キッチンのお花。
キッチンには、いつもお花を置いている。
お花をもらったり、買ったりしたときは、
いつも、キッチンにかざる。
生花がないときは、造花をかざっておく。
わたしは、とてもなまけものなので、
料理や洗いものがすきじゃない。
だから、すこしでもたのしい気持ちになるように、
いつもお花をおく。
恋人は、じゃまだと思っているようだけれど、
これは、わたしのゆずれないポリシーのひとつ。
これは、真っ赤なチューリップ。
雑貨やさんでのお仕事が終わったので、
みなさんにいただいたもの。
とっても大きな花束だったので、
リビングとキッチンに半分ずつ分けました。
これで、お部屋でも、キッチンでも、うれしい気持ちになります。
造花もかわいいけれど、
やっぱり生花のほうがすてき。
毎日お水を替えるときに、
ていねいな生活をしていると実感できます。
ちいさなしあわせ。
ひさーしぶりーに2連休です。
仕事の合間にアルバイトしてたけど、
お金もらえても、自分にプラスになってない、
と思って、やめた。
というわけで、
自分のやりたいこと、すきなことだけをする2連休。
どこにも行かずに、
たっぷり眠って、
いっぱい映画見て、
しっかりおそうじと洗濯して、
写真の整理をして、
ネットで調べものをして。
そんな地味な連休でした。
でも、すごーい満足だ。
連休中の唯一のおでかけ、
近所のスーパーで、お花の100円均一を発見。
すごくきれいなうすピンクの、
大ぶりのバラも、2輪で100円。
テーブルにバラがあるとね、
なんとなくしあわせなんだよ。
有意義な休日を過ごせて、よかった。
正風体生花 二種生け。
久々のお花ネタを。
相変わらず、わたしはお花を習ってました。
が、お免状をとるためにレッスンしてたら、
ずーっと「お生花」というものをすることになったんですね。
形を覚えるのが、なかなかむずかしくって。
ちゃんとものにするまで、集中レッスン。
だけど、ぜんぜんかっこよい生け方ができなくって、
こちらで披露できるようなすばらしいものができなかったのですよ。
でも、今回はうまくいったわ。 ここのところ、
ずーっと天候が悪かったので、
お生花に適した枝類がなく、
今日はニューサイラン、という
まっすぐにのびたはっぱと、
トルコキキョウでのお生花。
わたし、このはっぱ、すきー。
とても扱いやすいし、色合いもきれい。お生花、というのは、
真、副(そえ)、体、という、3本の役枝を、
バランスよく生けていくもの。
形がきちっと、
すごくこまかーく決まってるんです。
1種の花か枝を使っていけるものは、
「一種生け」、
2種類なら、「二種生け」、
3種類が限界で、「三種生け」といいます。
お生花は、「1本の木」を表現しているので、
すべての枝が、一直線上に並ぶように、
まっすぐに生けなくてはなりません。
真は、花器の3倍の長さ。
ややしなったものを選び、頂点が花器の中心にくるようにする。
表が副の方を向くようにする。
副は、真の3分の2の長さ。
左奥にいくように生ける。表が真に向かうように。
体は、真の3分の1の長さ。
真に向かうように生ける。右肩に向かうように。
この3本の枝のほかにそれぞれの「あしらい」という、
飾りの枝を加えます。
そして、写真のような形になるわけです。
おかーさんはいつも、
「花が少ないんじゃない?」
と言いますが、
その慎ましやかなところが、お生花のかっこよさ、なのだよ。
生け花レッスンは、来月でおしまいなので、
それまでには、ちゃんと覚えておこう。がんばろう。
春色。
今回はとても春らしいお花たちをセレクト。
花器もお花に合わせてピンクにして、
かわいらしいかんじにしてみました。
使っているお花は、
チューリップ
スイートピー
こでまりと、ゴット。
こでまり、すごくすきなので、また使ってしまいました。
