹消してしまいたいほどだ。

あの頃、あんなにいきがっていたにも関わらず、
なぜかわたしのまわりには、たくさんのやさしいひとたちがいた。
いま思い返せば、今までの人生のなかで、
いちばんいろんなひとにかまってもらっていた時期だった。
それは、わたしがあまりに子供すぎていたからなのかもしれない。
でも、いまのわたしだったら、
あの頃わたしをかまってくれたひとたちを、
もっと大切にすることができただろうし、
そうしていたら、いろんなことは変わっていたんだろうなあ、
と思ったら、なんだかとても切なくなった。

過去のことを振り返ったところで、
何の役にも立たないことはわかっているけれど、
それでも、とても複雑な気分になった。

いま、わたしのまわりにいるひとを大切にしなくては、
と思った。

0

ぐうたら願望。

病院で処方されたかぜぐすりのせいで、毎日とにかく眠い。
頭がはたらかない。
まわりのひとたちが疎ましい。
立っていることはおろか、座っていることすら苦痛だ。

あまりに眠くてだるいので、
仕事中にも関わらず、とっても泣きたくなってきた。
「いますぐおうちに帰って寝たいよぅ、眠いよぅ。」
と、ほんとにぐちった。ろくでなし。
わたしは乳幼児以下であった。

かぜぐすり服用中のわたしにとっては、
眠ることがすべてになっている。
このままそっとしておいてくれればよいのに、と思い、
だれかいますぐわたしをさらって、お家でぐうたらさせてくれ、
と本気で思い、
将来の夢は、ずっと眠っていることだ、とまで思った。

起きているのがこんなに辛いのはわたしだけなのか、
みんなどうしてふつうの顔で働いていられるのだろうか。
こんなに眠いのに仕事に行かなくちゃならないなんて、
人生は、ものすごくたいへんだ、とっても苦しい。
と、絶望的な気分になった。
なまけもの万歳。

かぜぐすりはあと1日で飲み終わる。
くすりを飲んでいなくてもこんな調子が続くなら、
完璧に鬱病だ。

そして、朝起きた瞬間から待ちわびていたこの時間!
やっと眠ってよい時間が再びめぐってきた!
愛しのふとんにくるまり、至福のときが始まる。
このわくわく感、安堵感といったら!
見事に人間失格だと思う。

かぜをひいている期間の平均睡眠時間は、12時間以上。
わたしの脳もからだも、寝すぎでとけるかもしれない。

0

秘密。

上司に面談をしてもらい、退職したい旨を伝えた。
退職の理由はとても曖昧なので、
なんか、こう、きっぱりはっきりと主張することができず、
とてももどかしい思いをした。
でも、わかってもらうことはできた、と思う、たぶん。

この先どうなるかはわからないけれど、
いまのままでは、わたしはもう完璧に行き詰まっているのだ。
わたしの感覚すべてが、「動くなら、いま。」って言ってる。
それだけが理由なのかもしれない。
そういう勢いがあるときに、何か行動を起こさないと、後悔すると思うから。
わたしは、そういうひらめきとともに生きていきたい。
「甘い!」と言われても仕方がないのですけれど。

とにかく、退職するのはまだ半年も先のことなので、
このひらめきを生かせるように、準備をしておかなくては。
そして、しばらくこのことは、会社のひとたちには秘密。

ひとは、みんな秘密を持ってる。
大きいものからちいさいものまで。
秘密は多ければ多いほど、魅力的な人間だとわたしは思う。
自分だけの深い世界を持っているひとに憧れる。
もっともっと知りたい、って、興味が湧く。

仕事のことのほかに、わたしはいま、なかなかな秘密を持っています。
もっと魅力的な人間になれるまで、「秘密」のままであたためておこうと思います。

0

ユニクロ。

今日は、朝から声が出ず、熱もあったので、会社をやすむことにした。
会社からも「病院行ってこい」と言われたので、病院へ行くことに。
「扁桃腺よりももっと奥の方がはれているかもしれません」
と言われ、
「えー、だいじょうぶかよー」と思いながら、
薬をどっさりもらって帰ってきた。

病院へ出かける準備をしている最中、ユニクロを特集した企画を見ていた。
いろいろな戦略を紹介していたのがおもしろかった。
わたしはマーケティングをちょっとかじっているので、
そういうのがすきなのだ。
これを見ていたら、どうしてもユニクロへ行きたくなったので、
病院へ行った後、無理をして出かけた。
かぜをこじらせた原因は、超薄着で寝ているからだ、と気がついたので、
あったかいルームウェアが欲しかったのだ。
久々に訪れたユニクロは、様々な企業努力の甲斐もあって、
すこしおもしろくなっていた。
前は、ぜんぜんすてきなものがなくって、つまらない印象だったのだけれど、
今日は「これほしいかも。」と思ったものがいくつかあった。
しましまのルームパンツを買った。

