ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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BONNIE PINKの生放送収録を見た。

ボニィちゃんのオフィシャルサイトを見たら、
「ウエンズデーJ-POP」という番組の生放送公開収録のお知らせがありました。
早速応募してみたら、当たった!わーい。

ということで、会社を早退して、会社の同僚Dさんと渋谷へ。

スタジオでの収録なので、ステージ近っ!
前から5列目くらいのところで見てました。

番組スタート前に、拍手の練習をさせられる。
うん。ライブじゃなくて、公開収録だからね。
そのへんは協力しようか、って思ったんだけど。
アイドルみたいな女の子が出てきて、
「もっともりあがってくださーい」
とか、
「跳んでくださーい」
とかいわれて、いや、ボニィちゃんの曲はそんなとぶようなかんじじゃないでしょ、
っていう失笑がスタジオを覆う。

ついにボニィちゃんが登場して、テンションが一気にあがる。
ほんと、髪が長くなってから、美人度が増したね。
近くで見たこともあってか、とてもきらきらして見えましたー。

今回のライブは、アコースティックバージョン。
「A Pefect Sky」、「カイト」、「Heavens Kitchen」の3曲を演奏してくれました。

カイトは、CDできいてると、ふつうにさわやかだわ、と思ったのですが、
生でアコースティックバージョンできくと、
すごく強いメッセージがこめられた曲なんだーと思った。
きくと元気が出ます。

そして、ひさしぶりの「Heaven's Kitchen」は、やっぱりかっこよすぎる。
わたしの人生のテーマソングなので、
これきくと、なんか、泣きたくなっちゃいます。
ボニィちゃんの歌は、CDよりも、生できいたほうが、断然いい!
と、改めて実感したのでした。

もうすぐ始まるツアーは赤坂BLITZへいきますが、
そのときはきっと、こんな至近距離では見られないと思うし、
早くライブで、もっとたくさんの歌をききたい!と、盛り上がったので、
今回当たったのはとってもラッキーだったわ。

東京に住んでいるとさ、こうやって、
いろんなものを見られる機会がぐっと増えるのね。
都会って、すごいねー。

カイトのPVがものすごくかわいいので、はっておきます。
きいてみてね。




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美輪様の音楽会にて。

ずーっと前からたのしみにしていたのですが、
美輪明宏の音楽会に行ってきました。

わたしは、かれこれ10年くらい前から、美輪明宏の本を心の支えにしてきました。
美輪明宏のおしえが、現在のわたしを形成しているといってもいいくらいです。

そんなわたしが「生美輪様」をおがめるのですよ!!
美輪様に会うのが、わたしの夢でしたので、
前日から、おでかけ用の洋服をいそいそ買いに行ったりして、
すごくはりきって出かけました。


ここからは、ネタバレですよ。
これから行く予定の方は、見ないでね。







会場は、渋谷のPARCO劇場。
小さいところ。
受付を通ると、ものすごい量の著名人からのお花、そして、華やかな香り。

古館伊知郎、ベッキー、及川光博、江原啓之、三谷幸喜、などなど、
幅広い世界のひとたちからの豪華なお花が届いていて、
美輪様の交友関係の広さにため息がでます。

そして、会場にたきしめられた、あの香り。
美輪様が香りを大切にしていることは知っていたけれど、
ロビーにも、香りがたかれているとは。
細やかな演出に、「麗人」とはかくありき、と納得。

第一部は、昭和二十年代くらいの歌謡曲が中心。
美輪様は、きらびやかな衣装で歌い続けるのです。

マイクは、胸の下あたりに持っていらしたのですが、
それでも、声を張ると、会場の空気が揺れるほどの声量。
圧倒的でした。
照明もとても凝っていて、まるで1曲1曲が、短い演劇。
ここまで豊かな表現力を持つひとを見たのは、初めてです。

ただ、わたしにとっては、遠い昔の音楽だし、
美輪様の歌声が、とても心地よいために、
ちょっと眠くなってしまいましたー。

第二部は、シャンソンがメインで、こちらは歌そのものもたのしめました。
音楽がとても美しかった。
そして、75歳とは思えないパワフルなパフォーマンス。
どうして、あんなにすごいエネルギーがあるんだろう。
やっぱり愛の力なんだろうか。