わたしの名前に近いので、なんとなく親しみが持てます。
関係ないけど。
今回のポイントは、
自然な枝のいいところ、おもしろい形を生かす、ということ。
向かって左ににょろっと伸びる枝の形がとてもよかったので、
その枝をもとに、形を考えていきました。
枝の流れがとてもすてきだったので。
それから、かなり濃い色のスイートピーを使ったのですが、
そういう濃色のお花のそばには、緑のはっぱをそえると、
色の強さがやわらぎます。
これは、お花意外にも応用できそうですね。
今回のは、かなり気に入ってます。
あったかくなってきたからか、お花もとても長持ちしていて、
春って、春って、いいーよねーー。
デンファレをマスでつかう。
久々にお花ネタを。 相変わらず、
色気のない写真でごめんなさい…。
みょーん、って伸びているのは、
バルビネラというお花。
おもしろい形で気に入ってたのに、
ほんの1日かそこらで
ぐったりしてしまった。がっかりー。
今回のポイントは、強い色のデンファレを集めて使い、
さらに色を強調したところです。
こういうふうに、かたまりで使うことを「マスで使う」と言います。
これは、アレンジメントを習っていたときにもおしえてもらった言葉。
なんか、こういうの、通っぽくて、いい。お花の生け方には、
季節感を持たせることも重要。
春はのびのびとした線を、
秋は葉をなびかせ、
冬は枯れた状態を表現します。
今は春なので、
バルビネラでのびのびとした線を描きました。
名前の響きがいいね、バルビネラ。
でも、長持ちしないね、バルビネラ。
今回は、床の間と生け花の関係についてもおしえてもらう。
床の間に向かって左側に柱があるのを「本勝手」、
右側にあるのを「逆勝手」といい、
お花の生け方も逆の向きになるのだそうです。
真、副、体という3つの枝のバランスで作品をつくるのですが、
このうちの真の向きが逆になるんですって。
床の間なんて、お家にないから、気にしたことがなかったけれど、
そういう知識を知っていると、
「これは逆勝手かー。」
などと自己満足できる。
皆様も、床の間を見たら、意識してみてくださいね。
桃の節句。
今月は、3月のひなまつりを意識して
花材を選びましたよ。
クリックすると、拡大します。
ちょっとコントラスト強くしすぎちゃいましたが。
桃の花と、菜の花と、アイリスは、
桃の節句のモチーフなのだそうです。
桃の花は、枝にぽちぽちとピンクの花が咲き、すごく春らしい雰囲気。
でも、ぽろぽろとお花が落ちてしまうので、
細心の注意を払って扱いました。
菜の花は、その名の通り、
葉っぱの部分にボリュームがありました。もりもりしてます。
花の色が鮮やかで、エネルギーもらえます。
アイリスは、あやめによく似た紫色のお花です。
すーっと茎が伸びて、凛としたかんじですね。
ちなみに、桃の節句のお花には、沈丁花というものもあり、
こちらもとてもかわいかったのですが、
葉っぱがわさわさしていて、菜の花とボリューム対決になりそうだったのと、
香りがやや強かったので、アイリスを選びました。
でも、沈丁花、かなりかわいかったなー。
先生のお話では、
「梅は枝がごつごつしているので男らしく、
桃は女らしく生けるのですよ」
ということで、女らしさを意識してみましたが、
うーん、いつもとあまり変わらないかも。
でも、今回はお直しが少なく、ちょっと手ごたえを感じられました。
先生から、お免状とりませんか、というお話もいただいたので、
ぜひ挑戦してみよう。
お免状、って、響きがすてき。
明日から、札幌へ行きます。
orange pekoeに会いに行くのです!たのしみーーー。
滞在時間約24時間の強行スケジュゥル…。
体力もつだろか。
冬なのに、マリンブルー。
クッキーを作ったあと、
慌しく生け花のレッスンへ。
なんか清楚な女らしい休日だ。
