ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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夫に頼らない、期待しない、あきらめる。

ジャングルさんは、非常に心が広い。
付き合い始めて13年近く経つけれど、怒られた記憶がない。
そのため、激しくけんかをすることはなく、いつもわたしが一方的に怒りをぶつけることになる。

でも、子供が生まれてからは、子供の前でワーキャー言うわけにもいかないので、わたしが黙り込むことになる。
そして、ジャングルさんは心が広すぎるため、
「話したくないなら、まあいいか」
と思うのか、その状態が1週間から2週間は経過することになる。

その間、わたしはとにかくイライラして過ごしている。
ただ、ジャングルさんとちゃんと話をすればいいだけなのに、解決方法をネットに探して、延々とさまよってしまったり、友達に電話をかけまくっておもしろくもなくオチもない話をし続けたりして迷惑をかけている。

でも、みんないいひとたちばかりなので、すごくちゃんとした答えをくれる。

マガモさんにおしえてもらったのは、
「よかれと思って、が噛み合わないんだよ」
ということ。
お互い相手のために、って思っている部分がすれ違っているのだと思うと、イライラはすこしだけ軽減しました。

K子ちゃんにおしえてもらったことは、
「ダンナには期待しない、頼らない、あきらめる」
ということ。
夫とはいえ、他人なのだから、ある程度の距離は必要。
それに、ダンナは仕事で忙しくて疲れ切っているのだから、こちら側の狭い世界の話とかどうでもよくなるよなあ、と。

よくよく考えてみると、わたしの目指すところはそこだなと思いました。
今までの自分はなんでもジャングルさんに頼りすぎだったし、ジャングルさんならなんでも受け止めてくれるものだと思っていた。
でも、そんな重たくてべったりしている自分は、大人としてみっともないなと。
それにまわりを大切にしていない人間が、まわりから大切にしてもらえるわけがない。
ジャングルさんが仕事で追い込まれすぎている今は、ちゃんと休める環境を作ることが専業主婦の仕事の一つでもあると思い直したのでした。


ただ、完全に無関心になってしまうのは悲しいので、いつかそこに到達できるように、ゴールとして意識して、依存しすぎないよう気をつけていこうと思っています。

ジャングルさんと話をしない間、ものすごく、ものすごくイライラしていてどうしようもなくて、いてもたってもいられない!というかんじだったのですが、わたしが闘っていたのはジャングルさんではなく、自分の依存心でした。

今後はもっと、自分の好きなことをするために、どんどん外に出て、自分の世界を広げていこうと思いました。
まずは、子連れで行けるヨガ教室に通うことから始めます。

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ふたりでひとつ。

以前、Twitterですっごくおもしろいひとがいて、
その人が、婚活やら恋愛やら、そういうジャンルのことを
つぶやいたり、リツイートしてたりしたんです。
そこで、結婚したいひとたちが、
「年収がいくらで、趣味が合って、価値観が同じで…」
みたいに、結婚相手の条件をいろいろ並べているひとが多かったので、
興味深く読んでいました。


そうですよね、みんな憧れているのは、こういう結婚だと思います。

でも、わたしとジャングルさんの結婚は、全然違う。
ジャングルさんの年収はふつうだし、
趣味なんて、全然合わないし、
価値観だって、ちがいます。
ていうか、価値観が同じひとなんて、この世にはいないでしょ。

それでも結婚することになったのは、
「2人あわせて、やっと一人前」
だからです。
わたしにもジャングルさんにも、致命的に欠けている部分があって、
2人で生活することによって、やっとバランスが取れるので、
いっしょに住んでいる方が便利で、
今後も住み続けるなら、結婚しといた方が便利だ、
ということになったんです。

わたしは致命的に不器用です。
洗剤のつめかえ、とか、ごみ箱のごみをまとめる、とか
そういうことですらできない。
だけど、ジャングルさんはめちゃくちゃ器用です。


ジャングルさんはというと、とにかく要領が悪いです。
なんでも行き当たりばったりです。
だけど、わたしは調べものが得意なので、
おでかけするときなどは、わたしが段取りを考えます。


