ピューロランドに行ってきた。
ある日、ジャングルさんが、ピューロランドのチラシを持ってきた。
どうやら、割引券をもらったようです。
サンリオピューロランド…。
それは、幼いころにサンリオキャラクターがだいすきだったわたしにとって、
ディズニーランド以上に憧れていた夢の国。
イチゴさんがよろこぶかどうかは未知数でしたが、
わたし自身がどうしても行きたくって、家族で行ってみることにしました。
多摩センター駅を出たところから、徐々にメルヘンな世界が広がっていき、
入口はこんなかんじ。
わくわく。どきどき。
ピューロランドはすべて屋内なので、
天気が悪かろうが、寒かろうが暑かろうが、いつでも快適です。
しかし、ベビーカーが使えないので、小さいこどもがいると大変かもしれません。
イチゴさんにはちょうどいいお散歩になりました。
ディズニーランドにくらべると、かなりこぢんまりしていて、
週末でもそれほど混雑していなかったので、
体力がなさすぎるわたしたちには、ほどよい遊び場でした。
アトラクションがなく、ショーや、キャラクターに会うことがメインなので、
男性には物足りないでしょうね…。
小さい子や、キャラクターがすきな女子はたのしめると思いますが、
いっしょに行く人は慎重に選ぶ必要がありそうです。
入口付近には、かなり大きなサンリオショップがありました。
おもしろい。こどもの頃にタイムスリップしたようです。
移動中にイチゴさんがおとなしくしてくれるように、
シールブックを買いましたよ。
いちばん楽しみにしていたのは、
「不思議の国のハローキティ」というミュージカル。
安蘭けいと、マリウスくんが声の出演をしているので、とてもたのしみにしていました。
開演直後から、演出が完全に宝塚と同じ…。
なんだこれは。どういうことだ。
わたしは予習不足だったのですが、演出が小池修一郎氏でした。
この方は、宝塚の演出を多く手がけている演出家さんです。
出演が、タカラジェンヌさんたちからキティちゃんに変わった、というだけで、
本当に、完全に宝塚と同じでした。
カイルを演じていたマリウスくんの声は、ちょっと浮いていた感じはありますが、
透明感があってすてきな声でしたよ。
安蘭けいは、歌も演技もすばらしかった。
悪役の声は、ミッツ・マングローブが演じていて、とてもハマっていました。
キャスティング、とてもよかったです。
お芝居のあとには、ちゃんとショーがあって、
キティちゃんが羽根を背負い、燕尾服でのダンスがあり、デュエットダンスがあり、
最終的にはシャンシャンを持って階段を降りてきたので、
わたしはもう笑いをこらえることができなかったです。
いつも見ていた宝塚のショーの主役が、いきなりキティちゃんですよ、
ギャグっぽくて、パロディっぽくて、ああ、とにかくおもしろすぎました。
ちゃんと、丁寧に宝塚のエッセンスが再現されていたので、
すぐにもう1回見たくなるくらい、本当におもしろかったです。
さて、ランチはフードコートでいただきました。
キティちゃんがちりばめられたメニュー。
キッズメニューが充実していて、イチゴさんは大喜びで食べていました。
おいしくないけど、かわいいからOK。
その後、キキララのトゥインクリングツアーを堪能してから帰ってきました。
キキララの住む世界が再現されたお部屋で、たのしいしかけがたくさん。
イチゴさんが、とってもはしゃいでいました。
かわいいセットにかこまれて、家族写真もとれたので満足。
メルヘンな世界に全然似合わないジャングルさんがおもしろかった。
わたしはピューロランド、気に入りました。
たぶんまた行く。