ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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脳はバカ腸はかしこい

この本を紹介したブログを読んで興味を持ち、読んでみました。




タイトルからしておもしろそうな本だなあと思ってましたが、ほんとにおもしろい本でした。
ただ、下品な話もたくさんありますので、真面目に読むとイラッとくるかもしれないです。

この本には、「脳よりも腸こそが人のからだを優秀なコントロール役を果たしている」ということが一貫して書かれています。

脳は勘違いをしたり、意志薄弱だったりしますが、腸はそんなことはありません。
生物には、初めに腸ができたそうで、脳ができたのはずっと後なのだそうです。
脳死状態にあっても腸の生命は終わりにならないのに、腸が完全に死んでしまうと、脳の働きも完全に停止してしまうそうです。
そして、腸のはたらきは、消化することだけでなく、人間の感情や気持ちを決定する物質はほとんど腸で作られているというのです。
腸内細菌をバランス良く数多く存在させることで、幸せ物質セロトニンとやる気物質ドーパミンが作られると書いてありました。

「幸せを作っているのは腸だというわけです」
という一文を読んで、
ああ、腸を大事にしたい!と強烈に思いました。それだけで、この本を読む価値がありました。

また、著者の子育ての経験も興味深かったです。幼児期には「感覚的体験」が必要である、という部分は、今までの自分のこどもとの接し方を考え直そうと思うきっかけになりました。

最後のほうは、糖質制限の話になります。書いてある事すべてを鵜呑みにすると、かなり混乱してしまいそうですが、ピンポイントでおもしろい視点がたくさんみつけられる本でした。
非常におもしろかったです。

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「ねこ背は治る!」を読んで、調子がよくなった件。

夏の間は、せっせと図書館に通っていたのですが、
イチゴさんが、借りてきた絵本をビリっと破いてからは、
なんとなく気まずくて、足が遠のいていました。

でも、やっぱり、いろんな本が読みたくって、また図書館通いを再開。
イチゴさんも絵本を破らなくなったし、
ジャングルさんも仕事に関する本を読むようになったので、
毎週1冊ずつ予約して、借りてきています。



最近読んで、すっごくおもしろかった本がこれ!


by カエレバ


毎週木曜日あたりになると、ぐったり疲れてしまって、いつも頭痛がやってきます。
原因は、パソコンやスマホの見過ぎかなあ、と思っていたので、
姿勢を治して、筋肉への負担を減らしたいと考え、
この本を借りてきました。

4つの章に分かれていて、
・呼吸を深くする
・ねこ背が治る
・腕力が上がる
・速く歩けるようになる
という4つの方法というか、「知識」について書かれています。

著者の考え方は、
「正しい知識を身に付けることで、身体が変わる」
というものなので、
書いてあることが非常にシンプルでわかりやすい。
難しい方法は、一切ありません。
肺や骨のある場所、正しい使い方が説明されているのみ。
それらを意識するだけで、身体はこんなにも変わるのか、と、驚きました。

ねこ背を治したくて読み始めましたが、この本のなかで最も印象的だったのは、
呼吸を深くすることの重要性です。

恐らく、わたしは極度に呼吸が浅いタイプだと思います。
常に全身に力が入っており、全身のコリがひどいし、
寝ている時の呼吸がすごく早くて、心配されたこともあります。

呼吸が浅いと、身体に取り込まれる酸素が足りないので、
筋肉は酸欠状態となって硬直し、血流が悪くなって、冷え性になるのだそうです。
そして、精神的にも不安定になるのだとか。

低血圧だったり、疲れやすかったり、いつも眠かったり、
基本的に調子が悪い状態であることが本当にイヤだったけれど、
すべては呼吸が浅いことが原因だったのかもしれないと思うと、
すごく納得できたというか、答えがみつかったような気がしました。

先週から深呼吸を意識するようにしたら、少しだけ元気になりました。
午前中に眠くてたまらなかったのが、スッキリするようになって、
毎日イチゴさんを散歩に連れ出すことができたし、
天気の悪い日には、しっかり部屋のおそうじができた。
急に本気を出しすぎたのか、木曜日には疲れちゃって、1日休んじゃったけど、
金曜から週末もかなりアクティブに過ごせたので、
呼吸の大切さを身にしみて実感しているところです。

この本は、効率的な身体の使い方のエッセンスが凝縮されているので、
常に手元に置いて、定期的に確認したいです。
Amazonでかなり評価が高かったのですが、本当に読んでよかった本でした。