ジャングルさんとは、とにかく何もかもが正反対です。
共通しているのは、
「寝ることがすき」
っていうことくらいです。
それでも、いっしょに住み始めてからもうすぐ10年です。


こないだ、うちのおかーさんも、同じようなことを言っていて、
「おとーさんと2人で一人前だからね」
と言っていたので、
そういう結婚のほうが多いのかもしれない。


よく考えてみれば、
わたしのまわりの未婚の友人たちは、
かわいくて、性格がよくて、バリバリ仕事ができて、
家事も上手で、趣味も持ってて、
ひとりできちんと生活を充実させることができてる人たちばかり。


だからといって、
結婚しているひとが、みな、わたしたちのように
致命的エラーを抱えているわけではないと思うけどさ。


とにかく、そのTwitterでつぶやいていたひとたちに、
年収よりも、価値観よりも、
「相手に対して、どんなことを補ってあげられるのか
 どんな部分をフォローしてほしいか」」
ってことをアピールしてみたらいいのに、
ということを言いたくなって、
そしたら、なんとなくツイートに興味がなくなってしまって、
フォローするのをやめました。


わたしが最近ぼんやり考えた結婚って、こんなかんじ。

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ジャングルさんの「うつ」の疑い。

北海道に来てから、ジャングルさんは、みるみる元気がなくなった。
仕事が変わり、イチから仕事を覚えなくてはならず、
ジャングルさんのストレスは、どんどん蓄積していった。

病院には行っていませんが、
「うつ」
になりかけていたのだと思います。

このごろ、ようやく調子が戻ってきたようなので、
いろいろ試したことを記録しておきます。


最初は、食欲がなくなるところから始まり、
ものすごく疲れた顔をするようになりました。
ここまでは、想定内です。
ドラッグストアに行って、薬剤師さんに
「元気を出す薬をください!」
と言ったら、プラセンタの錠剤をすすめてくれました。

by カエレバ


てっきり、美容や婦人科系のトラブルに有効なものだと思ってましたが、
男性の滋養強壮にも効果があるようです。
これを飲むようになってから、若干カラダはラクになったようですが、
仕事はジャングルさんのキャパをオーバーしていきました。


次は、眠れなくなったようです。
休日の前の日などは眠れるようなのですが、
平日は、1、2時間しか眠れない、と言っていました。
夜中、トイレに行こうと起きると、変な時間にジャングルさんが漫画を読んでました。
プラセンタで栄養補給しても、眠れなかったら体力は消耗するので、意味ないじゃん。

眠る前に、腹筋、背筋、腕立て伏せ、スクワットをするよう命令しました。
そして、夜中に目が覚めたら、わたしとイチゴさんの布団に入って、
ぴったり3人で密着して眠るように言いました。
そうすると、安心して少し眠れたようです。

週末は、とにかくジャングルさんの実家に帰って、
イチゴさんをジャングルママにまかせて、
たくさん眠らせたり、2人で昼ごはんを食べに出かけたりしました。
いつもなら「早く起きてよー」と言いたいところでしたが、
さすがに起こせませんでした。


今度は、簡単な作業ができなかったり、
言ったことをすぐに忘れるようになりました。
これも「うつ」のひとつの症状らしいです。

家で手伝いをお願いした時にも、なんだかおかしなことをしているし、
簡単な書類を何度も間違えていたり、
明らかにおかしい状態でした。

そこで、A6サイズのノートを常に携帯してもらい、
仕事でわからなかったこと、できるようになったことなど、なんでもメモを取るように言いました、
家に帰ってきてから、いっしょに話をして、その内容を整理して、
1つずつ、できたことを確認していきました。

毎晩毎晩ジャングルさんの様子をチェックし、とことん話を聞いて、
まるでわたしはカウンセラーになったようでした。
厳しい状況の話をずっと聞いていたので、
わたしまで気が滅入りそうになりましたが、
ジャングルさんは、会社を辞める気はまったくなかったし、
あまりネガティブなことを言わなかったので、
なんとか話を聞くことができました。