お家に帰ってから早速はいてみたのだけれど、履き心地はとてもよい。
1000円ぽっきりでこの快適さはすばらしい。
安いだけじゃない、ユニクロって、すばらしい。
ただ、今日わたしはボーダーシャツを着用していたため、
上下ともにボーダーになってしまい、かなり気持ち悪い格好になってしまった。
上下しましまな女…。囚人より手強い。

0

ハロウィーンのフラワーアレンジメント

ハロウィーンのアレンジ 熱も下がったので、お花教室へ行くことに。

 今日は、ハロウィーンのアレンジメント。
 かごに、かぼちゃとオアシスを入れて、
 華やかな色合いの花を生けていきます。
 声が出なかったので、淡々とレッスンは進みました。
赤いお花はガーベラ。
花びらが、「くたっ」となってしまうのですが、やっぱりかわいいねー。
ここまで鮮やかな真っ赤のガーベラは、すてき。

黄色いお花は、「ヤリケイトウ」。
ケイトウ、とは、鶏の頭と書いて、鶏頭というようです。
黄色いもののほか、真っ赤なものもあります。

それから、タカノツメ。なんとなく秋らしい雰囲気。
どういうふうに使おうか、すごく迷ってしまい、先生のお直しが入りました。

周りのグリーンは、食用ほうずき。
ほうずきにも食用ってのがあるのですね。どの部分を食べるんだろ。

最後に、かごの取っ手のところに、オレンジのリボンを結んで完成。
元気の出る配色。

さて。
いっしょにお花に通っている友人も、わたしの体調を心配してくれていたので、
「ごはんつくってくれー」とお願いし、我が家でごはんをつくってもらった。
かぜのときは、あったかいもの、ということで、
シチューとパンとケーキでばんごはん。おいしかった…。
ひとがわたしのために作ってくれたごはんは、本当においしい。感動した!
調子こいておでかけしたために、熱も上がり、ふらふらだったんだけど、
ごはんたべたらげんきでた。

明日は会社にいけるのかしら。
熱が下がっていますように。

2

かぜをひく。

数日前から、なんとなくいやな予感はしていたのだけれど、
とうとう本格的に風邪をひいてしまったらしい。

予兆はいつも「のど」から。
朝起きると、なんとなくのどがかさかさして、
「あ、まずい」と気づく。
すぐにかぜ薬を飲むのだけれど、
市販の薬は、気休めにしかならないのよね。

昨日まで大勢で旅行していて、それなりに神経使ったし、
体力的にも疲れたのかなあ。
発熱なんて、めったにないのに、昨日から微熱が出始めた。
けど、今日は2つもミーティングがあったし、
世間は三連休で、お店が忙しいのは間違いないので、
「これでやすんだら、逆にへこむだろな」
と思い、根性でお仕事へ行った。

予想通り仕事は忙しく、たぶん熱も上がっていたでしょう。
発熱特有のだるさで、一日中ふらっふら。
それでも、「明日から2連休だー」と、自分をはげまし、気力で働いた。
人間は、気力次第でなんとかなるもんよ。

会社を出たのは、22時。遅!!
ふつうに13時間も働いてしまった…。
とにかくふらふらだったのだけれど、
「栄養とりたいから、おいしいもの食べいこ」
と、同僚を誘い、雨の中、おいしいごはんを食べにいくことに。
ばかねー。
でも、おいしいごはんでかなり元気出た。
からだの底からエネルギィが湧いてきたのを実感できた。

帰ってきたら0時過ぎ…。
気がついたら、昨日わたしをお見舞いに来てくれた友人からメールがあり、
「寝てたらごめん。だいじょうぶ?」
とやさしいメッセージをくれたので、
熱が出たけど、ちゃんと働いて、おいしいものまで食べてきたことを報告すると、
こんな絵文字が返ってきた。

「なにやってるの(T_T)」

あ。泣いてる。ごめんごめん。
明日と明後日連休だから、ばかみたいに眠るよ。

明日は、わたしが主宰した、友人の結婚おめでとうパーティーだったのに、
こんなんじゃ無理かも。
やっぱり健康第一ね。

2

天人峡と、旭山動物園。

滝旭川へ一泊二日の旅行に行ってきました。
秋は旅の季節ですね。
紅葉まっさかりで、とてもきれいでした。
泊まったのは、天人峡の温泉。
温泉の成分が濃いらしく、
あまり長く入るなよ、ということだったのですが、
はりきって、3回温泉に浸かりました。