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ちょうちんそで 江國香織

コーチャンフォーに行った時に、買ってきました。
ひさしぶりに江國香織が読みたくなった。

引っ越ししてから数ヶ月経つんですが、
つわりとか、いろいろあって、まだ本の整理をしていないのです。
出産までにやらなくちゃ。

この人の本を読むと、やっぱりその世界にどっぷり浸かってしまいます。
この作品も江國ワールド全開でした。
最近の作品は、昔のとはちょっとちがうなと感じてましたが、
この本は、すごく気に入りました。


by カエレバ



いろんな登場人物が出てくるのですが、
その関連性がわかってくると、よりいっそうおもしろくなります。

今回は、年配の人たちがたくさん出てくるのですが、子供も出てきます。
やはり、この人は、子供の気持ちを書くのがうますぎる、と思いました。
子供のときの記憶がほとんどないんだけど、
この人の文章を読むと、いろいろ考えていたことが、少しだけよみがえってきます。

ただ、これはネタバレになってしまうのですが、
最後は、

「え、もうおわり…??」

と、ぽかーんとしてしまいましたので、
読んだあとに、しばらくモヤモヤしてしまいました。

江國ワールドにがっつり引き込んでおいて、どっぷり夢中にさせておいてから、
突然放り出される、みたいな。

もう少し続きを読みたかった。
気になって仕方がないです。
それぞれの登場人物のエピソードが、ぐっと動き出したところで終わってしまうんだもの。

そのあたりは自分で想像するしかないんだけど、
わたしの平凡な想像力では到底結論が出そうにないです。


この人の本を1冊読んでしまうと、他のもどんどん読みたくなってしまうし、
他の作家さんの本では物足りなくなってしまうので、
がんばってダンボールを掘り起こして、他の本を発掘しようと思います。



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藤野 英人 「投資家が「お金」よりも大切にしていること」

ジャングルさんの実家に行ったときには、いつも本屋さんで本を買って読みます。

今回は、特にほしい本もなかったので、
何を読もうかなー、と、ぷらぷら歩いていたら、この本を発見しました。


by カエレバ


表紙そのものは地味なのですが、派手な帯がついていて、
糸井重里氏とホリエモンの推薦文が書いてありました。
その2人のコメントが、この本を絶賛していたので、
興味がわいて、買ってみることにしたのですが。

これは本当にいい本です。
今までに読んだ本のなかでも、上位に入るおもしろさでした。
すごくわかりやすいし、他の本とはまったく違った視点で書かれています。
非常に新しいお金の本だなと思いました。

ざっくり言うと、お金の流れ、日本人の金銭感覚、そして、会社についてのお話です。
どういうふうにお金を使おう、とか、貯めよう、というよりも、
経済についてのお話がメインです。

経済と言ってしまうと、自分とはかけ離れた世界のことのような気がしてしまいますが、
無職のわたしでも、1歳半のイチゴさんでも、食べたり、必要なものを買ったりしています。
生きているだけで経済を動かしていることになり、価値があるわけです。

また、最近よく見かけるブラック企業についても、
それを生み出しているのは、わたしたち消費者であるという指摘があり、
それにも深く納得させられました。

いちばん印象的だったのは、「失われた10年」についての内容です。
実際の数値で説明されると、なんだ、そうだったのか、と目からうろこが落ちるような気分でした。
将来が不安でたまらなかったのは、
そういうネガティブ情報に惑わされていただけなのかもしれない、
と思うと、ちょっと気分が軽くなりました。

お金、仕事、人生について、包括的に考えさせられる本です。
ホリエモンが、帯に
「もっと話題になって売れていい本だ」
と書いていましたが、まったくその通りだと思います。
たくさんのひとに、特に若い世代の人たちに読んでほしい本です。

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美輪明宏 「世なおしトークあれこれ」

実家に帰ってきたら、まず図書館へ。

久しぶりに、美輪さまの本が読みたくなって、こちらを借りてきました。

by カエレバ


こちらは、スポーツ紙に連載されていたコラムをまとめたもので、
男性、というか、オジサンを対象に書かれています。

ひさしぶりに読むと、気分爽快!!ですね。
いろんなものをバッサリと斬っていく文章は、読んでいて非常に気分がいいです。

それと同時に、ざっくり胸に刺さる文章もありまして、
なるほど、そうか、と、しっかり考えさせられる部分も多い。

だから、わたしはこの方の本がすき。
いろんな経験を積み、努力されていることもわかるので、説得力を感じます。

現代の根本的な問題は、ただひとつ。
礼儀作法、奥ゆかしさ、上品さ、などなど、
人として大切にしなくてはいけない「文化」が失われていること。
わたしは親として、これらのことをこどもに教えていく義務があるんだと
美輪さんに言われているような気がしました。