他にも、ジャングルさんはしょっちゅうスマホで「うつ診断」ばかりやっていて、
どのサイトからも
「うつ病です。お医者さんへGO!」
みたいな結果がかえってくる…、と言っているので、
一応、心療内科を調べて、予約も取ってみました。

わたしは心療内科に行っても、薬を処方されるだけだしな…、
と思っていましたが、万が一、ほんとうにうつ病になってしまったら、
治るまでに相当な時間がかかります。
症状が軽いうちに、なんとかしたほうがいいと思い、
週末も診てもらえて、予約が取りやすく、通いやすい病院を調べました。

結果的に、会社の人たちの協力を得ることができて、
病院に行く必要はなくなったので、行きませんでしたが、
いつか行くことがあるかもしれないので、病院のサイトをブックマークしてあります。



ジャングルさんは、ものすごく楽天的で、ぽわっとしていて、
「うつ」とは無縁の性格だと思っていました。
でも、そんなのは関係なく、だれでもなりうるものなのだと思いました。

こんな状態が、つわりといっしょにやってきたので、我が家はけっこう大変でした。
本当につわりがひどかったときは、ジャングルさんが帰ってくるまで起きてあげられず、
まともに話も聞いてあげられなかったし、
ジャングルさんが倒れたとしても、わたしは仕事が出来る状態ではないので、
ものすごく不安でした。
もうちょっと、ジャングルさんが仕事に慣れてから妊娠したかった…、
と何度も思いました。
でも、ジャングルさんは、「おなかに子供がいたからがんばれた」と言ってました。
男とは、そういうものなのか。

そんな大変な思いを抱えながら会社に行っているジャングルさんの話をきいて、
ぐうたらしていたわたしも、だいぶシャッキリしました。
ちゃんとうまく時間を使って、家事を要領よくこなし、
イチゴさんの散歩も欠かさずに行って、いろいろがんばれるようになりました。

このつらかった時期を、いつか思い出して、
「あのころが大変だったから、今はこうなっててよかったね。」
と、ありがたく振り返ることができたらいいなと思っています。

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最近のジャングル語録まとめ。

ジャングルさんは、相変わらず天然絶好調です。
相変わらず変なことを言っているので、すぐにTwitterにメモしています。
それをまとめてみる。














まとめてみると、ジャングルさん、へんなやつ…。

でも、たまにいいことも言ってるよ。




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冬のおたる水族館。

ジャングルさんの実家に滞在していたとき、
ジャングルママから

「イチゴさん、どこにも連れて行ってあげてないから、
 おたる水族館に行こうか」

という提案がありました。
なんでも、雪の中をペンギンがお散歩するのだとか。

おたる水族館は、海のそばにあり、山の上にあるので、信じられないほど寒いです。
イルカショーとかも、すごく地味なのですが、
そのこぢんまり感を、わたしはわりと気に入っています。

ハリセンボンの水槽の横に、反省文が貼ってありました。

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ペリカンが、水族館のなかをお散歩。
子供たちが、ぞろぞろ後をついていくのがおもしろかった。

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こんな至近距離でペリカンを見られましたよ。


ペンギンのお散歩も見ました。
雪のなかを、わしわし歩くペンギンたちは、とってもかわいくって、
イチゴさんが大興奮して、ワキャワキャ言ってました。

ペンギンを見るのに、たった数分間屋外にいただけで、
イチゴさんは、顔がしもやけ状態になってしまいました。
恐るべし、おたる水族館の寒さ…。

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アンパンマンをかいてみよう。

ジャングルさんが、イチゴさんと遊ぶときに、
いいアプリをみつけてくれました。

Kids Doodleというアプリで、
スマホの画面でお絵かきできます。
描いた絵を再生できたり、いろんな色で絵をかけたりして、
とってもいいアプリでおすすめ。
イチゴさんは、このアプリでお絵かきに目覚めたようです。

電車のなかで使うと、イチゴさんがおとなしくなるので、
絵を描いて見せてやったりしています。
わたしがかけるのは、うさぎ、とか、ねこ、とか、くま、ぐらいなのですが、
アンパンマンもかけるようになりました。
ヘタですけれど、アンパンマンに見えるはず。