実際はちがうけど。
いつも花材をえらぶときには、
先生のアドバイスをもらうのだけれど、
今回はわたしひとりで選んでみました。
マリンブルーというお花の色がとても鮮やかできれいだったので、
これをメインのお花にして、
ベビーピンクのカーネーションと、ゆきやなぎ、レモングラスでさわやかに。
でも、先生からは
「ちょっと地味かも。」
といわれてしまった。
わたし、地味好きなのかも…。
花器は、お花のいろに合わせて、藤色のものをえらび、
さらにその形にあわせて、枝の形をつくっていきました。
写真ではわかりにくいのですが、クリックすると大きくなります。
花器が上にむかって広がっていくかたちなので、それに合わせて
枝が両側にふわっと広がっているデザインです。
これが夏だったら、枝をあまり広げずに水面をみせて、
涼しげにすると、季節感が出るのだそうです。
すげー納得。
枝は、かたむける方向を考慮して切り口の向きを考えるのですが、
わたしはいつもまちがってしまう。
すぐ忘れちゃうよー。
なので、今日はちゃんとノートにメモる。
前回のお花がまだ元気なので、これはお部屋用。
お花がいっぱいだと、しあわせです。
お花のレッスン。
今日はお花のレッスンです。
デジカメのない生活をしている間、
記録を残せないのが悲しかったのですが、
デジカメをばっちり持参した今日は、
初心に返って、メモをとってきました。
生け花では、
線になるもの(枝)
面になるもの(葉)
をベースに形をつくり、
お花をバランスよく入れていきます。
今日の線は、アオモジ。
写真をクリックして拡大していただくとわかりますが、
枝にかわいらしいぷちぷちしたのがついています。
面になるものは、レザーファン。
緑の量を調整するために、毎回いろんなふうに切って、
形をアレンジして使います。
そして、お花は、赤いミニバラと、
白、ピンク、紫のスターチース。
この配色、すごくすきです。
ミニバラはとにかくかわいいなあ。
さて。
今日は枝を斜めに刺して、斜態形態にしてみました。
写真では切れちゃって、わからないですけれど。
そして、赤いミニバラを引き立てるために、
花の間をレザーファンの緑で締めました。
緑の濃い色を入れると、かなり印象がちがってきます。
毎回思うのですが、
本当に先生はすごいと思います。
あのバランス感覚、ほしいよ。。。
お花の先生。
今日は生け花の教室へ。
冬だし、なんとなくシックなかんじにしたくて、
バラを使ったアレンジにしてみました。
すっくと伸びているのは、
「ミモザアカシア」といいます。
きれいなグリーンと、
ぴょろっとした小さな枝がいっぱいついていて、
とてもかわいい。
毎回思うのですが、生け花って、
本当にむずかしいです。
写真のは、お家で生けなおしたものなので、
納得いかない出来栄え…。
とりあえずわたしが生けたあと、
先生になおしてもらうのですが、
先生の言うことは、すべて納得でき、
ちょっとなおしただけで、
あっという間にすてきになるからふしぎです。
でも、今日は、なんとなく、何かがつかめそうな気がしました。
何かはわからないのだけれど、何かがわかりそうなかんじ。
生け花の感覚を、すこしでもつかみ始めてきたのかな。
先生は、とてもすてきなひとです。
わたしもこういうおばーちゃんになりたいなあ、と思います。
先生は70歳くらいなのですが、
携帯を使いこなし、わたしよりも高性能なデジカメを持っていて、
生け花のほか、茶道にも精通していて、
先日お茶会に顔を出した時には、ぴしっと和装をしていました。
こういう年齢の重ね方は、とてもすてき。
「茶道と華道を通じて、たくさんのひとに出会えたので、
やってきてよかったと思います。」
とおっしゃっていたのが、とても印象的でした。
そういうふうに思えるものを、わたしも見つけたい。