髪を切りにいく。
もう3ヶ月も髪を切っていなかったので、
いいかげん、切らなくては、
と焦って、美容院へ行くことに。
しかし、今月は、いろいろはしゃいでしまい、
使えるお金が残り少なかったため、
いつもの美容院とはちがうところへ行くことに。
いつものところなら、カットで五千円近くかかるのだが、
今回発見したところは、カット2100円。安い。
このサロンのウリは、アシスタントがおらず、
スタイリストが、シャンプー、スタイリングも行う、
ということ。
たしかにそのほうが安心ではあります。
今回担当してくれたのは、男性の美容師さん。
初めてお願いするというのに、
ものすごく適当なオーダーをする。
「えーと、
3ヶ月切ってないんで、ボリュームをおさえたい。
長さはあごのあたりくらい。
まるく、お願いします。」
すると、彼は、
「まるいの、得意なんで」
と言い切った。
ほう、じゃあ、期待していいのかな。
わたしは切ってもらうあいだ、
じっと美容師さんの手元を見る。
雑誌も読まず、ひたすらかたまっている。
きっとやりずらいにちがいない。
切ってもらっているあいだ、
いつもの美容師さんとのちがいがいろいろ見つかり、
全然落ち着かなかった。
やっぱり、わたしには、えのもとさん
(わたしと恋人がいつもお願いしている美容師さん)
じゃないとだめなのだー。
落ち着かないポイントは、いろいろあった。
まずは、香水がきつかったこと。
おそらく、上半身のどこかに香水をつけていたのでしょう、
顔まわりを切ってもらうときは、呼吸したくなかった。
美容師さんって、お客との距離が近い分、
そこは気をつけるべきじゃないかしら、と思った。
それから、美容師さんの手がわたしに何度も触れること。
顔まわりをカットするときに、指が顔にぶつかる。
サイドをカットするときに、わたしの肩に手をのせて、切る。
ふつうのひとは気にならないのだろうけれど、
わたしは自分のすきなひと以外のおとこのひとが苦手なので、
触れられるたびに、固まってしまった。
こう考えると、やっぱりいつもの美容師さんは、すてき。
もう浮気はしないよ。
でも、今回の美容師さんが作ってくれた髪形は、
とっても気に入った。
すごくいい丸みだ。
さすが、
「丸いの得意」
と豪語するだけのことはある。
突然その美容師さんが、
「エヴァンゲリオンって、知ってます?」
ときいた。
もちろん、知ってますよ。
今の世の中、知らないほうが少数派なんじゃないか。
「切ってるあいだ、ずーっと、
綾波レイをイメージしてたんですよ。」
おーーー、なるほどね。
これからオーダーするときに、使うよ、それ。
芸能人やモデルは、その都度スタイルかわるけど、
綾波レイは、ずっとあのヘアスタイルだからなー、便利だ。
そんなわけで、わたしはいま、綾波レイと同じ髪型です。
でも、髪型だけで、性格は正反対です。
あんなにスタイルもよくないです。
ちょっとくらい近づけるよう、がんばってみようかしら。
- 関連記事
-
- 新たな挑戦。 (2008/02/17)
- 意識改革。 (2008/02/15)
- 髪を切りにいく。 (2008/02/12)
- 雪がつもった。 (2008/02/11)
- モラルの存在。 (2008/02/10)