わたしとジャングルさんは、同じくらい絵心がないので、
2人でお互いの絵をバカにしあっています。
「うさぎがアンパンマンを描けるなら、オレにも描けるはずだ」
とジャングルさんが言い出したので、早速描いていただきました。




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あまりにもヘタ。
下手過ぎます。
どらえもんとアンパンマンを足して2で割った、みたいな。


「ちょっと失敗したな、もっかいかいてみる。」

といって、リベンジした結果がこちら。

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アンパンマンというよりも、亡霊のようですね。
悲しい叫びが聞こえてきそうな気がします。

絵がうまいと、このアプリを最大限に有効活用できるんだろうな…。
絵の上手なひとがうらやましい。

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ジャングルさんの心配。

ある日、ジャングルさんが、すごくマジメな顔でこう言い始めた。

「あのさ、イチゴさんて、すっごいかわいいじゃん。
 こんなに目が大きくて、まつげも長くてさ。
 
 学校に入ったら、たぶんいちばんモテると思うんだよね。
 すげー心配なんだよな。」

……。

え、それ、本気で言ってるんですか?
ときいたら、本当に本気で言っているらしい。
ブログに書くよと言ったら、いいよ、と言っていたので、
ほんとうに、大真面目に言っているらしい。

わたしはジャングルさんに、

「あのさ、ワタシもキミも、学校でモテたことなんて、あった?」

ときくと、

「ない!!」

と即答するジャングルさん。

「それじゃあ、そんな心配必要ないよ。
 イチゴさんは、まぎれもなくワタシとアナタのこどもでしょ。」

というと、ジャングルさんはすごく力をこめて、

「男親だったら、きっとみんなそう思うって!
 いわさきさんだって、きっとそう思ってるって!」

…いわさきさんを巻き込まないで…。

ジャングルさんは、イチゴさんへの愛情が強すぎて、
感覚がすごくおかしい。絶対におかしい。

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ジャングルさんの寝かしつけ。

イチゴさんが、なかなか寝ない夜のこと。

1時間が経過しても寝ないので、
ジャングルさんにバトンタッチしてみた。

ジャングルさんは、イチゴさんに、
「寝るんだニャー」
と話しかけていた。
なぜネコ語?

当然イチゴさんは寝る気配ナシ。
ジャングルさんは、投げやりに、
「ミー寝ちゃいなよー。」
と言っていたが、そこはミーじゃなくて、ユーだと思う。

他にも、
「ヨヨイがヨイ!」
と祭りっぽいことを言い出したりして、
逆にテンション上げてどうする。

ついに、
「ヘイ、アッポー!ヘイアッポー!」
と、モノマネを始めた。
そんなことしても、絶対に寝ないと思う。
ちなみに、元ネタはこちら。




案の定、全然イチゴさんは寝ないので、
ジャングルさんは、最終的に
「なんか寝る魔法ないの?」
と言い出し、
「ラリホー!ラリホーマ!!」
とドラクエの呪文をとなえていた。

ほんとに適当すぎて、腹がたった。

ジャングルさんに、寝かしつけを強制終了させ、
もう寝かせようとするのはあきらめて、
家事をしたり、テレビを見せたりして、
イチゴさんの眠気が最大レベルになるのを待ち、
おっぱい飲ませて寝かしつけたら、23時半ごろ眠った。

ジャングルさんの寝かしつけは、全部失敗だった。
もうジャングルさんには頼まない。

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二度あることは、三度ある。

ジャングルさんが、またまた帯広にやってきた。

7月5日は、ジャングルさんの誕生日だったので、
「ひとりで過ごすのさみしいだろうから、
 イチゴさんを見に来れば?」
と言ったら、翌日には上司に誕生日宣言をして、
休みを取っていた。

今回は、チケットが安かったので、
AIR DOに乗ってもらうことにした。
飛行機の出発時間は、朝の7時10分。
ちょうどよいバスがなく、あんまり朝早すぎてもかわいそうなので、
出発40分前に到着するバスを手配し、
「今回はとにかく時間がないし、搭乗口まで遠いはずなので、
 空港に着いたら走るように」
と、伝えておいた。