賢さ、美しさ、技術も大事だけれども、
人として信頼されるような人間であることがいちばん大事。
地球で生きていくには、どうしたって誰かの力を借りなければならないからね。

この本を読んだことで、不安がひとつ解消されました。
時々、イチゴさんについて、すごく不安になることがあったんです。
イチゴさんを、どんなふうに導いていけばよいのか、
わたしの価値観は正しいかどうかわからないのに、それを押し付けていいのかどうか。
でも、この本は、わたしの育児の考え方に道をつくってくれました。

礼儀作法、
奥ゆかしさ、
人としてのたしなみ、
身だしなみ、
思いやり、
謙譲の美徳、
上品さ。

わたしには、どれひとつとして備わっていないので、
イチゴさんといっしょに人生勉強していかなくちゃ、と、
ぱりっとした気持ちになりました。

さて…どうやって勉強したらいいのかな…。

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「嫌われる勇気」を読んだ。

ジャングルさんの実家に滞在中は、いつも自己嫌悪に陥るので、
自己啓発の本を読みます。
その時に、流行っている本を、ふつうに本屋さんで買うことが多いんですが、
今回はこれにしました。


by カエレバ


アドラー、というひとの心理学を、
哲人と青年の会話形式でまとめたものです。

わたしとしては、かなり面白い本でした。
今までに読んできた本とは、全然違った考え方が満載でした。
実践できるかどうかは別として、すごく新鮮なことばかりが書いてあって、
ザクザクと、心に突き刺さることがたくさんありました。

アドラー心理学の特徴のひとつが、
「目的論」
という考え方です。
人は、すべて目的に沿って生きているということ。

たとえば、わたしはものすごーーくネガティブですが、
それは、対人関係において、傷つくことを過剰に恐れているためで、
他者から攻撃されて傷つかないようにする目的で、
ネガティブな考え方をしているようです。
「こういう性格だから、仕方がない」のではなく、
自分を守るという目的があって、あえてネガティブな性格になっているらしい。


この心理学は、他者を変えるのではなく、
自分を変えるための考え方です。
なので、何が与えられているか、ということよりも、
与えられたものを、どう使っていくか、ということにフォーカスしていきます。

すべての悩みは、人間関係の悩みであり、
自分を変える勇気、他者から嫌われる勇気を持って、
自由を求めていく、というのが、本のタイトルにつながっていきます。

これらの考え方を実践する方法は、最後に書いてあって、
非常にシンプルな答えです。
それを実践し続けるのは、本当に難しいのですが、
こういう考え方があるんだと知ることができただけでも、
少しだけ、世界が変わったような感覚になりました。

対話形式じゃなければ、もっと読みやすいのになあ、もったいない。
好き嫌いが別れる内容だとは思いますが、
いろんなひとに読んでほしい本。
わたしは、お値段以上の価値を感じたし、
毎日少しずつ、半身浴をしながら読んでいますが、
読むたびに、「ああ、そうか」という気づきがあります。
行き詰まりを感じていたら、読んでみてくださいね。



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「肩こりは10秒で治る」 佐藤 青児

そんなバカな、という思いで読んでみました。


by カエレバ



肩こりを、もんだり、ひっぱったりすると、逆効果で、
筋肉をゆるめることこそが、肩こりを軽減する方法なのだというのが、
著者の主張です。
「筋ゆる」
という言葉が使われていて、なかなかユニーク。

ゆるめる、かあ。
いちばん苦手だな。

筋肉をゆるめるための運動の仕方が何種類も書いてあって、
いちばん簡単そうな「片手バンザイ筋ゆる」をやってみました。

ただ手をそえて、息を吐くだけ。
かんたん。
こんなので、本当に肩こりが治るのか。
わたしの肩こりは、めちゃくちゃ手ごわいわよ、
と思いながらやりました。

本のタイトルの10秒では治りませんでしたが、
この体操をやると、明らかに肩の痛みが和らぎます。
マッサージに行ったような、ゆるゆる感を味わえます。
すごい、なんだこれは!