シャンソンは、基本的にフランス語で歌われるので、
歌の前に、日本語の歌詞を、ひとつの小さなお芝居のように表現してくれるのですが、
その演技力も、すばらしい。
ひとりで、4人くらいの役を演じ分けるのですが、
声のトーンやセリフの言い方だけで、
そのひとが若いのか、老いているのか、男性なのか女性なのか、はっきりとわかる。
もう、表現力の次元がちがうのです。
歌のひとつひとつ、ことばのひとつひとつに、ちゃんと世界があって、ストーリーがあって、
魂がこめられているのです。

音楽会、なので、途中でトークもいろいろありました。

ずっと、強く念じ続けていれば、願いは叶う、ということばに励まされ、
だれかを、何かを愛するためには、まず、自分のことを愛することが必要です、
ということばに、感動してしまった。
わたしは今の自分をどうしてもすきになることができなくて、
そのために、いつも精神が不安定でしたが、
美輪様にやさしく語られると、ここが、わたしの乗り越えなくちゃならない壁なんだなと思ったから。

その後、アンコールで「愛の賛歌」を歌われたのですが、
気がつくと、自然に涙が出てしまいました。
たぶん、以前テレビで見たときよりも、ずっとずっと迫力があったからだと思います。
美輪様が、全身全霊をこめて、
「愛って、すばらしいんですよーー」
と言っているのが伝わってきました。
まわりのお客さんも泣いているひとが多かった。
ふわっとした衣装で力強く歌う美輪様は、
最後に、金色の紙吹雪のなかで微笑んでいて、ほんとに神様みたいでした。
会場全員がスタンディングオベーション。

間違いなく、今まで見たなかで、一番すごい「表現者」でした。
演技と歌に、ここまでひきつけられたことはなかった。
とにかく、「すごい」としか感想が出てこなかった。
すばらしい音楽会でした。

わたしは美輪様の考え方や生き方そのものを尊敬しているため、
ふつうのひととは感覚がちがう部分があると思います。
正直なところ、この音楽会は、すききらいが激しく分かれるところだと思います。
でも、わたしは見てよかった。

明日へのエネルギーをいただきました。
充実した休日だった。


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嵐、見てきました。

おひさしぶりです。

ここのところ、雑な記事ばっかりでしたが、
今後は、もっと中身のあることを書こうと思っていたら、
こんなに時間がたってしまいましたよ。
時の流れは早いものです。

というわけで、今日は、きわさんにお誘いいただいていた、嵐のコンサートの日でした。
朝は、しょっちゅう嵐の曲をきいてるし、
ジャニーズのコンサートには、以前からかなり興味があったので、
お誘いいただいたことに感謝です。

よく知らなかったのですが、
嵐のコンサートのチケットって、いまはプレミアものなんですってね。

最寄り駅に降り立って、改札を抜ける前から、

「チケット譲ってください」

という紙を持ったひとたちがたくさんいらっしゃる。
その情熱にまず圧倒された。

きわさんと合流すると、
「グッズ買うのに、5、6時間待ちだって…」
とのこと。
またまたびっくり。

会場に入ってみると、恐るべし広さ。びっくりを通り越して、度肝ぬかれました。
5万人くらい入るらしい。
わたしの席は、スタンドの前のほうだったので、
これは、メンバーが間近で見られるチャンスがあるかも、とわくわくしながら開演を待つ。


※ねたばれあるかもしれませんので、これから行くひとは、この先みないでね。


嵐が出てくると、ものすごい歓声です。
若い女のエネルギーのかたまり。すごい。

会場が広すぎるため、嵐は小人くらいにしか見えないので、モニターで表情や動きを見ます。

いよいよ、ステージの端にスタンバイしていた装置が動き始めて、
目の前に、嵐が、嵐がきた。

近くにくると、まわりが「きゃー」って手を振るから、
わたしもつられて、「きゃーー」って手を振っちゃったよ。

松潤、顔が濃い。きれいだわ。うっとり。
にの、かわいい、とにかくかわいい。
桜井くん、ソロがかっこよかったよ。
相葉くん、フリーダムですね。光ってましたね。
リーダー、テレビで見るより、断然かっこよくって、動揺しました。
みんなとっても仲がよさそうで、さわやかでしたー。

大変申し訳ないのですが、口パクだろうと思ってました。
でも、みんなちゃんと歌ってた。
松潤も、歌ってた。大丈夫だった。安心しました。
音楽も生演奏だとは思ってませんでした。
ごめんなさい。
だって、踊りまくって歌いまくるなんて、大変すぎると思ってたんです。
でも、さらりとこなしちゃうんですね。
だからこんなにたくさんのひとたちが集まってるんですね。