ジャングルさんのことだから、
また何か引き寄せてしまう可能性がある。
ゴールデンウィークは大雪、
前回は、アメリカ人高校生の団体に遭遇したから、
今回も、何かあるかもしれない、
と心配していたのだ。

いつもは使わない羽田第二ターミナルの地図と、
自動チェックイン機の使い方も合わせて送り、
万全の体制で旅程を手配した。


さて。
無事に帯広に到着したジャングルさんに、
「飛行機、ギリギリだったでしょう、大丈夫だった?」
ときくと。

「いやー、ほんとにギリギリだった。
 危なかった。
 おじーちゃんの団体がいてさ、
 一人ずつ止められてるから、
 保安検査のゲートが全部埋まってて、
 ぜーんぜん進まないの。
 それがなかったら余裕だったんだけど、
 搭乗口まで走ったよー」


………。
やっぱり引き寄せたか……!!
さすがはジャングルさん。
すごい引力だな…。


ジャングルさんは、ひさしぶりにイチゴさんを抱っこしたが、
腕に肉がついてないからなのか、
抱き方が慣れていないからなのか、
イチゴさんは、
「ヒィー」
っていう不安そうな顔をしながら、
ジャングルさんのTシャツにがっつりしがみついていた。

さらに、ジャングルさんが、ミルクを飲ませると、
がっつりむせてしまい、
それが2回も続いたので、
「おれ、ミルクあげるのこわい」
と、すっかり弱気になってしまった。

お風呂に入れるときには、
イチゴさんがかなり暴れたので、
ジャングルさんは風呂上がりに
「ものすごく疲れた…」
と、ぐったりしていた。

前回来たときの、はりきりぶりとは打って変わって、
育児の大変さを痛感して帰っていった模様。
どうだ、まいったか。

イチゴさんは、何かと要領の悪いヒゲおじさんを
父親だと認識できていないだろうな。 

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にやけるジャングルさん。

ジャングルさんがベビ子さんに会いにきた。

出産のときに立ち会ったものの、
産まれた翌日に帰って行ったので、
会えるのを相当たのしみにしていたらしい。

早朝のフライトで、朝にやってきたジャングルさんは、
家に着くなりベビーベッドに駆け寄り、
しばらくそこから動かなくなった。

泣いたらすぐに抱き上げ、
ミルクをやり、
ずっとニヤニヤしていた。
「おれ、こども、好きみたい。」
と言っていたけど、
うん、だいぶ前から知ってたよ。

授乳中、乳首が痛くて、
イタターと、悶絶するわたしを見て、
「おれが代わりにおっぱいあげたいけど、
 胸毛が…。」
と言うので、丁重にお断りした。

ひたすら抱っこして、
沐浴にも挑戦し、
つめも切ってやり、
「夜も起きる!」
と意気込んでいたが、
やはり、眠気には勝てなかったらしい。
1日目は飛び起きていたけれど、
2日目は眠ってた。
夜の授乳は、母にしかできない仕事ですものね。

おかーさんが、
「ふたりでランチでも行ってきたら?」
と提案してくれるも、
ジャングルさんはそれどころじゃなく、
ベビ子さんと片時も離れ難い様子で、
わたしもそれを知っていたので、
ただただ3日間、ジャングルさんはベビ子さんの横で、
ニヤニヤしつづけていた。

空港へ向かう車の中でも、
ジャングルさんはずっとニヤニヤしていたので、
どうしたのかときくと、
「かわいいなー、と思って。」
と、親バカ全開なことを言っていた。

いざ、飛行機に乗ろうとすると、
ド田舎帯広ではめったに見られない、アメリカ人の団体が!
ちょうどアメリカから、高校生が団体で研修にきていたらしく、
彼らと同じ便になったらしい。
手荷物検査のところで、ものすごい行列ができていた。
彼らは慣れていないので、
1人ずつアラームが鳴って、止められているらしい。
いつまでも長いままの行列にジャングルさんを残して、
わたしは帰ってきた。

前回は季節はずれの大雪、
今回はアメリカ人高校生の団体を引き寄せるなんて、
やっぱりジャングルさんは、何かを持っている。

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