川 これらの写真は、その天人峡のすぐそばにある
 「羽衣の滝」という滝です。
 日本の滝100選にもえらばれているようです。
 鮮やかな葉のなかを、ひとすじの糸のように
 真っ白にラインを描いていて、
 すごくきれいでした。


さて、次の日は、旭山動物園。
三連休初日ということで、なかなかの混雑ぶり…。
わたしが特に気に入ったのは、
しろくまとペンギン。

ペンギン  くま

どちらも至近距離で動物の姿を見ることができ、
すごく迫力がありました。
特にしろくまは、30分くらい見てたかな。
すっごくかわいくって、全然飽きなかった。
いろんな工夫がされていて、とてもおもしろかったです。

秋の旅行は、天候もちょうどよく、味わい深いものになりました。

0

「さよなら、クロ」  2003年 日本

さよなら、クロ ~世界一幸せな犬の物語~ スペシャル・エディション
友人が無類の動物好きで、
動物が出演している映画を見るとどうしても泣く、泣きたい、
というので、この映画を見ることにしました。

とある高校に住みついた犬、クロと、
クロを見守る高校生たちの青春とその後を描いた物語。

キャストがとてもよくって、
妻夫木聡、伊藤歩、新井浩文、佐藤隆太らが出演しており、
見ていてとてもたのしかったです。
特に、新井浩文は、出演シーンが少ないながら、強烈な印象が残ります。
伊藤歩も、エイジレスにひとりの女性を演じていて、
かわいいなあ、と思いました。

物語は、クロがまだ飼い犬だったころのエピソードから始まります。
ここから、登場人物たちが高校生だったころのストーリー展開は、
これぞ、日本映画だあ、と思わせる、心温まるものでした。
いっしょに見ていた友人は、すでにこのあたりで泣いていたらしい。
確かにここまでは、ほのぼのしていて、すごくすてきな映画でした。

物語は一気に十年後に飛び、
成長した卒業生たちと新たに入学してきた高校生たちとの物語が
同時進行で進んでいくのですが、
個人的には、この後半は必要なかったのではないかなあ、
と思ってしまいました。
前半の完成度は高かったと思うので、
後半にもっと盛り上がりがほしかったのですが、
見ている側としては、不完全燃焼に終わってしまった気がします。

この映画では、クロの後姿が、何度も効果的に使われていて、
その頼りなげな姿が、クロの愛らしさを増していたなあ、と思います。
でも、クロは終始とにかくおとなしく、
もうちょっと元気があったほうがよいのでは、と心配になってしまいました。

0

旅行の準備

明日から、旅行で旭川へ行きます。

旭川といえば、いま話題のスポットが、「旭山動物園」。
いまや、上野動物園を超えてしまうほど
入園者数はうなぎのぼりに増加しています。
そんな旭山動物園には、多くの注目が集まっており、
いかにしてお客さんたちの心をとらえたのかを知ろうと、
全国から多数の視察者が訪れているのだそうです。

ということで、
昨日旭山動物園について特集した番組を見たのですが、
園長さんを始め、飼育係の方々が、
「とにかく動物のすごさ、おもしろさをお客さんたちに伝えたい」
と、様々な趣向をこらしており、非常に興味深いものでした。
ますますたのしみになりました。
おでかけ前の「予習」は、とても大切。

旅行そのものもたのしみですが、
「前日の準備」というものも、旅の醍醐味のひとつです。
もう大人なのに、みんなは
「ばななはおやつに入るんですか」とか言ってたり、
はしゃぎすぎて、思いっきりこけてたり(←関係ないかもしれないけれど)、
なんだかそういう「わくわくしたかんじ」が
とてもよいなあ、と思いました。

友人のひとりは、
「これから駄菓子屋におやつ買いに行く」というので、
「わたしの分も買ってきてー」というと、彼は
「わかった。リュックに大盛り買ってくる」と言う。
そのばかさ加減に、
わたしたちもまだ若い若い、と思いました。
明日、彼はリュック一杯に駄菓子を背負ってくるのか?

動物たちの魅力いっぱいの表情を、
たくさん写真におさめてきたいと思います。
明日とあさって、天気がよいことを祈ります。

0

ごあいさつ。

こんばんわ。
うさぎです。
突然ネットから消え、
音沙汰なくなったわたしをお許しください。

以前ちくちく作っていたHPは、
突然消えてしまったのです。
遊びに来てくださっていた皆様、
突然消えてごめんなさい。
わたしもとてもショックでした。

というわけで、気分も新たにして、
今日からこちらで、わたしのちいさな日々のできごとを
つづっていきたいと思います。

よろしくおねがいします。


該当の記事は見つかりませんでした。