L'assiette de shibataで、バースデーディナー。
恋人の誕生日に、すてきなディナーを食べに行きました。
大阪行ったり、東京行ったり、
ここのところ、派手に遊んでましたが、
旅先でも、名古屋でも、ぜいたくごはんを久しく食べていなかったので、
わたしたちは、かなりわくわくしていました。
行き先は、前回宣言していた通り、
L'assiette de shibataで、
調子に乗って、個室を予約しておきました。
ディナーというものは、食事を味わうだけではなくて、
いろんな感情を味わうためのものだと思っています。
「おいしいものを食べられる」
というわくわく感とか、
「ちゃんと大人らしく振舞わなくては」
という、いい意味での緊張感とか。
このお店は、おいしさもさることながら、
そういう感情的な部分でも、ぜいたく感を味わわせてくれるので、
かなり期待して行きました。
さて。
案内された個室は、黒い壁に、赤いテーブルクロス。
照明もかなりおとしてあります。
とても落ち着ける雰囲気です。
やっぱり、ほかのひとたちの話し声などがないので、
個室をえらんでよかった。
わたしはシャンパンを、恋人はビールで乾杯。
すると、すぐに前菜がやってきます。
上の写真は、ほたての、下の写真は、うなぎの前菜。
超古典的表現ですが、ほっぺたがおちるかと思うほどおいしかった。
これだけでも、わたしと恋人は、すっかり満足してしまったのでした。
その後、パスタとメインがやってきます。
どちらも二種類から選べるようになっていて、
食い意地万歳のわたしたちは、それぞれ別々のものを頼んでシェアしました。
どれもおいしすぎて、このころになると興奮してきて、
写真をとるのを忘れて、料理にぱくついてました。
これは、お魚のブイヤベース。
魚介類のうまみが、ぎゅぎゅーと凝縮されていて、
「うまい、うまいー」
という言葉しか出てこない。
本当は、もっと美しく盛り付けられていたのですが、
その美しさに目がくらみ、写真を撮るのを忘れてしまったので、
食べかけ状態を激写。でもおいしそう。
ここは、名古屋で有名なパティシエ柴田氏のお店なので、
デザートに力が入っています。
コースに、2種類ものデザートが組み込まれているのです。
それも、わたしがここをすきな理由のひとつ。
女がレストランを評価するとき、デザートは重要項目なのですから。
というわけで、1つめの軽めのデザートは、マンゴーのブラマンジェ。
写真を拡大するとわかるのですが、
スプーンのうえに、ぽっちりとフルーツのソースがのっていて、
それをなめて、口直しをしてから、デザートをいただくのです。
なんて粋な演出!
恋人は、それをなめて、目を見開き、
「おれ、このひとくちで、すっげーさわやかになったっ!」
と力を込めて言っていましたが、
その力み方が全然さわやかじゃなかった。
1つめのデザートで満足したというのに、次は、メインのデザートだ。
もうわたしも恋人もまんぷく状態だというのに、
それでも次のデザートがたのしみで仕方がない。
恐るべし、美食の誘惑。
メインのデザートは、バースデースペシャルなマンゴーのパフェ。
写真をとる間にまちきれず、
恋人がマンゴーのアイスクリームにがっついたため、
またもや食べかけの写真になってしまいましたが。
名前が入るとうれしいのは、なんでなのかしらね。
ちゃんとお誕生日らしく、お部屋の照明を落として、
パフェにキャンドルをさして運んできてくれました。
写真もとってくれて、サービスは完璧。感謝です。
わたしは桃をベースに、フワンボワーズのシャーベットをのせて、
ハーブを散らした、夏らしいデザートをいただきました。
おいしかったーーー。
大満足なごちそうで、すごくよい思い出になりました。
いまでもしあわせ気分持続中です。
しょっちゅうはできないけれど、たまにはこういうお食事をしたい。
そのために、仕事をがんばろう。