それに、恐るべし変幻自在のセット。
会場が広いぶん、ちゃんと、どの席のひとにも近づけるように、
とにかく嵐が動きまくる。
ステージが動いたり、ワゴンみたいのに乗ったり、
そしてそれがありえない高さまで上がったりね。

演出もすごい。
ステージが滝みたいになってたり、水柱が会場中をかこんだり、
火柱だったり、何千個っていう風船がとばされたり、
花火がものすごくたくさんあがったり。
こっちが期待している以上に、
これでもか、これでもか!!
と、派手すぎる演出が続く。

結局、彼らが歌った曲、43曲ですって。
17時半開演で、終わったの21時過ぎ。
MCもたっぷりあって、アンコールも2回だよ。
どれだけサービス精神旺盛なの!!!
チケット代が、とっても安く感じられてしまいましたー。

ジャニーズの世界は、宝塚に通じるものがあるね。
あと、ディズニーランドにも似てる。
夢の世界を味わった一日でした。
彼らがきらきらしていたみたいに、わたしも明日からきらきらしよう。
この「きらきら感」を求めて、みんなはコンサートへ行くのね。

この写真は、記念に買ったペンライト。
しばらくお部屋に飾っておくよ。

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宙組「TRAFALGAR」&「ファンキー・サンシャイン」

セゾンカードの貸切公演のお知らせがきたので、
即申し込んでみたところ、あっさりと、チケットゲットできました。
どの組でも、どの公演でも、とりあえず、観られれば満足なので、お手ごろなB席で。

祝日に観にいったにも関わらず、会場、がらがら…。
がっぱり席が空いてる。ちょっとさみしい。

宙組の公演を観るのは、2度目。
初回は、大和悠河のベルばらで、いろんな意味で、「わぁー」と思ったので、
全然期待していなかったんですが。

とってーも、よかった!
これは、初めて宝塚をみるひとに、すごくおすすめ。
なぜかっていうと、

・話がわかりやすい。

・男役のひとたちが、みな、軍服 → かなりかっこよい。

・音楽、曲が、すごくいい。

・ショーがド派手。そして、昭和な歌謡曲満載。わかりやすい。

これは、観てよかった。
宙組、なかなかよいね。

イギリスの海軍に属するホレイショ・ネルソンと、フランスのナポレオンの戦い、
というのがストーリーの柱で、
そこに、英国大使ウィリアムの奥さん、エマとの運命的な出会いがからんできます。
あっさり言うと、不倫の物語です、これは。

そういう意味で、ストーリーに納得いかないひともいっぱいいたみたいですが、
わたしは、それほど違和感を感じませんでした。
だって、ここは、夢の世界だから。
そういうこと考えると、宝塚はたのしめないじゃない。

トップの大空祐飛、初めて観ましたが、バランスのとれたひとだと感じました。
存在感、歌、ダンス、どれもすてきだった。
ただ、欲を言えば、もうちょっと個性がほしいと思いました。
いままで観てきたトップのひとたちと比べると、地味な印象を受ける。
このひとの魅力は何か、と問われると、うーん、悩んじゃうね。
安定感?かな??

どちらかというと、ナポレオンを演じていた蘭寿とむのほうが、
かっこよくって、印象に残りました。
声がすごく通っていて、男らしさ勇ましさ全開。
顔立ちもすごくきれいで、人気があるのも納得。
次にトップになるのはこのひとでしょう。

でも、ずーっと舞台の上で探しつづけてしまったのは、3番手の北翔海莉。
現役のひとのなかで、いちばんすき!!
演技がうまいのはもちろんのこと、歌が、突出してものすごくきれいだから!!
TRAFALGARでは、歌を歌うシーンが少なくて、残念。
ファンキーサンシャインも、もっともっと歌ってほしかった。
早くトップに就任してくれたら、いっぱい歌がきけるのに。
そしたら、宙組ばっかりみにいくのにー。

いつものことながら、宝塚をみると、夢の世界に入り込んでしまって、
なかなか抜け出せなくなります。
あのキラキラ感は、確実にわたしの栄養となっていて、
観終わった後、すごく充実感を味わうことができるのです。
そして、いつもより、しゅっと背筋を伸ばして歩きたくなります。
男役のひとたちのかっこよさと、女役のひとたちの美しさを見習って。

いまの宙組は、すごくいいですねー。
いちばんおきにいりです。

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