毎日はむずかしいけど、肩こりのつらいとき、
これだけでも続けてみようかなと思います。

そんなバカなー、って思ったら、読んでみてくださいね。

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人生をシンプルに変えよう!

ミニマリスト(最小限主義者)という言葉にひかれて、
図書館で借りてきました。


by カエレバ


わたしが目指しているのは、この「ミニマリスト」なのかもしれない。
余計なものを減らして、すっきりと生きていきたいのです。

ブログを1冊にまとめた本だそうですが、
情報がコンパクトにまとまっていて、読みやすいと感じました。
横書きなので、視覚的には読みにくいのが残念です。

時間の使い方、身体のつくりかた、情報の整理など、
様々なジャンルについて書かれていますが、
どれも簡単で、取り入れやすいものばかりだと感じました。
簡単なので、がっかりするひともいるのかもしれませんが、
わたしは、やってみようと思ったことがいくつもありました。

たとえば、健康は、半断食で手に入る、ということや、
効率よく行動するには、「制約」が必要であることなど、
新しい発見がたくさんあったので、
楽天ポイントの期限が迫ってきたら、買ってもいいなと思えました。

この本を読んだら、早速お家の片づけをしたくなりました。
帰ったら、早速この本のステップにしたがって、
いらないものを整理したいと思います。

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枡野俊明 「心配事の9割は起こらない」

実家に帰ってきたということは、
すきなだけ本を読めるということであります。


今回は、この本を持参してきて、早速カフェで読みました。

by カエレバ


電車でこの本の広告を見て、タイトルに惹かれました。
年末に買ってパラパラっと読んで、しばらく開いていなかったのですが、
最近、「シンプルに生活する方法」を探したくて、
仏教の教えに興味を持ったので、
今が読むタイミングだな、と思って持ってきました。

この本は、「9割は起こらない」というタイトルですが、
それを説明したものではありません。
心配事は、ほとんどが自分の妄想であって、
それをどんな視点から手放していけばよいのか、
ということが説明されています。

買ったときは、とにかく早く不安を消したかったので、
読んでみて、自分のほしい答えじゃなかったな…、と、すこしがっかり。
でも、今回読んでみると、ほしかった答えはみつかりました。

この本の言いたいことは、一行目に集約されています。

「余計な不安や悩みを抱えないように、
 他人の価値観に振り回されないように、
 無駄なものをそぎ落として、
 限りなくシンプルに生きる」

そうです、わたしは今、とてもシンプルに生きたいのです。
この一文を覚えていたわけではないのですが、
ちゃんと、ベストなタイミングで読むべき本を選んでいたみたい。

いちばん印象に残ったのは、
「人の才能をうらやむ前に、
自分のできる努力をコツコツ続ける習慣を身につける」
ということ。

どうしても、他のひとをうらやましいと思ってばかりいて、
「それに引き換え、わたしには、なんにもないな…」
と思ってしまいます。
でも、うらやましいと思ったら、
何かひとつ、自分のやるべきことをやって、
気分を変えよう、と思うようになりました。
とりあえず、毎日やることを6個つくっているので、
それをコツコツ続けることに集中することにします。

そして、もうひとつ、納得したのは
「流れにまかせる」
ということ。

何もしないというわけではなくて、柔軟に物事に対応していくこと。
ただ必死にもがくだけじゃなくて、
どの流れに乗ればいいか見極めて、ベストな流れを待つのも
賢い選択なのかもしれません。


仏教の教え、日本人なのに、全然知らないことばかりです。
今できることに集中して、
できるだけ余計なことを考えないようにしたいと思います。

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うんこしりとり。

イチゴさんを連れて、ママ友とおでかけした。

とある大きい本屋さんには、子供向けのコーナーがあるので、
こどもたちを連れて行ったら、
すごい本を発見。


by カエレバ



表紙に、うんこモリモリなだけでも笑えるのですが、
内容は、さらにおもしろかった。
タイトルどおり、うんこのしりとりがエンドレスに続くという、
シュール過ぎる絵本。

ページをめくるたびに、どんどんドツボにはまり、
爆笑しているワタシを見て、イチゴさんも意味もわからず爆笑してました。

こんなのに笑い続けてしまう自分も情けないのですが、
それにしても、ガツーン!!と来た絵本でした。

この絵本に歌がついたムービーが公開されています。
一人で見るのがオススメ。


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